歳末売り出し用にESOTERIC X-03SE、 SA-60 があり、
常時展示しているESOTERIC P-05、D-05、SZ-1に加えて
お馴染み様 Nさんが新型プレーヤーと聞き比べるために
ご自身使用のESOTERIC DV-60 を自宅から持ってこられ、
ESOTERIC の新旧一体型プレーヤー(・・全て現行機種)がほとんど揃って、大聴き比べ大会となりました。
写真はそのときの模様ですが、
Nさんは持参のCDソフト一枚につき 20 秒くらいしか鳴らしません。
とっ替えひっ替えです ・・ (長岡鉄夫かー とつっこみ)
比較的大きな音で試聴されるので遠くで作業していても、それぞれの機種の個性で鳴りはじめる音の変化は目に見えるようでした。
「おや?」という違いが聞こえ、近くに寄ってどの機種がプレイしているのか確認すると、非常にプレーヤーの個性が良くわかりました。
オーディオ店をやっていてもここまでの数の同時スクランブル・テスト(比較試聴)はなかなか出来ないものです。
DV-60 もびっくりするほどのワイドレンジではないですが、
新型メカの X-05 と比較しても別の意味での透明感もあり、力強く鳴っていたのですが・・ 私は好き・
ご自身のプレーヤーでもあり、
毎日顔を突き合わせているせいか・・
Nさん曰く 「DV-60は早々に 第一回戦での予選敗退」とか・・ (買い換える気満々ですね)
今回の目玉、最新鋭機 X-05
( P-05 と同じメカニズムなので、トレイ上天板にランプ付小窓が見えます。 トレイメカ動作中にはランプが点きます。)
は鳴った瞬間 P-05、D-05 と同じ特徴の音がし、さすが同メカでの設計だということが判ります。
一枚目のCDソースでは「あれ ? 何だ?」という感じでしたが
2枚3枚と試聴が進むうちに情報量の多さと柔らかさ、粒子の細かい透明度など 徐々に力を出してきました。
最終的にNさんはご予算からも X-05 と、
1.5年まえのUX-1 から当店のリファレンス機を引き継いだX-03SE
の2機種に絞れこまれたようです。
勝ち残った この両雄での決勝戦は
いつの間にか集まってきた野次馬ギャラリーからも異論は無く・・
(ワァーワァー後ろでうるさい・・
「わしは、こっちの方がよかったのー」 じゃーない
お客様に聞えるように口に出すんじゃない。首振るんじゃない。自分ら関係ないじゃろー)
口五月蠅い常連さんとスタッフも一部混じった
無責任・野次馬ギャラリーの推奨 No.1 も それぞれの好みで二分されました。
こうして野次馬ギャラリーが見守る中(見守らんで ええんぢゃ・・)
Nさんの No.1決勝戦 は、
この日には決まらなかったようで翌日持ち越しとなりました。
どちらが決まったかは内緒・・です。
お客様の比較試聴に借りた
今回のスクランブル・テストを終えてみて
ひとつ言えるのは、新旧のプレーヤーが持ち味があり、
価格差もありますが、それぞれに良く鳴って素晴らしかったことす。
改めて ESOTERICプレーヤーそれぞれの完成度の高さに関心いたしました。
大勢のギャラリー、スタッフを巻き込んでのスクランブル試聴は、
うるさかったけど歳末らしくて盛り上がりました。
(この日だけはESOTERICどうしでの試聴が盛り上がりすぎて、
アキュフェーズ DP-500が何処かに飛んでしまいましたけれど・・)
(PS:熱心なNさんは この日、 DV-60 のほかにスタックスの最高級ヘッドホーン、
ESOTERICマスタークロックシステム G-25U まで持ち込まれて万全を期されました・・
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