急遽!試聴会開催!
アキュフェーズ 新・モノラル・パワーアンプ M-6200
本日3/21(土)、22(日) 終了いたしました。次回試聴会もご期待ください。
正式試聴会は4/11(土)、12(日)に予定しておりますが、
週末にデモ機が入荷いたしましたので急遽フリー・リスニングという形で開催いたします。
正式試聴会まで待ちきれない!という方は是非お駆けつけください。
試聴後 追記
M-6200は先入観をよい意味で裏切られる音です。
キーになるのは
最近のアキュフェーズのA級アンプでよく使用されていたパワー半導体MOSFETからオーディオ用に開発された高性能のハイパワー・トランジスターへの変更です。
どちらも東芝製らしいのですが、
現在よりよいMOSFETを選別するよりも、ハイパワー・トランジスターのほうがより高い品質のモノを選別する選択肢が沢山あるのだそうです。(ちなみに前身モデルM-6000はMOSFETを使用していました。)
MOSFETはだんだん工業用に特化されつつあるようです。
もうひとつM-6200は前身モデルM-6000よりも圧倒的にアイドリング電流が少なく設計されています。
消費電力 M-6000が180W (無入力時 )にたいしてM-6200は100W (無入力時 )です。
単純にエコで電気代もお安く済み、熱も出にくく、基盤や部品の振動なども小さくなるのでは・・
印象ですがアンプの佇まいが非常に静かです。
これは何を意味しているかと申し上げますとAB級の動作範囲のA級作動域が少なくしてあるということです。
あくまで個人的な音のイメージ(間違った思い込みも含む)ですが
A級→しなやかで滑らか
B級→パワーで押してくるので低音の量感と力強さはあるが大雑把
MOSFET→しなやかで滑らか
ハイパワー・トランジスター →パワーで押してくるので低音の量感と力強さはあるが大雑把
というイメージです。
さてM-6200を実際に鳴らした音は・・まるで逆です。
A-70をご使用のアキュフェーズ・ファンのお馴染み様と共通した評価ですが
お馴染み様が以前使用しておられたAB級アンプP-7000ともまるで違う
音は実にしなやかで滑らか、さらに非常にSNが良いです・・精緻で低音は締まりきっていて、低音がドバドバ押し出してくることもなく澄み渡っています。
よく知っているスピーカーの鳴り方から更にゆるくふっくら膨らむところもまったくありません。
エンジニアや玄人好みの音といえるかも知れません。
まさに先入観のイメージだけで判断した
もしかしたらM-6200はA級領域をさらに広げているのではないかと勘違いしてしまう印象です。
ただ、アイドリング電流が少ないぶんだけアンプ・エージング時間(10分、20分オーダーで)が必要かもしれません。
よろしければA-70とも比較してご試聴ください。
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