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Accuphase A-200、PS-1220試聴会盛況でした

9月に入って朝晩は少し涼しくなって来ました。
オーディオを楽しむのには良い季節の到来を感じます。

昨日、今日と開催をしました”Accuphase40周年記念モデル試聴会”ですが2日間とも大変盛況のうちに終了しました。
いつもながらアキュフェーズの試聴会は多くの皆様にご参加頂き賑わいます。
つい先ほどまで熱心に試聴されている方もおられました。

ご参加頂きました皆様有難うございました。


 

先日の写真から、ヴォイシングイコライザー「DG-48」(左下)と、クリーン電源「PS-1220」(奥)2個が追加されています。

写真は「A-200」に採用されているパーツを手に熱心に、そしてすごく丁寧に説明をして頂いた技術部の大貫氏です。

40周年記念モデル4機種から奏でられる音は、もちろん素晴らしいの一言ですが、クリーン電源「PS-1220」の効果に多くの方がビックリされていました。

下の写真は「PS-1220」のメーターですが、左は「A-200」を2台接続で右は1台のみの接続です。

    


 

ご覧のように「A-200」を2台接続するとメーターが1200VAまで振りきれてしまいます。
「A-200」恐るべし と言った感じです。

「A-200」をペアで使う場合は「PS-1220」もペア(2台)必要のようですね。

9日()まで聴けますので興味のある方はお問い合わせ下さい。

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
*クリーン電源   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

アキュフェーズ40周年記念モデル A-200 7月発売!

昨年から噂されていた
 アキュフェーズ 40周年記念モデル パワーアンプがいよいよベールを脱ぎます。

new 純A級・モノラル・パワーアンプ A-200   メーカー希望小売価格 ¥1,375,000 / 1台税込み

                  

電源トランスはA-65 の約2.5倍、  A-100の約1.9倍と
DF1,000以上という驚異的なダンピング・ファクター を達成、
SN比に到っては、ゲイン最大時に入力換算雑音-126dBという
アキュフェーズがアンプ製造を始めて以来最高スペックとなる高SN比を実現しています・・・  
 

40周年記念モデル「A-200」発売で全ラインナップ完成いたしますので、

以下 アキュフェーズ新製品資料をなるべく全文に近い形で、ご挨拶も含め掲載したいと思います。


音楽   
現代を旅する人間の心を潤すオアシス……。

私達は
音楽芸術を通して人間の魂の向上をはかりたいという理念のもとに、 enrich life through technology を旗印に集まった技術集団です。
私達は音楽から受ける深い感動を求める手段としてオーディオ技術をとらえ、ぜいたくとも思えるほどの高いグレードを目標に制作活動をいたします。楽器に名器として珍重されるものがあるように、
オーディオ機器でも手づくりの良さを十分生かした、一つ一つが オリジナルと呼べるようなものを作りたい。

アキュフェーズ製品は このような設計理念から生まれました。
Accuphaseのアキュは Accurate(正確な・的確な)、フェーズはオーディオ技術に重要な Phase(位相)の2語を結んでオーディオの奥をきわめる心を表し、 ブランド名といたしました。

私達は質の追求に徹するため、生産ラインにベルトコンベアーを使いません。したがって生産量が限定され、高加工度製品のため、 限られた販売店のみで取り扱っています。
アキュフェーズ製品は 世界の主要国で、日本国内と同一ポリシーで販売されています。
アキュフェーズは市場のファッション的傾向には迎合せず、オーディオの本質を追究いたします。このため、製品は可能な限りロングランをいたします。

アキュフェーズは 1972 年に創立、翌 1973 年に創業第一作となるセパレート・アンプ C-200/P-300 を発売、以来真の高級オーディオ製品を創るという高い理想を掲げて、徹底したクオリティ重視の設計と高品位伝送を目指しました。
高度な技術に裏打ちされた付加価値 の高い製品を製造し、その一つ一つが独創性と高い信頼性を保ち、歴史に残る数々の銘機を 生み出したアキュフェーズ製品は、国内はもとより海外のオーディオファイルからも高い評 価と絶大な信頼をいただき、今年 6 月にはお陰様で満 40 周年を迎えます。
今回の新製品『純 A 級モノフォニック・パワーアンプ A-200』は、今までアキュフェーズが培ったパワーアン プのノウハウを集大成、《プリアンプ C-3800、セパレート型 SA-CD プレーヤー DP-900/DC901》に続き《アキュフェーズ創業 40 周年記念モデルの第三弾》となる機種で、 次世代をリードする記念すべきモデルとしてご案内いたします。 
 

アキュフェーズのモノフォニック・パワーアンプの歴史は、M-60(1975 年)から始まり、 M-100、M-1000、A-100(純 A 級、1991 年)、M-2000、M-8000、そして現行モデル M-6000 と常に世界のハイエンド市場をリードして、その時代におけるブレークスルーの役目を担ってまいりました。
今回の A-200 は、実に A-100 以来となる《純 A 級駆動のモノフォニック・ パワーアンプ》で、新たな観点からパワーアンプを見詰め直してその理想形を追求、機構・回路面に先進テクノロジーを導入、部品類全ての徹底した吟味と試聴を繰り返し、最高峰 の性能と音質を目指し誕生しました。

A-200 は、理想的なスピーカー駆動を実現するため、卓越した M-6000 の構造技術を導入、 大型ヒートシンクを両サイド外装として筐体の左右に配置、2 台の完全同一回路のパワーアンプ・ユニットを並列動作させています。
この独立したパワーアンプ・ユニットの完全並列 動作により出力電流を大きくすることができ、極めて低出力インピーダンスのパワーアンプ を実現、これと最高グレードの素材や回路・パターン技術などを巧みに駆使することにより、 《DF(ダンピング・ファクター):1000》以上となる驚異的な値を達成しました。純 A 級ア ンプは、電源関連や発熱状況が大きく変化するため、どのような環境に対しても回路動作が 安定でなければなりません。
このパワーアンプ並列ドライブの実現を可能にしたのは、①パ ワーMOS FET の採用 ②『Double MCS+回路』の搭載が大きな要素を占めています。

パ ワーMOS FET は高周波特性に優れ、また単独で温度変化に対して負の特性を持つ素子で、
左右に配置したパワーアンプ・ユニットの温度上昇時の温度バランスを絶妙にコントロール、 環境の変化に対して左右のユニットを安定に動作させる事が可能になりました。

A-200 が目指したもの、もう一つは SN 比大幅改善への挑戦です。入力部に最新の『インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)』を導入、これをダブル構成 として完全ディスクリートで構成しました。
この方式は、入力端子からのアンプ内部の信号経路をフルバランス伝送化、機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸性 能向上に大変優れています。
そして後段との絶妙なゲイン配分と相俟って、『GAIN MAX』 時:-126dB もの驚異的な高 SN 比の実現に成功しました。これはアキュフェーズのパワ ーアンプで歴代最高性能を誇ります。

激しく変動するスピーカーのインピーダンス(注1)、しかしこのインピーダンスに影響 されないで、スピーカーに秘められた表現力を 100%引き出すには、スピーカーを『定電圧駆動』(注2)しなければなりません。つまりアンプ出力の『低インピーダンス化』です。
低インピーダンス化は同時に、ヴォイスコイルから発生する逆起電力を吸収し、IM ひずみ の発生を防ぐことができます。
本機は、徹底的に吟味した最高グレードの素材を投入、強力 な電源部とパワーMOS FET 20 パラレル・プッシュプル構成により、アンプ出力の『低イ ンピーダンス化』(スピーカーの定電圧駆動)を実現しました。これらの動作を支えるのが、 放熱フィンを有するアルミ鋳物ケースに収納された高効率大型トロイダル・トランスと、大 容量フィルター・コンデンサーです。
電源トランスは A-65 の約 2.5 倍、A-100 の約 1.9 倍 もの大電力型を搭載、コンデンサーは 100,000μF×2 の超大容量型を搭載し、急激に変動す る供給パワーにも余裕を持って対応します。

また、本機 2 台をブリッジ接続して、さらに 大出力モノフォニック・アンプにアップ・グレードすることが可能です。

電気的・音質的に重要な要素を占めているパワーアンプ回路のプリント基板には、低誘電率・低損失の『ガラス布フッ素樹脂基材』を採用し、徹底した高音質再生を追求しました。
 
この銅箔面には金プレートを施し万全を期しています。
プリント基板の銅箔面や入出力端子、 音楽信号の通過する主要な部分に金プレートを施すなど、信頼性の向上とともに音の純度を 徹底的に磨き上げました。さらに、出力リレーの代わりに、機械的接点がない『半導体(MOS FET)スイッチ』を採用し、長期信頼性と一層の音質向上を目指しました。

左右に配置した大型アルミダイキャスト・ヒートシンクは、放熱を妨げず傷の付きにくい 塗装を施し、外気に直接触れることにより効率的な放熱処理を実現、同時にパネル、シャー シとともに一体化し、過剰とも思える強固な構造体を構成しています。

パネル面の中央には アナログ・パワーメーターに代わる先進的な 2 種類の大型パワーメーターを配置、伝統的 なシャンペン・ゴールドパネルと重厚で精密なサブパネルを装備し、リスニングルームの雰 囲気を一層引き立てます。

このように、モノフォニック・パワーアンプとしての堂々たる質 感と風格を備え、音質面では、迫力あるダイナミズムと圧倒的な情報量・微細な表現能力の 再現を徹底的に追求、音楽を生々しく表現してくれます。

(注1)アンプの出力とスピーカーのインピーダンス
スピーカーの負荷インピーダンス(交流抵抗)は、周波数によって大きく変化します。
こ の負荷インピーダンスの変動に左右されない定電圧でスピーカーをドライブすることが、理想パワーアンプの条件です。
スピーカーへの供給電圧が負荷インピーダンスに関係なく一定であれば、出力電力は負荷インピーダンスに反比例して増加することになります。
負荷イン ピーダンスが低くなるほどアンプにとっては負荷が重くなり、2Ω では 8Ω 時の 4 倍の電力 が必要であり、発熱のために出力素子が破損することにもなりかねません。
1Ω ともなると 8Ω 時の 8 倍もの電力を要求されるので、非常に強力な出力段と電源部が必要となり、電流、 電力、発熱など低インピーダンス対応する設計を行わなければなりません。

(注2)定電圧駆動
アンプの出力インピーダンスは、負帰還(NFB)に深く関わっています。
スピーカーを 駆動することによる出力レベルの低下や発生する逆起電力・・これを負帰還で入力に戻し、 出力レベルの低下や逆起電力を吸収するように出力を変化させる・・つまりスピーカーを駆
動することによって影響を受けた信号を入力に戻し、それを修正して理想の出力に近づける、
これが負帰還です。

しかし負帰還だけでは、静的な低インピーダンス化はできても、音楽のようなダイナミックに変動する信号に対して動的な低インピーダンス化が大変難しく、理想的なスピーカー・ ドライブができません。そこで、負帰還をかけない状態で低インピーダンス化すれば、動的 な低インピーダンス化が可能となります。
従って、パワーアンプの低インピーダンス化は、 出力素子および電源部を大電力化し、実際の動作状態でのインピーダンスの低減を図らねば なりません。

A-200の技術と特徴

アナログ・パワーアンプには A 級、AB 級、B 級の 3 種類の動作方式があります。B 級動作の出力段は図のように出力波形のプラス側を出力する回路とマイナス側の波形を出力する回路を組み合わせて動作させています。

プラス側の回路が働いている間はマイナス側の回路は休止し、マイナス側の回路が働いている間はプラス側の回路は休止しています。
また入力信号が無い時は全ての出力段が休止しますので、無信号時には非常に低い消費電力が実現できます。
しかし、図の拡大波形のようにプラス側の回路からマイナス側の回路に動作が移るとき、それぞれの回路はほぼ休止状態 になり、通過する微小信号部分でひずみを生じます。このひずみは『スイッチングひずみ』 もしくは『クロスオーバーひずみ』と呼ばれます。

実際に市販されているパワーアンプはプラス側とマイナス側の回路をオーバーラップさせてひずみを防止しています。これを AB 級動作といいます。

*アキュフェーズでは B 級動作の製品はなく、プラス側とマイナス側をオーバーラップさ せる範囲を比較的大きく取った AB 級動作としてスイッチングひずみが発生しない万全の設計がなされています。

下図に A 級動作を示します。A 級動作とはプラス側の回路とマイナス側の回路が入力信号 の有無にかかわらず常に電流を流して最大出力状態で動作させる動作方式です。
このためプラス側とマイナス側の受け渡しのようなスイッチング動作がなく、スイッチングひずみも存 在しません。
また、出力に関係なく常に最大出力で動作するため、A 級動作範囲内では電源部の消費電力も常に一定で変動がなく、入力信号のあらゆる変化に万全の態勢で備えます。
このため A 級動作のアンプは他の動作方式では得難い非常に滑らかな再生が可能であり、
オーディオ・ファイルに絶大な人気があり垂涎の的となっています。


一方、常に最大出力で動作させるため、回路は常に安定した余裕のある設計と発生する熱の対応などに高い技術力が必要とされます。

アキュフェーズは A 級パワーアンプを古くから手掛け、多くの技術的革新とノウハウの集積によりゆるぎない技術を確立しています。

第 1 図増幅部のサーキット・ダイアグラムに示すように、本機の電力増幅段は、許容電力損失が 130W のパワーMOS FET を N チャンネル 20 個、P チャンネル 20 個の合計 40 個を使用して、並列駆動することにより総許容電力損失値は実に 5.2kWに達 し、1 ペアー当たりのパワーの負担は軽くなり、MOS FET の直線性に優れた領域を効率よく使うことができます。

パワーMOS FET は、単独で温度に対して安定な特性を持つ素子で あるため、左右に配置されたヒートシンクのアンバランスな温度上昇に対しても、複雑な制御の必要がありません。また、A 級動作ですから常時大電流が流れていますが、回路全体で 20 パラレルにすることによりその電流も 1/20 になり、回路全体の安全度が大変高くなっています。

A 級動作による発熱処理は、アルミダイキャストによるヒートシンクを左右に 2 台装備して、厳しい 安全規格をクリアする余裕のある放熱を実現しています。この余裕度によって、800W/1Ω (音楽信号に限る)、400W/2Ω、200W/4Ω、100W/8Ω と超低インピーダンス負荷まで安定したリニア・パワーを保証します。

第 2 図は本機の出力電圧-電流特性の実測値で、それぞれの負荷インピーダンスにおける値を測定しました。
負荷が変化しても出力電圧はほぼ一定、電流がリニアに 増加している様子がよく分かります。これが定電圧駆動の状態です。正弦波での実測値は、1Ω:1046W、2Ω:633W、4Ω:360W、8Ω:181W という、十分な余裕を持った設計になっています。
  
 

音楽信号はパルスの連続波形で成り立っており、時々現れる瞬間的な大きいパルスをクリッピングから救うため、このように余裕のある出力が必要です。また、スピーカーやケーブルなどリアクタンス成分を含んだ負荷駆動能力にも優れた威力を発揮します。

一般的に高周波用の半導体素子は、素子の内部で小さなトランジスターや FET を並列接続してマルチチップで構成した方が、単体による動作より素子がもつ固有のインピーダンス、内部雑音を低くできます。言い換えれば、リニアリティの改善です。

また、物理的にみれば、チップの面積を大きくすることにより、素子から発生する多大な熱の集中を避けて熱を分散し、安定した動作が約束されます。

本機もこのような手法を応用、出力段を並列接続することにより電流を分散させ、パルシヴな信号による瞬間的な大電流にも余裕をもって対応することができます。

アキュフェーズのパワーアンプは物理的に単純な並列接続ではなく、温度変化や各素子の電流整合に対して数々のノウハウを積み重ねてきました。その結果、小電流時のひずみ率や SN 比が向上し、小音量時の透明感が飛躍的に改善されています。

このようなゆとりある電流供給能力により、超低負荷ドライブを可能にし、性能・音質向上に大きく寄与しています 。

入力段にはディスクリート構成による完全バランス回路を搭載しました。A-200 のディスクリート回路は最高の素子を使用して高い電圧で動作させ、初段で大きなゲインを持たせることにより、アキュフェーズ歴代最高の SN 比が実現できました。
完全バランス回路はバランスの+入力と-入力の条件を理想的にそろえてバランス接続の性能を極限まで高めています。LINE 入力も同じ回路を使用するため、性能の違いもありません。

A-200 は、完全ディスクリート構成による最新の『インスツルメンテーション・アンプ
(Instrumentation Amplifier)』を導入、ダブル構成としました。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子からのアンプ内部の信号経路をフルバランス伝送化しています。このため、機器内で発生する雑音を除去する能力やひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上しています。


『インスツルメンテーション・アンプ』方式の初段増幅部で利得を切り替え、ゲイン量をコントロールするため、位相の乱れが少なく、パワーアンプ段の安定度がほとんど損なわれないゲイン・コントロール《 MAX、-3dB、-6dB、-12dB の 4 段階 》が可能です。この方式では、増幅部のゲインを下げるとノイズ成分も同時に下がりますから、高能率スピーカーを使用する場合や、マルチアンプ・システムで中・高域スピーカーの駆動など、残留ノイズが気になる場合のノイズ低減に大きな威力を発揮します。

増幅方式は、出力信号を電流の形で帰還するカレント・フィードバック増幅回路を採用 しました。左図に A-200 の原理図を示します。

まず帰還側の入力端子のインピーダンスを下げて電流を検出します。その電流をトランス・インピーダンス増幅器で I-V(電流-電圧)変換し、出力信号を作ります。帰還入力部分(図の電流加算部分)のインピーダンス が極めて低いので、位相回転が発生しにくく、 その結果位相補償の必要は殆どありません。

このように、少量の NFB で諸特性を大幅に 改善できるため、立ち上がり等の動特性に優れ、音質面でも自然なエネルギー応答を得ることができます。A-200 では『Double MCS+ 回路』をカレント・フィードバック増幅回路 で構成、一層の高性能・高音質を実現しました。

この回路は、利得の大小による周波数特性の変化はほとんどありません。左図に A-200 電流帰還増幅回路の利得を変化させた場合の 周波数特性を示します。広い帯域にわたって 一定の特性で、利得を増減しても周波数特性はほぼ同じ特性が得られています。

増幅回路の入力部には、アキュフェーズ独自の『Double MCS+(Multiple Circuit Summing-up)回路』を採用しました。回路内もカスコード・ドライブ回路などを多用し 各回路の役割分担を明確にし、無理のない安定した性能を引き出しています。このように、入力信号を増幅するユニットを 4 回路並列接続することで低雑音化を計り、SN 比、ひずみ率など諸特性が大幅に向上し、入力換算雑音-126dB という当社歴代最高の驚異的な SN 値を実現しました。

入力回路に直流安定化電源を搭載しました。パワーアンプで大振幅に増幅された信号が、 入力部に電源を通してノイズとして混入しないように、入力回路を一定電圧で固定します。
これにより、小信号増幅部における電源の質が改善され、高 SN 比を実現しました。さらに、 電源変動や温度変化に対しても安定した出力が得られ、高安定動作を約束します。

ブリッジ接続とは、極性が異なる 2 つのアンプに同じ信号を入力し、両アンプの出力端子にスピーカーを接続する方法です。この結果理論的には 1 台で駆動するときに比べて 4 倍 の大出力にすることが可能です。A-200 ブリッジ接続時の出力は、1,600W/2Ω、800W/4Ω、 400W/8Ω と超弩級モノフォニック・アンプに生まれ変ります。

実際のブリッジ接続では、2 台の A-200 にお互いに逆相信号が入力されるように、モー ド切替スイッチを設定します。モード切替はアンプの入力部の極性を利用していますから、 位相反転回路を挿入しない、純粋な回路を構成することができます。

出力の『(-)端子』同士は、スピーカー・ケーブルと同質のケーブルで接続してください。
また、入力のバランス/ライン端子はそれぞれ 2 系統装備していますから、1 系統は入力信号の送り出し用に分岐出力として使用することができます。

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス入力を設けました。
バランス伝送では、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+) とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。この時、ケーブルに飛び込むノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされます。

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音が音質に影響を与えます。バランス接続によりこの妨害からフリーになり、良質な信号伝送が可能になります。本機のバランス入力は、入力回路のノン・インバート(+)とインバート(-)入力へそのまま信号を注入する、最も理想的な構成です。

電気的・音質的に重要な要素を占めているパワーアンプ回路には、非常に高価で入手の難 しいガラス布フッ素樹脂基材によるプリント基板を採用しました。



この材料は、最も性能の高い素材の一つで、低い比誘電率と誘電正接をもち、高周波特性が優れ、また耐熱性も良い ため、周波数が 30GHz にも及ぶ SHF 帯で使用する衛星放送機器や高精度計測機器などに 使われます。プリント基板は、必ず誘電率・誘電正接を持つ誘電体です。誘電率が低いほど信号の伝播速度は速くなり、誘電正接が小さいほど伝送損失が小さくなります。本機では銅 箔面に金プレートを施し、さらに音質の向上を図っています。


信号が通過する部品類は、通常純度の高い銅が用いられています。本機では、この上に金によるプレート化を行ないました。プリントボード銅箔面はもちろんのこと、大きなリップル電流が流れるアース板、入力端子、スピーカー端子など徹底した音質の向上を図りました。

特に使用頻度の高い入力端子は、通常の金プレートの約 10 倍の厚みを持たせた産業機器用処理を施すなど一層の信頼性向上に対処しています。

全ての電力の供給源である電源部は、パワーアンプにとって重要な部分です。
本機には、 A 級動作に求められる大電流供給能力に優れた大電力容量の大型トロイダル型を採用しま した。さらに、熱伝導にすぐれ防振効果の高い充填材を用いて、高効率放熱構造のアルミ鋳物ケースに固着、外部への影響を完全に遮断します。トロイダル・トランスは、滑らかに閉 じた磁路を形成するドーナツ状のコアに太い銅線を捲くため、小型で変換効率が極めて高く 大型パワーアンプには不可欠な部品の一つで、大出力アンプ用として優れた特性・特長を備えています。


また、整流器を通過した脈流を直流に平滑するアルミ電解コンデンサーには、性能や音質を重視して箔の材質やエッチング、電解液などを選び抜いた特注による 100,000μFの超大容量型を 2 個搭載、ゆるぎない余裕度を誇ります。
 

出力を確実にモニター可能なディジタル(5 桁の数値表示)とアナログメーターをシミュレートした動作によるバーグラフ(40 ポイント LED 表示)2 方式のパワーメーターを装備 しました。メーター・スイッチにより、メーター動作・表示 ON/OFF やディジタル・メーターのレンジ切り替え、バーグラフ・メーターへの切り替え等が簡単にできます。またホールド・タイム切替ボタンにより、表示の静止時間(ホールド・タイム)を、1 秒と無限大(∞) 時間に切り替えが可能です。

1 秒のモードは刻々と変化する音楽信号のピーク値を 1 秒間で更新して表示、∞のモード は電源を切るまでの間の最大出力を知ることができます。


ディジタル・パワーメーターは、スピーカーの実装インピーダンスに基づく真の電力値を 表示します。次の図がブロック・ダイヤグラムですが、最初にスピーカー端子の電圧とスピーカーに流れた電流を精密に検出します。電流検出には、ホール素子を用いています。



A-200 では、従来にない高性能化を図るため高精度 24 ビット A/D コンバーターでアナログ/ディジタル変換、次にマイクロ・プロセッサーで電力の演算やピークホールドを行ないます。マイクロ・プロセッサーは、《メーターOFF/レンジ切り替え/バーグラフへの切り替え》や《ホールド・タイム切り替え》など、メーターに関する全てのコントロールを行ない ますが、とりわけ 24 ビットの信号を演算するために従来のディジタル・パワーメーターの3 倍以上の処理を行っています。
その結果 1000W レンジでは 9999.9W から 0.1W、100W レンジでは 999.99W から 0.01W、10Wレンジでは 99.999W から 0.001W という大きなダイナミック・レンジの表示が可能です。音楽信号はパルス波の連続ですから、アナログ・メーターで正確に読み取ることは困難です。これに対しディジタル方式では複雑に変化するスピーカーのインピー ダンスの影響を受けない真の電力値を瞬時に表示することが可能です。

※ホール素子

ディジタル・パワーメーターの表示に必要な電流の検出には、ホール素子を用いています。
流れる電流により生じた磁界の強さを検出(磁束密度に応じたホール電圧を発生)するホール素子により、信号経路に接触しないで電流検出が可能になります。このため、ダンピング・ ファクターの劣化を防ぎ、音質向上に大きく寄与することができます。A-200 ではさらにインピーダンスの低減を図るため高性能なホール素子をダブルで使用しています。



リアパネルにバランス入力の位相切替スイッチを装備し、Non-inverted(正相)/ Inverted(逆相)の切り替えが簡単にできます。当社製品は全て 3 番が Non-inverted(正相)に設計され、Non-inverted(正相)で使用します。3 番が inverted(逆相)の製品と 接続する場合はスイッチを右にスライドして位相を合わせることができます。


ブリッジ接続とはスピーカー端子のプラスとマイナスにそれぞれパワーアンプを接続し互いに逆相で駆動する方式です。理論的には 1 台で駆動するときの 4 倍の大出力アンプに アップグレードすることが可能です。ブリッジ接続時の出力は 1,600W/2Ω(音楽信号に限る)、800W/4Ω、400W/8Ωを実現、量感溢れるパワーを供給します。A-200 を 2 台使用して容易にブリッジ接続が可能な切替えスイッチをリアパネルに装備しています。

アンプの異常動作時等に接続しているスピーカーを保護するため、一般的に機械式の『出力(プロテクション)リレー』が使用されます。本機は、無接点『半導体(MOS FET)スイッチ』を採用しました。この素子は《定格電流 175A、超低 ON 抵抗》の産業用『パワー MOS FET』で、接点が存在しないため接点不良がなく、長期信頼性に優れ、また音楽信号が機械的接点を通らないため、一層の音質向上が期待できます。なお、出力を ON/OFF するときの機械的な動作音はありません。
  

出力回路のコイルには線材の断面が円ではなく四角の特殊な銅線を使用し、隣り同士を密着して巻くことができるエッジワイズ・コイルを採用。また銅線の断面積は 3mm×6mm という超極太で、従来の巻き線に比べて約 2.5 倍以上のの断面積があり、直流インピーダンスを極限まで下げてダンピングファクターの向上に寄与しています。

スピーカーの駆動力を示す要素に DF(ダンピング・ファクター)があります。DF は 8Ω のスピーカーに対してパワーアンプの出力インピーダンスがどの位低いかという値で、数値が大きいほどスピーカーからの逆起電力に打ち勝ちスピーカーを駆動する能力が高くなります。本機ではパワーMOS FET 20 パラレル駆動や出力回路の徹底的な研究により、1000 以上の DF を実現し、スピーカーの理想的な駆動を実現しています。

超大型スピーカー端子を 2 組装備しました。このスピーカー端子は当社パワーアンプの中で最も太いスピーカー・ケーブルや大型の Y ラグ端子が取り付け可能です。

端子の素材は、真鍮無垢材を切削加工して金プレート化し、その上に絶縁用のモールド・ キャップを被せてあります。端子を締め付ける際にケーブルや Y ラグが回転しにくく、締め付ける面が回転しない構造を採用し、緩みの少ない取り付けが可能です。

2 組の端子は内部で接続されており、どちらも同じ出力が得られ『バイワイヤリング』接続に便利です。

A-200の品質保証は5年間です。製品に 付属する「お客様カード(はがき)」に必要事項を記入の上必ずご返送ください。
引き換えに「品質保証書」をお届けいたします。

以上 アキュフェーズ新製品資料より   


6/14(木)に スタッフ向けの内覧会で当店で試聴出来そうです。
発売やイベントまで待てないという方がおられたら、お立ち寄りください。(歓迎です!)
ただ、生憎 来店時間がまだ不明です。


6/14(木)AM10:00 A-200来ました!



上記の資料のとおりの音を確認することができました。

透明度が超高域まで吹き抜けて、音の余韻が最後まで伸びやかで途中で消えたりしない高SN比、
バスドラムなどの低音がまったく揺るがない定位感は 20 パラレルによる圧倒的なダンピングファクターによるものなのでしょう。

PM1:00 
スタッフ向け試聴終了。
アキュフェーズのお二人がアンプと共に帰途につかれました。 寂しい・・

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

 

2023.7 スナップ

LUXMAN クリーン電源システム ES-1200

 

 ES-1200を納品させていただきました。

 

 

Acoustic Solid   プレーヤー  Solid 111 Metal をツイン・アーム仕様に

 

  

 

Acoustic Solid  プレーヤー  Solid 111 Metal  をご使用されているお馴染み様が

オルトフォンSPU専用アーム とオルトフォンSPUカートリッジを導入され、

Solid 111 Metal を ツインアーム仕様にされました。

 

今回、ご発注頂いた商品

オルトフォン  SPU専用アーム RMG-212i 176,000円 税込み

             アームリフター  AL-1   30,800円 税込み

オルトフォン  カートリッジ  SPU G mono MK2 108,900円 税込み

アコースティック ソリッド  ツインアーム3点セット 192,500円  税込み

フェーズメーション フォノアンプ EA-200  108,900円 税込み  

(オルトフォンは7/3に既に価格改定が行なわれています。製造終了となった製品も御座います。

上記の価格は旧・価格で表記しています。)

 

オーナー様の

もとのマッキントッシュ・プリアンプのPhono入力が1系統でしたので

フェーズメーション フォノアンプ EA-200 をマッキントッシュ・プリアンプLINE入力に繋がれて

プリアンプでPhono1、Phono2 の切り替えを行える様、

オルトフォンSPU専用 Phono第2 システムを構築されました。

 

      

 

*オルトフォン    *SPU   *AcousticSolid  
 アナログオーディオ・サイト    

 

 

SOULNOTE

10MHz Clock Generator X3 (プレミアムシルバー) メーカー希望価格 ¥385,000税込みと

オプションのクロックケーブルRCC-1 メーカー希望価格 ¥132,000税込みを納品させて頂きました。

 

 

お馴染み様よりご感想をいただきました。

x3の初見

X3はやはり良いです。D2につないだ初日は低音が良く出るようになったものの音のエッジがまだ曖昧でしたが、通電して2日目より俄然良くなり(パソコン→D2+X3→C3900経由のroon がさらに満足に聞けるようになりました。日に日に進化しており、そしてパソコンくささが消えてナチュラルになりました。②CDプレーヤー→D2+X3→C3900はsoulnote S1とアキュフェーズDP570でもつないでみましたが、1-2ランク位、音場の拡大と生々しさが上がります。上位に迫るくらいの良さと感じます。

③パソコン周りのグレードアップを何処から着手するかをずっと考えてましたが、クロックジェネレーターから始めて正解でした。ただしクロックケーブルRCC-1は必須です。

 

 
 
 
 

 
 

 

JBL   HDI-3800

 

 

 

アキュフェーズ「AAVA」を搭載したプリアンプ後継モデル 「C-2300」

 

 

*LUXMAN    *AcousticSolid    *オルトフォン    *Phasemation
*SOULNOTE    *MarkLevinson  

*JBL 

  *アキュフェーズ2009~

MCカートリッジ・プチ試聴会

お客様の試聴ご希望もあって、

マンツーマン・プライベートMCカートリッジ・プチ試聴会を執り行いました。

カートリッジの試聴などは以前行なったortofon SPU試聴会以来ですね

 

      

 

試聴に使用したプレーヤーは

アコースティック ソリッド Solid Vintage System メーカー希望小売価格  554,400円税込

 

試聴に使用したPnonoイコライザー・アンプは

Phasemation フェーズメーション  EA-200  メーカー希望小売価格:90,000円税別    99,000円税込

 

 

試聴カートリッジのエントリーと

スタッフの個人的な感想は以下の様でした。(オーナー様のご感想では御座いません。)

 

オルトフォン

MC Cadenza Red

MC Qシリーズのワンクラス上のシリーズ。Cadenzaシリーズの入口にあたる機種で¥155,100税込。

同じオルトフォンMC Qシリーズと同傾向の音、さらに上質で表現力のアップを感じる。

出力も0.45mVと大き目で力感もあり扱いやすい。

針カバーが小さいので脱着に苦労しそう。

 

 

 


オーディオテクニカ

AT-ART9XA

198,000税込み

独特のコイルによりセパレーションも良く歪み感もない明確な感じ。

さすがにトラッカビリティーが良く音の広がりや細かい表現の良いクリアな音でした。

空芯で0.2mVと出力電圧が低く扱いが微妙、性能の良いフォノアンプが欲しくなりそう。

 

AT-ART9XI

198,000税込み

セパレーションも定位もしっかりとし、芯のあるガツンと力強い音。

空芯と比べ音場は狭く感じるがボーカルははっきりとして楽しめる。

 

   

 


フェーズメーション

PP-200

121,000円税込み

PP-200に取り換え音出しの瞬間生き生きとした音が耳に飛び込んでくる。

クリアでいろいろな楽器の音の表現力豊かでバランスも良い。

色付けした派手さもなく聴きやすい。

 

2023.12.23 追記:

MCカートリッジ・プチ試聴会から半年後、

このカートリッジを気に入った担当スタッフは

お馴染み様から相談を受けるとPP-200 をお勧めしていて、

その中の方にフェーズメーション  PP-200 お求めいただきました。

 

 

有り難う御座いました。

 

DENON

DL-103

53,900税込み

最も標準的で世の中で一番出ているカートリッジのDL-103系統。

改めて聴き直すと耳なじんだ音とびぬけた良さや欠点は無いけど安定感は有る今となってはずいぶん値上がりしたが

一本は持っておきたいカートリッジ。

 

今回担当したスタッフの音の好みは 

フェーズメーション PP-200 だったようですが

 

オーナー様はコスト面やDENON  DL-103に興味を持たれて、

最終的には「デノン創立110周年記念モデル」

DL-A110 希望小売価格

 

1960年代にFMステレオ放送用に開発されたオリジナルのヘッドシェルを忠実に再現した専用のヘッドシェルが付属されているDL-A110

オーナー様の愛機でレコード再生中の DL-A110

 

有り難う御座いました。

 

*オルトフォン       *DENON     *audio-technica
AcousticSolid     *Phasemation     SPU

 

アナログオーディオ・サイト

アキュフェーズ モノラル・パワーアンプ A-300発売

創立50周年記念モデル第5弾

アキュフェーズ モノラル・パワーアンプA-300

アキュフェーズ モノラル・パワーアンプA-250後継モデル
A-300 発売。     

価格:  1,485,000円/一台(税込み) 価格:  1,350,000円/一台(税別)   2022/10/下旬

 

 

アキュフェーズ新製品資料より

豊かな表現力に溢れた音楽を奏でる純A級パワーアンプは、長年多くのオーディオ・ファンの心をつかみ、かけがえのない存在です。アキュフェーズでは、スピーカーのポテンシャルを残さず引き出すように、出力インピーダンスの低減や定電圧駆動を追求しながら20機種に及ぶ純A級パワーアンプを開発して参りました。2017年に発売したA級パワーアンプの最高峰 A-250は、その魅力溢れる音質で国内外から高い評価をいただいております。

新製品 A-300は、A-250に最新のテクノロジーを融合、5年に及ぶ開発期間を経て完成した超弩級『純A級モノフォニック・パワーアンプ』です。電力増幅段には、パワーMOS FETによる20パラレル・プッシュプルのA級動作を採用し、出力はA-250の25%アップとなる125W/8Ω、250W/4Ω、500W/2Ω、1000W/1Ω のハイパワーを実現しています。

また、信号入力部がバランス回路で構成された『インスツルメンテーション・アンプ』、信号入力部と電力増幅部の『理想的なゲイン配分』、2並列回路である『MCS + 回路』をさらに2回路搭載した『Double MCS +(Multiple Circuit Summing-up) 回路』などにより、ノイズ・レベルはA-250に比べ20%改善しました。

さらに『バランスド・リモート・センシング』『半導体スイッチ』による出力インピーダンスの低減により、スピーカーの駆動力を示すダンピング・ファクターは1000を達成しています。

加えて、スピーカー端子のショート事故を未然に防ぐ保護回路により、お客様が安心してお使いいただける製品に仕上げました。なお、A-300を4台使用すれば『バイアンプ接続』『ブリッジ接続』もお楽しみいただけます。

偉大な作曲家が描いた名曲の美しい旋律を、卓越した表現力で奏でるA-300で、素敵なひと時をお過ごしください。

 

電力増幅部からのノイズの混入を防ぐ為、専用電源(写真外)が搭載された信号入力アンプ部はそれにより歪み率やSN比が大幅に改善されています。

 

非常に低い誘電率と誘電正接をもち、高周波に優れ、耐熱性も良いので、主にマイクロ波と呼ばれるSHF帯を使用する衛星放送や高精度計測機器などに使われている『ガラス布フッ素樹脂基材』による電力増幅部(パワー段アンプ)基板回路。

プリント基板の信号伝搬に係わる性能はプリント基板を構成する誘電率と誘電正接に深く関係します。

誘電率が低いほど信号の伝搬速度は速くなり、誘電正接が小さいほど伝送損失が小さくなります。電気的・音質的に重要な要素を占めている電力増幅段には、非常に高価で入手と加工の難しい『ガラス布フッ素樹脂基材』の基板を採用しました。この基板は、低い誘電率と誘電正接をもち。高周波特性が優れ、30GHzにも及ぶSHF帯で使用する衛星放送機器や高精度計測機器などに使われます。本機ではさらに銅箔面に金プレートを施したガラス布フッ素樹脂基材を採用し、音質と信頼性の向上を図っています。

 

『ガラス布フッ素樹脂』とガラスエキスポ樹脂の比較

特性  『ガラス布フッ素樹脂基材  高耐熱高信頼ガラスエキスポ樹脂基材 
絶縁抵抗

  1 × 1014 

  1 × 108 

比誘電率(10GHz)   2.26   4.5
誘電正接(10GHz)   0.0015   0.081

 

 

高周波に優れ、許容損失電力約200W、ドレイン電流約30Aの大電力オーディオ用パワーMOS FETを採用。この素子が20パラレル接続、プッシュプルA級動作させることにより、非常に低い出力インピーダンスを実現しています。さらに1ペア当たりのパワーの負担が1 / 20に軽減されるため、大電力領域での動作が安定し、諸特性が向上します。出力素子を大型ヒートシンクに分散させながら搭載することで、効率の高い放熱を行なっています。

 

電位差が生じないように大型プレートで接続された半導体MOS FETスイッチによるプロテクション回路と直流抵抗が低くダンピング・ファクターを向上させる『エッジワイズ・コイル』、
MOS FETスイッチの上にはメーターの電流検出を信号ラインから非接触で測るホール素子などがみえます。

 

アキュフェーズが信号ラインからりレー接点を取り去ることが出来たと自負している定格電流が非常に大きい160A、ON抵抗が0.0016Ωと非常に低い半導体MOS FETスイッチ

 

真鍮無垢材を切削加工し金プレート化し、端子を締め付ける際にケーブルやYラグが回転しにくく、締め付ける面が回転しない構造のスピーカー・ターミナル(裏側が上述のプロテクション回路基板)

 

低インピーダンス負荷ドライブに求められる電流供給能力に優れた、大電力容量の大型トロイダル・トランス、さらに熱伝導に優れ防振効果の高い充填材を用いて、高効率放熱構造のアルミ鋳物ケースに固着、外部への振動を遮断します。

 

整流器を通過した脈流を直流に平滑するアルミ電解コンデンサーには、性能や音質を重視して箔のエッチング、電解液などを選び抜いた特注品を採用、71V / 100000μFの超大容量型を2個搭載し、揺るぎない余裕度を誇ります。

 

厚手のアルミ材にダークブラウンの染色と髪の毛のように細かい無数の平行線を施す優雅なヘアライン仕上げのプレートプレート、光の入射角で表情を変えるその光沢は金属の質感を引き立たせ、落ち着いた雰囲気を醸し出します。

 

 

 

 

 

全体にシールドを施した5芯(組成の異なる2種類の導体)のマルチ構造による極太のOFC導体を採用、ケーブル外径11.5mmの太さにもかかわらず、しなやかさを併せ持ち、プラグ側・インレット側ともに金プレート化を施して、広帯域でニュートラルなエネルギー・バランスと高解像度伝送を目指した音質重視の電源コード『APL-1』を付属しました。

 

 

   アキュフェーズPS-1230 
 

別電源 PS-1230 に2台のA-300が接続可能 ですが、音質のためには余裕のある使用のほうが

アキュフェーズも良いとされています。(前々モデルA-200との併用は不可です。)

 

 

2023.6 A-300納品させていただきました。

 

 

2023.8 A-300納品させていただきました。

 

2024.2追記

A-300納品させていただきました。

 

*アキュフェーズ2009~     Accuphase 公式サイト  

 

アキュフェーズ~2008

  スナップ   アキュフェーズ総合カタログ

4月のスナップ(2021)

アナログ月間?

    

▲TANNOY Edinburghエジンバラ、Stirlingスターリング/GRを ortofon  SPUで再生

 

  

▲アンプは武蔵Phasemation フェーズメーション フォノアンプ EA-200による再生

 

  

SOULNOTE    D-1N              ▲LUXMAN アナログプレーヤー PD-151

 

    

▲LINN Series 3                  ▲LINN Series 3

 

  

B&W 704S2         DYNAUDIO スピーカー                                 ▲AiTEC ブーム再燃か

 

 

  

▲O様ご自宅 FYNE AUDIO  F502                                  ▲ JBL STUDIO 698

 

       

日本音響エンジニアリング株式会社  Hybrid ANKH-Ⅰ        ▲アキュフェーズ DP-570

 

*BW    *SOULNOTE    LINN    *真空管    *アキュフェーズ2009~
*TRIODE   *300B    *スナップ    *AGS製品    *オルトフォン
*Phasemation     *FYNEAUDIO    *SPU        

SAEC WE-4700 & SAEC 最新 電源ケーブル試聴会 のご案内

 40年の時を超え、

さらに進化したダブルナイフエッジ型トーンアーム 

SAEC  WE-4700

 

SAEC  WE-4700を搭載したスーパー・アナログ・プレーヤー試聴会 
&  SAEC 最新 電源ケーブル試聴会 を開催いたします。
 
2020年  11月14日(土)、15日)  
 
当店 第一試聴室にて
ご案内:サエクコマース株式会社 セールスプロモーション
橋爪健一氏
 
大変盛況のうちに終了いたしました。
沢山ご参加いただき有難うございました。
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アナログ・フォノ・アンプには 
セパレート型フォノアンプ(2筐体)ソリッドステート・オールディスクリート全段対称無帰還回路
を使用いたします。
 
SAEC 最新 電源ケーブルラインナップ
 
 
コロナ禍イベントの為、ご来店はマスク着用でお願い致します。
3密を防ぐ為、状況によりましては試聴室への入室は規制させて頂く事も御座います。
 
 
試聴会 スナップ
 
 
 
 
 
 
 
皆さまもご存知のようにLP33回転盤よりも45回転盤のほうが
相対速度が速くてオーディオ物理的には有利で音の鮮度があります。
 
SAECケーブル勢揃い
 
45回転・オリジナル・レコードもアナログ全盛の1960年代を中心に聴きました。
上画像PPMの隣、左の袋に入っているレコードはシャドウズの「アパッチ」
MONOオリジナル盤ですがコロムビアレコードなので
 
 
MONO盤とstereo盤の音質比較も行いまして好評でした。
 
 
 
カートリッジはこだわりの貴重な
国産メーカーMUTECH LM-H(現在は「輝き」にモデルチェンジ
IKEDA9などのMCカートリッジ
どちらも素晴らしい音色です。
 
アーム、カートリッジ、プレーヤーも良かったですが
今回使用したアナログ・フォノ・アンプ
セパレート型フォノアンプ(2筐体)ソリッドステート・オールディスクリート全段対称無帰還回路
も素晴らしく良かったですね。
Phasemation のアナログ・フォノ・アンプのライナップは
納品時、試聴会でも毎回感心させられます。
 
 
 試聴会には来られていないお馴染み様からですが
たまたまタイミングを同じくして
Phasemation  EA-550のご発注いただきました。
 
 
 
 
 

TRIODE フォノイコイコライザー「TRX-EQ7」

新製品

TRIODE フォノイコライザーアンプ

TRX-EQ7  メーカー希望小売り価格 52,800円  (税抜価格48,000円) 

 

TRX-EQ7は、いま人気が急上昇しているアナログレコードを手軽に楽しんでいただけるフォノイコライザーです。前身モデルのTRX-EQ6より増幅ゲインが約10dB大きくなりより使いやすくなりました。ゲインを上げるとノイズの影響が目立つようになりますが、 電源部を電源アダプター方式として筐体の外に出すことにより増幅ゲインアップとノイズの低減を両立しています。PHONO入力を備えていないプリメインアンプ(プリアンプ)でもTRX-EQ7を接続することによりアナログレコードプレーヤーを接続しお楽しみいただけます。 また、MM型カートリッジのみに対応したPHONO入力のプリメインアンプ(プリアンプ)も、TRX-EQ7をLINE入力に接続すればMC型カートリッジも楽しめるようになります。

聴いてみました。

トランジスタのフォノイコライザーアンプです。

MCヘッドアンプはFET A級増幅で64dBとっていますので、低インピーダンス、低出力のMCも

使いやすいと思います。

エントリーモデルの価格ラインではありますが、10万円くらいのプリメインなどに装備すると

間違いなくアナログ音はグレードアップします。

パワーランプ表示は結構明るいので、

年配の方はもう少し暗い方がと言われる方もいらっしゃるかもしれません。

Phasemation フェーズメーション フォノアンプ EA-200 メーカー希望小売り価格 99,000円  (税抜価格90,000円)

とも比較しましたが、それぞれの価格ラインでの最右翼機種となるかも知れません。

さらにリーズナブルなフォノイコイコライザーでは

Pro-Ject Phono Box S2    メーカー希望小売り価格 33,000円  (税抜価格30,000円) も御座います。

DENON レコード・プレーヤー DP-1300MKII 常設展示いたしました

DENON 天然木仕上げキャビネット

レコード・プレーヤー DP-1300MKII 常設展示いたしました。

 

Phasemation フォノアンプ EA-200に繋いで聴いていただいています。

早速、試聴されてDP-1300MKIIのご発注があったようです。

 

Phasemation フォノアンプ EA-200 常設展示いたしました

アナログオーディオ・サイト

*DENON

  *常設展示