久々に当店にDIATONEが鎮座いたしました。
3月末で40期の決算を迎えさせていただいたばかりですが、
長くオーディオ店をさせて戴いていると
DIATONEさんとのエピソードや思い出はつきません。
いつだったか、DS-32B を専門店も量販店もすべてカウントして
当店が全国で一番販売したということで
郡山工場で感謝していただいたなんてこともありました。(一年間だったか半期だったか・・?)
有名ユニットP-610Aを何十個も平面バッフルに取り付けて鳴らしておられる
福島の喫茶店も見学させていただきました。(まだ続けていらっしゃるのか・・)
一番参考になり面白かったのは、
工場にてユニットP-610Aを
密閉箱(40ℓくらいの)、バスレフ箱、平面バッフル、バックロード箱のそれぞれに
取り付けて比較して聴かせていただいたことです。
なかでも平面バッフル、バックロード箱の二つは
女性ボーカルが自身の耳元で囁くように歌ってくれているように感じました。
このように
毎年のようにご招待いただいた郡山工場は震災被害を受けたと聞いてましたが・・
スピーカー事業部の佐藤さんによると
私たちの知っていた工場や試聴室は新しく立て直されて、
頑張っておられるそうです。
今日、久しぶりに新製品を持ってこられました。
型式、価格、技術資料などの正式なプレス発表は「音展」による来月だそうです。
「DIATONE70周年 スペシャルサイト」
強力ネオジウム磁気回路による内磁型ウーハーと外磁型ツイーターを
さらに最強フレームで纏い、ウーハーとツイーターの伝送スピードを適合させた状態では最速スピードを誇るというNCVユニット、
試作した空芯コアやアモルファス・コアよりも試聴結果のよかったファインメットをコアにした特注コイルによるネットワーク採用など贅をつくしたプロト・スピーカーから
ゲイリーピーコックのクリアで図太いベース音が飛び出してきました。