new 最高級フォノイコライザーアンプ「C-37」 価格は550,000円(税抜) 2014年11月下旬発売
C-37の概要
MC回路には新開発のヘッド・アンプを搭載し、増幅器全体を電源部も含めて左右独立構造とした。
各部には最適な回路方式や素子を使用。
さらなる低雑音化を図り、歪率や周波数特性、リニアリティーなどを高めました。
超低雑音トランジスターを3パラレル差動させる回路とすることで、C-27に比べ2dB以上の低雑音化を実現。
そのためハイインピーダンス入力に適したFETを初段に採用し、その後「低雑音FETバッファーアンプを3パラレル駆動」+「超低雑音トランジスター差動プッシュプル回路を6パラレル駆動」させるという豪華な回路を構成しています。
イコライザーアンプ部には高精度イコライザー素子を搭載し、RIAA偏差±0.3dBという優れた数値を実現。
負荷インピーダンスの切り替えも、MC時は3/10/30/100/300/1kΩの6種類から、MM時は1k/47k/100kΩの3種類から行うことが可能。
多彩なカートリッジの内部インピーダンスに対応することができ、音の好みによって音質をコントロールすることができます。
さらに最大70dBのハイゲイン化が可能なGAINボタンも備えて、いろいろなカートリッジを実際に聴いたとき音量不足を感じたときに非常に便利です。
主要部品類には純度の高い銅を使用し、金プレート化。
特に使用頻度の高い入力端子は、通常の約10倍の厚みを持たせた産業機器用金プレート処理を行っている。
MCヘッドアンプとイコライザーアンプは同一基板上に最短で配置。
プリント基板には伝播速度が高く低損失なガラス布フッ素樹脂を採用。
トップ・プレートの内側には電磁的なシールド効果の高いスチールと放熱効果の高いアルミ素材の二種類を組み合わせて
振動対策と同時に内部温度の均一化を図っていて筐体内の温度の上昇をも抑えています。
電源は、トロイダル電源トランスや平滑回路も左右独立構成。
左右専用の低電圧電源回路を設けることで、電源回路から混入するノイズを防ぎ、アンプ間の相互干渉を防止しています。
整流器を通過した脈流をきれいな直流に変換するアルミ電解コンデンサーには、音質を重視した15,000μFの大容量を各chに4個ずつ搭載し、電源のリップル等の影響を極限まで排除しています。
プレーヤー入力端子は3系統を装備。
アナログ出力端子はバランスXLRとライン用RCAの2系統。
リアパネル側にはバランス出力の極性切り替えスイッチを装備。
付属 電源ケーブルは40周年記念モデル用に開発された専用電源ケーブルAPL-1 税別標準価格¥20,000
外形寸法 465W×114H×407Dmm
質量は14.5kg。
サイドパネルは自然木による本木目仕上げとしています。