DELA ミュージック・ライブラリ試聴会

令和 元年 6/15 (土) 

AM10:30~PM6:30      盛況のうちに終了いたしました。

DELA  ミュージック・ライブラリ試聴会をおこないます。

場所:サウンドマック当店試聴室

 

使用機材
DELAミュージックライブラリ
 
DELAオーディオグレード光学ドライブ
 
お持ちのUSB入力を持つ機器の音質を活かし、ハイレゾ音源や大量のライブラリを
簡単にお楽しみいただけるDELAの魅力を、メーカー担当者の解説もを交えて
試聴いただけます。
導入についても疑問・質問にもお答えいたします。
 

講師:メルコシンクレッツ佐藤氏

   完実電気 浅井氏

奮ってご参加ください。

 

追記:

多数のご参加有難うございました。

ミュージックサーバー(NAS、HDD)だけに特化した(同一メーカーの比較も)

ほどんど初めての経験といってよいくらいだったのですが

ちょっと予想外の大きな違いに驚いたと同時に困りました。

 

いままではCD⇒ネットワークオーディオへのご説明や、

ハードルを下げる意味でも、5~6万円のNASで結構ですから・・

などと日常でお話もしていて

ミュージックサーバー(NAS、HDD)をなんでも入れて頂ければ

ネットワーク・オーディオの音のよいところはご理解いただける。

もし、ご予算があればDELAのHA-N1AH20/2 184,800円 税抜価格168,000円(HDD2TB)などをお求めになれば

もう最高ですよ・・などと申し上げていたし、思ってもいたのです。

 

今回、N10P-H30-J HA-N1ZS20/2Aと音質比較をしてみたのですが

価格も大きく違うので、違って当たり前と思いつつも、こんなに違うか・・と

突きつけられてしまいました。 困りました。

 

LINN DSプレーヤーから始まった・・この方式は普及してほしいし、

その範囲まではよい音を聴くための「やり繰り」、「アイデア」、「方式」の範疇だと思うのですが

リーズナブルなhdd、NASとハイエンドのミュージック・サーバーでかなり音が違っちゃうとなると

これはまた普及機とは違う重厚長大なハイエンド・オーディオの世界になってしまいます。

 

今日鳴らした音を再現しようとすると、お勧めと言ったって

サーバーにHA-N1ZS20/2Aを持ってこないと同じ音がでないじゃん。

ということになってしまいます。

最初からN10P-H30-J
(アナログ電源で構成されていて別シャーシ電源)で約70万円。

最初からSSD HA-N1ZS20/2A
(高性能スイッチング電源で構成されていてHA-N1AH20/2の2倍近い電源容量、SSDタイプ)で80万円はどうでしょうか・・

厳しい・・

トランスポートはDELAミュージックライブラリの内蔵のもので代用できますが、

これらのミュージックライブラリに見合うDACも必要ですし・・

オーディオの常識ではある「価格に音が比例しています。」という文言が今回だけは恨めしい。

メルコさんに一言文句!コスト無制限に真面目に良いものを造り過ぎ!(苦笑)

 

アキュフェーズのtopエンド機をお求めになられるような富裕層の方限定になってしまうと

ハイエンド・ネットワーク・オーディオのハードルが上がり過ぎてしまいますよね

リーズナブルですばらしいSSDでも出てくれることを祈っています。

(hdd単体は既にそこそこリーズナブルになってきていますので)

 

結局、SSD、HDDだけの問題ではなく、

シャーシ、電源、クロックの作りこみと材質の違いなどトータルでの音質差だと一般的にはいわれています。

(今回はDELA統一試聴なのでトランスポート・ソフト、再生ソフトは3機種ともほぼ同一でした。)

 

以前、

LUMIN試聴会で講師としてご来店いただいたオーディオ評論家 逆木先生のブログ「言の葉の穴」のなかで

ミュージックサーバーの機種による音の違いについて(特にfidata)触れられているサイトがありました。

 

▼fidata HFAS1音質・サーバー編

【レビュー】fidata HFAS1-XS20 音質・サーバー編

▼fidata HFAS1導入編

fidata HFAS1 導入編

読ませて頂いたときには、・・そんなこともあるでしょう・・(けれども)と内心思っていましたが、

実際にそこだけに焦点をあてた比較・試聴会をしてみると

事の重大さ(サーバー機器の価格による音質差の違い)に気が付いてきます。

以前ほかのブログ
Nmode X-DP10 新製品DAコンバーター試聴   2017/4でも

シュガーベイブ時代の大貫妙子の曲に触れましたが、

今回のソフトは最近の大貫妙子の録音、

フラグシップ・SSDサーバーの HA-N1ZS20/2Aで鳴っていたさらさらっと、切々と、

でも十代の学生時代にさらに若返ったような繊細な声が最も印象に残りました。

(失礼ながら60代のはずですが)

 

ミュージック・サーバーのことばかり書いてきましたが

CDソフトからデーターをリッピングする際に使用する

今回聴いていただいた DELAオーディオグレード光学ドライブD100-B-J 77,000円 (税抜価格70,000円)

最上位機 記念モデル D10 253,000円 (税抜価格230,000円 現在、完売品)と音質が違ってくると

比較された方が書いているサイトもあります。

なんでもD100-B-Jの純正電源をさらに強化電源にしたところ

D10 253,000円 の音にまでは届かなかったが、176,000円 (税込み)くらいの音(!?)には近づいたかな・・と

光学ドライブまでも・・・ウソー!?

でも今回のサーバーの試聴で少し想像もつくようになってきました。

 

走書でバラバラ・・頭もまとまらないので   つづく

  N1ラインナップ

*DELA     *fidata     *クロック