Accuphase アキュフェーズWEEKフェア!

2010 10/23(土)~                                              

最新フラグシッププリアンプ
NEW C-3800 ほか人気ラインナップ一同に!試聴会!
C-2810C-2110C-27A-65 3台、A-45A-35E-560E-350、 
DP-700DP-510T-1100DG-48 等など

10/30(土)、31() 

ベントは終了いたしましたが、C-3800DP-510T-1100 以外は11/14(日)までひき続き試聴中!

アキュフェーズ 鬼頭氏、技術部 伊藤氏 来店
フリータイムリスニング開催

お客様のご希望の組み合わせで試聴して頂きます。
アンプ、プレーヤーなどは御自身だけの、組み合わせを構築してみてください。  

 

フリータイム試聴会一日目 スナップ

只今、DG-48 の効果試聴中!

T-1100 からの FMデジタル出力をDP-700 で受け、DA変換
その出力をアナログで DG-48 へ・・
いろいろ実験中!


こちらのコーナーではDP-510 E-560 A-35、など御試聴ください。

昨年のアキュフェーズフェアと違い一週間だけの集中した試聴会でしたが、
多数の御来店有難う御座いました。

今回の試聴会はフラグシップ新製品 C-3800に特化した試聴会でした。

やはりC-3800 と C-2810の比較試聴が
もっとも盛り上がりました。

旧、新フラグシップ・プリアンプに
共通しているのは 過去何度も記事のなかでも登場したAAVAボリューム  説明1  説明2 説明3ですが
この二つのアンプに違いはあるのか?

C-38002回路平衡駆動AAVAボリューム  説明1  説明2 説明3となっています。

2回路平衡駆動について
技術部の伊藤さんから詳しく説明を頂いたところ、非常に分かり易い説明を頂きました。

AAVAボリュームというのは
幾つかのゲインを持ったアンプ基盤の組み合わせで、総合ゲインを決めていく方式なので、
2回路平衡駆動とは、つまりこれまでのAAVAボリュームの2倍の量の基板を持っていて平衡(バランス)で動作する。
という構造らしいのです。

最初、データー向上の目標だけ掲げてプロトを造ったところ、3dBのSN向上が得られて、音を出してみたところ、3dBとは思えないほどベールが剥がれて行ったようです。

その後、部品の選定やレイアウトのデザインを繰り返し試行されたところ、最終的にレイアウトが一番音質を決める要素となったそうです。

さて当店フェアでの比較試聴ですが・・

二日目は「ハンター」のコールドディスク版、大隅寿男トリオ「Walk Don’t Run」、ハンク・ジョーンズ「ラストレコーディング」などなどで比較しました。

まずはDP-700+比較プリアンプ+P-65(ステレオ)+B&W  802 Diamond という組み合わせです。

どちらのソースも高音質録音なのでC-2810 が
少し大きめの音で鳴った瞬間生演奏のごとく、かぶりつきに近いステージに演奏者が飛び出してきました。

JAZZなので前回のアキュフェーズフェアほどはボリュームは上げませんでしたが、久々に腹に響くほどのウッドベースやしっかりしたタッチのピアノ、小気味の良いドラムタムがまたまた登場しました。
B&W  802 Diamondを鳴らすのに最上級に近いサウンドだと思います。

A・B 比較試聴でなければ、この音で誰も文句は言わないでしょう・・すばらしい・・

いよいよC-3800 の登場です。

このプリの音を一度でも耳にされた皆さんが
最初に口にされるのは「音がとにかく 締まってる・・」ということです。

生演奏のごとく、かぶりつきに近いステージ演奏のイメージは同じです。
幾分クリアにさらに近くなっているか知れません。

ウッドベースの胴鳴りや低音の量感などは、C-2810のときとあまり変わらないようです。

しかし長く聴いていると、徐々に違いが明瞭になって行きます。
いろいろ、ありますが・・ 一つだけ気がつきました。

ドラマーが叩いてリズムを刻んでいるハイハットの金属板の厚み、大きさなどがはっきり見えて、シンバルの音もさらに澄んで冴えているように・・違ってきています。
ドラムに精通されておられる方ならジルジャン、パイステといったシンバルメーカーまで特定できるかもしれません。 

ピアノも長時間の試聴にも崩れず、垂れず・・

そののち、パワーアンプA-65  2台をバイアンプで、BTL monoで・・と贅沢に使用し夢の組み合わせも実現させました。
改めて思いましたが高音部にA-45とA-65ではまた随分違います。

本日もC-2810からC-3800のプリのグレードアップをされた方がいらっしゃいました。

同じ試聴時間に同席はしていなかったのですがJAZZ好きの方なので、もしかしたら同じような印象で聴かれたのでしょうか・・

PS:
知らないで聴いていて、後で分かったことですが
上記プリ比較試聴感想でのCDソースは
松尾明トリオ「Besame Mucho ベサメ・ムーチョ」というアルバムでした。

となると、
のっけからお腹をボディブロウのように攻め続けたベーシストは嶌田憲二さん
見えるようなスティックプレイのハイハットと、冴えたシンバルは松尾明さん・・
責任監修者 寺島靖国氏 !

・・ どうりで ・・納得しました!