高槻電器工業 300Bシングル・アンプ TA-S01

日本国内産 300B、274B、274A 真空管 製造販売で知られる

高槻電器工業から発売された 300Bシングル・アンプ TA-S01をご紹介いたします。

 

・高槻オリジナル真空管TA-300Bと整流管TA-274Bを使用


・ハイレゾの時代にふさわしく、広帯域設計(5Hz~60kHz)のアンプ


・アンプの特性を調整する新規機能を搭載


・スピーカーのインピーダンスとして4Ω、8Ω、16Ωに対応


・電源が立ち上がるまでパイロットランプが点滅し、状態を確認できる

 

 出力トランスにはタムラ製 F-2007Aが使用されているようです。

保護ボンネットを外し、出力管TA-300B、整流管TA-274B、12AU7×4本を装着し、

出力管のバイアスを合わせ、火を入れてみました。

整流管TA-274Bらしい開放的で、優しい音がしています。

只今、エージング中! 

エージングが40分程度進むとドボルジャーク交響曲9番を透徹な響きで鳴らしています。

ご希望の方はご試聴可です。スタッフまで

 

追記:

B&W 802D3で聴いたのち、AUTOGRAPH に繋いでベートーヴェン、ショパン、モーツアルトと試聴・・贅沢です。笑

翌日からはプリアンプを
cello プリアンプアキュフェーズC-2850交換したり、ダイレクトで鳴らしたり、オーディオ・ボードWELLFLOAT を使用してみたり・・

バイパスコンデンサーの切り替えがあるのにバイアス調整ヴォリュームもあり・・どういう回路?
とか重箱の隅を探し回るような野暮なことは後々、・・今は唯々、聴いて楽しんでいます。

特筆すべき機能に「アンプの特性を調整する新規機能を搭載」とありますが

カップリング・コンデンサー2種類、カソード・バイパスコンデンサーまで2種類の切り替え

(組み合わせで合計4個から選択できます。)が出来るようになっています。

ほかにはNFBの量も2種類の切り替え、低音域が数種類、高調波の切り替えまで出来るそうです。

ここまでの音質調整機能のあるアンプは聞いたことがありませんし大変重宝します。

 

 

高槻電器工業のTA-300Bについて(以下高槻電器工業カタログより引用)

2010年に35年ぶりの国産真空管としてデビューを飾った「TA-300B」が、さらなる精度強化を行い、再び登場です。 選び抜かれた素材、厳格な品質管理、国内の自社工場でひとつひとつ丁寧に組み上げる妥協の無い拘りはそのままに、 パーツの大幅な見直しや製造プロセスの精度向上を行いました。
ベースも金型から作り直し、デザインをブラックにリニューアル。
唯一無二の国産メーカーだから出来る究極の真空管クオリティ。
ガラス管を通して光る真空管の灯、大人の贅沢な音を、どうぞ存分にご堪能ください。

定価:165,000円【ペア】(税抜)

SPEC

タイプ ST 型真空管
品名 TA-300B
型式 直熱3 極管
フィラメント電圧/ 電流 5V/1.2A AC またはDC
最大プレート電圧 450V
最大プレート電流 100mA
最大プレート損失 40W

 


妥協の無い拘り。
究極の国産クオリティ。

 

環境対策と信頼性が両立されたガラス素材

真空管に使用されているガラスは、鉛を含まない環境にやさしいコバールガラスを使用。

従来の真空管用ガラスに比較して熱にも強く、常用で300℃の耐熱性を十分に確保しています。

又貫通線は従来ジェメット線を使ってましたがコバールガラスと熱膨張率がほぼ同じコバール線を使用して

真空漏れを防止しています。

ガラスは手吹きで厚みは約1.5mm。重量感があり不要な共振を防止します。

プレートは専用の金型でプレス

プレートは国内の金属メーカーに3種類の金属を重ねて圧延するところからオーダーし、専用の金型でプレス。

組み立ては300Bでは8カ所のカシメと20カ所の溶接、274Bでは10カ所のカシメと16カ所の溶接によって

強度を高め、プレート幅の測定には自社製のレーザー式寸法測定器を使用し、誤差の解消に努めています。

一本一本検査された国産スプリング

TA-300Bで使用しているスプリングは、厳選したタングステン線を国内のスプリングメーカーで製作して一本一本検査されたものです。

マイカはオーダーメイド

マイカは国内ではほとんど算出されない為にインド産のルビーマイカと称される品質の高いマイカをオーダーメイドしています。

特殊設計と製法によるフィラメント

フィラメント心金は純度の高い真空管用Ni薄板から特殊な方法で切り出しています。

その形状は熱が逃げるのを防止し、均一に発熱するように設計されています。

不純物がほとんどなく、耐熱性にも優れた素材を使用しています。

高信頼性・長寿命を実現

真空管でもっとも重要な電子を放出する酸化物の原料は国内有数のメーカーより供給を受け、社内のノウハウを合わせる事で高信頼性・長寿命を達成しています。

高精度なグリッド

グリッドは厳選されたタングステン素材をダイス引きよりオーダーしており

その直径の精度は±1μm以下に管理。

グリッドを巻く装置は自社製で社内で加工して検査の上で使用しています。

Made in JAPANだからこそできる高品質

高槻電器工業の真空管は日本国内で造られた部品を90%使用し、生産は100%「Made in JAPAN」です。

さらにガラス加工以外は全て社内生産。そして製造行程での品質管理には、日本の感性を活かした管理ポイントの設定と校正された計測機器を用いて計測と管理を行い、確かなクオリティに到達させるための最終検査を実施しています。

製造密番による安心の品質管理

真空管の上部マイカには、製造密番がレーザーで刻印されています。

品質に問題があった場合、この番号を元に製造年月日や使用した材料などが調査できますので、お買い上げの後も密番を確認することで効率的に真空管の製造履歴を追跡することが可能です。


上記のTA-300Bの説明は従来の標準型の説明ですが

300Bシングル・アンプ TA-S01に採用されたTA-300Bは

さらにリニューアルバージョン型となっています。

TA-S01に搭載されているTA-300Bは、グリッドをタングステン線から金線に、

ガラスは「なで肩」形状から「いかり肩」形状に変更したリニューアルバージョンです。

 

8/20までご試聴いただけます。

 

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