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Accuphase アキュフェーズ 新製品 A-65 発売!

純A級パワーアンプ A-65 遂に登場!


お知らせ:
当店では4月末からオール・アキュフェーズ製品フェア月間と致しまして、Accuphase 主力全製品展示、なんでも試聴可と 致しまして大プロモーションを行う予定にしております。
是非、ご期待ください!        

人気No.1のA-45の上位機種ということで、いやが上にも期待も高まります。


アキュフェーズ(株)は、
純A級ステレオパワーアンプ「A-65」を4月中旬に発売します。価格は100万円(税別)。
 
A-65 

本機は、M-6000(AB級でパワーMOS FET搭載)などの革新的な設計技術やA-100、A-50、A-50V、A-60、A-45、A-30と脈々と受け継がれているA級アンプの進化を踏襲し、ロングセラーモデル「A-60」をモデルチェンジアンプとして登場いたしました。

激しく変動するスピーカーのインピーダンス。このインピーダンスに影響されないで、スピーカーの持っている表現力を100%引き出すためには、スピーカーを「定電圧駆動」しなければなりません。つまりアンプ出力の「低インピーダンス化」です。
「低インピーダンス化」は同時に、ボイスコイルから発生する逆起電力を吸収し、IMひずみの発生を防ぐことができます。

A-65の出力素子には、音質・信頼性に定評のある「パワーMOS FET」を採用。チャンネル当たり10パラレル・プッシュプル駆動としています。
「MOS FET」は周波数特性が優れ、入力インピーダンスが高く、前段(ドライブ段)に与える負荷の影響を軽減することができ、熱変動に対しても非常に安定した動作を得ることができます。

これを純A級方式をし、豊かな感性によって音を練り上げ、音楽の持つ個性・潜在能力の全てを引き出します。
純A級動作は、音楽信号の有無にかかわらず電源からの供給電力が一定であり、外部からの影響を受けにくく、安定性が高いことが特長です。

純A級動作は出力段自体の発熱は大きくなりますが、本機では筐体の外部左右に取り付けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、内部への熱集中を解消して安定した動作を確保、1Ωの超低インピーダンス負荷で480W/chを達成いたしました。
そしてチャンネルあたり240W/2Ω、120W/4Ω、60W/8Ωと、負荷インピーダンスに対してリニアなパワーを実現。
超低インピーダンスのスピーカーやインピーダンスのうねりの激しいスピーカーも楽々駆動することが可能です。
またブリッジ接続にして、さらに大出力モノフォニック・アンプ(960W/2Ω、480W/4Ω、240W/8Ω、)にアップグレードすることができます。


電源トランス、平滑コンデンサーで構成された電源部は、全エネルギーの供給源であり、この部分に充分な余裕がないと音質のみならず、基本特性までもが脅かされます。
電源トランスは約1,000VAの大電力容量、平滑コンデンサーには82,000μF×2の超大容量を使用し、絶大な余裕度を誇ります。
この電源トランス高効率トロイダル型で、アルミ・ダイキャストケースに収納してシールド効果を高めています。

本機はアンプ全体の構成に、最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用。
入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送化することで機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸特性に優れているだけでなく周囲の環境変化(温度や放熱などの対流変化)に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上しています。


パワーアンプ部分に、優れた性能と音質を誇る独自の「MCS+」回路を搭載。MCSは(Multiple Circuit Summing-up)の略で、同一回路を並列接続することで諸特性を向上させるアキュフェーズ・オリジナルの回路方式です。
「MCS+」回路は「MCS」をさらに進化させたもので、初段バッファーアンプのバイアス回路を改善して回路安定度を高め、並列動作させる部分を「電流-電圧変換部」のA級ドライブ段にまで拡張して、優れた電気性能と合わせて、優れた音質をも実現しています。


出力素子の並列駆動について

一般的に高周波用の半導体素子は、素子の内部で小さなトランジスターやFETを並列接続してマルチチップで構成した方が、単体による動作より素子がもつ固有のインピーダンス、内部雑音を低くできます。言い換えれば、リニアリティの改善です。また物理的にみれば、チップの面積を大きくすることにより、素子から発生する多大な熱を分散し、安定した動作が約束されます。
本機もこのような手法を応用、出力段を並列接続することにより電流を分散させ、パルシヴな信号による瞬間的な大電流にも楽々と耐えることができます。
アキュフェーズのパワーアンプは物理的に単純な並列接続ではなく、温度変化や各素子の電流整合に対して数々のノウハウを積み重ねてきました。その結果、小電力時のひずみ率やSN比が向上し、小電力時の透明感が飛躍的に改善されました。このようなゆとりある電流供給能力により、超低負荷ドライブを可能にし、性能・音質向上に大きく寄与しています。

音楽信号はパルス波の連続ですので、アナログ・メーターで正確に読み取ることは困難です。
今回のディジタル・パワーメーターは、スピーカーの複雑なインピーダンスも瞬時に読み取り、真の電力値を表示することが可能です。
そして流れる電流により生じた磁界の強さを検出するホール素子を用いて電力の演算を表示しますので、アナログメーターのように信号経路に接触しません。


信号経路に抵抗も入らないため、音楽ソースのダンピング・ファクターの劣化を防ぎ、音質向上に寄与しています。
5桁の数値表示と25ポイントLED・バーグラフの2方式パワー・メーターを選べます。


またリアパネルのモード切替スイッチにより、デュアル・モノ/ステレオ/ブリッジ接続の切り替えがかんたんに行えます。

以上 新製品資料より



と定休日まえに原稿をかいていたところ、定休日あけにアキュフェーズさんがA-65を持って来られました。

ラックの中が A-45で床にあるのがA-65です。






A-65 単独ステレオで聴いた(予想通り 好いです!)後、中高域用にA-45 も使用してAシリーズ2台でバイアンプ駆動してみました。    ところが・・

オール・アキュフェーズ製品フェア月間に、皆様にご試聴していただきたいと思います。 
M-6000 、P-7100 などとのスクランブル比較試聴も出来るかと思います。

アキュフェーズ パワーアンプ A-36発売

アキュフェーズ 純A級パワーアンプ A-36発売

       メーカー希望価格451,000円(税込み)   2014年6月下旬 
A-35のブラッシュアップモデル A-36

本機はアンプ全体の構成に、
インスツルメンテーション・アンプ方式を採用、
入力信号経路をフルバランス伝送化しています。

このため機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸特性に優れてているだけではなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての安定度、信頼性がより一層向上いたします。

初段バッファアンプのバイアス回路を改善して回路安定度を高め、並列動作させる部分を『電流-電圧変換部』の A 級ドライブ段にまで拡張して、さらなる低雑音化を実現する回路である『MCS(Multiple Circuit Summing-up)+回路』を採用。

高域の位相特性に優れたカレント・フィードバック増幅回路。

新しく初段にゲインを獲り全体のゲイン配分を見直す事で、S/N比を向上させることに成功。

パワーMOS FET 3 パラレル・プッシュプル
チャンネル当たり 120W/2Ω、60W/4Ω、30W/8Ω と低インピーダンス負荷までリニアな出力を実現。
(1Ωという超低インピーダンスにおいても音楽信号において150Wを得られます。)

電源部においては
オリジナル・アルミ電解コンデンサー大容量47000μF×2個搭載。

ブリッジ接続により300W/2Ω(音楽信号に限る)、240W/4Ω、120W/8Ω のモノ・アンプにもグレードアップ可能。
デュアル・モノによるバイ・アンプ接続にもグレードアップ可能。
(どちらもステレオ再生には2台必要です)

出力リレーの『MOS FET スイッチ』化、コイルの直流抵抗低減化などの採用などで、
ダンピング・ファクター(DF)は従来機の2倍で、A-65と同等の400を実現。 

2014/5/13

試聴機入荷いたしました!

ご覧いただけるように
スピーカー端子が2組装備されています。

上位機種 A-200A-70はこの2組はなかでパラレルに接続されていただけでしたが、
A-36は Ⓐ、Ⓑに分かれていてフロントのSPセレクターで
2種類の違うスピーカーを切り替えて楽しめたり、ひとつのスピーカーを Ⓐ+Ⓑでバイ・アンプ接続することも出来ます。

ただ今、ご予約承り中!!

2021/11

A-36   メーカー希望価格451,000円(税込み)もご発注される方が多いパワー・アンプです。

 

Accuphaseアキュフェーズ パワーアンプ A-70発表

人気を誇ってきたパワーアンプA-65が
フルモデル・チェンジA-70として登場いたしました。

 new A-70  純A級ステレオ・パワーアンプ 
メーカー希望価格 1,210,000円(税込み)
   

新しく初段にゲインを獲り全体のゲイン配分を見直す事で、
A-65に比べてS/N比を6dB向上させることに成功。

トータルS/N比はA-200に迫る127dB実現。(ゲイン-12dB時)

パ ワーMOS FETを10パラレル・プッシュプルにより
チャンネル当たり 
480W/1Ω(音楽信号に限る)、240W/2Ω、120W/4Ω、60W/8Ω のA1リニア・パワーを保証。

 

真の電力値を表示する、ディジタル方式のパワーメーター。
(ディジタルとバーグラフの2方式切り替え可能)


出力リレーの『MOS FET スイッチ』化の採用などで、
ダンピング・ファクター(DF)はA-65の2倍となる800を実現。

デュアル・モノ へ切り替えて、バイアンプ接続が可能。(ステレオ再生時には二台必要)

オペレーションを「ブリッジ」へ切り替えて、ブリッジ接続が可能。

ブリッジ接続時は960W/2Ω(音楽信号に限る)、480W/4Ω、240W/8Ωを実現。
(ステレオ再生時には二台必要) 

定格出力 : 60w+60w(8Ω) / 240w(8Ω)BTL接続時
サイズ : W465mm H238mm D515mm

重量 : 44.3kg    

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

アキュフェーズ パワーアンプ P-4200発表

new パワーアンプ「P-4200」新発売。 

価格539,000円(税別 490,000円)。 2013年7月上旬   

 

アキュフェーズ新製品資料より

1972 年創立以来、スピーカーの理想駆動を目指したアキュフェーズのパワーアンプは、ハイエンド市場を常にリードして数々の銘機を生み出し、その時代時代においてブレークスルーの役目を担ってまいりました。
その中で、創業 40 周年記念モデルとして発売した、最高峰の『純 A 級モノフォニック・パワーアンプ A-200』は、今までのパワーアンプ技術の集大成として、名実ともにパワーアンプの頂点をなす性能・音質を備え、歴史に残る画期的モデルとして絶賛されています。

今回ご案内の新製品『ステレオ・パワーアンプ P-4200』は、A-200 の卓越した設計テクノロジーを導入し、P-4100 全回路構成の完成度を高めてフルモデル・チェンジ、ダンピングファクターの改善、高 SN 比の追及、出力リレーの『MOS FET スイッチ』化の採用など、高信頼性とより純度の高い増 幅を可能にして音質を向上させた自信作です。 

激しく変動するスピーカーのインピーダンス(注 1)に影響されないで、スピーカーが持っている表現力を 100%引き出すには、スピーカーを「定電圧駆動」(注 2)しなければなりません。つまりアンプ出力の「低インピーダンス化」です。
低インピーダンス化は同時に、ヴォイスコイルから発生する逆起電力を吸収し、IM ひずみの発生を防ぐことができます。 

本機の出力段は、Pc が 220W のハイパワー・トランジスターを、チャンネル当たり 3 ペアー使用したパラレル・プッシュプル駆動により、アンプ出力の『低インピーダンス化』(スピーカーの定電圧駆動)を実現しました。音に対するこだわりと魅力溢れる音を目指し、安定した動作を確保するため、筐体の外部左右に取り付けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、1Ωの超低インピーダンス負荷で 500W/ch(音楽信号に限る)を達成しました。そして、チャンネル当たり 360W/2Ω、180W/4Ω、90W/8Ωと、負荷インピーダンスに対してリニアなパワーを実現、超低インピーダンスのスピーカーやインピーダンスのうねりの激しいスピーカーも高音質を維持したまま楽々駆動することが可能です。また、ブリッジ接続にして、さらに大出力モノフォニック・アンプにアップ・グレードすることが可能です。

これらの動作を支えるのが、高効率大型トロイダル電源トランスと、大容量フィルター・コンデンサーです。電源トランスは P-4100 に比べてさらに容量アップを図りました。大容量フィルター・コンデンサーには A-200 のノウハウを投入した 47,000μF×2 の高音質・大容量を新規に開発、激変する負荷インピーダンスにもびくともしません。 

本機はアンプ全体の構成に、インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)方式を採用、入力信号経路をフルバランス伝送化すると共に高能率スピーカーを使用する場合、残留ノイズの低減に威力を発揮するゲイン・コントロールが可能となりました。パワーアンプ部分には、アキュフェーズ独自の『MCS(Multiple Circuit Summing-up)+回路』を採用して低雑音化を図っています。

そして高域の位相特性に優れ、高安定度と周波数特性が両立したカレント・フィードバック増幅回路を搭載、位相補償の必要はほとんどなく、少量の NFB で諸特性を改善することができるなど、電気的性能の更なる向上を図っています。

今回出力回路に直列に接続されたコイルについても見直しを行い、巻数を減らしてインダクタンスを低減することにより、無駄なエネルギーロスを少なくしています。これに よりパワーアンプのパワーバンドワイズを広くすると同時にスピーカーとパワーアンプの結合度を密にし、より高音質な再生を可能にしています。 

外来誘導雑音を受けにくいバランス入力端子を装備、入力端子やスピーカー端子など音楽信号の通過する主要な部分を金プレート化して、音の純度を徹底的に磨き上げました。
パネル面には大型パワーメーターを配置、伝統的なシャンペン・ゴールドパネルと相俟ってリスニングルームの雰囲気を一段と優雅にします。 

(注 1)アンプ出力とスピーカーのインピーダンス

 スピーカーのインピーダンスは、周波数によって大きく変化します。
このインピーダンスの変動に無関係な一定信号電圧でスピーカーをドライブすることが、理想パワーアンプの条件です。
つまりスピーカーのインピーダンスに関係なく供給電圧は一定ですから、出力電力は負荷インピーダンスに反比例して増加することになります。
通常のアンプでは 4Ω 負荷ぐらいまでは楽に定電圧駆動ができますが、インピーダンスが低くなるほどアンプにとっては負荷が重くなり、3~2Ω では発熱も多くなりついには出力トランジスターが破損することにもなりかねません。
1Ω ともなると 8Ω 時の 8 倍もの出力を要求されるので、巨大な出力段と電源部が必要となり、基本から考え方を変えた設計を行わなければなりません。

(注 2)定電圧駆動(アンプ出力の低インピーダンス化)

アンプの出力インピーダンスは、負帰還(NFB)に深く関わっています。負荷がスピーカーの場合、スピーカーで発生する逆起電力が信号を歪ませることになります。これをNFB によって入力に戻し、出力段を制御して逆起電力を吸収します。これが瞬時に行われるので、逆起電力の影響を受けない理想的な出力をスピーカーに送ることを可能にしています。 

しかし負帰還だけでは、静的な低インピーダンス化はできても、音楽のようなダイナミックに変動する信号に対して、動的に低インピーダンス化することは大変難しく、理想的なスピーカー・ドライブができません。そこで、負帰還をかけない状態で低インピーダンス化すれば、動的な低インピーダンス化が可能となります。従って、パワーアンプの出力インピーダンスは、出力素子そのものを大電力化し、実際の動作状態でのインピーダンスの低減を図らねばなりません。


1.インスツルメンテーション・アンプ構成のパワーアンプ 
 ←図をクリックしてご覧ください。

P-4200 は、『インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)』構成を導入しました。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送化しています。このため、機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化(温度や放熱などの対流変化)に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上しています。


2.さらに進化した『MCS+』回路を搭載 
 

インスツルメンテーション・アンプを構成するパワーアンプ部分に、優れた性能と音質を誇る『MCS+』回路を搭載しました。MCS(Multiple Circuit Summing-up)回路は、同一回路を並列接続することで諸特性を向上させる、アキュフェーズ・オリジナルの回路方式です。 

『MCS+』回路は MCS をさらに進化させたもので、初段バッファアンプのバイアス回路を改善して回路安定度を高め、並列動作させる部分を『電流-電圧変換部』の A 級ドライブ段にまで拡張して、さらなる低雑音化を実現する回路です。本機は、『MCS+』回路を搭載することで、優れた電気性能と合わせて、優れた音質をも実現しています。

3.チャンネル当たり 500W/1Ω(音楽信号に限る)、360W/2Ω、180W/4Ω、90W/8Ωのパワーを保証
 

大出力のパワー増幅器に使用される半導体は、コレクター損失が大きく、高周波特性、耐破壊特性に優れた素子が選択されます。本機には、周波数特性、電流増幅率リニアリティ、スイッチング等の諸特性に優れ、コレクター損失 220W、コレクター電流 15A という大電力オーディオ用パワー・トランジスターを採用しました。この素子を 3 パラレル・プッシュプルで構成し、さらに 3 段ダーリントン接続を行い、低インピーダンス化を図りました。 


そしてこれらの素子を、大型ヒートシンク上に取り付け、効率的な放熱処理をしています。 
この余裕ある設計により、チャンネル当たり 360W/2Ω、180W/4Ω、90W/8Ω と低インピーダンス負荷までリニアな大出力を実現、また、リアクタンス成分を含んだ負荷駆動能力にも優れた威力を発揮します。 
←図をクリックしてご覧ください。
 

 第 1 図(下記)が本機の出力増幅段を示すサーキット・ダイアグラムです。第 2 図は本機の出力電圧/電流特性の実測値で、それぞれの負荷インピーダンスにおける値を測定しました。超低出力インピーダンスによって、負荷が変化しても出力電圧はほぼ一定となり、電流のみがリニアに増加している様子がよく分かります。これが定電圧駆動の状態です。実測値は、クリッピングパワーが 1Ω の超低負荷で 512W、2Ω:389W、4Ω:243W、8Ω:152W という、十分な余裕を持った設計になっています。 
←図をクリックしてご覧ください。


出力素子の並列駆動について

一般的に高周波用の半導体素子は、素子の内部で小さなトランジスターや FET を並列接続してマルチチップで構成した方が、単体による動作より素子がもつ固有のインピーダンス、内部雑音を低くできます。言い換えれば、リニアリティの改善です。また物理的にみれば、チップの面積を大きくすることにより、素子から発生する多大な熱の集中を避けて熱を分散し、安定した動作を約束します。 


本機もこのような手法を応用、出力段を並列接続することにより電流を分散させ、パルシヴな信号による瞬間的な大電流にも楽々と耐えることができます。アキュフェーズのパワーアンプは物理的に単純な並列接続ではなく、温度変化や各素子の電流整合に対して数々のノウハウを積み重ねてきました。その結果、小電流時のひずみ率やSN 比が向上し、小音量時の透明感が飛躍的に改善されました。このようなゆとりある 
電流供給能力により、超低負荷ドライブを可能にし、性能・音質向上に大きく寄与しています。 

4.高域の位相特性に優れたカレント・フィードバック増幅回路
 

インスツルメンテーション・アンプを構成するパワーアンプ部に、出力信号を電流の形で帰還するカレント・フィードバック増幅回路を採用しました。右図にその基本原理図を示します。 

まず帰還側の入力端子のインピーダンスを下げて電流を検出します。その電流を I-V 変換器で『電流-電圧』変換して出力信号を作ります。帰還入力部分(図の電流加算部分)のインピーダンスが極 
めて低いので、位相回転が発生しにくく、その結果位相補償の必要は殆どありません。このように、少量の NFB で諸特性を大幅に改善できるため、立ち上がり等の動特性に優れ、音質面でも自然なエネルギー応答を得ることができます。 

上図に電流帰還増幅器の利得を変化させた場合の周波数特性を示します。この回路では、利得の大小による周波数特性の変化がほとんどなく、広い帯域にわたって一定の特性であることが分かります。

5.ブリッジ接続により 1000W/2Ω(音楽信号に限る)、720W/4Ω、360W/8Ω の純粋モノフォニック・アンプにアップ・グレード 


ブリッジ接続とは、極性が異なる 2 つのアンプに同じ信号を入力し、両アンプの出力端にスピーカーを接続する方法です。これにより理論的には、ステレオ駆動時の 4 倍の大出力モノフォニック・アンプにアップ・グレードすることが可能です。 


本機のブリッジ接続は、リアパネル側のモード切替スイッチをブリッジ・ポジションにするだけで簡単にできます。この方式は、2 個のアンプ入力部の極性を利用し、お互いに逆相信号が入力されるように接続変更されますので、位相反転回路を用いない優れた切替回路を構成しています。 ブリッジ接続時の出力は、1000W/2Ω(音楽信号に限る)、720W/4Ω、360W/8Ωを実現、量感溢れるパワーを供給することができます。


送信側機器から同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。受信側はこれを(+)入力、(-)入力で受けて差信号を取り出します。この時、妨害雑音によりケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、差信号を作る過程で打ち消されます。 
 

6.外来誘導雑音を受けにくいバランス入力を装備 
 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス入力を設けました。バランス伝送の原理は図に示す通りで、
←図をクリックしてご覧ください。

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。本機は、同相信号を除去する能力に非常に優れた『インスツルメンテーション・アンプ』方式を採用しています。これにより、受信したバランス信号からノイズを打ち消した理想的な差信号を作り出すことができます。 


7.残留ノイズも減少、『インスツルメンテーション・アンプ』方式によるゲイン・コントロール 
 

 『インスツルメンテーション・アンプ』方式の初段増幅部で利得を切り替え、ゲイン量をコントロールするため、位相の乱れが少なく、パワーアンプ段の安定度がほとんど損なわれないゲイン・コントロール《MAX、-3dB、-6dB、-12dB の 4 段階》が可能になりました。この方式では、増幅部のゲインを下げるとノイズ成分も同時に下がりますから、高能率スピーカーを使用する場合や、マルチアンプ・システムで中・高域スピーカーの駆動用として使用し、残留ノイズが気になる場合のノイズ低減に大きな威力を発揮します。 


8.高効率大型トロイダル・トランスと大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源部 


全ての電力の供給源である電源部は、パワーアンプにとって最も重要な部分です。本機には、さらに容量アップされた新開発の大電力容量の高効率トロイダル・トランスを採用しました。
さらに、熱伝導にすぐれ防振効果の高い充填材を用いてケースに固着、外部への影響を遮断しています。 また、整流器を通過した脈流を直流に変換するアルミ電解コンデンサーには、47,000μF の大容量・高音質タイプを 2 個搭載し、絶大な余裕度を誇っています。 
この電解コンデンサーは、熱収縮スリーブにより絶縁され、大容量で、かつ振動を吸収する構造になっています。
 

9.入出力端子を金プレート化

入力端子、スピーカー端子は、通常真鍮が用いられています。本機では、この上に金によるプレート化を行ない、徹底した音質の向上を図りました。特に、使用頻度の高い入力端子は、通常の金プレートより厚い処理を施すなど、一層の信頼性向上に対処しています。


10.ダンピングファクター500 を実現

回路や NFB 経路等の見直しにより、アンプの出力をさらに低インピーダンス化を行い、P-4100 に比較して約 2.8 倍のダンピングファクター(DF)500 を実現、一層の音質向上に寄与しています。ダンピングファクターは、一般にアンプの出力インピーダンス(Z)とスピーカー・インピーダンス(R)の比(DF=R/Z)で表され、パワーアンプがスピーカーを駆動する場合に、その制動力を示す指標となります。DF の数値が大きいほど、アンプがスピーカーをコントロールする能力が高く、低音に締まりが出てくるとされていますが、これはアンプの出力インピーダンスが小さいほど、スピーカーからの逆起電圧を吸収して不要な振動を抑える役目をすることによります。 

また、細いスピーカー・ケーブルを長く引き伸ばすと、ケーブルの持つインピーダンスも影響して DF が悪化しますので、ケーブルの選択と長さにも十分注意が必要です。 


11.プロテクションに『半導体(MOS FET)スイッチ』の採用

アンプの異常動作時などにスピーカーをを保護するため、一般的に機械式接点を持つ『出力(プロテクション)リレー』が使用されますが、本機は 40 周年記念モデル純 A 級パワーアンプ A-200 の技術を取り入れ、無接点『半導体(MOS FET)スイッチ』を搭載しました。この素子は、《定格電流:160A、超低 ON 抵抗》の産業用『パワーMOS FET』で、機械的な接点が存在しないため接点不良がなく、長期信頼性に優れ、また、音楽信号が接点を通らないため、一層の音質向上が期待できます。




12.アナログ式大型パワーメーターを装備

モニターに便利なアナログ式の大型パワーメーターを装備しました。時々刻々変化する信号のピーク値を捕捉し、対数圧縮により広いパワーレンジを直読することができます。 
また、アナログ式でありながらピークホールドが可能で、3 秒/∞切替えとメーター動作及び照明を ON/OFF するスイッチも装備しています。ホールドタイムの∞は動作中の最大パワーを常に更新して表示します。

 
 

13.大型スピーカー端子を 2 系統装備、Yラグやバナナ・プラグが挿入可能

太いスピーカー・ケーブルにも対応できる、大型スピーカー端子を 2 系統装備しました。 
端子の素材は、真鍮無垢材を削り出して金プレート化、さらにケーブルの端末処理がスムースにできる『Y ラグ』や『バナナ・プラグ』の挿入が可能となっています。

スピーカーA/B の 2 系統を切り替えて使用することができます。 


1. スピーカー端子 A/B を使用してバイ・ワイヤリング接続が可能

←図をクリックしてご覧ください。

スピーカー・ケーブルを一組追加し、スピーカー切替ボタンの《A/B 2 系統:ON》によって、スピーカーの LOW(低音域)/HIGH(高音域)を分離した『バイ・ワイヤリング』接続が可能です。 
 

・バイ・ワイヤリング接続は、LOW/HIGH スピーカー・ユニットそれぞれが発生する逆起電力による、ネットワークを通しての影響(相互干渉)を少なくし、音の濁りやひずみ感を低減することができます。
 

・バイ・ワイヤリング接続の場合は、ネットワークを内蔵し端子が LOW/HIGH 分離可能なスピーカーが必要です。
 

・リアパネル側『モード切替スイッチ』は、通常の《NORMAL》ポジションです。 

←図をクリックしてご覧ください。
 


2. モード切替スイッチを『BRIDGE』ポジションに切り替えてブリッジ接続が可能 


リアパネル側のモード切替スイッチを『BRIDGE』ポジションにするとブリッジ接続への切り替えが簡単にできます。P-4200 では、2 個のアンプ入力部の極性を利用し、お互いに逆相信号が入力されるように接続変更されますので、位相反転回路を用いない優れた切替回路を構成しています。
 

・ブリッジ接続時の出力は、1000W/2Ω(音楽信号に限る)、720W/4Ω、360W/8Ωを 
実現、量感溢れるパワーを供給することができます。 
 

・リアパネル側『モード切替スイッチ』は、《BRIDGE》ポジションにします。 
 

・ステレオ再生の場合は、P-4200 が 2 台必要になります。
←図をクリックしてご覧ください。


3. モード切替スイッチを『DUAL MONO』ポジションに切り替えてバイアンプ接続が可能


リアパネル側のモード切替スイッチをデュアル・モノポジションにすると、L チャンネルの入力信号を両スピーカー端子から出力することができ、低域/中高域用スピーカー専用のバイアンプ駆動用として使用することができます。但し、ステレオ再生の場合は P-4200が 2 台必要になります。

 

・バイアンプ接続は、LOW/HIGH スピーカー・ユニットの逆起電力による相互干渉を、前述のバイ・ワイヤリング接続より積極的に軽減することができ、かつ P-4200 がモノフォニック・アンプ仕様となるため、左右チャンネル間の干渉も少なくできます。
 

・バイアンプ接続の場合は、ネットワークを内蔵し、端子が LOW/HIGH 分離可能なスピーカーが必要です。 
 

・リアパネル側『モード切替スイッチ』は、《DUAL MONO》ポジションにします。

←図をクリックしてご覧ください。

 

・ステレオ再生の場合は、P-4200 が 2 台必要になります。

 

←図をクリックしてご覧ください。



6/25 追記

P-4200のカタログにもDF(ダンピングファクター)500と記載されているようです。
(一般的には保証値ですので、実測はもっと性能があるとされています)

DFについて少し追記いたします。
DFの改良は、上記に記載されているような低インピーダンス電源を初めとして
、いろいろな要素の総合性能で変わっていくようです。(測り方などはここでは省略いたします。)

P-4200のDFの改善ポイントに特化して書きますと
大きくは3点行われているようです。

1.出力段で3 段ダーリントン接続にされたこと。

普通ダーリントン接続は「電流特性を大きくする」とされていますが、
ここで3段にしたことで⇒第1図でご確認ください。
DF(ダンピングファクター)が約100倍になったということです。  


2.負帰還回路(ネガティブ・フィード・バック)を新しくバランスド・リモート・センシングとした。


純A級MONOパワーアンプA-200までは
リモート・センシングで+シグナルから負帰還をかけていたのですが、今回新しく信号のマイナスGNDからもアンプのマイナス側に負帰還がかけられています。
負帰還のバランス動作です。これによってDFがさらに向上いたしました。


DF(ダンピングファクター)を上げるためには
負帰還(ネガティブ・フィード・バック)を際限なく多くかければ理論上、静特性(音楽信号が入ってきていない状態のカタログ・スペック)はいくらでも改善するという昔からの説がありましたが、
アキュフェーズは負帰還に頼るアンプ特性はまったくだめという結論を持っておられるようです。

安直に負帰還(ネガティブ・フィード・バックNFB)を際限なくかけて見かけの特性を良くする解決方法は、実際に音楽再生したときの動特性も良くありませんし(音が悪くなる)、アキュフェーズ技術部が考えられる色々な定数で実験を試みてみても静特性(音楽信号が入ってきていない状態)の実測でさえ、スペック的にもある限界から全然だめということでした。



3.パーツを見直す
ということで、上記にあるようにリレーからMOS FETスイッチへの変更。

リレー1個は接触抵抗が10mΩくらいあり、
以前のモデルでは、機能的にリレーは1つでよいのに、2個並列に接続して電気的インピーダンスを下げるといったアキュフェーズ独自の涙ぐましいアイデアでの改善は行われてきましたが、
MOS FETスイッチに変更することによってリレーを信号ラインから取り去ることが出来、音楽信号も汚さず、回路の低インピーダンス化も計れ、DF(ダンピングファクター)なども大幅に改善したようです。

半導体であるMOS FET(ON抵抗が0.0016Ω)にはもともと接触抵抗はないので、高価ですがDFには非常に有利に働きます。

アンプ安定性に不可欠な発振防止用コイルは巻き数(長さ)を減らしたとのことです。
ちなみにA-200のコイルの直流抵抗は約1.8mΩ、 A-65は2.2mΩ 、P-4200は2mΩとなっているそうです。

これらの総合特性でDF(ダンピングファクター)トータルが決まってきます。
DFのほうはA-200  1000、 A-65  400 、P-4200  500となっています。

10mΩ以下の接触抵抗はテスターでは測定限界を超えていて、正確な数値が出ないので、
アキュフェーズ技術部では独自のテスターを製作されています。

DF(ダンピングファクター): 1000がどれだけの数値か比較で申し上げますと
普通のアンプ内部配線に使用されている最大クラス・サイズの
AWG14(直径1.628mm)というケーブルがありますが、
このケーブルの直流抵抗約8mΩです。
AWG14  1mのDFを測るとこの値が約1000だったそうです。

理想のアンプの格言として
「ストレート・ワイヤー・ウィズ・ゲイン」
(ストレートケーブルのように信号の情報量を失わず、要らないノイズ、もともと無かった個性も付け加えない・・しかも利得を持ったアンプ)
というのがありますが、まさに技術がそういう域に入ってきているのでしょうか。 

 

*アキュフェーズ2009~   *アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

 

アキュフェーズ40周年記念モデル、セット納品

アキュフェーズ40周年記念モデルを納品いたしました。

実際の納品は、ゴールデンウィーク前だったのですが、投稿が本日となりました。

納品にきた商品は
アキュフェーズ 
SACDトランスポート DP-900
デジタル・プロセッサーDC-901 、
プリアンプ C-3800
パワーアンプ A-65
クリーン電源 PS-1220
スピーカー B&W  802 Diamond  などです。

802 Diamond のセッティングは当店と同じ、キャスターを外して、ソフト・スパイク仕様とさせて頂きました。



オーナー様は以前から
スピーカーVictor SX-9000をご愛用されていまして、この度、B&W  802 Diamond  に換えられたのですが、
非常に気に入っていただき、よかったです。

全てのアンプ類を
ADKのラック(このラックは シンプル&豪華で好いのに、残念ながら現在はディスコン品です)
に収納して、セッティング終了、音だしも良好です。

これから少しずつエージングが始まってさらに良くなるのが想像できる音です。

有難う御座いました。

たまたま 3月末、4月と
アキュフェーズの高級機種を数多くお求めいただいた為、ブログ内容も、ストラヴィンスキー、レスピーギにあやかって
アキュフェーズ 三部作となりました。

オーナーの皆様、有難う御座いました。 そして楽しんでください。

*BW      B&W     *アキュフェーズ2009~   *クリーン電源
*スナップ   ADK記事   アキュフェーズ~2008    

アキュフェーズ総合カタログ

親子二代に亘るアキュフェーズ・ファン

本日の納品先は
当店のお馴染みさんの息子さんのお宅です。

今日はアキュフェーズ A-65
 をラック中央にセットさせて頂きました。



ほかにはアキュフェーズ C-290V や B&W N802などご使用です。
ラックの上のフィギアもいいね!

お馴染みさんであるお父様の方は、
さらに筋金入りのアキュフェーズ・ファンの方です。

ざっと思い出すだけでも
アキュフェーズDP-100、DC-101、
アキュフェーズC-2810、アキュフェーズC-27、
アキュフェーズT-1000、アキュフェーズA-50V、TANNOY Canterburyなどご愛用です。



親子二代に亘るアキュフェーズ・ファンでいらっしゃいます。

あっ、そういえば、
この前11日、12日のアキュフェーズ・フェアにご家族でお越し頂きましたけれど、
アキュフェーズ眼鏡拭き(CD拭き)もプレゼントしなかったかも・・(まだいっぱい余っていたような)
ついついお馴染みさんには反って忘れてしまいます。
今度お見えの時にお渡ししましょう・・

アキュフェーズ 公開クリニック&試聴会のご案内

アキュフェーズ 公開クリニック&試聴会(主力機種が勢ぞろい!)


日時  5月11日(土)
       5月12日() 盛況のうちに終了いたしました。

場所  サウンドマック当店にて

二日間はアキュフェーズの
技術、サービス、営業 3名のスタッフが常駐しており、
アキュフェーズ製品 修理/点検を
お客様立ち会いのもとで行わせて頂きます。

クリニックは事前にご予約が必要となります。 
⇒スタッフまでメール、TELなどでお申し込みください。  
 
公開クリニック当日特別価格 (事前ご予約が必要となります。)

保証期間内 :無償    
保証期間外 :有償    
     
CDプレーヤー(DP-○○○) 
3年以上5年未満   ¥3,000+部品代  

CDプレーヤー以外の製品  
5年以上10年未満   ¥5,000+部品代  
10年以上20年未満   ¥8,000+部品代  
20年以上   ¥15,000+部品代  
 上記金額には消費税は含まれません     当日、終了いたしました。

注意事項     
(A)  当日は保証書とメンテナンス製品をお持ちください。      
(B)  保証期間内であっても保証登録のない場合は有償になります。         
(C)  当日修理が不可能な場合は本社送りとさせて頂きます。  
(D)  修理はお客様立ち会いのもとで行わせて頂きます。  

 1件に付き約1時間かかります。 
一部の旧製品の症状によっては修理不能の場合もございます。
二日間のご予約数も限りが御座いますので、お申し込み時にお尋ねください。

4/20 追記
ご予約を承りましてまだ数日ですが、
既に12日()のご予約が結構入って埋まってきています。

11日(土)ご希望ご予約はまだまだ今からですが、
12日()ご希望の方がいらっしゃいましたらお早めにどうぞ!

4/27追記
主力製品 試聴機器続々入荷!

ご試聴の方は、予約は必要ございません。
本日からでもどうぞお立ち寄りください。

CDプレーヤー
DP-410、 DP-550、 DP-900 DC-901

プリアンプ
C-2420C-2820C-3800


パワーアンプ
A-46P-6100A-65A-200  

プリメイン
E-460 、 E-560E-360PS-1220ほか引き続き入荷予定
 
お好きな組み合わせでどうぞ!



5/11 AM 始まりました。
 
スナップ
サービスの高橋さんがDP-75のメカを外しています。



DP-75のCDトランスポートが外されました。

本体はメカ部がすっぽり抜けています。
いつもは、あまり見れない光景です。



トランスポートの上カバーも外されメカ部が裸状態に・・

動作部をクリーニングした後、
消耗する部品(ベルトなど)の磨耗した状態と新品部品をオーナー様の前で比較・・



消耗した部品は見ただけで全然変わり果てています。

この後、電源部、アンプ部のコンデンサー二つとロードスイッチを交換。
測定後、組み立てとスムースに進みます。
最後に音だし、チェック、ばっちりです。

それにしても、こんなに手際のよいサービスマンの方は初めてお目に掛かりました。
しかもタフな方です。本日も何台こなされたでしょうか・・

加えて高橋さんは大のカープファンらしく、
関東圏から広島のマツダ・スタジアムまで2泊3日の強行軍でよく来られるそうです。
親しみがわきます。(笑)

5/12   スナップ

本日の一台目はE-350
目立った症状はメーターのランプが暗くなったとのこと・・



ランプ基板修理とランプ交換後
オーディオアナライザーでひずみ率ほか検査



高橋さんは回路動作の解説までオーナー様に細かく説明をされていて
まさにプレゼンテーションもお出来になるスーパー・サービスマンです。



オシロでスイッチのガリオームなど検査

 


使用年数の経ったアンプは、音だけ聴いたのでは分からないのですがオシロスコープで見ると劣化してきている部分がよく判ります。
 

▼こちらはC-3800A-46DP-550など只今、大ヒットモデルを設計、もしくは携わっておられる
田尾さんによる解説付き 試聴ルームとさせていただきました。

スタッフとの雑談のなかにも、比較的リーズナブルなアンプのなかでは
A-46をBTLで使用すると更にすごい! と我が子のようなA-46にも愛情が溢れます。





何故BTLがよいのか・・も設計に素人の私たちにアース電流の行く先、
信号増幅時の電流の向きなどを図に描いて説明いただきました。
バランスのような動作をするということです。

BTLは本当にメリットだけなのか、 動作時の高調波歪について、
聞きかじりの古い定石で食い下がってみましたが、
実際に実測でも悪くなるデーターは無いそうです。

もちろん、
ダンピング・ファクターの件も織り込み済みですが、
最終はオーナー様のお好みということで。
 

2012年 9月のイベント予定 1 Accuphase40周年記念モデル試聴会

9月1日(土)、2日(   講演時間  PM2:00~3:30
イベントは終了いたしましたが、9/9までフリーでご試聴いただけます。

Accuphase40周年記念フル・ラインナップ・モデル試聴会

使用機材 
A-200C-3800DP-900DC-901PS-1220DG-48 ほかに C-2820 、A-65

奮ってご参加ください。    

A-200用に PS-1220を右、左それぞれ2台準備しております。

お楽しみにしてください。

9/1 PM2:00 講演始まりました。

PM2:30  第一回講演中!

只今
満席ですが、予備席もご用意しておりますので、まだ3~4人は入室いただけます。

PM3:00
いっぱいいっぱい満室です。

PM3:35~
一応第一回が終了しました。 3人様が引き続き試聴されていますが、
新規のお客様がどんどん増えて、また満席に・・ 引き続き、急遽講演が始まりました。

DG-48
の実践の使いこなしなどにもスポットがあたっています。

今までの記事でも何度かご紹介してまいりました当店のお馴染み様の猛者の方々も続々とご来店・・

日頃お忙しくご活躍の方々ばかり、これだけのメンバーの方が同時間にご参加いただき・・
スタッフ目線ではある意味、機材にも増して壮観です。

講演も延長されたりイレギュラーとなりましたが、熱気は本日のピークを迎えました。

やはりアキュフェーズ試聴会はなにかが起こります。

2日() も講演時間  PM2:00~3:30となっております。
奮ってご参加ください。 ほかの時間帯は自由試聴です。

 

9/2  PM2:00 
二日目の講演、満席で始まりました。 昨日とは違い皆さん比較的ゆっくり聴いていただいています。

PM3:30 
講演終了しました。

PM3:35~
終了前後から 自由試聴ご希望のお馴染み様が愛聴盤を持参でお見えになり
引き続き試聴が始まっています。

ゆったり聴いていただけたおかげで生粋のアキュフェーズファンのTさんには
ジンマンのマーラー5番、ヴァントのブルックナー8番を全楽章聴いて頂けました。

 

結果的に常連様も丁度うまく土、に分かれて来場いただき、
土曜のように混乱しなくて良かったです。

有難うございました。

magnepan マグネパン MMG 展示開始いたしました。

magnepan new MMG 展示開始いたしました。

常時ご試聴いただけます。 (2014年11月現在は展示していません。)    

リアルな女性ボーカル、ヨーロッピアン・ジャズ、協奏曲、器楽曲、声楽、オラトリオなどが得意ではないでしょうか。

フラットスピーカーならではの定位感、ひずみの少ないHiFi音が特徴です。

ご都合のよい時間にどうぞご試聴ください。

よろしければ愛聴盤を是非お持ちください。

10/14追記

MMG は写真のとおり中級コーナーで鳴らし始めました。

価格がペアで¥168,000と有名輸入品にしては価格を安く設定されているためでもありました。

スピーカーが¥168,000ならアンプの予算も20万円~30万円という先入観もあったからです。

しかし今はトップ・エンドコーナーに鎮座しています。

となりの部屋に移動させて、アキュフェーズのC-2820A-65P-6100で鳴らしたところ
素晴らしい音で鳴り始めたからです。

クラシックを中心に奥行きが「グーーン」と数十メートル感じられ、雑味が全くなく、透明度も数十倍!
ある程度想像はしていましたが、それ以上、期待以上の大変身です。

この音を聴かされたら、みなさん欲が出て MMG より上のフラグシップに近い機種に挑戦してみたくなるのではないでしょうか・・

ただ現在のところ予算配分はスピーカー¥168,000、アンプ¥2,257,500です。
セットで考えると、悩ましい・・

アンプは選ぶけれど良いスピーカーです。

自身のCPは高くて、
価格も健気なのに、アンプにお金持ち(大浪費)を要求する不思議な名機です。
(独断で名機と言い切っちゃいました・・)

10/15追記

昨日、上記記事を追記して
また今日ですが、

本日、アキュフェーズDP-900、DC-901をご注文いただいた方(スーパーマニアです)に雑談がてらMMG を聴いてもらいました。

B&W N801を使用されていますご本人さんは、

「このタイプのスピーカーは低音が出んじゃろー」(native 広島弁)

笑っておられましたけれど、
LINNのDSでJazzをかけたところ力強く、太い、伸びやかなベースがでたところ、顔色が変わりました。

「・・ 思ったよりでるね」

価格を告げると、驚いたように 価格を聞き直されました。

magnepanは25年くらいまえ
箱形スピーカーを嫌う方を中心とした平面スピーカーブームの立役者でした。

magnepanは平面スピーカーのなかでもリーズナブルだったというのもあるかもしれません。
広島でも当店とライバルのお店が扱っておられました。

当店ではコンデンサー型の アコースタット、マーティン・ローガン、オールリボン型のアポジー などを常時展示してそれらを推奨しており、magnepanに関しては「×ぶー」でした。

当時のmagnepanは中域だけのAMラジオのような鳴り方で感心しなかったのですが・・

振動板技術の進化なのでしょうか?
それとも
当時は上記3つのフラット・スピーカーも完璧に鳴らせるアンプが無かったですから、
(一般論として平面スピーカーは周波数特性もフラットで自然な鳴り方をする良い面を持つ反面、低音のインピーダンスが1~2Ω近くになり・・・1~2Ωということは⇒ほとんどショートに近いスピーカーをドライブする⇒パワーアンプの電流がどんどん要求される⇒アンプの電源やパワー部がもたない⇒よい平面スピーカーの性能が発揮されない・・という負のスパイラル図式です。)

最近のアンプの性能が上がり、電源インピーダンスが低くなったことにより、スピーカーの低インピーダンスに対してもリニア・パワーが取り出せるようになったおかげでしょうか・・

一番リーズナブルなMMG を聴いただけでも、当時感じていた雑味も皆無、
低音でインピーダンスが1~2Ωに下がっていても、現在の良いアンプですとへっちゃらで全く崩れません。

超低音から超高音まで限界知らずにきれいに聴こえます。
抜群のアンサンブルです。
一番嫌いだったスピーカー(昔と同製品ではありませんが)に一番感心させられるって、何なんでしょう  技術の進歩と想像しても信じられません。

それからコンチェルトを15分くらい試聴

「すごいね」 「本当に この値段?」
「すごいでしょ」
「メーターでは3wくらい振れているね」

もう一度、価格の話題・・
私も価格についてだんだん不安になってきて、(胸張って、大嘘を書いているんじゃないかと)
株式会社ステラさんのHPをもう一度確認致しました。

確かに 税別 160,000 円 Pair となっています。 
何度も申し上げますとおり、本日もアンプはA-65で鳴らしました。

 

ステラ取り扱い製品 MAGNEPANなど6ブランド価格改定      2014/12

*常設展示

トライオード TRX-M845 試聴会開催 

845パラシングル・モノラル・パワーアンプトライオード TRX-M845 をじっくり聴く

日時 6月日(土)~日() 大盛況のうちに終了いたしました。

製品ご案内: ㈱トライオード 山崎社長

アンプの試聴は勿論ですが真空管の事なら何でもお尋ね下さい。

           
new GOLDMUND 新製品プリアンプ
「Mimesis27.8」 も広島初お披露目いたします。   

デジタルソースから「Mimesis27.8」内臓のDACを使用して、透明度の高い音で鳴っています。

特に女性の声は引き込まれます。

B&W 802 DiamondやAccuphase A-65などと比較して見ていただいてお分かりのように、一台がとにかく大きいです。
(サイズ : 横580×奥行440×高300mm  重量 : 55kg) モノラル・アンプ メーカー希望価格¥1,500,000 (Pair価格)

明日からイベントが始まります。

 

上記のHi-endアンプ以外にも Triode 新製品の真空管CDプレーヤーTRV-CD5SE、真空管DAC TRV-DAC1.0SE も聴いて頂けます。

是非、奮ってご参加ください。

6/4 後記
土、日を通じて多数ご来場いただき有り難うございました。

久々の真空管イベントでしたので、
また845が透明度を持って良く鳴ってくれましたので盛り上がりました。

出力管はスイッチひとつで845から211に替える事ができます。
211を沢山コレクションされておられるお客様は845 モノラルアンプでこの価格は、予想より安いと仰っていました。

真空管アンプはノイズが多いと思っておられる方が多かったのですが、
良い意味で期待を裏切られた方も多かったようです。

ゴールドムンド DAC内蔵プリアンプ「Mimesis27.8」は、当試聴会の後に専門雑誌社を廻るそうです。
それくらいの「ほやほや」新製品でした。
ご来場いただいた方も、当店もラッキーでしたね。

音は、当店がプリ、パワーでリファレンス常時展示していた頃(約12年前27me)のMimesisよりも厚みのある音でスムース、非常に良い印象をうけました。

 
*TRIODE   *845