新フラッグシップモデルを聴く DENON & DALI プレミアム試聴会

日時 11月29日(土)、30日( フリータイム  終了いたしました。

試聴機
new DENON 
フラッグシップ・インテグレーテッド・アンプ「PMA-SX」、

new DENON 
フラッグシップ・スーパーCD/CDプレーヤー「DCD-SX

DALI 限定生産スピーカー「HELICON400MK2 LimitedEdition」 

奮ってご参加ください。  DENONイベント案内サイト      

 

オーディオラックは ミュージックツールズ社(イタリア)製を2段使用。


試聴会後記
 
今回のDCD-SX PMA-SX はさすがに4年ぶりの新製品とあって強力でした。

PMA-SXはプリメインアンプですが、低いインピーダンス(4Ω)のHELICON400MK2 LimitedEditionを物ともせず上回ってポテンシャルを完全支配していました。 

2日間で、いろいろなソースを聴きまして、弦のアンサンブルもすばらしいものがありましたが、特に印象に残ったのはハウスミュージックの 「Herbie Hancock / The Essence 」でチャカカーンのパワフルな歌声と涙が出るほどの豪華布陣といわれているバックミュージシャンの音がすばらしかったことです。
 

ボリューム位置9時半くらいで強烈なベースリズム音がボトムを支えて完璧と思えるスタジオギグの再現に、これ以上何を求めるの?
と感心して聴きながらも、内心シンセサイザーとかの連続音もどんどん入ってくるので、DALI のソフトドームツイーターはこの連続音に耐えられるのか・・などと心配しておりました。
それくらいパワーハンドリングは好いですね。

目を通したデーターなども今日の時点でこの記事上で公表出来ないのが残念で、抽象的になってしまうのですがPMA-SXはあるお客様の表現では、「4年ぶりに根性の入ったアンプ!1年ごとに新製品を出すメーカーとは一線を画している」ということで、野太く完成度も相当高いアンプです。

全体のデザインとしては全段バランス増幅でBTL接続をしているのですが、その前段での個別の位相変換回路を不要とするINVERTED Σ BALANCE 回路が、地味ですが効いているのだと想像します。
位相分割が巧みで、プラス電源側とマイナス電源側の信号が、回路図でいうところの上下のアンプが同じ条件で対称になるよう心をくだいているようです。
 

UHC-MOSによる理想的なカスコードブートストラップ回路とPRECISION SIGNAL GROUND回路 もアースからの影響を極力排除されていて、電源回路も含めこれらの少しずつの練られた積み重ねが、全段バランスアンプBTL接続を理想値どうりに音質面でも成功させているのだと思います。


 

DCD-SX はまた出色の出来で、
AL24 Processingを進化させたAdvanced AL32 Processing 
が単なる24bit→32bitの数字超えだけのお題目ではなく、
DENON独自のアルゴリズムの成功によるものなのか音質面に明らかに見えるかたちで貢献しています。

データーでみても通常の16bitから→24bit→32bitと高調波歪が約20dBくらいずつ減少しています。(周波数3KHz~20KHz)

ピアノの音も、管楽器の音にしても、ひとつの音を再生するとき最初の音が出る前の気配から最も鳴り響く音、最後の残響が消えて無くなる様まで伸びやかにきちっと音圧が再現されています。

もうひとつの要は、
DAC MASTER CLOCK DESIGN ”&“ DENON MASTER CLOCK CORE

水晶発振コアには高精度と低ジッターを追求したSCカット
(Stress-Compensated Cut:水晶切断角度を外部応力感度の最小ポイントにとったもの)と呼ばれる特殊なカット方法を用い、
またクロック動作温度によって引き起こされる周波数変化によって起こる位相雑音を極少レベルにまで管理したクロックモジュールです。

データーにより室温20℃~60℃、120℃~という 周波数変化がもっとも多くノイズが多くなる温度帯域での動作を避け、モジュール自体をノイズ面で理想的な70℃から80℃(DENONは恒温度75℃に設定)に保つ為のヒーターハウジング構造となっています。

クロック動作温度を一定に保つこと、モジュールも専用電源をとり、外部からの雑音からも遮断することにより、位相ノイズレベルが低く抑えられ他に例の無いほどの透明感を生み出しています。

聞くところによると、このクロック・ハウジングを恒温度にする技術は、DENONオリジナルというわけではなくて、携帯の基地局のクロック・コントロールに以前から導入されている技術だそうです。
当然、コスト高になるのが欠点です。

言わずもがな、ほかにも
電源を含んだ振動制御のデザインや、
新ピックアップメカニズムによって圧倒的な情報量とリアルな美音を紡ぎ出しています。


当店ではDCD-SA1をご使用のお馴染みさんが結構いらっしゃるのですが、
その方々のDCD-SXを試聴されたときは感心しきりですが、表情は実に複雑です。

この日も DCD-SA1 オーナーがたまたま同時間帯にお二人聴いていらっしゃって・・

「宝くじ代わりに・・SA1とSXを交換してちょうだい・ ・(ぐったり)」 と意味不明なギャグを連発してました。 

確かに 価格もグッと高くなりましたからね ・・



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