ESOTERIC P-01、D-01 試聴会

11月20日(土)~23日()  当店試聴室にて

スーパーオーディオの頂点、世界最高性能を目指すエソテリックが一切の妥協を排した製品。 

SACD/CDトランスポート P-01
メーカー希望小売価格2,310,000円リモコン付属(SACDマルチチャンネル対応)

 

SACD/CDモノーラルDAコンバーターD-01 
メーカー希望小売価格1,155,000円 (ステレオには2台必要です。) 

 

試聴記:

ESOTERICが現在もてる技術を妥協せず造った製品と言う事で、金額もセットで¥4,620,000という大変な商品です。

私たちも多少びびりながら、お客様も緊張しながら試聴会を始めたのですが、
ひとりエスカレートしていったのは、

自分でもオーディオ好きで自宅でD-70等使用しているESOTERIC営業のTさん・・、
本体の他
ルビジウムマスタークロック・ジェネレーターG-0s


デジタルケーブル7N-DA6000 MEXCEL RCAを当店展示使用3本以外にも計5本もかき集め、


バランス7N-A2500 MEXCEL XLR


1,155,000円もするスピーカーケーブル7N-S20000 MEXCEL 


ほかに最上級電源ケーブル8N-PC8100 他5本etc を運び込み・・、



最大6台の機器にワードクロックできるG-0sからP-01、D-01へ
7N-DA6000 MEXCEL BNC による3本のワードクロック、


比較するためUX-1に1本・・
結局CDプレーヤーだけで600万円、
B&W N800、Accuphaseプリ、パワーなど試聴機総額で1,500万円を超えるシステム・・と相成りました。 
(まさに戦艦大和級の物量至上主義!? by Mr.T)


当然かもしれませんが、ご試聴頂いたほとんど全員の皆様は
「125万のUX-1と比べてもこんなに違うものか。判り過ぎる位、違う。」

との御感想でした。
(一般的にシステムがトップエンドに近づくにつれて、少しの違いが大きくはっきりと見えてくるものですね。)



エピソード2  

 

25周年イベントの試聴記から再度登場の某有名交響楽団ファゴット奏者のOさん
オーディオ好きで自宅にはちょっとした小船のようなソナス・ファベールのAmati Homageを使用されていて、
最近アキュフェーズのプリ、パワーも導入していただいたところですが
入り口のCDはグレードアップ検討中のタイミングでこの試聴会がありました。


その日Oさんは来店されて何枚かソフトを聴いて頂いている時に、
私が何気なくEXTONレーベルのOVGY-00010(ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」、序曲「自然の王国で」「オセロ」「謝肉祭」ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団)を掛けました。 

(いや、掛けたらしいのです・・・)

というのも、Oさんからこの日の試聴会のショックを語って頂いたのは、
半年も後の、X-03の常設展示品が入荷したときでした。

X-03 メーカー希望小売価格 682,500円はOさんにとってもグレードアップに違いは無く、
お求め安い金額の筈だとも思ってご紹介したのですが、ご本人曰く

「・・あの時の音と全然違う・・。」


「あの時」とはこの記事の「P-01、D-01 試聴会イベント」のことなのですが・・

前述してある通り本体の P-01+D-01 と X-03 の価格を比べても、
エスカレートしていった周辺アクセサリーをとっても、
違って当たり前なのですが・・(違わなきゃおかしい)
 

そこで私の記憶していないEXTONのドヴォルザークの話に戻るのですが、

Oさんは「P-01+D-01試聴会イベント」のちょうど1週間前、
OVGY-00010で演奏していた同じオーケストラ、
来日していたチェコフィル (・・本物!?)に同行して福岡公演にファゴット奏者として客演していたというのです。 

 「えーー!」

公演時に舞台から感じたチェコフィルの音、アンサンブル、雰囲気、匂い等を熱く語った後、
もっと驚いたことに、
興奮も冷め遣らないうちに「P-01+D-01試聴会イベント」の試聴機の全てから、チェコフィル公演と同じ音がそのまま聞こえて、自分の居た会場がそのまま再現されて大変感動したのだ とおっしゃるのです。

ESOTERICの方々が聞いたら泣いて喜ぶような話ですが・・本当です。
(ご本人に承諾をいただいていますから・・)

私が何気なくかけて、聴いて頂いたその日から
OVGY-00010がOさんの第一番の愛聴盤になったということです。


良かったのか悪かったのか、とにかくOさんの前では展示した X-03は遭えなく撃沈してしまいました。
聴いて頂く順番がたまたま悪かった・・


後日談:

その後、当店の X-03も展示から半年が経っていまして、
売り出しの時(2005.10)に改めてOさんに聴いて頂くと、
触手が伸びるほどの高評価を頂きました。

何でしょうか、やはりエージングが大きいのだと思いました。
新入荷、新製品のときはまだまだコンデンサー等も充分活性化していないためでしょうか、どこか硬さや固まりが残っているのですが、エージングと共に良くなって行くのでしょうね。



P-01+D-01 やMr.Tさんのイケイケ残像も一年経って薄らいで来たし・・