最近、評判のスーパー・ツイーターを試聴いたしました。

最近、評判のスーパー・ツイーター KITHIT を試聴いたしました。

 

今回のモデルはフラグシップである上から二番目のHIT-ST1Wです。



ラインナップは下記の通り御座います。

HIT-ST1W BT Custom
HIT-ST1W
HIT-ST1 BT Custom【オーディオ銘機賞受賞】
HIT-ST1【オーディオ銘機賞受賞】
HIT-ST10【オーディオ銘機賞受賞】
専用スタンド
専用インシュレーター 

スーパーツイーターというと
音色を左右する磁気回路と一部のリボンツイーターにあるような
耐久性の問題とかがいつも気になるのですが
KITHITは二つの命題をどちらもクリアされているという印象です。

音色に直結する磁気回路については、このツイーターはそもそも磁気回路が存在しない
という設計で実におもしろいですね。

音質はいちばんの興味がありましたが実に滑らか、
オラトリオなどリアルに超高域が再現されていて空気感やホール感が繊細に伸びきります。

垂直の指向性は広くないのですが横に関しては360度平面波で再生しますので音場も広がり奥行きも感じさせます。

メインスピーカーの指向性まで補ってなおかつ低音の質感まで変化させます。

音の味わいはコンデンサー型かアルニコ磁石のそれに匹敵する音色でした。
それでいて結構ハードに使用しても問題ないということですばらしい。

写真のようなアルニコ磁石のソフトドームのスピーカーと変なツイーターを組み合わせると
「エヘン虫」が加わったような音色になることがあるのですが
HIT-ST1Wはまったく解け込んでいます。

ネットワークもローカット周波数切り替えも付いていますし、良く出来ていますねー。

難があるとしたらあとは能率でしょうか
能率だけ心配でしたが、球面波ツイーターと違って平面波として再生して
周りぐるりから音が鳴るので
低能率を感じさせないのだとか・・

上記のように聴いてみると全然問題にならないですね。
明らかに100KHzまで再生しているはっきりとした効果が聴けます。

9/5(土)、9/6()に試聴会も予定しておりますが
すぐに試してみたいという方はスタッフのほうまでお申し付けください。

*KITHIT