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ESOTERIC新製品 02シリーズ試聴会

“ESOTERIC新製品 プリアンプ ステレオパワーアンプ試聴会”
 

GRANDIOSO シリーズで培ったノウハウを搭載し発売された
プリアンプC-02XとパワーアンプS-02

同じ02シリーズのSACDセパレートプレーヤーP-02/D-02を使用。  

新しいステージへと進化したESOTERIC Master Sound Worksを ご堪能ください。

その他機材 スピーカー ドイツ quadral(クワドラル) AURUM VULKAN Ⅷ-R  (ペア 2,000,000円 )  
 
試聴会日時
6月13日(土) AM 10:00~PM 19:00 
6月14日() AM 10:00~PM 17:00  終了いたしました。  
 

準備完了 アイドリングに入りました。

6/14 試聴会後追記

音質的に音楽的に非常に評判のよかった、手ごたえのある試聴会でした。

GRANDIOSOを発売してからESOTERIC ブランドは意欲的な製品投入で新たなファンを掴んできている印象です。

ハイエンド価格ゾーンも一強?から戦国時代に入りつつあります。

ドイツ quadral(クワドラル) AURUM VULKAN Ⅷ-R はハード・ドームにもかかわらず意外にも声などが良くて、オール・マイティに鳴りました。

このサイズですからオペラなどもよく聴かれてました。

特に魅力を発揮したのは写真のアルバムです。

このアルバムはビンテージ・システムで鳴らしてもそれなりに良いですが

今回のような最新のセパレート・プレーヤー、セパレート・アンプの

システムで鳴らすとグッと噛み締める味わいや感情のひだの深みが変わります。

*ESOTERIC   *クロック  

 

ESOTERIC Grandioso グランディオーソ試聴会のお知らせ

2月 11日(祝/火)
AM 10:00~PM 7:00 

盛況のうちに終了いたしました。有難う御座いました。

ESOTERIC グランディオーソ
SACDトランスポート new Grandioso P1
モノラルDAコンバーター new Grandioso D1 
モノラル・パワーアンプ new  Grandioso M1 
次世代マスター・クロック・ジェネレーター G-01
ステレオ・プリアンプ C-02

奮ってご参加ください。   

AM10:00  始まりました。



Grandioso人気、期待で、早朝からご来店いただき、皆さんのボルテージが高いです。



PM6:30まで多数のご来場有難う御座いました。

今回の試聴会はお一人お一人の滞在時間、

熱心に試聴されるお時間が長かった様に感じました。

ご満足度と比例していたのかも知れません。

ESOTERIC の音の完成度が上がってきた・・というのも共通したご意見でした。


本日はプリアンプに現在のフラグシップ・プリアンプ C-02を使用したわけですが

プリアンプに Grandiosoシリーズが

発表された時の楽しみも、想像できそうなトータル音質でした。(デザインも統一出来て)


うわさでは・・
今ピークで設計が行われていて、かなり高解像度、情報量の多い音になってきそうです。 

えっ 今日の音から更に?・・
(あくまで噂と想像の域を出ません) 

*ESOTERIC   *クロック  

TANNOY タンノイ新製品 DEFINITION DC10A、カンタベリー試聴会

TANNOY new DEFINITION DC10A 試聴会    

PRESTIGEシリーズ Canterbury/SE も同時試聴。

6月1日(土) 
 PM1:30~3:00 PM4:00~5:30、
   2日(日)
 AM10:30~12:00 PM1:00~2:30 PM3:30~5:00
盛況のうちに終了いたしました。

その他の試聴機器

ESOTERIC  SACDトランスポート P-02 
ESOTERIC  D/Aコンバーター D-02
ESOTERIC ルビジュームクロックジェネレーター G-01
ESOTERIC プリアンプ C-02 
ESOTERIC  パワーアンプ A-02       

多数のご来場有難うございました。   盛況のうちに終了いたしました。

今回のイベントは

シリーズの違うTANNOYのスピーカーをご堪能いただきました。

ESOTERICのほうでは

お客様のご要望で、ルビジュームクロックジェネレーター G-01

「有り」、「無し」の音の差をじっくりご確認いただきました。

何せ、ESOTERICのこのCDプレーヤーシステムですと

このクロックジェネレーターの予算だけで、もう1台D/Aコンバーターが買えちゃうお値段ですので

(それに繋ぐケーブルも、それなりのものを持ってくるとセット価格では大変な金額にもなりますので・・)

お客様としては、外せるものなら、外して考えたい・・ということです。

それほどの金額に見合う効果があるのか・・

G-01有り、無し、WORD IN、10MHz IN(PLLを介さないダイレクト入力)、フィルター有り、無し、

DC10Aでの印象、Canterbury/SEでの印象 と約一時間いろいろな方法で試して試聴していただきました。

やはり絶句してしまうような変化です。

前回の02シリーズ試聴会ではルビジュームクロックジェネレーターG-01

来てなかったので、ある意味分かりやすかったのですが、

来てしまって、比べてしまうと、非常にもやもやしてしまいますね (笑)

*TANNOY   TANNOY  タンノイ
*ESOTERIC   *クロック  
 

MUSIC BIRDミュージック・バード チューナー集中比較試聴中!

ミュージック・バード チューナー
エントリーモデル CDT-1AMD

ハイエンドモデル CONCLUSION C-T1CS 
好評 比較試聴中!! 
 関連記事    


比較ご試聴ご希望の方は、スタッフまでどうぞ

CONCLUSION C-T1CS 
参考売価¥129,800(更に下取り可)は
アナログ出力から普通に聴かれても高音質ですが、

更にデジタル出力からお気に入りのDAコンバーターへ出力、




更には
専用ルビジウム・クロック・ジェネレーターprelude RB-1 ¥95,000(限定受注生産品)を使用するなど Hi-end仕様に拡張することもできます。
 →スタッフまでご相談ください。

*MUSIC BIRD   *ESOTERIC   *クロック   *TAD

 

アキュフェーズ DP-410 発表

new CDプレーヤー「DP-410」新発売。 
価格363,000円(税別 330,000円)。 2013年3月下旬

USBを搭載しPC音源の192kHz/24bitのハイレゾ再生にも対応 

410がやって来た!

プロトタイプですが、最終完成版を聴くことができました。


以下  DP-410 新製品資料

30 年以上の長い歴史を持つ膨大な量の CD ソフトは音楽愛好家には欠かせないメインとなるソースです。
『CD をより高品位な音で聴きたい』というオーディオ・ファイルからの強いご要望にお応えし、アキュフェーズは自社開発による CD ドライブを搭載したハイエンド CD 専用プレーヤーDP-510 を発売して、世界各国から高い評価を頂いております。

新製品 DP-410 は、DP-510 のノウハウを受け継ぎ、明確なコンセプトのもと、DP-400 を大幅に改良し、先進の機能と最新ディジタル・テクノロジーを結集して、ソフトの高音質再生を追求した CD 専用プレーヤーです。

CD に刻まれたポテンシャル全てを引き出し、今まで聴き慣れた CD からもさらに魅力を引き出して生き生きと再生、音楽の持つ新たな表現力と豊かな情感を再現することで、より深い感動をお届けいたします。 

DP-410 の CD ドライブは、
①外部振動を受けにくい筐体構造、
②回転時の無共振化、
③低重心化したメカ・ブロック、
④静寂でスムースなローディング機構、などの設計目標でスタート、ハイエンド・オーディオへの情熱と音への感性、そして DP-510 で蓄積したメカ技術をベースに、CD トランスポートに相応しい高精度メカニズムを開発しました。

高速で回転するディスクから、刻まれた微小信号(情報)を 100%読み取り、極めて純度の高いディジタル信号の復元を可能にするには、回転体から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小に抑え、同時に共振をどのように排除するかが重要になります。

このため DP-410 は、CD ドライブ本体を金属シャーシでしっかり固定、メカ・ベースを高剛性かつ重量級構造とし、逆に《ディスクの回転部分とピックアップ部分が一体となった心臓部のトラバース・メカ》を積極的に軽量化、メカ・ベースからフローティングさせた分離構造としました。そして大型のブリッジカバーが、土台となるメカ・ベースに固定され強固な一体化構造体を形成しています。
そして、4 個のハイカーボン鋳鉄製大型脚部がこの筐体全体をしっかりと支えています。 

CD トランスポート部は、ドライブ・コントロールにフル・ディジタル方式を採用、ディスク毎にサーボ回路の最適設定をして、エラーの激減と動作の安定化が図られています。
レーザーピックアップには小型 RF アンプを内蔵し、雑音に妨害されやすい微小レベルのピックアップ出力をその場で増幅して送り出すことにより、原信号に忠実なディジタル信号を取り出すことができます。
またスピンドル、スレッド、フォーカス、トラック、トレイなどの各アクチュエーターのドライブには、アースに電流が流れないバランス駆動回路を採用、音楽信号へのドライブ電流の混入を防いでいます。 

プロセッサー部は、最先端の回路と高度なディジタル・テクノロジーを駆使し、アキュフェーズ独自の『MDS++方式 D/A コンバーター』をさらに洗練させて搭載しました。

この方式は、厳選された超高性能⊿Σ型 D/A コンバーターを 4 回路並列駆動させる方法で、優れた変換精度を持ち、ひずみ率特性や雑音特性、小信号リニアリティなどの諸特性を大幅に改善することにより、CD が持つ魅力的な音楽の表情を余すところなく描き出すことができます。

アナログ・フィルターは、ライン/バランス出力を独立で構成した、5 次のバターワース型 LPF(Low Pass Filter)を採用しました。

この優れた D/A コンバーターの能力を単独でも発揮させるため、外部ディジタル機器が接続できるディジタル入力端子(USB、同軸、オプティカルの 3 系統)を装備して、ここに他機器からのディジタル信号を受けて高品位の音楽を再生します。
同時に、トランスポート出力端子(同軸、オプティカルの 2 系統)を装備していますので、ディジタル・レコー ダーを接続すれば、本機の CD トランスポートのディジタル録音が可能になります。

さらに、このトランスポート部/プロセッサー部は完全に独立動作していて、プロセッサー外部入力 
動作に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続していますから、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 との組み合わせにより、ディジタルでの音場補正が可能になります。 

電源トランスは、ディジタル/アナログ用の捲線を分離して、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化に対し万全の対策を施しています。
この他に、ディジタル方式による音量調整や、伝送途中の雑音排除能力に優れたバランス出力回路など高音質再生を可能にしました。 

……………………………………………

DP-410の技術と特徴

CDトランスポート部

1.高剛性、高精度 CD 専用ドライブ

① 外部振動を受けにくい高剛性設計 

CD ドライブは、重量級かつ高剛性にして、自身の回転による振動はもちろん、外部の僅かな振動も受けにくくしました。基本となるメカ・ベースは、剛性の高いもの同士を重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化して、極めて精巧な構造体を実現しました。 
重量級『CD ドライブ本体』とは対照的に、『トラバース・メカニズム』(ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系のマウント部分)は、積極的に軽量化を図りました。高速で回転しているディスクに刻まれた『ピット』情報を読み取り、微弱な電気信号に変換するトラバース・メカは、『CD ドライブ本体』から分離され振動 などの影響を受けずにフローティングされていることが理想です。

このため DP-410 は、『トラバース・メカニズム』と『CD ドライブ本体』を機械的にアイソレートする緩衝材に着目、その材質や形状を厳選した最適なシリコン系ダンパーを採用しトラバース・メカを支えています。 

② 大型ブリッジカバー 

ディスクのマグネット・チャッキング機構を含む大型のブリッジカバーは、土台となるメカ・ベースにしっかりと固定され、強固な一体化構造体を形成しています。 

③ 無共振化設計 

ディスクの回転時、100Hz 以下の周波数帯に共振点があると、ピックアップの音飛び現象が起き易くなり、音質に悪影響を与えます。
このため、この周波数帯に極力共振点のない設計が必要になります。『トラバース・メカニズム』と『CD ドライブ本体』とのアイソレート、また、個々の金属部品面が合わさる部分は精巧なフレーム構造にするなど、実際の試聴と数々の振動試験を繰り返してデータを解析し、ピックアップ付近の共 
振を最小限に抑えることに成功しました。 

④ 低重心化設計 

CD ドライブを可能な限り低い位置に配置することにより、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感のある美しい骨格を形成しています。
さらに、ボトム・プレートと全体を支える4個の鋳鉄製の大型脚部で限りなく低重心化を図っています。


⑤ アルミ・ブロック削り出しの高品位ディスク・トレイと静寂でスムースなローディング機構


ハイエンド CD 専用トランスポートにふさわしく、アルミ・ブロックを削り出した、優美で精巧なディスク・トレイ、このトレイが移動する静寂かつスムースなローディング機構を実現しました。

⑥ ハイカーボン鋳鉄製の高音質インシュレーターを採用

インシュレーターには、振動減衰特性の優れたハイカーボン鋳鉄を使用しました。これにより外部からの振動を遮断し、高い制振性と静粛性を確保、微小信号への影響を防いでいます。

2.CD ドライブ・コントロールにフル・ディジタル回路を採用

CD ドライブのコントロールは、ディジタル方式を採用しています。ディジタルによるコントロールによって、より細やかな適応型制御が可能になり、ディスク毎にサーボ回路の最適設定ができます。
このため、コントロールが安定しエラーが激減します。さらに、周囲温度の変動による特性変化までも補正していますので、信頼性向上や性能の均一化など一層安定した動作を図ることができます。 

3. CD アクチュエーター・ドライブにバランス駆動回路を採用


スピンドル、スレッド、フォーカス、トラック、トレイの各アクチュエーターに流れるドライブ電流は、その駆動状態によって常に激しく変化します。この電流変化は D/A コンバーターやアナログ回路などにも影響し、音質に妨害を与えかねません。本機は、これらのアクチュエーターを 2 つのアンプで駆動する バランス駆動回路を用いています。 


バランス回路の動作電流は、共通アース回路を通らないため、アース経路を汚すことがなく、アナロ グ信号においても優位性が認められていますが、CD の再生系をコントロールする回路においても同様です。
このバランス駆動回路の採用によりアースには電流が流れず、他の回路から分離していますので、それぞれの干渉が防止されています。 

4. RF増幅器を内蔵したレーザー・ディテクター 

レーザーピックアップの出力は微小で、このままでは周囲の雑音に妨害されます。本機のピックアップには、小型軽量 RF アンプをフォト・ディテクターに取り付けて、増幅された大信号を送り出すことにより、雑音による妨害に対処しました。これにより、誤りの少ないディジタル信号を取り出すことができます。

5.自動的に演奏を開始するパワーオン・プレイ機能 


タイマーと連動させて、電源が入ると自動的に演奏を開始するパワーオン・プレイ機能を装備しました。また、1 曲および全曲リピート演奏も可能です。 
 

デジタル・プロセッサー部

1.『MDS++変換方式 D/A コンバーター』を搭載 
 

出力のコンバーターに、驚異的な性能・音質を誇る『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載しました。


MDS 方式は、⊿Σ(デルタ・シグマ)型 D/A コンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図った画期的なコンバーターです。図のように⊿Σ型 D/A コンバーターを複数個用意して、各コンバーターにすべて同一のディジタル信号を入力、各コンバーター出力を加算して全体の出力とします。全体の出力では、信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消される可能性がありますので、単純加算した値よりも小さくなります。

このため、信号と変換誤差の比が大きくなり、変換精度や SN 比、ダイナミック・レンジ、リニアリティ、高調波ひずみなど、コンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上(コンバーター数を n とすると√n 倍向上)させることができます。DP-410 では、4 回路の高性能⊿Σ型 D/A コンバーターPCM1796(テキサス・インスツルメンツ社製)を並列動作させていますので、コンバーター1回路の場合に比較し、全体の性能は約 2(=√4)倍に向上します。


MDS 方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、従来の⊿Σ型 D/A コンバーターで解消の難しかった出力信号にまとわりつく微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。


DP-410 で採用した『MDS++方式』は左図のように、MDS 方式における D/Aコンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換する『I-V』(電流-電圧)変換回路の動作を改良し、さらに電圧加算を組み合わせた方式です。

この改良によって回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。


2.ジッター量を大幅に抑えた、高性能ディジタル・オーディオインターフェース IC の採用

 
ディジタル・オーディオ・インターフェース IC に、AK4118(旭化成エレクトロニクス社製)を搭載しました。
この IC に搭載された高精度 PLL 回路は、ジッター量を大幅に削減したマスタークロックを生成し、DAC の変換精度を大幅に改善します。
AK4118 は、24 ビットまでのディジタル信号を復調できますので、CD 再生だけでなく外部入力に対しても、『MDS++方式』の能力を余すことなく発揮します。 

3.-60dB まで可能なディジタル方式のレベル・コントロール

正確で音質劣化の少ないディジタル・アッテネーターは、ディジタル・フィルターで行っています。本機は、24 ビット入力の高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を使用し、最大-60dB までのレベル調整を可能にしました。



4.アナログフィルターに『Direct Balanced Filter 回路』搭載

 
D/A コンバーター出力の高周波領域には、必ずイメージ・ノイズが発生します。
本機のような広帯域システム(D/A コンバーター出力のサンプリング周波数は 5.6448MHz)でも、超高域のイメージ・ノイズは除去しなければなりません。
そのために、アナログ・フィルターが必要になります。 

本機のフィルター回路は、通過域の周波数特性が極めてフラットな 5 次のバターワース型アナログ・フィルターを搭載、ライン/バランス回路の動作時の干渉を防ぐためそれぞれ独立した構成の理想的な LPF(Low Pass Filter)を採用しました。
さらにバランス出力の場合は、バランス合成回路とフィルター回路を、D/A コンバーター出力からバランスのまま直接一段で構成しています。
この構成によりラインとバランス出力《+-》を全て同じ回路で独立させるとともに出力が《+-》対称型にできるため、『MDS++出力』を理想的な形でバランス伝送することができます。 

このフィルター回路は、カットオフ周波数の最適化とフラットな通過域特性により通過帯域内の位相の回転を最小に抑え、厳選された素子と相まって、優れた音楽再生を可能にしました。

全体

1.独立したプロセッサー部。USB、同軸とオプティカル各 1 系統のディジタル入力端子を装備

本機の高性能プロセッサー部を活用し、他のディジタル機器(CD トランスポート、PCオーディオなど)を高音質再生できる、USB、同軸、オプティカル各 1 系統のディジタル入力端子を装備しています。これらのディジタル入力は全て、24 ビットのオーディオデータを受け付ける内部演算処理を行なっています。また、サンプリング周波数は USB 及び同軸:192kHz、オプティカル:96kHz まで対応しています。

 
同軸ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD、FM チューナーT-1100 など)が接続できます。

光ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD など)が接続できます。

 
PC(パーソナルコンピューター)と接続して PC にダウンロードした高品位(ハイレゾリューション)音源を高音質再生ができる USB 端子を装備しています。

2.同軸とオプティカル各 1 系統の CD トランスポート出力端子を装備

同軸とオプティカル各 1 系統のトランスポート出力端子を装備していますから、ディジタル・レコーダーを接続して、本機の CD トランスポートのディジタル録音を楽しむことができます。このトランスポートとプロセッサーは完全に独立して動作するため、外部入力動作に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続していますから、そのまま録音可能です。


3.DG-48 が接続可能 

DP-410 の入力を外部機器接続に切り替えても、本機のトランスポート動作は継続しています。『トランスポート出力端子』と『ディジタル入力端子』の間にヴォイシング・イコライザーDG-48 を同軸ディジタルケーブルで接続すれば、CD 信号をディジタルのままで音場補正が可能になります。


4.ディスプレイにサンプリング周波数を表示可能 

様々な情報を表示するディスプレイ部に視認性に優れた『7 セグメント』LED ディスプレイを採用し、曲番や演奏経過時間はもちろん、外部入力や CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。 

5.外来誘導雑音を受けにくいバランス接続。バランス出力の位相切替スイッチを装備 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス出力を設けました。バランス伝送の原理は、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。
この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされてしまいます。 

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。バランス接続によりこの妨害から解放され、良質な信号伝送が可能になります。 また、本機はリアパネル側に、『バランス出力の位相切替スイッチ』を装備しています。
工場出荷時の設定は《③番:(+) 》ですが、バランス接続する機器によっては位相が逆になり、合わせた方が好ましい場合があります。 
このような場合は、スイッチを《②番:(+) 》側に切り替えてください。尚、アキュフェーズ製品(一部プロ機器を除く)と接続する場合は、全て《③番:(+) 》ですから切り替えの必要はありません。

6.リモート・コマンダーRC-110 を付属

アルミ押し出し材を使用した重厚なリモート・コマンダーを付属しています。
本体の基本操作機能に加え、外部機器の入力セレクター、レベル・コントロール、リピート演奏、ディ スク・トレーの OPEN/CLOSE など多彩な機能を満載しています。


7.洗練されたエレガントなデザイン外部ディジタル入力を持つ多機能な CD プレーヤーでありながら、複雑なボタン操作を排除、優美で洗練されたデザインに仕上げました。


PC(パーソナル・コンピューター)と接続可能な USB 端子を装備していますので、PC にダウンロードした、192kHz/24bit までのハイレゾリューション・データの高品位再生が可能です。

DP-410 と DG-48 を直接ディジタルで接続して音場補正が可能です。 
DP-410 をプロセッサーとして外部入力に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続しています。
このため、本機の CD トランスポート部を演奏しながら、トランスポート出力を DG-48 に入力し,DG-48 で補正した出力を再び DP-410 の外部入力に戻してアナログ出力が可能です。

 

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2012 秋 アキュフェーズ 新製品 DP-550 発表

new SACDプレーヤー DP-550 発表

12月発売  メーカー希望価格  638,000円(税別 580,000円)


10/23にプリアンプC-2420   プリメイン E-260  は当店で試聴できたのですが

SACDプレーヤー  DP-550 が聴けるのはもう少し先になりそうです。

SACD対応だけではなく、背面にUSB(タイプB)デジタル入力端子装備ほか、最新のDSDディスクも再生可だそうです。

攻めていますね・・


以下 アキュフェーズ新製品資料より

新製品 DP-550 は自社開発メカニズムを含め、これらの優れた技術を基に、これまで培った高度な技術と最新の技術を結集、高性能の一体型 SA-CD/CD プレーヤーを目指し、多くの試聴を繰り返して完成しました。

今までのアキュフェーズのプレーヤー同様、『2 チャンネルの音楽ソース』再生に特化、SA-CD および CD の音の魅力を100%引き出すことを目的としています。 

 高速で回転するディスクから、そこに刻まれた微小信号(情報)を読み取り、極めて純度の高いディジタル信号の復元を可能にするには、回転部分から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小に抑え、同時に共振をどのように排除するかが重要になります。

このため DP-550 は、《SA-CD ドライブ》本体を強固なシャーシでしっかり固定、ドライブのローディング・メカやメカ・ベースを高剛性構造とし、逆に《トラバース・メカニズム: ディスクの回転部分とピックアップ部分が一体となった心臓部》を積極的に軽量化、ローディング・メカからフローティングさせた分離構造としました。

そして大型ブリッジ・カバーが、土台となるメカ・ベースに固定され強固な一体化構造体を形成しています。

さらに 《SA-CD ドライブ》全体をシャーシに直接固定、3層構造のボトム・プレートと 4 個の鋳鉄製大型脚部がこの筐体全体をしっかりと支えています。 

 DP-550 のトランスポート部は、専用の DSP を使用したディジタル・サーボを搭載し、 DSD(Direct Stream Digital)方式で記録されている SA-CD ディジタル信号の高精度処理を実現しました。

重要な信号読み取りレーザー・ピックアップには、最新の 1 レンズ/ツイン・レーザーダイオード高速アクセス・メカニズムを搭載し、高精度の信号読み取りとアクセス時間の短縮を可能にしています。 

 DP-550 のディジタル・プロセッサー部は、独創的なディジタル処理による再生方式: MDS+(Multiple Delta Sigma+)を搭載しました。

この MDS+は、DSD 信号を直接複数個並列駆動の D/A コンバーターで変換し、それぞれのデータを変換後総加算することにより変換誤差の極小化を実現しているのが大きな特長です。 

D/A コンバーターは、最新デバイスの『ハイパーストリーム . DAC』(ES9008 : ESS テクノロジー社製)を 4 個並列駆動させる方法で、驚異的な変換精度を持ち、ひずみ率特性や雑音特性、小信号リニアリティなどの諸特性を大幅に改善することにより、SA-CD が持つ魅力的な音楽の表情を余すところなく描き出すことができます。 

DP-550 は、同一筐体の中でトランスポート部とプロセッサー部を分離し、それぞれが最高の性能となることを目指して設計されています。

プロセッサー部は、外部ディジタル機器を接続できるディジタル入力端子として HS-LINK、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光)、USB を装備し、ここに他機器からのディジタル信号を受けて高品位の音楽情報を再生することができます。

また、トランスポート出力端子は HS-LINK、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光)を装備していますので、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続して、ディジタル領域での音場補正が可能になります。 

 電源トランスの巻き線はディジタル/アナログ用を分離して独立、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化に対し万全の対策を施しています。

さらに、ディジタル方式による音量調整や、ライン/バランス独立構成の『Direct Balanced Filter 回路』、伝送途中の雑音排除能力に優れたバランス出力回路など高音質再生を可能にしました。

デザインは、ゴールド調のパネルフェースを基調とし、サイドパネル面はアルミニウムに 光沢塗装仕上げで、精緻で優美な雰囲気を醸し出しています。
………………………………………………………………………………………………………………………………………..

一体型 SA-CD/CD プレーヤーとして、全回路・素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求した DP-550 は、躍動感と潤いに満ちた音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。 

SA-CD は、データの記録密度が高いため、従来の CD より高速回転で読み取りが行われます。
このため、回転体から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小にする剛性の高い強固なシャーシ構造を採用し、高精度で安定した信号読み取りを可能にしています。

《SA-CD ドライブ》は、高剛性コンストラクションとして、自身の回転による振動は もちろん、外部の僅かな振動も受けにくくする制振構造を目指しました。
基本となるメカニカル・ベース部は、剛性の高い強固なシャーシ構造体で一体化しています。


 『トラバース・メカニズム』は、ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系のマウント部分を司るところで、超高速で回転しているディスクから、盤に刻まれた『ピット』情報を読み取り、微弱な電気信号に変換する心臓部として一番振動を嫌うところです。

この『トラバース・メカニズム』は、ドライブのローディング・メカニズムから分離して、振動などの影響を受けないようにフローティングされていることが理想です。

このため高剛性ドライブ本体とは対照的に、積極的に軽量化を図りました。
そして、『トラバース・メカニズム』とローディング・メカを機械的にアイソレートする緩衝材に着目、その材質や形状を厳選した新設計のシリコン系の粘性ダンパーを採用し、4 点フローティング方式でトラバース・メカを支えています。 

大型ブリッジ・カバーは土台となるメカ・ベースに 8 か所でしっかりと固定され、強固な 一体化構造体を形成しています。
ブリッジ形状は、高速で回転するディスクの回転音や振動音が外部に伝わらないように、回転時の空気振動や回転気流までも考慮しています。 

ディスクの回転時、100Hz 以下の周波数帯に共振点があると、ピックアップの音飛び現象が起き易くなり、音質に悪影響を与えます。
このため、この周波数帯に極力共振点のない設計が必要になります。
DP-550 では各部の共振周波数を分散させるなど DP-900 の技術とデータを基に全てを新規に開発したもので、DP-900 に迫る性能を実現いたしました。

『トラバース・メカニズム』と『ローディング・メカニズム』とのアイソレートを十分に行い、個々の部品は材質や構造を全面的に見直し、実際の試聴と数々の振動・共振試験を繰り返してデータを解析し、『ピックアップ』・『ベース』部の共振を最小限に抑えることに成功しました。

 振動・共振の研究の一例として右の図に DP-550 の振動試験装置における『ピックアップ』と本体の加速度測定グラフを示します。


第1図はボトム・プレートが1 枚の時の特性で、『ピックアップ』、『ベース』、『本体』3 か所における共振周波数が一致して振幅が増大している様子が分かります。

また各特性に激しく振動する鋭い波形部分がありますが,これは本体の共振が大きく、『ピックアップ』に振動が伝わっていることを示し、『プレイアビリティ』の劣化を引き起こす原因となります。

第 2 図はボトム・プレートを 3 層構造にした特性を示します。

『ピックアップ』、『ベース』、『本体』3 か所における共振周波数が異なる周波数に分散され各振幅が緩やかに改善されています。また、 各特性には激しく振動する部分がほとんどありません。

さらに《SA-CD ドライブ》を可能な限り低い位置に配置することにより、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感のある美しい骨格を形成しています。

DP-550 は、数々の振動解析を繰り返して開発された、3 層構造の重量級ボトム・プレートと全体を支える 4 個の鋳鉄製の大型脚部で限りなく低重心化を図り、フローティング構造の『トラバース・メカニズム』によって振動の影響を受けにくいトランスポート部を実現しました。 

 DP-550 専用に新しく設計されたディスク・トレイはアルミ・ブロックを削り出して、硬質アルマイト処理と梨地処理を施し、ハイエンド SA-CD/CD プレーヤーに相応しい、優美で精巧なディスク・トレイを造り上げました。
このトレイが専用モーターと複数のギアで精密にコントロールされ、スチール製ベアリングシャフトにより、静寂かつスムースに移動するローディング機構を実現しました。 

DP-550 では、より安定したディスクのチャッキングを実現するために、チャッキング用マグネット材料に磁束密度の高い『ネオジム』を新規に採用し、8 極着磁ヨークとすることで、ターンテーブルとディスクを均等かつ強固に固定し、ディスクの面ブレを低減しました。


 第 3 図に DP-550 の全体ブロック・ダイアグラムを示します。ピックアップで読み取った信号は、RF アンプで増幅され、RF プロセッサーに入ります。RF プロセッサーでは、SA-CD/CD それぞれの RF 信号よりクロック信号の抽出・同期・復調・エラー訂正処理を行います。


光学ピックアップや各種モーター系の制御には、専用のサーボ DSP を 
搭載したディジタル・サーボにより、SA-CD/CD それぞれに適した制御
を行い、高精度で安定した信号読み取りが可能です。
この後 SA-CD/CD ディジタル信号は、最新の《MDS+方式 D/A コンバーター》を搭載したディジタル・プロセッサー部に伝送されます。


 専用ピックアップから取り出された従来規格の CD 信号も、SA-CD 信号と同様な信号処理技術により、高精度 CD ディジタル信号の復調が可能です。 
 信号読み取り用レーザー・ピックアップには、1 つのレンズに発光波長 650nm(SA-CD 用)と 780nm(CD 用)の 2 種類のレーザー・ダイオードを配置した、1 レンズ/ツイン・レーザーダイオードを搭載しました。

SA-CD と CD で共用してピックアップ全体の小型化を図ることにより、SA-CD/CD の切替時間およびアクセス時間を短くすることができます。 
さらに、音質を劣化させる原因の一つである、ピックアップ制御用サーボ電流の変動を大幅に減らすことができ、高精度で信号を読み取り、ディスクの情報を十分に引き出すことが可能になりました。 

 HS-LINK は、アキュフェーズ・オリジナルの高品位ディジタル・オーディオ・インターフェースです。広範囲なディジタル・オーディオ信号の伝送に対応でき、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)方式により、専用 HS-LINK ケーブル 1 本で伝送します。
またHS-LINK は、送・受信の相互認証を行いながら、データの伝送ができる万全のセキュリティ機能を備えています。

著作権保護のため、HS-LINK で伝送したディジタル信号は、HS-LINK 以外では受信できません。

SA-CD 信号は、ディジタル・プロセッサー部に伝送されるのと同時に DSD デコーダーに入り、1bit オーディオ信号の復調処理後、HS-LINK 伝送用ディジタル信号(2.8224MHz/1bit)として、トランスポート出力端子の HS-LINK から出力されます。

HS-LINK は、専用 HS-LINK ケーブルで、SA-CD および CD 両方のディジタル信号を出力することができます。
また、CD のみのディジタル信号を出力する、同軸および光ファイバー出力端子を装備しています。
ディジタル・レコーダーを接続して CD のディジタル録音をする場合には、 この端子からの信号を使用してください。

HS-LINKからの SA-CD/CD ディジタル信号は、録音することができません。 

 DP-550 は SA-CD や CD に加えて、個人でパソコンなどを使って記録した DSF ファイルフォーマットによるサンプリング周波数 2.8224MHz/2 チャンネル DSD ディスクの再生が可能です。
この機能により幅広いソースに対応し、楽しみが広がります。


出力の D/A コンバーターに、驚異的な性能・音質を誇る『MDS+方式 D/A コンバーター』を搭載しました。 


 MDS+方式は、⊿Σ(デルタ・シグマ)型 D/A コンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図った画期的なコンバーターです。

図のように⊿Σ型 D/A コンバーターを複数個用意して、各コンバーターにすべて同一のディジタル信号を入力、各コンバーター出力を加算して全体の出力とします。


全体の出力では、信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消される可能性がありますので、単純加算した値よりも小さくなります。
従って、信号と変換誤差の比が大きくなり、変換精度や SN 比、ダイナミック・レンジ、リニアリティ、高調波ひずみなど、コンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上(コンバーター数を n とすると√n 倍向上)させることができます。

DP-550 では、4 回路の高性能『ハイパーストリーム. DAC』(ES9008:ESS テクノロジー社製)を並列動作させていますので、コンバーター1回路の場合に比較し、全体の性能は約 2(=√4)倍に向上します。


MDS 方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、 従来の⊿Σ型 D/A コンバーターで改善の難しかった出力信号にまとわりつく微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。


 DP-550 で採用した『MDS+方式』は次の図のように、MDS 方式における D/A コンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換する『I-V』(電流-電圧)変換回路の動作を改良し、さらに電流加算と電圧加算を組み合わせて、電流加算部の負担を軽くした回路方式です。



 この改良によって回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と 品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。 

 ディジタル・オーディオ・インターフェース IC に、AK4118(旭化成エレクトロニクス社製) を搭載しました。
この IC に搭載された高精度 PLL 回路は、ジッター量を大幅に削減したマスタークロックを生成し、DAC の変換精度を大幅に改善します。
AK4118 は、24 ビットまでのディジタル信号を復調できますので、いかなる入力に対しても、『MDS+方式』の能力を余すことなく発揮します。


 様々な情報を表示するディスプレイ部に視認性に優れた『7 セグメント』LED ディスプレイを採用し、曲番や演奏経過時間はもちろん、外部入力や SA-CD/CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。


本機では正確で音質劣化の少ないディジタル方式のレベル・コントロールを D/A コンバーター内部で行なうことにより雑音の発生を防ぎ、最大-80dB まで 1dB ステップのレベル調整を可能にしました。


 D/A コンバーター出力の高周波領域には、必ずイメージ・ノイズが発生します。本機のような広帯域システムでも、超高域のイメージ・ノイズは除去しなければなりません。

そのために、アナログ・フィルターが必要になります。

 本機のフィルター回路は、通過域の周波数特性が極めてフラットな 5 次のバターワース型アナログ・フィルターを搭載、ライン/バランス回路の動作時の干渉を防ぐため完全独立で構成した、理想的な LPF(Low Pass Filter)を採用しました。


さらにバランス出力の場合は、バランス合成回路とフィルター回路を、D/A コンバーターの出力からバランスのまま直接一段で構成しています。この構成が《+-》対称型になっているため、入・出力インピーダンスの《+-》も等しくなり、『MDS+出力』を理想的な形でバランス伝送することができます。

このフィルター回路は、カットオフ周波数の最適化とフラットな通過域特性により、厳選された素子と相まって、優れた音楽再生を可能にしました。


本機の高性能プロセッサー部を活用し、他のディジタル機器を高音質再生できる、ディジタル入力端子を装備しています。


同軸ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD、FM チューナーT-1100 など)を接続できます。

光ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD などを接続できます。 

PC(パーソナルコンピューター)と接続して PC にダウンロードした高品位(ハイレゾリューション)音源を高音質再生ができる USB 端子を装備しています。 

外部入力や SA-CD/CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。 


 USB 端子(タイプ B)と PC(パーソナル・コンピューター)を USB ケーブル(タイプB コネクター付)で接続します。 

PC にダウンロードした、192kHz/24bit までのハイレゾリューション・データの高品位音楽再生が可能。 

USB 端子を使用する場合、ご使用のPC に応じて、本機に付属している《CD-ROM:USB ユーティリティ CD》をインストールしてください。 

USB での音楽データの再生は、PC 上の OS や音楽再生ソフトウェアに依存します。 


 DP-550 の入力を外部機器接続に切り替えても、本機の SA-CD/CD トランスポート動作は 継続しています。
『トランスポート出力端子』と『ディジタル入力端子』の間に DG-48 をHS-LINK ケーブルで接続すれば、SA-CD/CD 信号をディジタルのままで音場補正が可能になります。 

 アナログ出力端子は、バランス用 XLR タイプとライン用 RCA タイプ・コネクターの 2 系統を装備しています。
バランス出力は、伝送途中の外来雑音によって誘発されたノイズを打消して音質の劣化を防止、ノイズフリーの高音質再生が可能です。 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス出力を設けました。バランス伝送の原理は、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。
この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされてしまいます。 

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。
バランス接続によりこの妨害から解放され、良質な信号伝送が可能になります。 また、本機はリアパネル側に、『バランス出力の位相切替スイッチ』を装備しています。工場出荷時の設定は《③番:(+) 》ですが、バランス接続する機器によっては位相が逆になり、合わせた方が好ましい場合があります。このような場合は、スイッチを《②番:(+) 》側に切り替えてください。尚、アキュフェーズ製品(一部プロ機器を除く)と接続する場合は、全て《③番:(+) 》ですから切り替えの必要はありません。


インシュレーターには、鋳鉄に特殊な熱処理を施すことで結晶構造を変化させて硬度をアップ、振動減衰特性の優れたハイカーボン鋳鉄を採用しました。
これにより外部からの振動を遮断し、高い制振性と静粛性を確保、微小信号への影響を防いでいます。


 本体の基本操作機能以外に、多くの機能を装備したリモート・コマンダーを付属しています。
外部機器の入力セレクター、レベル・コントロール、リピート演奏など多彩な機能を満載しています。

 外部ディジタル入力を持つ多機能な SA-CD/CD プレーヤーでありながら、複雑なボタン操作を排除、優美で洗練されたデザインに仕上げました。


 HS-LINK は、最新のディジタル伝送技術を応用した、アキュフェーズ独自の『超高品質ディジタル・オーディオ・インターフェース』です。
著作権保護のため送・受信の相互認証を行いながら、LVDS 方式により専用 HS-LINK ケーブル 1 本で、ディジタル・オーディオ・データの超高品位伝送が可能です。


SA-CD のディジタル信号および従来からのディジタル・オーディオ信号(CD、MD、CD-R など)の伝送が可能


サンプリング周波数 32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz

 (各 16~24bit 2ch PCM)

 176.4kHz、192kHz(各 24bit 2ch PCM)

 2.8224MHz (1bit 2ch DSD) 

伝送レート:400Mbps 以上(理論限界 1923 Mbps) 

伝送信号形式:低電圧バランス伝送の LVDS 
(Low Voltage Differential Signaling:TIA/EIA-644)


送・受信クロックは完全同期型


送信と受信が同時に行える完全双方向伝送


送・受信の相互認証により万全のセキュリティ


伝送ケーブル:

シールド付ツイスト・ペアー8 芯 OFC ケーブル(TIA/EIA-568A CAT.5 相当) 

DP-550 は、SA-CD/CD トランスポート部を活用できるトランスポート出力端子とディジ 
タル・プロセッサーを活用できるディジタル入力端子をそれぞれ独立して装備しています。 
この間に、ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続すれば、本機の SA-CD/CD 信号のデ 
ィジタル領域での音場補正が可能になります。 

11/30追記
DP-550は当店でも好調にご予約を承っており、
本日、初回生産分は予約完売となったそうです。

第2ロットは1月中旬~となります。


12/11 追記

 DP-550 がきました。

CDの音は非常に透明度があり、切れ込んで、パワフルでもあり、立体的です。



DSDディスクも再生してみました。

リモコンの「TIME」を何回か押すと・・表示がでました! 

DSDのサンプリング周波数 2.8224MHz!


この機はプロトですので、今日また持って帰られてしまいます。

12/22
年越し企画 アキュフェーズ 新製品 DP-550 集中試聴中! ~1/8
始まりました。 

是非、ご試聴ください。

*アキュフェーズ2009~   *クロック    アキュフェーズ総合カタログ
アキュフェーズ~2008   Accuphase 2009~記事    

RATOCクロックジェネレーター聴けます

RAROC Audio Labの10MHzルビジウムクロックジェネレーター


「RAL-RbOSC1K」売価¥498.000(税込)のデモ機が届いております。


 

本機のクロック発進機には、一般的なクォーツと比較して約一万倍の精度を持つルビジウムを採用して、対応のオーディオ機器に10MHzの高精度クロックをマスタークロックとして入力する事ができます。

 


 

ESOTERICのCDプレーヤー「K-03」に接続して聴いてみましたが確かに効果が確認できます。
静寂性が増し、奥行き感や拡がり感の再現性が良くなります。

注意点は、お客様が組み立てをする”組み立てキット”としての販売になります。

と言っても簡単な組み立て作業ですのでご心配無く。(丁寧な組み立て説明書が同梱されています)

ご購入に関しては当店にお問い合わせ下さい。

一台お馴染み様にご発注いただきました。
 

是非聴いてみて下さい。          

  *クロック    

Accuphaseアキュフェーズ FM ステレオ・チューナーT-1100 新発売

高級FM ステレオ・チューナーT-1000の後継機
T-1100  

税別メーカー希望価格¥330,000
2010/9 発売されます。

先進の高周波テクノロジーと最新ディジタル技術との融合をさらに推し進め、高速・高精度DSPを搭載し、主要回路のほとんどをディジタル化することによって誕生しました。


特徴

フロントエンドには同調回路に感度と選択度を両立できる2段の複同調回路を搭載。

次段のミキサーへの入力の妨害波排除能力を向上。一層良好な感度と選択度を確保しています。

一段目と二段目の複同調回路は相互誘導作用結合を用い、一段目と二段目の間の高周波増幅器には第3次混変調積特性に優れた「デュアル・ゲート MOS FET」を搭載しオートゲインコントロールによって最良ゲインとなるよう動作させています。

さらに第一IF 9.216MHz、第二IF 3.072MHzという特殊な周波数を用いてミキサー以降に入るD/Aコンバーターが最大限の威力を発揮できるように細心の注意も払っています。

チューナー&DSPアッセンブリー



局部発信機にはT-1000 同様に水晶発振回路を用いた
DDS(Direct Digital Synthesis)を採用しており、
従来のPLL回路のように周波数変調成分が残らずに驚異的な高 SN 比のスーパーヘテロダイン・フロントエンドを実現しています。

DDSのマスタークロックには196.608MHzの原発振を使用し、
DAコンバーターは以前の125MHz125MHz/10bitから786.432MHz/14bitにアップグレードしています。

中間周波数(IF)回路以降をフルディジタル化。

フロントエンドからのIF信号をA/Dコンバーターでディジタル化
して「可変IF帯域フィルター」から「ステレオ復調器」までを高速・高精度DSPを採用してフルディジタル処理することによって、性能、特性を飛躍的に向上することができました。

1.「可変IF帯域フィルター」に完全直線位相特性の「FIR型ディジタルフィルター」を採用することで従来大きな課題だった位相ひずみを皆無にすることに成功

2.新たに開発した高速・高精度DSPマルチパス・リダクションにより反射による妨害波を大幅に抑制可能となりました。

3. 以前のモデルにも、重要なFM復調回路にオリジナルの「DGL(Differential Gain Linear)」を搭載してきましたが、
DGLもディジタル化することによりFM波の虚数成分を実数成分で演算することにより位相角の正接成分を抽出し、それを逆正接演算することで位相角を得、さらに微分演算によって位相角の時間変化を取り出すことにより 理想的なFM復調出力(オーディオ出力)を得ています。

4.DSPによる理想的なステレオ復調器「DS-DC」を搭載して驚異的なチャンネル・せパレーションを達成。

マルチパスなどの表示が見やすいメーター



ステーション・ボタンには10局をメモリーすることが可能。
また、受信周波数の電波状態に合わせて、細かく設定した『MPR』『MUTE』『MODE』『IF BANDWIDTH』『LOCAL/DISTANCE』などの機能設定もその中に記憶することができ、ボタンを押すだけで簡単に呼び出せます。
 
アキュフェーズ新製品資料より


一時期、衰退するかにみえたFMエアチェック需要・・

そう思われていた時間がゆったりと経過してみると、
親しみのある地元密着のコミュニティーFM放送局などによる多チャンネル化、多様化によるものなのか、日本でも世界 ( 特にヨーロッパ ) に於いても 高級FMチューナーの要望が以前にもまして強くなっていってるそうです。

つい最近の悪いニュースとして
CS-PCM音楽放送ミュージックバードの非圧縮PCM放送が2011/7をもって終了するというアナウンスが入ってきました。
 →PCM放送サービス終了のお知らせ

今後は、
インターネットによる音楽ダウンロードなどの需要と並行して、
無料の FM放送を高音質でゆったり楽しみたいというお客様の要望も増えていくかもしれません。

アキュフェーズ2009   *クロック   アキュフェーズ総合カタログ
アキュフェーズ2008       Accuphase 2009~記事

 

SOUL NOTE ソウルノート試聴会

6月14日(
イベントは終了いたしましたが

sa1.0、 sa2.0、 ma1.0、 sc1.0、 cd1.0、 sm1.0、 dc1.0 は常時御試聴いただけます。

イベント以来大人気で売れている ss1.0 もまだまだ集中試聴しております。

SOUL NOTE ソウルノート試聴会を行ないます。   
開発設計者 鈴木 哲氏来店

プレゼンテーション・講演  
時間  PM 1:00 ~2:30      その他の時間 フリータイム試聴

奮ってご参加ください

試聴会スナップ 1・2・3

熱気でいっぱいの会場

多数ご参加いただきまして有難う御座います。

満員御礼

久々のご来店 鈴木 哲氏 お疲れ様でした。



録音現場の詳しさ、オーディオ哲学にまた更に磨きのかかった鈴木氏



飛行機は×むりー 
新幹線(700系以外)でぎりぎり・・長距離高速移動は苦手な鈴木さん 

遠くまで有難うございました。

(終了後はいやいやJR広島駅へ・・ to東京)



NEW   Monitor Speaker ss1.0   標準価格(税込1pair)  420,000円受注生産品
現在、常時展示中です!(写真内の小型モニター) 人気集中!人気爆発中!

最近は店でSOUL NOTEの魅力をお伝えするのに、
当スタッフも少し方向性を見失っていたようにも感じて反省しておりますが、今回鈴木さんがチューニングされる姿や、鳴らされる音、久々にお話をする機会を得てSOUL NOTEが持っている魅力やソースに対するアプローチが改めてはっきりしてきたように思います。

鈴木さん曰く、SOUL NOTEの
アンプ、CDプレーヤーなどはハイエンド高級品のようなシャーシではなく
手で叩いたら「ぺらぺら」だとよく色々なところで質問をうけるそうですが・・
SOUL NOTEの底板の1.2mmアルミは1.6mmでも1.0mmでもだめだそうで、
音質上の必然から採用されているとのこと、1ポイント・フット・インシュレーターにしても1mm単位の試聴で足の位置が決められているそうです。

ほかにもよく地域専門店が差別化するためCDプレーヤーなどのクロックを改造して他社のものを後付されたりするケースがあり、特にSOUL NOTEさんはターゲットにされることが多いようですが、
後付けによる回路パターン変化による電気的、音質的な問題点、純粋な音質面の評価、お客様の低予算でちょっとだけ変えてみたいという好奇心ニーズ、メリット、デメリットなどについても意見を交わしました。

大変有意義でした。 

一言でいうなら
鈴木さんの答えは「当社はベストなものを採用しています。」
 自信に満ちていて判りやすいです。
 


いちばん最近お取引させていただいた
アンプメーカーに「株式会社デジタルドメイン」さんがあります。

デジタルドメインさんのフラグシップ機に
全段SIトランジスタを使用したB-1a があるのですが、

このアンプの技術紹介記事(MJ 無線と実験)のなかに面白いところを見つけました。
MJ に掲載されていますので、読まれた方もいらっしゃると思います。

デジタルドメインB-1a の
「出力段用電源回路にショットキーバリアダイオードのブリッジ8個をケミコンに接続」
というところで、
実際には電気回路 容量上、8個も必要はないのですが、
「半導体の接合容量を利用した音質チューニングの裏技」
となっていて
試聴を繰り返してダイオードの品種や個数が吟味されているそうです。

アキュフェーズがよく用いるリレー、ホール素子などを複数並列に使用して電気的にインピーダンスを下げるという手法とは違って、音質のチューニング目的だけに部品を複数個 積極的に使用する ということです。
(なぜ音が変わるかは・・負荷容量とか迷走電流のアースまでのルートなどが考えられます。)

まあ考えてみれば、裏技というより製品造りとして当たり前といえば、当たり前かもしれませんが・・

筆者自身の経験でも
スピーカーネットワークを改造した折、
バイポーラC(コンデンサー)で、同じ3μFでも1個の3μFのと例えば1μF×3個で並列に使用した3μF(もちろん耐圧も変わりますが・・)で音質を比較して天と地ほど違った経験をしているので裏技手法というのもよく判る気がします。

(少し意味合いが違うかもしれませんがドイツのアインシュタインのアンプの平滑コンデンサーも音色チューニングとして、ハイスピードに仕上げるため大きなCを少なくではなく、多数のケミコンに分散して使用していました。)


関連した経験で私自身いちばん不可解だと思ったのは、

一般的に使用するコンデンサーは容量誤差がK値ですので±10%あるのですが、
たとえば3μFのCだと±0.3μFは誤差があるのにもかかわらず
0.047μFのCを追加しただけで音が激変したことです。

ネットワークの Cの容量定数を決めようとしている時に、これには参りました。
まず、何故こんな小さな容量のCが音を変えるのか、自分自身をどう納得させるか、最終的に定数をいくつにするか頭を抱えました。

(コンデンサーはメーカーとか種類で音が変わらないように、ドイツ・レダーシュタイン社製メタライズドフィルムの角型ポリプロピレンとチューブラ型だけに絞ってテストしたと記憶してますが・・)


もっぱら最近では±2%とかの高精度Cも、B&Wあたりでは使用されていますが、それでも±0.06μF誤差があります。
(注:3μFと仮定したとしての誤差・・説明の便宜上の容量で、実際回路にはあまり使われません)


もともとMARNTZ pro、PHILIPS時代に、
音を決めるために、
会社に寝袋を常備していて、
集中すると深夜まで試作部屋にこもって、
1個のネジまで部品選定をされていたとの武勇伝をお持ちの鈴木さんがおっしゃたことも、
多分そういった細かいことも含まれているのですね。