アキュフェーズ新製品
フラグシップ・プリメイン E-650 5年保証モデル 11月中旬発売
メーカー希望価格 836,000円(税抜760,000円) 2022.9.21~改定後価格
最上級プリアンプ「C-3850」のエッセンスを投入。
同社のセパレート型のプリアンプでも旗艦モデル C-3850のみが搭載する(以前のモデルではC-3800)
『Balanced AAVA』方式ボリューム・コントロールを、プリメインアンプに初めて採用。
電気的特性を大幅に向上させました。
定評のあるAAVAボリューム説明 1 説明 2 説明 3 AAVAボリューム動作原理
E-650に採用されたことによって
『Balanced AAVA』搭載は前の旗艦モデルC-3800も入れて3機種のみです。
Balanced AAVAボリューム・コントロール
インスツルメンテーション・アンプ方式を採用、
入力信号経路をフルバランス伝送化、
パワーMOSFET 3パラレル・プッシュプル駆動(今回のパワーMOSFETはビシェイ社のものを採用)で、
低負荷インピーダンスの駆動能力を大幅に向上させ、理想的にスピーカーを「低電圧駆動」。
ビシェイ社MOSFET
1チャンネルあたりのパワーは
純A級 120W/2Ω、60W/4Ω、30W/8Ω
プロテクションにMOSFETスイッチを搭載。
音楽信号が機械的接点を通らないことで音質向上とアンプ自身の
低インピーダンス化、長期信頼性に優れるとする。
MOSFETスイッチ
ダンピングファクターはのE-600から更に大きく向上 DF800を実現。
入力端子
RCA×5、XLR×2。XLR1系統の出力
MAIN INをRCAとXLR各1系統装備。
オプションボード用スロットは2系統。
オプションボードはUSB入力対応のDACボード「DAC-50」、フォノイコライザーアンプボード「AD-50」を用意されており、
「DAC-50」はDP-430に近い構成で旭化成製AK4490EQをチャンネルあたり2回路並列駆動。(DP-430は4回路並列駆動)
フィルターアンプにANCC(アキュフェーズ ノイズandディストーション キャンセリング サーキット)搭載。
USB-B端子、RCA同軸デジタル、光TOSに対応。
USB入力がPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz/1bit。
RCA同軸デジタルがPCM 192kHz/24bit、光TOSが96kHz/24bitまで対応。
10/10 E-650が試聴できました。
E-600と比較して音質も大きく変化しました。
純A級アンプでありますが、AB級アンプのような音の佇まいで、安定感が増しています。
安定感というのは静けさ、透明度と言い直してよいかもしれません。
鮮烈な切れ込みよりも、バランス!
『Balanced AAVA』方式ボリュームによるものなのか
透明な高域の安定感が光ります。
さらに出色なのは「えーーっ!」と思うくらいのたっぷりで、しかも締まった低音が土台を構成しています。
個人的にも非常にウェルバランスだと思います。
まとめて言えば
すごい安定した低音のうえに、非常に安定した高音が乗っかり、全体の音が非常に安定しています。
(上記と同じことを逆さに繰り返しただけ?・・笑)
長く聴いていても疲れない音です。
声、三味線、ジャス・ベース、個々の音にも驚かされましたが、
最後の大編成のオーケストラは極めつけで、
B&W 802D3がこれほどのバランスで最近聴いたことがなかったほど
弦、ブラスの編成が自然に鳴りました。
DP-560、B&W 802D3、アキュフェーズ新・試聴SACD盤での試聴でしたが、
どの様な組み合わせでもE-650のこのバランスと魅力は発揮されると確信がもてます。
(今日聴いた個体はまだまだエージング不足のようにもかんじましたが・・
さらにもっと良くなると思います)
2022/3 追記:
DP-450、E-380、E-650納品させていただきました。
2023.1 E-800 3台とE-650 1台 納品させていただきました。
2023.2
E-650 納品させていただきました。
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