オルトフォンの「GT」復活、あの鮮烈と躍動を再び。SPU GTE 105、満を持して登場。
―鮮烈と躍動。新規開発されたトランス内蔵の「GTE」、ついに復活-
公式 サイト
圧倒的なエネルギー感に支えられた鮮烈さ、そして躍動感。古のオーディオファイルたちに強烈な記憶を残し、伝説の銘品として語り継がれてきたSPU GTが、オルトフォン創立105周年という節目の年に楕円針の「SPU GTE 105」としてレギュラーモデルに復活しました。
誕生当初よりアナログファンからの憧憬と期待を受け続け、その魅力的な音色によってこれに応えてきたSPU GTは、オリジナルモデルの生産完了から約40年、1994年のSPU Classic GT/GTE限定復刻からも約30年が経過しており、年を重ねるごとに追憶の彼方へと消えつつあるのが現状です。しかし、GTの奏でる骨太なサウンドは時代を超えて愛され、熱心なファンの皆様からの復活とレギュラー化を願う声は高まるばかりでした。我々もなんとかこの想いに応えたいと考え、北欧スウェーデンのLundahl社と共同で「GT」の肝である内蔵トランスの開発に明け暮れること数年。この2023年、ようやくレギュラーモデルとしての製品化を実現させました。なお、SPU GTシリーズには音色以外にも大きな特徴が2つあります。1つ目はMC昇圧トランスをヘッドシェルに内蔵したことにより、別途のMCヘッドアンプや昇圧トランスを必要とせず、アンプのMM入力にそのまま接続可能であること。そして2つ目は通常のMC型カートリッジの本体部分にあたるユニットのすぐ後ろに内蔵トランスがあるため、ユニット部分がピックアップした音声信号を減衰させずにすぐ後ろのトランスで昇圧でき、一般のMC型カートリッジよりも出力が高い状態でアンプまでの信号伝送が可能という点です。最初に述べた「MM用のPHONO入力に直結可能なMC型カートリッジ」という特徴は、結果的にもう1つの特徴へと帰結し、これがGTシリーズ固有のパワフルな音色へと繋がっています。
定価
¥190,000(税別)
(税込¥209,000)
<2023年12月発売予定>
オルトフォンジャパン株式会社より
かねてより経営の効率化をはかるなど、価格維持の努⼒を続けて参りましたが、昨今の激しい為替変動の煽り、また原材料費、加⼯費、輸送費等の⽣産コストの⾼騰をうけ、従来の価格を維持することが困難となり、⽌むを得ず製品価格の改定を実施することとなりました。
今後も皆様にアナログオーディオを楽しんでいただけるように、より良い製品づくりに努めて参りますので、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
対象製品:下記の MC 型針(ユニット)交換
製品名
交換機種
新価格 税別
新価格 税込
SPU A / SPU Classic A
SPU Classic A
¥138,000-
¥151,800-
SPU AE / SPU Classic AE
SPU Classic AE
¥152,000-
¥167,200-
※いずれも⽇本国内でのユニット交換となります。
価格改定実施⽇:2023年9⽉1⽇(⾦)
※8⽉31⽇(⽊)までに販売店様にて受け付けいただいたご依頼分は従来価格にて対応いたします。
ortofon SPU#1Sカートリッジ をお求めいただきました。
2022年2月1日以降に SPU シリーズをご購入いただいたお客様を対象に、
SPU 限定特別カートリッジケースをプレゼント
150 個(限定数に達し次第、応募ハガキの製品への添付も終了
というキャンペーンですが150 個の限定数でしたので
ちょっと・・どうかな?と思っていましたが
セーフ!
SPU 限定特別カートリッジケース・プレゼントの応募はがきが同梱されていました!
H様、よかったですね
2022年2月1日以降に SPU シリーズをご購入いただいたお客様を対象に、SPU 限定特別カートリッジケースをプレゼントさせていただきます。
プレゼントは限定150個。無くなり次第キャンペーン終了とさせていただきます。
ぜひ、この機会に長い伝統を持つSPUシリーズをご覧ください。
【SPUシリーズラインアップ】https://www.ortofon.jp/product…
※SPU Ethos はキャンペーン対象外とさせていただきます。
<キャンペーン概要>
【期間】 2022 年 2 月 1 日(火)~ 限定数に達し次第終了
【限定数】 150 個(限定数に達し次第、応募ハガキの製品への添付も終了いたします)
【対象製品】 SPU #1S / SPU #1E / SPU Classic G MK2 / SPU Classic GE MK2 / SPU Synergy / SPU Royal G MK2 / SPU Royal N / SPU Meister Silver MK2 / SPU Wood A / SPU Century / SPU Mono G MK2 / CG 25Di MK2 /CG 65Di MK2
※1)SPU Ethos は対象外とさせていただきます。
※2)プレゼントのカートリッジケースは SPU G シェル専用となっており、SPU Royal N 及び SPU Wood A はご使用になれませんのでご注意ください。
【応募方法】
<ご購入製品に応募ハガキが添付されている場合>
①オルトフォンジャパン正規販売店様にて対象製品を購入
②製品に添付された応募ハガキに必要事項を明記して投函
③後日オルトフォンジャパンより応募住所へプレゼント品を発送
<ご購入製品に応募ハガキが添付されていない場合>
①オルトフォンジャパン正規販売店様にて対象製品を購入
②下記の必要事項を添付、明記の上オルトフォンジャパンへメールを送信
・購入日のわかるレシート/ご購入明細書等を撮影した写真を添付
・保証書に記載されている製品名とシリアル番号を明記
・お名前、ご住所、お電話番号を明記
送信先メールアドレス:info@ortofon.jp
③後日オルトフォンジャパンより応募住所へプレゼント品を発送
●SPUの奥深い魅力をご紹介しております。→ https://www.ortofon.jp/analogt…
アナログ・オーディオはブームというよりオーディオ・ソース最前線にも定着してきた感がある今日この頃ですが・・
ortofon のSPUでも珍しいカートリッジをお馴染み様からご発注いただきました。
SPUといえばGシェル、Aシェルとゴツく重たいシェル(カートリッジ込みで約30g)で有名ですが
今回ご発注があったのは、SPU Royal G MkⅡ という
一般のアームやヘッドシェルにセットできるようアダプターを付属させたSPU Royal N です。
そのため、自重:13g(Royal N本体+付属アダプター使用時)と軽量級アームにも使用出来るような重量となっています。
アナログオーディオ・サイト
時間:5月25日(金)、26日(土)
カートリッジ
SPU#1E
SPU#1S
SPU Classic GE MKⅡ
SPU Classic G MKⅡ
SPU Synergy
SPU Royal G MKⅡ
アーム(ダブルアーム)
ortofon AS-212S ×2
プレイヤー
Acousticsolid Solid Edition
フォノイコライザー
EQA-999(トランス内蔵)
フォノケーブル
6NXTSW1010×2
ラインケーブル
Reference BLACK
スピーカーケーブル
SPK-Black
解説:オルトフォン・ジャパン山田 省悟氏
奮ってご参加ください。
大盛況で盛り上がっています。
過去の試聴会に参加されたことのない常お馴染み様でも、
「今回の試みは画期的だ」と喜んで参加いただいております。
よくお求めいただいている常お馴染み様ですが、
この方が試聴室でこんなに長く試聴されているのは、初めて見ました。
上記のカートリッジ名簿にない、旧製品マイスター・シルバー、
限定品SPU Wood A なども飛び入り参加し、
皆さん高級カートリッジの比較試聴などは初めてなので、異常な熱気です。
なかには聴き比べられて、限定品SPU Wood A を即注文された方も・・
同じSPUでもここまで音が違うとは・・
同じSPUのなかでもやはり、価格差に比例しますね
10万円以下のSPUと20万円前後のSPUは音質グレードがハッキリ違っていて、
さらに上級機になるとグレードが高い上に個性もはっきりしてきて、
高次元でさらに個性を楽しむという要素があります。
カッティングレーサーのカッターヘッドに用いられている針に最も近い形状で、
オルトフォンの最高級チップである「Ortofon Replicant 100」使用の
SPU Royal G MKⅡ は解像度や空間もすごいが決して崩れない客観的でモニター的で大人の音、
ネオジウムマグネット使用で出力も大きく、
もっとも力強く音がハッキリ聴こえ、熱いサウンドの躍動感をもつSPU Synergy
どちらが好き?どちらが一番?と尋ねると、
きれいにRoyal 派、Synergy 派に分かれるそうです。
ホルストの惑星から「火星」をかけたときに、
この甲乙つけがたい二つの高級機の高解像度の魅力が爆発しました。
「火星」のスタートの弦楽の部分、
演奏技術としてはcol legnoコル・レーニョ(弓の木の部分で弦を叩く)だそうですが
曲の主題であるところの「戦い」の助走で不気味に演奏されるこの弦の合奏が、
どちらのカートリッジもなんとも魅力ある響きでした。
解像度が高いので弦を叩くのが見えるような演奏で・・
スティックで叩いているだけなのに、
弓の馬尾毛が擦れたり、震えているのが聴こえる・・繊細な響きです。
筆者はジャケットを含めた趣味性は別にして、
HiFi再生だけを考えたときにハイレゾもクロックも進化し、良いミュージック・サーバーもあって、
最近はアナログ再ブームといったって、 もうピッチも正確だし
LPは必要ない、デジタル一本で良いのではないかと内心は思っていました。
この「火星」を聴くまでは・・
聴かされてしまうと、
ひとつひとつの奏者の弦音が別れて、
繊細に弦と弓が震えて聴こえる感じは
はたして最上級デジタル・ソースを持ってきても、デジタルで聴けるだろうか・・
などと思い直し始めました。
カートリッジは宝くじに当たってたら両方ほしい!?
追記: 限定品SPU Wood A のご注文以外にも、少し経ってSPU Royal G MKⅡ などもご注文がありました。
プレイヤーAcousticsolid Solid Edition 準備、組み立て編
インシュレーター受けベースをセット
台座ベースをセット
センタースピンドル受けに専用オイル数滴
ターンテーブルセット ここを一番慎重に!
アームベースとアームも2本装着
外付けモーターからベルトをかけると出来上がりです。
フォノイコライザーEQA-999(トランス内蔵)からラインケーブルReference BLACK でバランス出力
VIDEO
アナログ オーディオ・サイト
〇SPU#1S 定価 メーカー希望価格 74,800円(*税込み) 価格:68,000円(税別) 丸針
〇SPU#1E 定価 メーカー希望価格 81,400円(*税込み) 価格:74,000円(税別) 楕円針
オルトフォンより新型SPUの登場です。
1959年の発表より約60年、今もなをSPUを作り続けるortofon。
この銘機「SPU」を当時のオリジナル版のまま現在も愛用しておららる方も多くヴィンテー ジカートリッジとしても永きに渡って愛され続けております。
ortofonより新たなSPU、「SPU#1」(ナンバーワン) が登場します。この新型SPU「SPU#1」(ナンバーワン)はかつての「オールドサウンド」に最大限に拘り、当時を思わせる図太 いサウンド、豊かな低域、完璧なまでの「THE SPUサウンド」となっております。
●出力電圧 (1kHz, 5cm/sec.):0.18 mV●チャンネルバランス (1 kHz):1.5 dB以内●チャンネルセパレーション (1 kHz):20 dB以上●チャンネルセパレーション (15 kHz):10 dB以上●周波数特性(20 Hz-20.000 Hz):±3dB●トラッキングアビリティー (315Hz、水平):65 µm●水平コンプライアンス:10 µm/mN●スタイラスタイプ:丸針(SPU #1S)/楕円針(SPU #1E)●スタイラスチップ半径:R18µm (SPU #1S)/r/R 8/18 µm(SPU #1E)●カンチレバー素材:アルミニウム●針圧範囲:3.0-5.0 g●適正針圧:4.0 g●トラッキング角度:20°●内部インピーダンス:2 Ω●推奨負荷インピーダンス:10 Ω以上●コイル 線材:OFC●カートリッジシェル素材:木粉および樹脂の複合素材●自重:30g
12/10追記
只今このカートリッジは非常に人気が出ていまして、特に丸針に人気があって品薄です。
当店でも2~3個ずつ追加で注文しておりますが、追いつかず今日の時点で来年2017/1の納期となります。
自重:30gありますので、装着できるアームも限られているはずですが、
皆さんそのことをご存知なのでしょうかね・・
心配になってしまうくらいの人気です。
(*税込み)表記につきまして、
製品が発売された当時は消費税8%でしたが、
2019/10 消費税10%施行以降も販売している製品につきましては(*10%税込み)表示としています。
アナログ オーディオ・サイト
オルトフォン
ハウジングに木質系樹脂
さらにチタンのマイクロ・パウダーをレーザー焼成した
創立95周年記念カートリッジ new 「SPU 95 Anniversary 」発表
価格 ¥300,000 税別 ご予約承ります。
独自に開発した「SLM(セレクティブ・レーザー・メルティング)」技術を採用することが特徴。チタンのマイクロパウダーをレーザーで構成し密度を均一としたモノコックオーディオエンジンを生成することによって、ハウジングの剛性を高め、内部ダンピング効果を向上させている。
オーディオエンジンの駆動コイルには銀メッキを施した高純度銅線(99.9999%)を採用する。
磁気回路は全てチタニウムで構成した骨格で組み上げている。
磁気回路の中に導体性の極小シリンダーを組み込み、磁界の強さを一定に保つ技術「FSE(Field Stabilizing Element)」も採用し、SPUのハウジングは木紛末55%と混合樹脂のハイブリッド製、鳴きを抑えた柔らかく温かい自然な再生を実現。
純粋楕円ダイアモンド針のスタイラスチップはr/R 8/18μmで音溝両壁の凹凸を完全にトレースする。
カンチレバーはアルミニウムとしている。
適正針圧は3.0g。
出力電圧0.3mV
周波数帯域は20Hz~30kHz(±2dB)
本体質量は28g。
全世界で500個限定発売
ハイテク材料を駆使されているのにもかかわらず何か懐かしさを感じさせる音です。
「伝統的なアナログの音はこうだろう」「なかでもリファレンスのSPUの音とはこうだろう」
というイメージをまったくそのまま体現させてくれる音で、
期待も裏切らなく、さらに想像を超えて洗練されていて 音決めの迷いが
まったく感じられない振り切った音造りです。
SPUのなかでも更に一番太く、濃く、混ざりけ無しのピュアを貫いている感じです。
あまりにも滑らかで力強いので今回は磁気回路が変わった?(昔に戻った?)のかと
想像させられたりもしました。(まったく検証されていない想像ですが)
PS: その後、昔のSPUと現在のほとんどのSPUも磁気回路、マテリアルは同じだと確認いたしました。
最新の限定バージョンのいくつかは違うのですが・・
ちなみに限定品ということでアナログのお好きな方からご試聴もなしで一本ご注文いただきました。
アナログ オーディオ・サイト
「SPU史上初!
もはや貴重な8N超高純度銅線を発電コイルに惜しみなく使用し、
ダイナミックな音質を獲得した500個限定モデル」
SPU Spirit メーカー希望価格¥126,000税込み
と以前 newsの記事でご紹介していましたが、
先日、ご注文をいただきまして
さすがに500個限定モデルでしたので
9ヶ月経ってどうかな?と心配しましたが
ortofon JAPANに確認したところ
まだ在庫がございました。
既に入荷し納品させていただきました。
まだ少し大丈夫でしょうか・・?
ちょっと危惧しているのは
「8N超高純度銅線」が無くなって来ていることです。
アクロリンクのインターコネクトの8Nシリーズもさきほど無くなりまして、
7Nシリーズに変わってきています。
オーディオ界からいよいよ「8N」が姿を消そうとしています。
メーカー側の採算が取れないからだと思います。
「7N」99.99999% と「8N」99.999999%で違わないだろう・・
と思われる方も多くいらっしゃるとは思いますが、
「7N」と「8N」で実は音は結構違います。
「8N」でも少し使用すると、経年変化で6N以下になるのでは?
と思われる方もいらっしゃるかとも思いますが、
そうはなりません。
経年変化するとしても、
「6N」は「6N」のまま変化し、「8N」は「8N」のまま変化していくようです。
無くなるのは残念ですね
アナログ オーディオ・サイト
VERTERE レコードプレーヤーDG-1S PKGをご紹介いたします。
¥990,000 税込
¥1,045,000 税込
2024年1月25日発売 Taktstock 公式サイト
DG-1S PKGのデザインは、オーディオ界に革命を起こすと言っても過言ではありません。美しくスタイリッシュで目が離せなくなるカッコよさ。外観だけでどんなサウンドが奏でられるのかワクワクしてしまうこんな製品が過去にあったでしょうか。
しかし、DG-1S PKGはトラジ・モグハダムが設計したレコードプレーヤーです。デザイン重視の製品であるはずがありません。設計思想はSG-1やMG-1から受け継がれているだけでなく、アームに関しては全く新しい技術の採用にもチャレンジしており、詳細を知れば知るほど徹底的に拘ったサウンド最重視設計であることに気づくはずです。外観を抜きにしても収められた新技術に唸ってしまうことでしょう。面倒なセッティングを減らし、トランジェントに優れながら「音楽のオイシイトコロ」のみを増幅するようなトラジ・マジックを、過去イチの外観で実現したパッケージ。それがDG-1S PKGなのです。
NEW GROOVE RUNNER S TONEARM
DG-1Sに搭載されているGroove Runner SはVERTERE独自のもので、通常のチューブのタイプの代わりにフラット形状を採用しています。従来のアームスタイルは共鳴の発生を防ぐためにダンピングが必要となり、コストと手間がかかるなど様々な問題を抱えていました。Groove Runner Sに採用された接着2重5層無共振ポリマーは、これらを回避するだけでなく、トップ・ビームとロワー・ビームの接着とリベット留めにより、最適な剛性とリニアな抵抗ダンピングを実現しました。さらに、従来の配線の代わりにフレキシブルPCBをアームに挟み込み、カートリッジから出力端子まで信号をシールドして伝送する事が可能となりました。
アームにとって最も重要であるベアリング部は小型で可能な限りノイズが少ないものでなければならず、長年にわたって多くの解決策が模索されてきました。Groove Runner SではVERTERE Reference Tonearmで開発された技術を元に、新たに設計したツイストナイロン(数百本の太さ3ミクロンのツイストナイロン)と高強度ケブラー糸を用いたSilent Thread Bearings(サイレント・スレッドベアリング)を搭載。水平方向の動きにはツイストナイロンを使用し、垂直方向の動きには2本のケブラー糸を使用することで、過去に使用されていたボールレースやジンバル・タイプのベアリングに変わるシンプルな構造が実現しました。従来のベアリングのようなスティクション(動きに対する初期抵抗)がなく、超軽量でノイズがありません。加えて、ナイロン糸のねじれが、他の可動部や摺動部なしに軸上でスマートに調整可能なアンチスケート力を提供します。これらのベアリング形状は、再生中にカートリッジに最適な支持剛性を提供し、はるかに高価な設計でのみ達成可能なダイナミクスを保証します。
さらに革新的なのが、SG-1PKGやMG-1PKGに搭載されているSG-TPAトーンアームと同様にアジマス調整ネジ付きステンレス製カウンター・ウェイトと共にサブ・ウェイトがアーム自体に搭載されている事です。これにより針圧の微調整だけでなく共振周波数とアーム自体の有効質量をも搭載カートリッジに合わせて調整可能となっており、どのようなカートリッジからも100%能力を引き出せる事を可能です。DG-1S PKGの圧倒的な完成度は、このトーンアームを含む革新的かつシンプルで美しいトータルソリューションによって実現しているのです。
NEW HIGHER TOLERANCE SUPER POLISHED MAIN BEARING SPINDLE
精密加工の真鍮製です。ハウジング内にはタングステンカーバイド製ボールが設置されており、この完璧なベアリングアッセンブリが低ノイズ、低ランブル、高回転安定性と共にダイナミックレンジと解像度を向上させ、より静かなバックグランドを提供します。
また、長寿命と使いやすさのため内部は独自の長期潤滑仕様となっており、これにより摩耗や損傷を防ぐために不可欠だったベアリング潤滑油の定期的な再充填が不要となりました。レコードプレーヤーのメンテナンスの簡素化と性能の最適化を実現しています。
THE MOTOR DRIVE & NEW MOTOR DRIVE SOFTWARE
ユーザーが聴く音楽のための唯一のエネルギー源であるモーターは、レコードプレーヤーの最も重要なコンポーネントと言っても過言ではありません。そのため、DG-1Sに採用されたモーター・システムは、フラッグシップのRG-1リファレンス・モーター・ドライブのために開発されたものと同様のモーターを採用しています。もちろんカップリング部などには差はありますが、RG-1、SG-1、MG-1と同様のモーターが採用されているのです。また、これも他のトラジ製プレーヤーと同様に、ベルト張力の変化等を吸収するためにモーター自体が動く独自構造も踏襲されており、銅箔/ステンレススチール製カバーが内外干渉を遮断し最高の性能を保証していますが、モーターはメイン・スチールシャーシ内に収められておりそれらを意識させる事はありません。
モーター・ドライブ構造にはプログラマブル・マイクロプロセッサーとD/Aコンバーターが組み込まれており、付属のCHALLENGER ACアダプターから供給された電力によって歪の少ないサイン波とコサイン波を生成。2つのブリッジド・バランス増幅器によって適切なレベルまで増幅され、モーター/プーリーのリニアでスムーズな回転を保証します。シャーシの底面にはサービス・パネルがあり、将来の調整やソフトウェア・アップデートのためにPCB基板へアクセスが可能となっています。
トーンアームと同様に、DG-1Sはメインプリンスとサブプリンスに非共振鋳造アクリルを使用した3層サンドイッチ構造で、プラッターを含むサブプリンスをメインプリンスから隔離する6つの特注シリコン・ラバー・サスペンションが組み込まれており、効果的にモーターとその他をアイソレートします。メインプリンス・アッセンブリーは、最適な安定性を得るために選ばれたスチール製シャーシと一体化され、モーター・ドライブ回路とモーター自体を3本の調整可能な脚で支えています。DG-1Sのポリカーボネート製ダストカバーは、ヒンジから取り外す事が容易な使い勝手とモダンな外観を両立しています。
〇DG-1S PKG発売記念20セット限定、特別セットDG-1S PKG SABREをご用意しました。
VERTERE DG-1SPKG
VERTERE DG-1SPKG SABRE
DG-1S PKGの発売を記念してSABRE MM(\275,000/税込)とTECHNO MAT(38,500/税込)を組み合わせた特別セットを20セット限定でご用意いたしました。カートリッジはあらかじめセットされているので、セットアップもさらに簡単です。世界中で評価の高い最高峰MMカートリッジであるSABREと空気のようにレコードを支えるTECHNO MATを組み合わせたDG-1S PKGは、その圧倒的なカッコよさも加わって、これ以上のプレーヤーは必要なのか?とさえ思える圧倒的な完成度を披露します。鮮やかで厚みがありながらもハイスピードなサウンドは、トラジ・マジックそのものです。
SPECIFICATIONS
型番
DG-1S PKG / DG-1S PKG SABRE
価格
¥990,000 税込 / ¥1,045,000 税込 *20セット限定
●本体部
駆動方式
ベルトドライブ
モーター
24極シンクロナスモーター / アセタール製スピンドル・スラストベアアリング
プーリー
超精密アルミニウム合金
ベルト
特注シリコンラバー製
メインベアリング・スピンドル
超精密硬化ステンレス鋼(加工精度5ミクロン以下)
メインベアリング・ハウジング
超精密加工真鍮(クリアランス5ミクロン以下)
メインベアリング・ボール
超精密タングステンカーバイド
メインプラッター
精密加工アルミ合金 / PETGインターフェースマット/共振コントロールコルク,ネオプレン,ニトリルディスク
構造
3層クリアキャスト・アクリル / ジンテック(亜鉛メッキ)・スチールシャーシ
アイソレーションシステム
6ポイント・特注シリコンラバー
モーター駆動
マイクロプロセッサー制御、ブリッジ・バランス・モーター出力
対応速度
33 1/3、45 RPM(±0.2%)
サイズ
W469×H140(150)×D384mm (ダストカバー含)
重量
8.0kg (プラッター部:3.0kg)
VERT ERE 他のラインナップ
2024.2.17追記:
お馴染み様から2月の初旬にカートリッジレスのDG-1S PKGのご注文がありました。
今回の新製品2機種は、
VERTEREの既製の上位機種よりリーズナブルになったことで人気が集中しており、
Taktstockさんの在庫も2週間程度切れていたのですが、
ようやく昨日入荷し納品させていただきました。
あまりにもスタイリッシュなデザインと
当方スタッフもあまり知らなかった新進メーカーということで
いつもより多くスナップを撮らせていただきました。
カートリッジは以前お求めいただいたMCの高級品を装着してのご感想でしたが
音も予想どおり素晴らしかったそうです。
有り難う御座いました。