YAMAHA NS-1000 Monitor のスピーカー端子が壊れて聴けなくなった
「まだ修理が出来ますか」とのことでした。
YAMAHA純正サービスで聞いたところ「もうパーツが無いので・・」修理不可ということです。
ご本人様に伝えたところ、なんとかこのスピーカーを使いたいとのご要望でしたので
、
純正ではないですが、当店で付け替えてみるということをご了承いただきました。
お預かりして分解してみました。
プラス側 である赤の端子のプラスティックの方ではなく、金属の部分が折れています。
ご覧のとおりです。
ターミナルのラグ板が純正にちかいサイズのものを探しました。
当店在庫であったものの中に少し大きめですがよいサイズのものがありました。
充てて見ましたが純正端子よりも大型でしっかりしていてラグ板も厚く絶縁も良さそうです。(FOSTEX製P24B)
ジャスト・サイズにする為には本体側の径の穴あけと拡大が必要です。
ネットワークからターミナルに来ている線が意外にも短くて難しかったですが、何とか絡げてはんだ付けにも成功しました。
何とか格好は付きましたか・・参考画像:もとの端子
これで純正のばねによる点接点ターミナルからかしめることの出来る面接点ターミナルにグレードもアップいたしました。
耐久性もあがり、バナナ端子も使用できます。
オーナー様にも綺麗な端子をつけて頂いてと喜んでいただきました。
有難う御座いました。
同じようにお困りの方、当店にほかのオーディオ部品もございますので、
腕に自信のある方はトライされては如何ですか。
(FOSTEX製P24Bは今日現在あと5セット在庫がございます)
追記
他のスタッフがUSED品のNS-1000Mをお求めいただいて
上記とは別のターミナル交換ほか裏側のネットワークのコンデンサーまで交換する作業を承ったようです。
タイムリーですのでこちらの写真も掲載させていただきます。
古くなった純正の電解コンデンサー、オイルコンなどはずされました。
経年変化で劣化いたしますので・・
*コンデンサー Vintage