デジタル・チャンネル・デバイダーDF-65の実力

当店では昨年末から
OPPOのUDP-205をよくお求めいただきます。

OPPOさんも勢いが凄いですね、
Sonica DACに続いての大ヒットモデルになりました。

最近、お知り合いになったT様は昔からマルチアンプで
鳴らしておられるオーディオ強者の方です。

先日、
UDP-205とアキュフェーズ デジタル・チャンネル・デバイダーDF-65 を同時にお求めになられました。

T様から
大変、丁重なご感想を寄せて戴きました。


以下全文:

ほぼ30年マルチアンプで鳴らしているでしょうか?
アキュフェーズのDF-65はチャンネルデバイダーとして4台目となります。

デバイダーは前機からデジタルに移行し、改造も施してかなり追い込んでいましたが、
コントロールソフトが古いOSでしか動かず、SNも今一つ、ハイレゾも無理でしたので、
思い切って更新する事としました。



マルチアンプはかつて4ウェイまでTADで組みましたが、今は2ウェイ+ツゥイーター
(コンデンサー一発繋ぎ)でシンプルにまとめています。
2ウェイなので、DF-65はL、R 完全分離、D/Aコンバーターを並列で動作させることが出来、
単体使用では最高性能状態となります。



長年親しんだシステムですので、新規導入のデバイダーとは言え、最初からほぼ聴ける状態に
持って行けていると思っていますが、これから徐々に追い込んで行くつもりです。

また、これと同時にCDプレーヤーも更新致しました。OPPOのUDP-205 です。
ユニーバーサルプレーヤーとしての実力を見込んでのことです。

CD再生機で言えば、他に音質が優れた専用機も有るのですが、SACD、DVD、ブルーレイ、
ハイレゾ、ネットワークオーディオなどと機材をそれぞれ揃えると場所も無いので一台で兼用させることとしました。

このプレーヤーは、筐体にも音質対策が施された設計となっていますが、価格も抑えられており、
ハイエンド高級機の様な意匠にまではさすがに至りません。
使いこなしでカバーが必要と感じ、最初から電源コードは交換しました。
これの効果は絶大で、高解像の中でさらに中低域のぼやけが取れ、すっきりとした見通しとなりました。
やはりだてに最新のD/Aコンバーターを積んでいる訳ではありません。

ただ、高解像ではあるものの、システム全体では中低域の細い、少々クリスタル調の音であった為、
UDP-205からの出力ケーブルを疑いました。
結果、当初購ったものから交換し、バランスを著しく改善させました。

そもそも当システムに於けるケーブル類による音色の変化は、かなりのものがあります。
しかし、コントロール出来れば、ホーンシステムだからこその鋭敏でダイナミックな音が聴けます。



マルチアンプシステムは、下手に手を出すと大変ですが、きっちりポイントを押さえて組み、調整して行くとそれに見合う音が引き出せるのも確かです。
これまで何十年も積み上げて来た音を、いまさら出来合いのスピーカーに戻す気は有りません。
(実際はたいしたことは無く自己満足ですが)
これは、各メーカーのスピーカーを否定するのではなく、「自らで自分仕様の音が出せる」ということなのです。

今回はサウンドMACさんにお世話になり、
無事システムの中核をグレードアップして更新する事が出来ました。

今後とも宜しくお願い致します。


Re:
こちらこそ宜しくお願いいたします。

現在は入手しにくいSANO AUDIOのホーンとBOXですね・・

T様、有難うございました。

 

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