B&W スピーカー DM600S3 

ツィータドームとボイスコイルボビンの接着に特殊強化ボンドを使用するなど、Nautilusチューブを強化。アッセンブルの強化により、SACDやDVDオーディオの超高域を高精度で再生できるとしている。

 ケブラーコーンユニットもボイスコイルボビンを強化し、高周波数でのレスポンスを改善。ツィータとのつながりがよりスムーズになったという。クロスオーバーパーツにも、新パーツのポリエステルフィルムコンデンサを使用している。

 そのほか、ゴルフボール・テクノロジーを採用したフローポート、振動分散型キャビネット構造など、B&Wの共通設計を盛り込んでいる。また、フォーム製のダクトプラグが付属し、壁に近づけて設置したときの低音のふくらみをコントロール可能。入力ターミナルには、バナナプラグ対応の大型パーツを使用している。

600S3は、130mm径ミッド/ウーファと25mm径ツィータで構成するバスレフ型の2ウェイ2スピーカー。ミッド/ウーファはケブラーコーンで、ツィータはNautilusチューブ付きのメタルドームを使用する。再生周波数帯域は55Hz~42kHz(-6dB)、出力音圧レベルは88dB。インピーダンスは8Ωで、最低3Ωとしている。外形寸法は175×286×219mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg(1本)