TAD-D600 集中試聴しています。
ラックのなかでTAD オーディオボード TAD-ZZ011-WNに乗っているのが
400VAのトランスを内蔵している別、電源ユニットです。
お気軽にご試聴ください。 盛況のうちに終了いたしました。
このケーブルは電源ユニットから本体へ接続される
純正ケーブルなのですが
今回は別売の8N銅を使用しているTAD-LN0208 (0.8m)で繋いでおります。
¥450,000税別もするびっくりポンのケーブルです。
それだけに効果も絶大です。
TAD-LN0208は生産終了いたしました。
クロム・モリブデン鋼使用のインシュレーター登場!2016/6
で登場された803D3オーナーの I様に
TAD-D600 をご試聴いただきました。
試聴盤は前回と同じ「山崎ハコ」(最近新譜が発売されました。)です。
圧倒的なリアルな鳴りっぷりで、
ほかの定番のSACDプレーヤーの影が薄くなってしまいました。
やはりこれくらいになると価格差は如何ともし難く、
たとえばA社でもセパレート・クラスを持ってこないと比較も難しいよう感じました。
もうひとつはDACチップ構成の考え方の違いもよく出てきて面白いです。
しかもTAD-D600はDACとの相性、正確動作を優先させるため
32bit全盛の現在としてはどうってことはない24bit処理だったと記憶していますが・・
I さんも震えた・・と
TAD 集中試聴Week 始まりました!
~6月25日(日)までの約2週間です。
5月末から
ESOTERIC、アキュフェーズ、SOULNOTE、
今度はTADと毎週試聴会、イベントを行っています。
その関係か高額製品もご発注もいただいております。
アキュフェーズ PS-1230、
HANNL のレコードクリーナー Mera ELB ECO24V、
昨日試聴会が始まったばかりですが
TAD TAD-D600もご注文いただきました。
TAD-D600は発売されてから7年近くたっているのですが未だに人気があるそうです。
TADディスクプレーヤーには新しくTAD-D1000MK2も発売されているのですが
年間でトータルするとTAD-D600の方が人気で未だに数が出ているそうです。
音をじっくり聴いてみるとやはりうなずける部分があります。
7年まえ発売したとき「えっ24bit動作ですか?」と聞き返したのを覚えています。
もうすでに32bit動作が主流になりかけていた時期でもあります。
バーブラウン製DAC「PCM1794」をシングル動作させるのに
24bitが一番ベストだったとおっしゃっていました。
色々なDACやクロックとの組み合わせを試して試聴を繰り返したところの結論だったようです。
そのクロックというのがTAD-D600の肝になっていて
中心周波数に近い周波数帯域のノイズを徹底的に低減させたという
超高C/Nマスタークロック UPCG(Ultra High Precision Crystal Generator)特注品です。
HPサイトの写真やカタログでは小さく見えますが、
7年前実際に手に取ったときは非常に大きな(見たこともない)クロック・ユニットでした。
厳重に封印されている中にある水晶そのものが普通の水晶クロックの物とは大きさも重量も全然違います。
通常クロックは小さな豆粒くらいの水晶ですが、
UPCG特注品に使用されている水晶は人の手の親指第一関節くらいの大きさで
水晶発信に理想のカットがされているとか・・
大きさも振動、温度などに影響されにくい特大サイズです。
波形を採っても非常に力強くクロックを叩くので、
波形も大きくなったりか細くなったりする通常品とは一線を画しているそうです。
このUPCGは何処でも、誰でも製作できるといったものではなくて、
そういう意味でも汎用品とは違います。
このUPCGに纏わる話だけでも
ここでは書けないフェラーリF1での通信の話やパトリオット・ミサイル命中度の逸話などで
広がりすぎて収拾がつかなくなります。(笑)
HPサイトでもカタログにも写真がありませんが、
クロック・ユニットからでてくる高音質セミリジット同軸ケーブルも
特注の銅管のようなものが使用されていてジッター発生から最大限防止されています。
最近は高級機では10MHzマスタークロックが話題ですが、
TAD-D600はCDソフトのサンプリング周波数44.1kHzの整数倍が理想的ということで、
44.1kHzの256倍の11.289MHzのマスタークロックで動作させています。
TADではDAC PCM1794のほかに
最新のハイレゾ用、バーブラウン以外のDACなども
発売以来ずっと現在までも試作、試聴を繰り返されているそうですが
なかなか結果の好いものが無いのだとか・・
上記のクロックとの相性なども総合性能、総合音質としてあるのかも知れません。
これらのすべてのパーツと動作環境によってD/Aの精度を第一義に設計されているということだそうです。
あとはHi-endオーディオ製品ですから
アナログ信号へのこだわりですが、
別筐体となっているTAD-D600の電源ですが
電器製品的にはここまで大きな電源はCDプレーヤーには必要ありません。
一番最初の試作機では電源は6分の1の大きさだったと聞きました。
しかしながら試作、試聴を続けて電源をどんどん大きくしてゆくと音がどんどん変わっていったそうです。
大きく音質が変わらなくなるまで巨大化させていった結果
最終的にこのサイズ・・なんと400VAのトランスを載せています。
(カタログや数値には現れない高音質化ということでしょうか)
このまえIsoTekクリーン電源の記事で
「アキュフェーズのMONOパワーアンプ二台で400VA+400VAで800VAありますから・・」
と書きましたが、TAD-D600の電源トランスはそのMONOパワー・アンプ一台分です。
もはや通常の電器製品(CDプレーヤー)ではありません。
それらの成果を是非試聴でお確かめください。
というわけでTAD-D600発売当時、
私自身も理解を超えることが多くて十分にご紹介することも出来ませんでしたが
7年経ってディテールをご紹介させていただきました。
有難うございました。
本日は因島にTADリファレンス・システムを納品に来ました。
尾道からしまなみ海道を尾道大橋を通って向島へ、
そこから因島大橋を渡って因島へ参りました。
因島北I.Cでしまなみ海道を降りて、T(丁)字路に差し掛かったところ
右に行くと資料館「因島水軍城」の案内があります。
私どもスタッフだけでは心許ないのでご同行頂いたTADのNさん曰く
和田竜さんの 歴史小説 「村上海賊の娘」を最近読んだところ
面白すぎて最後まで一気に読み終えてしまったとか・・
村上景や琴姫のことを書いたフィクションのようですが・・
時間があったら資料館や史跡を訪ねてみたいとか・・
今日は当然 無理です。 笑
T(丁)字路を左に行きます。
実は今回のオーナー様は㈱三和ドック様で
このたび新本社屋落成されましたので、
(新本社屋の落成、おめでとう御座います。)
新本社屋にTADリファレンス・システムを導入されました。
スピーカー TAD Reference One
プリ・アンプ TAD-C600
パワー・アンプ TAD-M600
ディスク・プレーヤー TAD-D600
DCケーブル TAD-LN0215 など他アクセサリー
ネットワーク・オーディオプレーヤー Pioneer N-70A
ラックはTAOC最新・最上位シリーズのCSR-4S-L/D ほか
ACOUSTIC REVIVE
アコースティック・コンディショナーRWL-3 ×5台などなど
以下搬入、セッティングの模様です。
社長の寺西様ほか皆さまも集まられました。
社内報用に撮られているのかあちこちでシャッター音が響きます。
配線工事などもほぼ終わり音を出してエージングしながら調整するだけです。
鳴らしながら一番時間をかけるのは左右のスピーカーの位置や角度です。
全面ガラス窓に囲まれたフロアですが意外と音の響きや遮音も好くて音響的にも問題ないようです。
アコースティック・コンディショナーRWL-3 ×5台も効いているのだと思います。
ネットワーク・オーディオプレーヤーのアプリをWiFi動作確認するころには日が暮れてきました。
(ネットワーク・オーディオプレーヤーN-70AのDACはデジタル入力にてTAD-D600使用・・)
エージングが進んだ四日後にも最終調整に伺う予定です。
新本社屋の窓から最新施設と紹介されている7号ドックを見ると注水が始まっていました。
迫力です。