パイオニア SC-LX88 &BDP-LX88 試聴会 


new パイオニア「Dolby Atmos」対応 SC-LX88 &

newフラッグシップBDプレーヤー「BDP-LX88」  試聴会 

「時 間」
12月 6日(土)、7日()  フリータイム

「Dolby Atmos」体験ソフト:「トランスフォーマー/ロストエイジ」、「NATURE」予定

「説明員」
 PIONEER 株式会社 上野氏   

奮ってご参加ください。



試聴会後 追記

Dolby Atmosについては当方のような専門店でも懐疑的でありました。
やはり天井スピーカーを4本追加が必要というのが現実的に施工が大変(後工事ですと)というハードルの高さゆえ、
あとスタンダードが落ち着かないうちに変わりすぎというのもありました。
(スタンダードとか言ってるのがもう古いのかも知れませんが・・笑)

インター・ネットなどでも聴かれた方の評判も否定的なものも見かけられていました。


当店ではDolby Atmosを体験して頂くため
簡易型に2本天井にとりつけて 7.2.1ch とし、今回の試聴会と相成りました。



結論から申し上げますと、「ものすごい」です。

「トランスフォーマー」は日本版発売前に輸入ソフトを取り寄せて観たのですが
「Dolby Atmos」効果を知るのに長く観る必要はありません。

タイトルがでて映画が始まった瞬間から最初の数分 
そう・・宇宙船が空間から迫っていくこのシーン

「Dolby Atmos」で始まると右前から宇宙船がアップで出てきます。

迫力のある音が右から聴こえてくるのですが、低音の風きり音の爆音に混じって
金属のボルトが外れかけているような・・金属どうしが摩擦で擦れ合うような
なんとも不安を駆立てるいやーな音がずうーっと鳴り続けるのです。

この音がでてくる一分くらいのファースト・シーンだけで
この宇宙船が勧善懲悪でいうところの善か悪かがはっきり示されています。


さて同じシーンを今まで聴いていたドルビー・サラウンドで再生してみました。

低音は同じように鳴っているのですが 
なんとあの不安を駆立てていた気持ちの悪い金属音がありません。 皆無です。

何がしかの宇宙船の右からの登場  「・・普通です」
スター・ウォーズのファースト・シーンと似ていますが、「Dolby Atmos」でない音はまだスター・ウォーズのほうが緊迫感があります。

ほかのソフトでは「NATURE」での柔らかく自然な森の空間再現とか落雷の音、
大型ワニが獲物を狙っているときの水を飲む音しか聞こえない異常に静かな緊張感とか他にもいろいろありましたけれども

やはり「Dolby Atmos」は決定的に凄かったです。


熱烈な映画ファン(ブルーレイ・ファン)の方、プロジェクターを使ってホームシアターを構築されている方には
「Dolby Atmos」はソフト、サウンド面で必須アイテムになっていくことと思います。

これはお客様からのご意見ですが
「Dolby Atmos」のソフトは「Dolby Atmos」対応ではないご自宅のシステムで再生してみても
通常よりも音が良く感じられるそうです。