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アキュフェーズ DP-410 発表

new CDプレーヤー「DP-410」新発売。 
価格363,000円(税別 330,000円)。 2013年3月下旬

USBを搭載しPC音源の192kHz/24bitのハイレゾ再生にも対応 

410がやって来た!

プロトタイプですが、最終完成版を聴くことができました。


以下  DP-410 新製品資料

30 年以上の長い歴史を持つ膨大な量の CD ソフトは音楽愛好家には欠かせないメインとなるソースです。
『CD をより高品位な音で聴きたい』というオーディオ・ファイルからの強いご要望にお応えし、アキュフェーズは自社開発による CD ドライブを搭載したハイエンド CD 専用プレーヤーDP-510 を発売して、世界各国から高い評価を頂いております。

新製品 DP-410 は、DP-510 のノウハウを受け継ぎ、明確なコンセプトのもと、DP-400 を大幅に改良し、先進の機能と最新ディジタル・テクノロジーを結集して、ソフトの高音質再生を追求した CD 専用プレーヤーです。

CD に刻まれたポテンシャル全てを引き出し、今まで聴き慣れた CD からもさらに魅力を引き出して生き生きと再生、音楽の持つ新たな表現力と豊かな情感を再現することで、より深い感動をお届けいたします。 

DP-410 の CD ドライブは、
①外部振動を受けにくい筐体構造、
②回転時の無共振化、
③低重心化したメカ・ブロック、
④静寂でスムースなローディング機構、などの設計目標でスタート、ハイエンド・オーディオへの情熱と音への感性、そして DP-510 で蓄積したメカ技術をベースに、CD トランスポートに相応しい高精度メカニズムを開発しました。

高速で回転するディスクから、刻まれた微小信号(情報)を 100%読み取り、極めて純度の高いディジタル信号の復元を可能にするには、回転体から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小に抑え、同時に共振をどのように排除するかが重要になります。

このため DP-410 は、CD ドライブ本体を金属シャーシでしっかり固定、メカ・ベースを高剛性かつ重量級構造とし、逆に《ディスクの回転部分とピックアップ部分が一体となった心臓部のトラバース・メカ》を積極的に軽量化、メカ・ベースからフローティングさせた分離構造としました。そして大型のブリッジカバーが、土台となるメカ・ベースに固定され強固な一体化構造体を形成しています。
そして、4 個のハイカーボン鋳鉄製大型脚部がこの筐体全体をしっかりと支えています。 

CD トランスポート部は、ドライブ・コントロールにフル・ディジタル方式を採用、ディスク毎にサーボ回路の最適設定をして、エラーの激減と動作の安定化が図られています。
レーザーピックアップには小型 RF アンプを内蔵し、雑音に妨害されやすい微小レベルのピックアップ出力をその場で増幅して送り出すことにより、原信号に忠実なディジタル信号を取り出すことができます。
またスピンドル、スレッド、フォーカス、トラック、トレイなどの各アクチュエーターのドライブには、アースに電流が流れないバランス駆動回路を採用、音楽信号へのドライブ電流の混入を防いでいます。 

プロセッサー部は、最先端の回路と高度なディジタル・テクノロジーを駆使し、アキュフェーズ独自の『MDS++方式 D/A コンバーター』をさらに洗練させて搭載しました。

この方式は、厳選された超高性能⊿Σ型 D/A コンバーターを 4 回路並列駆動させる方法で、優れた変換精度を持ち、ひずみ率特性や雑音特性、小信号リニアリティなどの諸特性を大幅に改善することにより、CD が持つ魅力的な音楽の表情を余すところなく描き出すことができます。

アナログ・フィルターは、ライン/バランス出力を独立で構成した、5 次のバターワース型 LPF(Low Pass Filter)を採用しました。

この優れた D/A コンバーターの能力を単独でも発揮させるため、外部ディジタル機器が接続できるディジタル入力端子(USB、同軸、オプティカルの 3 系統)を装備して、ここに他機器からのディジタル信号を受けて高品位の音楽を再生します。
同時に、トランスポート出力端子(同軸、オプティカルの 2 系統)を装備していますので、ディジタル・レコー ダーを接続すれば、本機の CD トランスポートのディジタル録音が可能になります。

さらに、このトランスポート部/プロセッサー部は完全に独立動作していて、プロセッサー外部入力 
動作に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続していますから、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 との組み合わせにより、ディジタルでの音場補正が可能になります。 

電源トランスは、ディジタル/アナログ用の捲線を分離して、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化に対し万全の対策を施しています。
この他に、ディジタル方式による音量調整や、伝送途中の雑音排除能力に優れたバランス出力回路など高音質再生を可能にしました。 

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DP-410の技術と特徴

CDトランスポート部

1.高剛性、高精度 CD 専用ドライブ

① 外部振動を受けにくい高剛性設計 

CD ドライブは、重量級かつ高剛性にして、自身の回転による振動はもちろん、外部の僅かな振動も受けにくくしました。基本となるメカ・ベースは、剛性の高いもの同士を重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化して、極めて精巧な構造体を実現しました。 
重量級『CD ドライブ本体』とは対照的に、『トラバース・メカニズム』(ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系のマウント部分)は、積極的に軽量化を図りました。高速で回転しているディスクに刻まれた『ピット』情報を読み取り、微弱な電気信号に変換するトラバース・メカは、『CD ドライブ本体』から分離され振動 などの影響を受けずにフローティングされていることが理想です。

このため DP-410 は、『トラバース・メカニズム』と『CD ドライブ本体』を機械的にアイソレートする緩衝材に着目、その材質や形状を厳選した最適なシリコン系ダンパーを採用しトラバース・メカを支えています。 

② 大型ブリッジカバー 

ディスクのマグネット・チャッキング機構を含む大型のブリッジカバーは、土台となるメカ・ベースにしっかりと固定され、強固な一体化構造体を形成しています。 

③ 無共振化設計 

ディスクの回転時、100Hz 以下の周波数帯に共振点があると、ピックアップの音飛び現象が起き易くなり、音質に悪影響を与えます。
このため、この周波数帯に極力共振点のない設計が必要になります。『トラバース・メカニズム』と『CD ドライブ本体』とのアイソレート、また、個々の金属部品面が合わさる部分は精巧なフレーム構造にするなど、実際の試聴と数々の振動試験を繰り返してデータを解析し、ピックアップ付近の共 
振を最小限に抑えることに成功しました。 

④ 低重心化設計 

CD ドライブを可能な限り低い位置に配置することにより、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感のある美しい骨格を形成しています。
さらに、ボトム・プレートと全体を支える4個の鋳鉄製の大型脚部で限りなく低重心化を図っています。


⑤ アルミ・ブロック削り出しの高品位ディスク・トレイと静寂でスムースなローディング機構


ハイエンド CD 専用トランスポートにふさわしく、アルミ・ブロックを削り出した、優美で精巧なディスク・トレイ、このトレイが移動する静寂かつスムースなローディング機構を実現しました。

⑥ ハイカーボン鋳鉄製の高音質インシュレーターを採用

インシュレーターには、振動減衰特性の優れたハイカーボン鋳鉄を使用しました。これにより外部からの振動を遮断し、高い制振性と静粛性を確保、微小信号への影響を防いでいます。

2.CD ドライブ・コントロールにフル・ディジタル回路を採用

CD ドライブのコントロールは、ディジタル方式を採用しています。ディジタルによるコントロールによって、より細やかな適応型制御が可能になり、ディスク毎にサーボ回路の最適設定ができます。
このため、コントロールが安定しエラーが激減します。さらに、周囲温度の変動による特性変化までも補正していますので、信頼性向上や性能の均一化など一層安定した動作を図ることができます。 

3. CD アクチュエーター・ドライブにバランス駆動回路を採用


スピンドル、スレッド、フォーカス、トラック、トレイの各アクチュエーターに流れるドライブ電流は、その駆動状態によって常に激しく変化します。この電流変化は D/A コンバーターやアナログ回路などにも影響し、音質に妨害を与えかねません。本機は、これらのアクチュエーターを 2 つのアンプで駆動する バランス駆動回路を用いています。 


バランス回路の動作電流は、共通アース回路を通らないため、アース経路を汚すことがなく、アナロ グ信号においても優位性が認められていますが、CD の再生系をコントロールする回路においても同様です。
このバランス駆動回路の採用によりアースには電流が流れず、他の回路から分離していますので、それぞれの干渉が防止されています。 

4. RF増幅器を内蔵したレーザー・ディテクター 

レーザーピックアップの出力は微小で、このままでは周囲の雑音に妨害されます。本機のピックアップには、小型軽量 RF アンプをフォト・ディテクターに取り付けて、増幅された大信号を送り出すことにより、雑音による妨害に対処しました。これにより、誤りの少ないディジタル信号を取り出すことができます。

5.自動的に演奏を開始するパワーオン・プレイ機能 


タイマーと連動させて、電源が入ると自動的に演奏を開始するパワーオン・プレイ機能を装備しました。また、1 曲および全曲リピート演奏も可能です。 
 

デジタル・プロセッサー部

1.『MDS++変換方式 D/A コンバーター』を搭載 
 

出力のコンバーターに、驚異的な性能・音質を誇る『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載しました。


MDS 方式は、⊿Σ(デルタ・シグマ)型 D/A コンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図った画期的なコンバーターです。図のように⊿Σ型 D/A コンバーターを複数個用意して、各コンバーターにすべて同一のディジタル信号を入力、各コンバーター出力を加算して全体の出力とします。全体の出力では、信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消される可能性がありますので、単純加算した値よりも小さくなります。

このため、信号と変換誤差の比が大きくなり、変換精度や SN 比、ダイナミック・レンジ、リニアリティ、高調波ひずみなど、コンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上(コンバーター数を n とすると√n 倍向上)させることができます。DP-410 では、4 回路の高性能⊿Σ型 D/A コンバーターPCM1796(テキサス・インスツルメンツ社製)を並列動作させていますので、コンバーター1回路の場合に比較し、全体の性能は約 2(=√4)倍に向上します。


MDS 方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、従来の⊿Σ型 D/A コンバーターで解消の難しかった出力信号にまとわりつく微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。


DP-410 で採用した『MDS++方式』は左図のように、MDS 方式における D/Aコンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換する『I-V』(電流-電圧)変換回路の動作を改良し、さらに電圧加算を組み合わせた方式です。

この改良によって回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。


2.ジッター量を大幅に抑えた、高性能ディジタル・オーディオインターフェース IC の採用

 
ディジタル・オーディオ・インターフェース IC に、AK4118(旭化成エレクトロニクス社製)を搭載しました。
この IC に搭載された高精度 PLL 回路は、ジッター量を大幅に削減したマスタークロックを生成し、DAC の変換精度を大幅に改善します。
AK4118 は、24 ビットまでのディジタル信号を復調できますので、CD 再生だけでなく外部入力に対しても、『MDS++方式』の能力を余すことなく発揮します。 

3.-60dB まで可能なディジタル方式のレベル・コントロール

正確で音質劣化の少ないディジタル・アッテネーターは、ディジタル・フィルターで行っています。本機は、24 ビット入力の高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を使用し、最大-60dB までのレベル調整を可能にしました。



4.アナログフィルターに『Direct Balanced Filter 回路』搭載

 
D/A コンバーター出力の高周波領域には、必ずイメージ・ノイズが発生します。
本機のような広帯域システム(D/A コンバーター出力のサンプリング周波数は 5.6448MHz)でも、超高域のイメージ・ノイズは除去しなければなりません。
そのために、アナログ・フィルターが必要になります。 

本機のフィルター回路は、通過域の周波数特性が極めてフラットな 5 次のバターワース型アナログ・フィルターを搭載、ライン/バランス回路の動作時の干渉を防ぐためそれぞれ独立した構成の理想的な LPF(Low Pass Filter)を採用しました。
さらにバランス出力の場合は、バランス合成回路とフィルター回路を、D/A コンバーター出力からバランスのまま直接一段で構成しています。
この構成によりラインとバランス出力《+-》を全て同じ回路で独立させるとともに出力が《+-》対称型にできるため、『MDS++出力』を理想的な形でバランス伝送することができます。 

このフィルター回路は、カットオフ周波数の最適化とフラットな通過域特性により通過帯域内の位相の回転を最小に抑え、厳選された素子と相まって、優れた音楽再生を可能にしました。

全体

1.独立したプロセッサー部。USB、同軸とオプティカル各 1 系統のディジタル入力端子を装備

本機の高性能プロセッサー部を活用し、他のディジタル機器(CD トランスポート、PCオーディオなど)を高音質再生できる、USB、同軸、オプティカル各 1 系統のディジタル入力端子を装備しています。これらのディジタル入力は全て、24 ビットのオーディオデータを受け付ける内部演算処理を行なっています。また、サンプリング周波数は USB 及び同軸:192kHz、オプティカル:96kHz まで対応しています。

 
同軸ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD、FM チューナーT-1100 など)が接続できます。

光ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD など)が接続できます。

 
PC(パーソナルコンピューター)と接続して PC にダウンロードした高品位(ハイレゾリューション)音源を高音質再生ができる USB 端子を装備しています。

2.同軸とオプティカル各 1 系統の CD トランスポート出力端子を装備

同軸とオプティカル各 1 系統のトランスポート出力端子を装備していますから、ディジタル・レコーダーを接続して、本機の CD トランスポートのディジタル録音を楽しむことができます。このトランスポートとプロセッサーは完全に独立して動作するため、外部入力動作に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続していますから、そのまま録音可能です。


3.DG-48 が接続可能 

DP-410 の入力を外部機器接続に切り替えても、本機のトランスポート動作は継続しています。『トランスポート出力端子』と『ディジタル入力端子』の間にヴォイシング・イコライザーDG-48 を同軸ディジタルケーブルで接続すれば、CD 信号をディジタルのままで音場補正が可能になります。


4.ディスプレイにサンプリング周波数を表示可能 

様々な情報を表示するディスプレイ部に視認性に優れた『7 セグメント』LED ディスプレイを採用し、曲番や演奏経過時間はもちろん、外部入力や CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。 

5.外来誘導雑音を受けにくいバランス接続。バランス出力の位相切替スイッチを装備 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス出力を設けました。バランス伝送の原理は、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。
この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされてしまいます。 

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。バランス接続によりこの妨害から解放され、良質な信号伝送が可能になります。 また、本機はリアパネル側に、『バランス出力の位相切替スイッチ』を装備しています。
工場出荷時の設定は《③番:(+) 》ですが、バランス接続する機器によっては位相が逆になり、合わせた方が好ましい場合があります。 
このような場合は、スイッチを《②番:(+) 》側に切り替えてください。尚、アキュフェーズ製品(一部プロ機器を除く)と接続する場合は、全て《③番:(+) 》ですから切り替えの必要はありません。

6.リモート・コマンダーRC-110 を付属

アルミ押し出し材を使用した重厚なリモート・コマンダーを付属しています。
本体の基本操作機能に加え、外部機器の入力セレクター、レベル・コントロール、リピート演奏、ディ スク・トレーの OPEN/CLOSE など多彩な機能を満載しています。


7.洗練されたエレガントなデザイン外部ディジタル入力を持つ多機能な CD プレーヤーでありながら、複雑なボタン操作を排除、優美で洗練されたデザインに仕上げました。


PC(パーソナル・コンピューター)と接続可能な USB 端子を装備していますので、PC にダウンロードした、192kHz/24bit までのハイレゾリューション・データの高品位再生が可能です。

DP-410 と DG-48 を直接ディジタルで接続して音場補正が可能です。 
DP-410 をプロセッサーとして外部入力に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続しています。
このため、本機の CD トランスポート部を演奏しながら、トランスポート出力を DG-48 に入力し,DG-48 で補正した出力を再び DP-410 の外部入力に戻してアナログ出力が可能です。

 

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Pioneer「A-70」・「PD-70」入荷

先月のイベントでも大変好評でした、パイオニアのインテグレーテッドアンプ「A-70」¥177,000(税込)と、SACD/CDプレーヤー「PD-70」¥94,000(税込)が入荷して来ました。



写真上がA-70で、下がPD-70で、クリプトンのスピーカーシステム「KX-3PⅡ」にて音出しをしております。



A-70は、通常のインテグレーテッドアンプとしての使用はもちろんの事、ESS社の192kHz/32bit DAC「SABRE32」を搭載しておりますのでD/Aコンバーターとして使用する事も可能です。
また、USB入力(Bタイプ)も装備しています。

PD-70は、SACD/CDソフトはもちろんの事、最近話題のDSDディスクの再生にも対応しており、CDソフトとDSDディスクの比較試聴もできます。
写真はDSDディスクを読み込んだ状態です。

また、下位モデルの「PD-30」¥63,000(税込)も展示していますので比較する事も可能です。

お好きなCDソフトをご持参頂ければ、その場でDSDディスクを作成して比較できますので興味のある方は是非ご来店下さい。

*PIONEER    *常設展示

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 E-260 発表

E-250をフルモデル・チェンジした
new プリメイン E-260

上位機種の「E-560/E-460/E-360」と同じ仕様の「AAVAボリューム」「ヘッドホーン出力」「位相切り替え」「EXT PRE 機能」を搭載し、エントリーモデルながら抜群のCP(コスト・パフォーマンス)を誇ります。

しかも音質は、ピントが合って、非常にまとまっていて、アキュフェーズ初めて・・という方にも魅力十分!過不足が無いです。  価格は319,000円 (税別 290,000円) となりました。





以下 アキュフェーズ新製品資料より

アキュフェーズの E-200 シリーズは、インテグレーテッド・アンプの中心的な存在として 
国内はもとより海外でも圧倒的な人気と信頼を得て、その技術の蓄積が E-210、E-211、 
E-212、E-213、E-250 と受け継がれてきました。

新製品 E-260 は、E-250 から大幅に改良 してフルモデル・チェンジ、これまで培った高度な設計テクノロジーを結集し、上位機種 E-560、E-460、E-360 と同じ『AAVA 方式ボリューム・コントロール』を搭載、音楽の持 つ個性や優れた潜在能力を引き出す高級インテグレーテッド・アンプとして誕生しました。 

 『AAVA』は、ボリューム(音量調整機能)の概念を根本から変えた革新的技術で、純粋 なアナログ回路による、高性能・高音質ボリューム・コントロール方式です。
現在、プリア ンプの最高峰 C-3800 をはじめ、プリアンプ及びプリメインアンプの心臓部に『AAVA』を 搭載して高い評価を頂いております。 

 『AAVA』は、増幅部と音量調整器を一体化、信号経路に可変抵抗器を使用しないため、よりシンプルで純度の高い増幅が可能です。



これにより、

①圧倒的な高 SN 比

②超低ひずみ率

③音量調整による、周波数特性の変化や音質変化がほとんどない

④左右の音量誤差(連動誤差)が極小

⑤左右のクロストークが極小、

などこれら多くの利点と同時に信号の高音質伝送を実現しています。

さらに重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部 品類で構成されていますから、機械的消耗がなく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。

そして、通常のアンプのように、パネル面のノブの位置を検出して音量を決定 しますので従来と同一感覚で操作できます。

さらに E-260 は、音量レベルをパネル中央デ ィスプレイ部に数値で表示できる機能を搭載し、数値を確認して常にお好みの音量で音楽をお楽しみいただけます。

インテグレーテッド・アンプは、操作性が良くスペースファクターに優れていますが、アンプ全体の増幅度が大きいため、入力側で受ける僅かな干渉や妨害も大きく増幅され、音質劣化の原因となります。
本機は、回路的にプリアンプ部とパワーアンプ部が分離されており、 性能・音質ともセパレート・アンプに匹敵するグレードを実現、スイッチ一つで簡単にプリ部とパワー部を分離し、それぞれ独立して活用できる『EXT PRE 機能』をこのクラスでは初めて装備しています。

さらに本機の効果的な活用法として、パワーアンプを 1 台追加してバイアンブ方式へのアップグレードや 2 系統のスピーカー端子を装備していますのでバイワイヤリング接続などが可能です。 

パワーアンプ部の構成には、最新のインスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)方式を採用して信号経路をバランス伝送化、カレント・フィードバック増幅回路を搭載して、電気的性能の更なる向上を図っています。
出力段は、大電力オーディオ用パワートランジスターを使用したパラレル・プッシュプル構成で、低負荷インピーダンスの駆動能力を大幅に向上させています。

これらの動作を支えるのが、大電力容量電源トランスと、大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源部です。
これにより、115W/4Ω×2、90W/8Ω×2のハイクォリティなパワーと出力回路の見直しによりダンピングファクター200を実現して駆動力の向上を図りました。 


 プリアンプ部は専用の電源回路を装備し、パワーアンプ部との干渉を防止、外来誘導雑音を受けにくいバランス入力端子を装備、入・出力端子の金プレート化など、音質・性能を練り上げ、音の純度を徹底的に磨き上げました。

また、トーン・コントロール回路、コンペンセーターなどの音質調整機能、レコーダーへの入出力機能も備えています。そして、ロジック・リレーコントロールによる信号切り替え、位相切り替え、操作に便利なリモート・コマンダーなどを装備、パーツ一つ一つの吟味と試聴を繰り返し、インテグレーテッド・アンプとして更に完成度を高めました。

また、オプション関係の拡張性を高め、USB 端子(タイプB)付き『ディジタル入力ボード:DAC-30』を用意、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USBケーブルで接続して高音質な音楽再生を可能にします。

アナログ・レコードの再生には、オプションで『アナログ・ディスク入力ボード:AD-20』を増設することにより、ハイグレードなレコード再生が可能です。

 E-260 はアルミ素材のサイドパネルを使用して外装をグレードアップ、パネル面は、両サイドに入力セレクターと音量ボリュームを設け、中央に大型アナログメーターを配置、伝統的なシャンペン・ゴールドパネルと相俟って精緻で優美な雰囲気を醸し出しています。 

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AAVA ボリュームについて詳しく追記:

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。
AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでも VR を絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。 

AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わせが可能です。

実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。
内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲイン 
を選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。

また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもほとんど発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。

左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。

AAVA の雑音を左右する要素の 1 つに入力のバッファー・アンプがあります。ここに高性能アンプを 5 個並列接続することで低負荷駆動能力を向上させ、高 S/N 化を計っています。

E-260 ではこのクラスの新しい機能として、ボリューム・ノブを最大に回した状態(MAX)を基準(0dB)として最小(MIN)まで、音量レベル(AAVA の減衰度)を、パネル中央部のディスプレイ部に数値で表示します。

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さらに詳しくパワー部について

E-260 のパワーアンプ部に、最新の『インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)』構成を導入しています。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子から出力段までの信号経路をバランス伝送化しています。
このため、機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての高い安定度・信頼性を実現しています。

インスツルメンテーション・アンプを構成するパワーアンプ部に、出力信号を電流で帰還するカレント・フィードバック増幅回路を採用しました。右図にその基本原理を示します。


初めに帰還側の入力端子のインピーダンスを下げて電流を検出します。
次に電流を I-V 変換器で『電流-電圧』変換し出力信号を作ります。帰還入力部分(図の電流加算部分)のインピーダンスが極めて低いので、位相回転が発生しにくく、その結果位相補償の必要は殆どありません。
このよう に、少量の NFB で諸特性を大幅に改善できるため、立ち上がり等の動特性に優れ、 
音質面でも自然なエネルギー応答を得ることができます。


この回路では、利得の大小による周波数特性の変化がほとんどありません。
右図に電流帰還増幅器の利得を変化させた場合の周波数特性を示します。
広い帯域にわたって一定の特性で、利得を増減しても周波数特性はほぼ同じ特性が得られています。

第1図が本機のパワーアンプ部のサーキット・ダイアグラムです。NPN パワートランジスター(Q11、Q13)、及び PNP パワートランジスター(Q12、Q14)をそれぞれパラレル接続した構成になっています。

 パワー・アンプに使用される半導体は、コレクター損失が大きく、高周波特性、耐破壊特性の良好な素子が選択されます。
本機にはさらに、電流増幅率リニアリティ、スイッチング等の諸特性に優れた、大電力オーディオ用パワートランジスターを採用しました。この素子をパラレル・プッシュプルで構成し、大型のヒートシンク上に取り付け、効率的な放熱処理をしています。このように十分な余裕度をもつ設計により、チャンネル当たり 115W/4Ω、105W/6Ω、90W/8Ωの大出力パワーアンプを実現しました。

 出力素子のパラレル接続は、単体による同一動作より、素子が受け持つ電流容量、出力インピーダンス、内部雑音を低くでき、また素子から発生する熱を分散させることができるので、負荷の変動に対して、非常に安定した動作が保証されます。
E-260 では大電力パワートランジスターを採用、さらに微小信号における、ひずみ率や SN 比が向上して、性能・音質向上にも大きく寄与しています。


アンプ回路や NFB 経路等の見直しにより、アンプの出力インピーダンスを更に小さくして、ダンピング・ファクター(DF)200 を実現、一層の音質向上に寄与しています。

ダンピング・ファクターは一般に、アンプの出力インピーダンス(Z)とスピーカー・インピー 
ダンス(R)の比(DF=R/Z)で表され、パワーアンプがスピーカーを駆動する場合に、その制動力を示す指標となります。
DF の数値が大きいほど、アンプがスピーカーをコントロールする能力が高く、低音に締まりが出てくるとされていますが、これはアンプの出力インピーダンスが小さいほど、スピーカーからの逆起電力を吸収して不要な振動を抑える役目をすることによります。 

また、アンプ自体の DF は変わりませんが、細いスピーカーケーブルを長く引き伸ばすと、ケーブルの持つインピーダンスが影響して駆動能力が悪化しますので、ケーブルの選択と長さにも十分注意が必要です。

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。
本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しました。これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。
これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接触抵抗・高耐久性の極めて信頼性の高いものです。 

電源部は、全エネルギーの供給源であり、この部分に十分な余裕がないと音質のみならず、基本特性までもが脅かされます。
本機は、大電力容量の大型電源トランスを使用しました。 

また、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、大容量 22,000μF のカスタム仕様品を 2個搭載しています。
このような大きな余裕度を誇る電源部により、力強い豊かな低音域の再生が可能となりました。

また小信号を扱うプリアンプ部にはトランス別巻線の専用電源回路を用いて、電源部を介したパワー部との干渉を防止しています。

同時に内部の構造・配置的にも、プリ/パワー部を分離、相互干渉のない良質な音質の維持を可能にしました。


プログラム・ソースの多様化に対応して、入力セレクター側で 7 系統(オプション 1 系統含む)、レコーダー1 系統を入力することができます。この内バランス(平衡)入力を、CD-BAL として 1 系統用意しています。

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス入力を設けました。バランス伝送の出力側は、同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。
入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、二つの入力に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされ消滅します。
機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。
バランス接続によりこの妨害からフリーになり、良質な信号伝送が可能になります。

バランス入力は接続する機器によっては位相が逆の場合があります。このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を反転させることができます。本機能はバランス入力ポジションのみ位相の設定が可能です。

ヘッドフォーンでの鑑賞もリスニングの重要なファクターです。E-260 では、新しくヘッドフォーン専用のアンプを装備し音質に配慮しました。
スピーカー切替スイッチでスピーカーへの出力を切り、メインボリュームでヘッドフォーン出力を可変することができます。

出力電力をモニターするパワーメーターを装備しました。このメーターは対数圧縮型ですから、広いダイナミックレンジを一度に見ることができ、しかもピークを捕捉していますので、時々刻々変化する音楽信号を正確に監視することが可能です。

プリアンプ部とパワーアンプ部を分離し、それぞれ独立アンプとして使用するための切替用『EXT PRE』ボタンとプリアンプ出力/パワーアンプ入力端子を備えています。
この端子間にディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続して、音場補正をした演奏が楽しめます。また、別系統のプリアンプや AV アンプを組み合わせてステレオ演奏を楽しむ、あるいはパワーアンプを追加してバイアンプ接続するなど、いろいろな活用方法があります。 

太いスピーカー・ケーブルにも対応できる、スピーカー端子を 2 系統装備、スピーカーA/Bの 2 系統を切り替えて使用することができます。
端子の素材は、真鍮無垢材の削り出し、さらにケーブルの端末処理がきれいで接続がスムースにできる、『Y ラグ』や『バナナ・プラグ』の挿入が可能となっています。 

E-260 には、ディジタル入力ボード DAC-30、アナログ・ディスク入力ボード AD-20、ライン入力ボード LINE-10 の 3 種類のオプション・ボードが用意されています。
オプションを簡単に挿入できるスロットをリアパネルに装備していますので、空いているスロットに、任意のボードを1枚増設することができます。
オプション・ボードを増設すると、ディジタル入力での演奏やアナログ・レコードの高品位再生が可能となります。 


DAC-30 は、最新の高音質・高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載したオプションのディジタル入力ボードです。

E-260 のオプション・スロットへ増設すると、ディジタル信号を直接入力することができ、ハイグレードなサウンドを可能にします。

入力端子は、USB(タイプ B)、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)の 3 種類を装備し、サンプリング周波数は、COAXIAL:192kHz/24bit 、USB と OPTICAL: 96kHz/24bit までの高品位音源に対応します。
この中で USB 端子は、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して、高音質な音楽再生が可能です。

入力セレクターで『OPTION』を選択すると、同時に複数の入力信号がある場合には、 COAXIAL → OPTICAL → USB の優先順位で自動ロックします。

複数入力信号の選択方法は、再生しない信号のケーブルを外すか、その機器の電源を切ってください。

バイアンプ方式は、LOW(低域)側と HIGH(中高域)側のスピーカー・ユニットを別々のアンプで駆動し、高音質の演奏を楽しむ接続方式です。本機のプリアンプ出力端子には、常時プリアンプの信号を出力していますので、パワーアンプを一台追加すると、バイアンプ接続へ簡単にアップグレードすることができます。また、アキュフェーズのパワーアンプの利得は、全て統一されて(28dB)いますからバイアンプ接続に便利です。
(プリメインとセパレート・パワー・アンプと併用しても、問題無くゲイン差が起こりません。)

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 DP-550 発表

new SACDプレーヤー DP-550 発表

12月発売  メーカー希望価格  638,000円(税別 580,000円)


10/23にプリアンプC-2420   プリメイン E-260  は当店で試聴できたのですが

SACDプレーヤー  DP-550 が聴けるのはもう少し先になりそうです。

SACD対応だけではなく、背面にUSB(タイプB)デジタル入力端子装備ほか、最新のDSDディスクも再生可だそうです。

攻めていますね・・


以下 アキュフェーズ新製品資料より

新製品 DP-550 は自社開発メカニズムを含め、これらの優れた技術を基に、これまで培った高度な技術と最新の技術を結集、高性能の一体型 SA-CD/CD プレーヤーを目指し、多くの試聴を繰り返して完成しました。

今までのアキュフェーズのプレーヤー同様、『2 チャンネルの音楽ソース』再生に特化、SA-CD および CD の音の魅力を100%引き出すことを目的としています。 

 高速で回転するディスクから、そこに刻まれた微小信号(情報)を読み取り、極めて純度の高いディジタル信号の復元を可能にするには、回転部分から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小に抑え、同時に共振をどのように排除するかが重要になります。

このため DP-550 は、《SA-CD ドライブ》本体を強固なシャーシでしっかり固定、ドライブのローディング・メカやメカ・ベースを高剛性構造とし、逆に《トラバース・メカニズム: ディスクの回転部分とピックアップ部分が一体となった心臓部》を積極的に軽量化、ローディング・メカからフローティングさせた分離構造としました。

そして大型ブリッジ・カバーが、土台となるメカ・ベースに固定され強固な一体化構造体を形成しています。

さらに 《SA-CD ドライブ》全体をシャーシに直接固定、3層構造のボトム・プレートと 4 個の鋳鉄製大型脚部がこの筐体全体をしっかりと支えています。 

 DP-550 のトランスポート部は、専用の DSP を使用したディジタル・サーボを搭載し、 DSD(Direct Stream Digital)方式で記録されている SA-CD ディジタル信号の高精度処理を実現しました。

重要な信号読み取りレーザー・ピックアップには、最新の 1 レンズ/ツイン・レーザーダイオード高速アクセス・メカニズムを搭載し、高精度の信号読み取りとアクセス時間の短縮を可能にしています。 

 DP-550 のディジタル・プロセッサー部は、独創的なディジタル処理による再生方式: MDS+(Multiple Delta Sigma+)を搭載しました。

この MDS+は、DSD 信号を直接複数個並列駆動の D/A コンバーターで変換し、それぞれのデータを変換後総加算することにより変換誤差の極小化を実現しているのが大きな特長です。 

D/A コンバーターは、最新デバイスの『ハイパーストリーム . DAC』(ES9008 : ESS テクノロジー社製)を 4 個並列駆動させる方法で、驚異的な変換精度を持ち、ひずみ率特性や雑音特性、小信号リニアリティなどの諸特性を大幅に改善することにより、SA-CD が持つ魅力的な音楽の表情を余すところなく描き出すことができます。 

DP-550 は、同一筐体の中でトランスポート部とプロセッサー部を分離し、それぞれが最高の性能となることを目指して設計されています。

プロセッサー部は、外部ディジタル機器を接続できるディジタル入力端子として HS-LINK、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光)、USB を装備し、ここに他機器からのディジタル信号を受けて高品位の音楽情報を再生することができます。

また、トランスポート出力端子は HS-LINK、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光)を装備していますので、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続して、ディジタル領域での音場補正が可能になります。 

 電源トランスの巻き線はディジタル/アナログ用を分離して独立、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化に対し万全の対策を施しています。

さらに、ディジタル方式による音量調整や、ライン/バランス独立構成の『Direct Balanced Filter 回路』、伝送途中の雑音排除能力に優れたバランス出力回路など高音質再生を可能にしました。

デザインは、ゴールド調のパネルフェースを基調とし、サイドパネル面はアルミニウムに 光沢塗装仕上げで、精緻で優美な雰囲気を醸し出しています。
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一体型 SA-CD/CD プレーヤーとして、全回路・素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求した DP-550 は、躍動感と潤いに満ちた音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。 

SA-CD は、データの記録密度が高いため、従来の CD より高速回転で読み取りが行われます。
このため、回転体から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小にする剛性の高い強固なシャーシ構造を採用し、高精度で安定した信号読み取りを可能にしています。

《SA-CD ドライブ》は、高剛性コンストラクションとして、自身の回転による振動は もちろん、外部の僅かな振動も受けにくくする制振構造を目指しました。
基本となるメカニカル・ベース部は、剛性の高い強固なシャーシ構造体で一体化しています。


 『トラバース・メカニズム』は、ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系のマウント部分を司るところで、超高速で回転しているディスクから、盤に刻まれた『ピット』情報を読み取り、微弱な電気信号に変換する心臓部として一番振動を嫌うところです。

この『トラバース・メカニズム』は、ドライブのローディング・メカニズムから分離して、振動などの影響を受けないようにフローティングされていることが理想です。

このため高剛性ドライブ本体とは対照的に、積極的に軽量化を図りました。
そして、『トラバース・メカニズム』とローディング・メカを機械的にアイソレートする緩衝材に着目、その材質や形状を厳選した新設計のシリコン系の粘性ダンパーを採用し、4 点フローティング方式でトラバース・メカを支えています。 

大型ブリッジ・カバーは土台となるメカ・ベースに 8 か所でしっかりと固定され、強固な 一体化構造体を形成しています。
ブリッジ形状は、高速で回転するディスクの回転音や振動音が外部に伝わらないように、回転時の空気振動や回転気流までも考慮しています。 

ディスクの回転時、100Hz 以下の周波数帯に共振点があると、ピックアップの音飛び現象が起き易くなり、音質に悪影響を与えます。
このため、この周波数帯に極力共振点のない設計が必要になります。
DP-550 では各部の共振周波数を分散させるなど DP-900 の技術とデータを基に全てを新規に開発したもので、DP-900 に迫る性能を実現いたしました。

『トラバース・メカニズム』と『ローディング・メカニズム』とのアイソレートを十分に行い、個々の部品は材質や構造を全面的に見直し、実際の試聴と数々の振動・共振試験を繰り返してデータを解析し、『ピックアップ』・『ベース』部の共振を最小限に抑えることに成功しました。

 振動・共振の研究の一例として右の図に DP-550 の振動試験装置における『ピックアップ』と本体の加速度測定グラフを示します。


第1図はボトム・プレートが1 枚の時の特性で、『ピックアップ』、『ベース』、『本体』3 か所における共振周波数が一致して振幅が増大している様子が分かります。

また各特性に激しく振動する鋭い波形部分がありますが,これは本体の共振が大きく、『ピックアップ』に振動が伝わっていることを示し、『プレイアビリティ』の劣化を引き起こす原因となります。

第 2 図はボトム・プレートを 3 層構造にした特性を示します。

『ピックアップ』、『ベース』、『本体』3 か所における共振周波数が異なる周波数に分散され各振幅が緩やかに改善されています。また、 各特性には激しく振動する部分がほとんどありません。

さらに《SA-CD ドライブ》を可能な限り低い位置に配置することにより、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感のある美しい骨格を形成しています。

DP-550 は、数々の振動解析を繰り返して開発された、3 層構造の重量級ボトム・プレートと全体を支える 4 個の鋳鉄製の大型脚部で限りなく低重心化を図り、フローティング構造の『トラバース・メカニズム』によって振動の影響を受けにくいトランスポート部を実現しました。 

 DP-550 専用に新しく設計されたディスク・トレイはアルミ・ブロックを削り出して、硬質アルマイト処理と梨地処理を施し、ハイエンド SA-CD/CD プレーヤーに相応しい、優美で精巧なディスク・トレイを造り上げました。
このトレイが専用モーターと複数のギアで精密にコントロールされ、スチール製ベアリングシャフトにより、静寂かつスムースに移動するローディング機構を実現しました。 

DP-550 では、より安定したディスクのチャッキングを実現するために、チャッキング用マグネット材料に磁束密度の高い『ネオジム』を新規に採用し、8 極着磁ヨークとすることで、ターンテーブルとディスクを均等かつ強固に固定し、ディスクの面ブレを低減しました。


 第 3 図に DP-550 の全体ブロック・ダイアグラムを示します。ピックアップで読み取った信号は、RF アンプで増幅され、RF プロセッサーに入ります。RF プロセッサーでは、SA-CD/CD それぞれの RF 信号よりクロック信号の抽出・同期・復調・エラー訂正処理を行います。


光学ピックアップや各種モーター系の制御には、専用のサーボ DSP を 
搭載したディジタル・サーボにより、SA-CD/CD それぞれに適した制御
を行い、高精度で安定した信号読み取りが可能です。
この後 SA-CD/CD ディジタル信号は、最新の《MDS+方式 D/A コンバーター》を搭載したディジタル・プロセッサー部に伝送されます。


 専用ピックアップから取り出された従来規格の CD 信号も、SA-CD 信号と同様な信号処理技術により、高精度 CD ディジタル信号の復調が可能です。 
 信号読み取り用レーザー・ピックアップには、1 つのレンズに発光波長 650nm(SA-CD 用)と 780nm(CD 用)の 2 種類のレーザー・ダイオードを配置した、1 レンズ/ツイン・レーザーダイオードを搭載しました。

SA-CD と CD で共用してピックアップ全体の小型化を図ることにより、SA-CD/CD の切替時間およびアクセス時間を短くすることができます。 
さらに、音質を劣化させる原因の一つである、ピックアップ制御用サーボ電流の変動を大幅に減らすことができ、高精度で信号を読み取り、ディスクの情報を十分に引き出すことが可能になりました。 

 HS-LINK は、アキュフェーズ・オリジナルの高品位ディジタル・オーディオ・インターフェースです。広範囲なディジタル・オーディオ信号の伝送に対応でき、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)方式により、専用 HS-LINK ケーブル 1 本で伝送します。
またHS-LINK は、送・受信の相互認証を行いながら、データの伝送ができる万全のセキュリティ機能を備えています。

著作権保護のため、HS-LINK で伝送したディジタル信号は、HS-LINK 以外では受信できません。

SA-CD 信号は、ディジタル・プロセッサー部に伝送されるのと同時に DSD デコーダーに入り、1bit オーディオ信号の復調処理後、HS-LINK 伝送用ディジタル信号(2.8224MHz/1bit)として、トランスポート出力端子の HS-LINK から出力されます。

HS-LINK は、専用 HS-LINK ケーブルで、SA-CD および CD 両方のディジタル信号を出力することができます。
また、CD のみのディジタル信号を出力する、同軸および光ファイバー出力端子を装備しています。
ディジタル・レコーダーを接続して CD のディジタル録音をする場合には、 この端子からの信号を使用してください。

HS-LINKからの SA-CD/CD ディジタル信号は、録音することができません。 

 DP-550 は SA-CD や CD に加えて、個人でパソコンなどを使って記録した DSF ファイルフォーマットによるサンプリング周波数 2.8224MHz/2 チャンネル DSD ディスクの再生が可能です。
この機能により幅広いソースに対応し、楽しみが広がります。


出力の D/A コンバーターに、驚異的な性能・音質を誇る『MDS+方式 D/A コンバーター』を搭載しました。 


 MDS+方式は、⊿Σ(デルタ・シグマ)型 D/A コンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図った画期的なコンバーターです。

図のように⊿Σ型 D/A コンバーターを複数個用意して、各コンバーターにすべて同一のディジタル信号を入力、各コンバーター出力を加算して全体の出力とします。


全体の出力では、信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消される可能性がありますので、単純加算した値よりも小さくなります。
従って、信号と変換誤差の比が大きくなり、変換精度や SN 比、ダイナミック・レンジ、リニアリティ、高調波ひずみなど、コンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上(コンバーター数を n とすると√n 倍向上)させることができます。

DP-550 では、4 回路の高性能『ハイパーストリーム. DAC』(ES9008:ESS テクノロジー社製)を並列動作させていますので、コンバーター1回路の場合に比較し、全体の性能は約 2(=√4)倍に向上します。


MDS 方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、 従来の⊿Σ型 D/A コンバーターで改善の難しかった出力信号にまとわりつく微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。


 DP-550 で採用した『MDS+方式』は次の図のように、MDS 方式における D/A コンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換する『I-V』(電流-電圧)変換回路の動作を改良し、さらに電流加算と電圧加算を組み合わせて、電流加算部の負担を軽くした回路方式です。



 この改良によって回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と 品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。 

 ディジタル・オーディオ・インターフェース IC に、AK4118(旭化成エレクトロニクス社製) を搭載しました。
この IC に搭載された高精度 PLL 回路は、ジッター量を大幅に削減したマスタークロックを生成し、DAC の変換精度を大幅に改善します。
AK4118 は、24 ビットまでのディジタル信号を復調できますので、いかなる入力に対しても、『MDS+方式』の能力を余すことなく発揮します。


 様々な情報を表示するディスプレイ部に視認性に優れた『7 セグメント』LED ディスプレイを採用し、曲番や演奏経過時間はもちろん、外部入力や SA-CD/CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。


本機では正確で音質劣化の少ないディジタル方式のレベル・コントロールを D/A コンバーター内部で行なうことにより雑音の発生を防ぎ、最大-80dB まで 1dB ステップのレベル調整を可能にしました。


 D/A コンバーター出力の高周波領域には、必ずイメージ・ノイズが発生します。本機のような広帯域システムでも、超高域のイメージ・ノイズは除去しなければなりません。

そのために、アナログ・フィルターが必要になります。

 本機のフィルター回路は、通過域の周波数特性が極めてフラットな 5 次のバターワース型アナログ・フィルターを搭載、ライン/バランス回路の動作時の干渉を防ぐため完全独立で構成した、理想的な LPF(Low Pass Filter)を採用しました。


さらにバランス出力の場合は、バランス合成回路とフィルター回路を、D/A コンバーターの出力からバランスのまま直接一段で構成しています。この構成が《+-》対称型になっているため、入・出力インピーダンスの《+-》も等しくなり、『MDS+出力』を理想的な形でバランス伝送することができます。

このフィルター回路は、カットオフ周波数の最適化とフラットな通過域特性により、厳選された素子と相まって、優れた音楽再生を可能にしました。


本機の高性能プロセッサー部を活用し、他のディジタル機器を高音質再生できる、ディジタル入力端子を装備しています。


同軸ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD、FM チューナーT-1100 など)を接続できます。

光ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD などを接続できます。 

PC(パーソナルコンピューター)と接続して PC にダウンロードした高品位(ハイレゾリューション)音源を高音質再生ができる USB 端子を装備しています。 

外部入力や SA-CD/CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。 


 USB 端子(タイプ B)と PC(パーソナル・コンピューター)を USB ケーブル(タイプB コネクター付)で接続します。 

PC にダウンロードした、192kHz/24bit までのハイレゾリューション・データの高品位音楽再生が可能。 

USB 端子を使用する場合、ご使用のPC に応じて、本機に付属している《CD-ROM:USB ユーティリティ CD》をインストールしてください。 

USB での音楽データの再生は、PC 上の OS や音楽再生ソフトウェアに依存します。 


 DP-550 の入力を外部機器接続に切り替えても、本機の SA-CD/CD トランスポート動作は 継続しています。
『トランスポート出力端子』と『ディジタル入力端子』の間に DG-48 をHS-LINK ケーブルで接続すれば、SA-CD/CD 信号をディジタルのままで音場補正が可能になります。 

 アナログ出力端子は、バランス用 XLR タイプとライン用 RCA タイプ・コネクターの 2 系統を装備しています。
バランス出力は、伝送途中の外来雑音によって誘発されたノイズを打消して音質の劣化を防止、ノイズフリーの高音質再生が可能です。 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス出力を設けました。バランス伝送の原理は、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。
この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされてしまいます。 

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。
バランス接続によりこの妨害から解放され、良質な信号伝送が可能になります。 また、本機はリアパネル側に、『バランス出力の位相切替スイッチ』を装備しています。工場出荷時の設定は《③番:(+) 》ですが、バランス接続する機器によっては位相が逆になり、合わせた方が好ましい場合があります。このような場合は、スイッチを《②番:(+) 》側に切り替えてください。尚、アキュフェーズ製品(一部プロ機器を除く)と接続する場合は、全て《③番:(+) 》ですから切り替えの必要はありません。


インシュレーターには、鋳鉄に特殊な熱処理を施すことで結晶構造を変化させて硬度をアップ、振動減衰特性の優れたハイカーボン鋳鉄を採用しました。
これにより外部からの振動を遮断し、高い制振性と静粛性を確保、微小信号への影響を防いでいます。


 本体の基本操作機能以外に、多くの機能を装備したリモート・コマンダーを付属しています。
外部機器の入力セレクター、レベル・コントロール、リピート演奏など多彩な機能を満載しています。

 外部ディジタル入力を持つ多機能な SA-CD/CD プレーヤーでありながら、複雑なボタン操作を排除、優美で洗練されたデザインに仕上げました。


 HS-LINK は、最新のディジタル伝送技術を応用した、アキュフェーズ独自の『超高品質ディジタル・オーディオ・インターフェース』です。
著作権保護のため送・受信の相互認証を行いながら、LVDS 方式により専用 HS-LINK ケーブル 1 本で、ディジタル・オーディオ・データの超高品位伝送が可能です。


SA-CD のディジタル信号および従来からのディジタル・オーディオ信号(CD、MD、CD-R など)の伝送が可能


サンプリング周波数 32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz

 (各 16~24bit 2ch PCM)

 176.4kHz、192kHz(各 24bit 2ch PCM)

 2.8224MHz (1bit 2ch DSD) 

伝送レート:400Mbps 以上(理論限界 1923 Mbps) 

伝送信号形式:低電圧バランス伝送の LVDS 
(Low Voltage Differential Signaling:TIA/EIA-644)


送・受信クロックは完全同期型


送信と受信が同時に行える完全双方向伝送


送・受信の相互認証により万全のセキュリティ


伝送ケーブル:

シールド付ツイスト・ペアー8 芯 OFC ケーブル(TIA/EIA-568A CAT.5 相当) 

DP-550 は、SA-CD/CD トランスポート部を活用できるトランスポート出力端子とディジ 
タル・プロセッサーを活用できるディジタル入力端子をそれぞれ独立して装備しています。 
この間に、ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続すれば、本機の SA-CD/CD 信号のデ 
ィジタル領域での音場補正が可能になります。 

11/30追記
DP-550は当店でも好調にご予約を承っており、
本日、初回生産分は予約完売となったそうです。

第2ロットは1月中旬~となります。


12/11 追記

 DP-550 がきました。

CDの音は非常に透明度があり、切れ込んで、パワフルでもあり、立体的です。



DSDディスクも再生してみました。

リモコンの「TIME」を何回か押すと・・表示がでました! 

DSDのサンプリング周波数 2.8224MHz!


この機はプロトですので、今日また持って帰られてしまいます。

12/22
年越し企画 アキュフェーズ 新製品 DP-550 集中試聴中! ~1/8
始まりました。 

是非、ご試聴ください。

*アキュフェーズ2009~   *クロック    アキュフェーズ総合カタログ
アキュフェーズ~2008   Accuphase 2009~記事    

DacMagic Plus 展示開始いたしました。

Cambridge Audio   new DacMagic  Plus



前モデルDacMagicに更なる機能を追加しスペックを大幅に上げてモデルチェンジ。

PC、デジタルiPodドックやTV等のデジタルオーディオ信号を分析し、その信号を384kHz/24bitの高音質信号にアップサンプリングします。(USB接続は、最大192kHz/24bitまで対応)

ヘッドフォンアンプとデジタルプリアンプ機能を搭載。

更にデジタルOUTを使用してDDコンバーターとしても使用可。

現在、お持ち帰り在庫ブラック1台ございます。


USB関連ブログ   *常設展示

USB-DAC 試聴会開催    2012/11
PCオーディオ体感中!-2
2012 秋 ヘッドホーン祭り   2012/10

TRIODE Ruby聴く

TRIODEのコンパクト真空管プリメインアンプ「Ruby」¥63,000(税込)のデモ機を聴く機会が有りました。



写真右がRubyですが、左のUNISON RESEARCH「Simply Italy」と比べても如何にコンパクトか分かると思います。
ちなみにサイズはW188mm/H130mm/D175mmで重量は約5kgです。



6BQ5シングルで出力は3W+3Wですが何の何のJBLの4307が結構パワフルに鳴ってくれます。
ボリウムをかなり上げても歪んだりもせずに問題なく鳴ってくれました。

USB-DACやコンパクトスピーカー等と組み合わせてデスクトップでPCオーディオを楽しむも良し、寝室などのセカンドシステムとして楽しむも良しの製品だと思います。


もう一点、ちょっと面白い製品をご紹介します。
音楽舎という会社が扱いをする”白金ナノ粒子水溶液”でCDソフト(SACDソフト)・LPレコードなどに塗布して音質改善をする製品です。
容量50mlの「OPS-50」が¥12,600(税込)で、100mlの「OPS-100」が¥21,000(税込)です。
スプレー式になっていますので、CDソフトなどの記録面に吹き付けて、できれば専用のマイクロクロス「OPS-C」¥1,050(税込)を使用して軽く拭き取ります。



白金ナノ粒子は、抗菌・消臭・抗ウイルスなどの効果が認められているそうですが、本製品はオーディオ用に音質改善効果が向上するように作られているそうです。

実際に、当店で試聴しているCDソフトに塗布して効果を確認しましたが、音が明瞭になり情報量が増したように感じます。
ソフトが汚れていれば、さらに効果が増すようです。
ちなみにBDソフトでも試してみましたが、輝度が上がって鮮明になったような気がします。

只今、在庫が有りますので興味のある方はお問い合わせ下さい。

*TRIODE
*真空管    

Accuphase アキュフェーズ新製品 C-2820、E-360発表

newプリメインアンプ E-360
 

new プリアンプ C-2820  発売 
 



E-360   メーカー希望価格 ¥380.000税別
プリ部には
 
定番となっている純粋なアナログ処理のAAVAボリュームを搭載。
AAVAの雑音を左右する要素の1つに入力のバッファ・アンプがあります。
ここに高性能アンプを5個並列接続することで低負荷駆動能力を向上させ、高S/N化を計っています。

AAVAは16種類の「V-I変換アンプ」を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16種類の「V-I変換アンプ」は「2の16乗=65.536」段階の組み合わせが可能です。
通常の可変抵抗体での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。
AAVAは、必要な「V-I変換アンプ」を切り替えて音量を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。 
このため、実用音量レベルでもVRを絞った分ノイズが減少し、高S/N比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないためVRによる音質変化もほとんどありません。 
パワーアンプ部には、
プリメインながら最新の「インスツルメンテーション・アンプ」を採用。
 
入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送化することで、
機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸特性に優れている。
そのほかの特徴としても周囲の環境変化(温度や放熱などの対流変化)に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上しています。

 
パワートランジスタは大電力オーディオ・トランジスタをパラレル・プッシュプル
出力:140W/ch ×2(4Ω負荷時)  100W/ch ×2(8Ω負荷時)
と低負荷にも非常に強い設計となっています。

今回、アンプ回路やNFB経路の見直しにより、アンプの出力インピーダンスを更に小さくしました。
それによりダンピング・ファクター(低音の締りなど)の改善、一層の音質向上に寄与しています。


 
入出力端子部には2系統のバランス入力を装備。

別売拡張ボード「DAC-30」はUSB-DACとしても使え、
拡張ボード「AD-20」によって、アナログプレーヤーにも対応。
拡張ボードスロットは2個備えている。
 
機能面では、使いやすいと評判のスイッチ一つでプリ部とパワー部を分離し、
それぞれ独立して使用できる「EXT PRE機能」は、
たとえば。他社のフォノイコライザーと組み合わせて専用ボードとは違うアナログ音質を楽しめたり、AVアンプと、HiFiアンプとの併用接続なども簡単にしている。


カタログ数値、報道などに発表されていない特徴を少し・・

上記、下線部分を補足いたします。

E-360に採用されたAAVAボリュームはAAVAで、AAVA-IIではありません。
以前のモデルE-350に採用されていたのがAAVA-IIボリュームでした。
(ほかにはE-550、E-450、E-250に採用されています。)

逆では無いのかと思われる方もいらっしゃると思いますが、確かに時間軸とネーミングがややこしいですが間違いではありません。
実は、AAVA-IIは、ボリュームいっぱいに上がったフルパワーの状態のときが一番S/Nが良く、AAVAのほうは実用のボリューム使用時(例えば時計での9時、10時、11時のボリューム位置)に一番S/N比が良くなる設計になっているそうです。

そのためE-360では実用でのS/N比を稼ぐため、AAVAボリュームを採用しているようです。
 


C-2820    メーカー希望価格 ¥1,20,0.000税別

 
40周年記念モデルとして発売されたC-3800で開発されたAAVA技術を導入することにより、
C-2810全回路の完成度を高めてフルモデル・チェンジされた「プレシジョン・ステレオ・プリアンプ」です。

今やアキュフェーズの定番となっている
諸特性の大きな改善を誇り、高音質、長寿命である
AAVAボリュームなどのユニットアンプ群やそれぞれの電源までも、あらたに左右独立チャンネルに配置、
 
 
シャーシ振動面からもしっかりと固定され、新たな配置デザインやパーツの
選別により音質をブラッシュアップ。



AAVAの入力部は、バランス入力の正相、逆相にそれぞれ2個のバッファアンプを設け、合計18個の「V 電圧-I 電流 変換アンプ」 をそれぞれパラレル駆動で強力にドライブしています。
16種類の変換アンプは、上位 2bit のアンプはパラレル構成で、合計18個としています。
これにより非常に低雑音の電流源を作り出すことができ、一層の高S/N化が図れました。 
 
新型プリメインなどにも、装備され評判のEXT PRE機能も備えています。

 
専用のヘッドホンアンプ回路も充実しており、
ヘッドホンの感度・インピーダンスに合わせ、出力レベルをLOW/MID/HIGHの3段階で切り替えるスイッチも完備。
これにより一部のヘッドホーンアンプに起こりうるヘッドホーンによって音の大きさや音質が違いすぎるといった不備なども解消。 

 
C-2820に増設するフォノイコライザーユニット
「AD-2820」(入力インピーダンス:MM 47kΩ MC 10/30/100/300Ω選択可能   利得:MM 30dB 40dB   MC 60dB 70dB 選択可能 切り替えはフロントパネルにて可能)も12月中旬に発売されます。
 
 

 
参考:アキュフェーズ新製品資料より
 

カタログ数値、報道などに発表されていない特徴を少し・・

今回のモデルから、各つまみ、スイッチがブラシュアップされており、
以前からのアキュフェーズのモデルよりも、手に伝わるスイッチのクリック感が固めになっています。

C-2820は、前モデルC-2810の設計者とは違う方が設計されています。
もちろん色々なところが替わっているのですが、電源の平滑コンデンサーが小さいコンデンサーを数多く使用したC-2810から、大容量10,000μF のコンデンサー 4個 総計 40,000μF 
という大型化されているようです。(上の上部からの写真でも見てとれます。)

2011/12/08  追記 
プリアンプ C-2820 展示入荷!
当店にて、常時ご試聴いただけます。

Accuphase SACD セパレートプレーヤーDP-900、DC-901発売

アキュフェーズからコントロールアンプC-3800につづく、
40周年記念モデルの第2弾

NEWSACDセパレートプレーヤーDP-900DC-901発売。


決定!! 7/10() A-46 と同時 試聴会を行ないます!      
              
プレシジョンSA-CDトランスポート DP-900


DP-800より自社開発してきたSA-CD/CDドライブの蓄積したノウハウとテクノロジーの全てを投入しディスクに刻まれたポテンシャルを、100%引き出す理想のトランスポートを目指し、次のような開発目標のもと、重量級で高剛性・高精度メカニズムが完成しました。
  1. 外部振動を受けにくい筺体構造
  2. 高剛性・高精度のコンストラクション
  3. 防振・制振化および低重心化のメカ・ブロック
  4. 静寂でスムースなローディング機構
  5. アルミ削り出しの高品位ディスク・トレイ

総質量10.7kgのSA-CD/CDドライブの、メカニカル・ベース部は、
アルミブロックを高精密切削加工により、ベース厚15mm、フレーム厚17.5mmに仕上げ、重量級で剛性の高いもの同士を重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化しています。

同時に面と面をあわせるそれぞれのブロックは平面度を50μm以下まで高めた高精度な面補正を施し、極めて精巧な構造体を実現しました。

ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系マウント部分を司る
「トラバース・メカニズム」は積極的に軽量化し、ローディングメカから機械的にアイソレート。



信号読み取り用レーザーピックアップは1つのレンズに発光波長650mm(SA-CD用)、780mm(CD用)の2種類のダイオードを配置し、ピックアップに全体を小型化することでアクセス時間を短縮させ、ピックアップ制御用サーボ電流の変動を大幅に減らすことを可能にしました。

緩衝材には材質や形状を厳選したシリコン系粘性ダンパーを採用し、分離されて振動などの影響を受けないよう4点フローティング方式で支えています。
 

 
ディスクドライブのブリッジは、ディスクの回転や振動が外に伝わらないよう、アルミ・ブロックからの高精密切削加工で1.4kgもの重量級設計です。

ブリッジは8個の六角ボルトで土台となるメカベースにしっかりと固定されて強固な一体化構造体を形成しています。
ブリッジ形状は、ディスク回転時の空気振動や回転気流まで計算して設計されています。

ディスクトレイは、アルミ・ブロックの削出しに硬質アルマイト処理と梨地処理が施され、デュアル・ステー構造のスチール製ベアリングシャフトにより、スムースなローディングを可能にしている。
 
ドライブ部は、本体の低い位置に配置され、低重心化を図っています。
これを支えるのは、12mm厚のボトム・プレートと4つのアドバンスド・ハイカーボン鋳鉄製インシュレーター。
本体質量は、30kg。

 
再生可能ディスクは、SACD 2ch、CD。

デジタル出力として、CD専用の同軸端子のほかDSD信号も出力できる独自のHS-LINKを、それぞれ1系統ずつ備えている。
HS-LINKケーブルはDP-900に付属していますが、別売でAHDL-15(1.5m)¥21,000 特注品AHDL-30(3.0m)¥31,500も発売いたします。




プレシジョンMDSDディジタル・プロセッサー DC-901

独創的なディジタル処理、進化した「MDSD:Multiple Double Speed DSD」搭載。

DSD信号は可聴帯域を超えてから、量子化ノイズが急激に上昇するため、何らかの方法でノイズを除去する必要があります。
のディジタル処理は、超高速FPGA内のディジタル演算により、独創的な再生方式MDSD:2倍速の高精度「移動平均フィルター」回路を構成しています。

MDSD方式の大きな特徴は、D/A変換後の信号を総加算して変換誤差を極小化すると同時に、15次完全直線位相特性の優れたハイカット・フィルター機能を両立させていることです。

DC-901の「移動平均フィルター回路」は総計15個の「遅延器」と16回路の「MDS方式D/Aコンバーター」で構成されています。
入力されたDSD信号(2.8224MHz/1bit)は各「遅延器」で絶妙にシフト(遅延)された後、8個ずつ2グループに分けられた計16個のD/AコンバーターでD/A変換します。
2グループのD/Aコンバーターは、各グループを交互に動作させることで倍速化したハイカット・フィルターとして動作、それぞれ変換後の信号を総加算します。


可聴帯域の信号(ほとんどがノイズ成分)に対しては、ハイカット・フィルター
可聴帯域の信号に対しては、MDSと同じように変換誤差を打ち消す機能を持つ

一方、DSD以外のPCM入力信号は遅延回路をバイパスして、従来通り「MDS変換方式D/Aコンバーター回路」でD/A変換されます。

MDSD方式の「移動平均フィルター」回路に組み入れたD/Aコンバーターには、驚異的な性能、音質を誇る「MDS変換方式D/Aコンバーター」を採用しました。 

MDS方式は ⊿∑(デルタ・シグマ)型D/Aコンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図ったコンバーターです。
複数個並列接続した出力側では信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消されますので、単純加算した値よりも小さくなります。従って変換誤差の比が大きくなり、変換精度やSN比、ダイナミックレンジ、リニアリティ、高調波ひずみなどコンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上させることができます。
(コンバーター数を n とすると √n 倍向上させることができます。)
DC-901では8回路のコンバーターを内蔵する最新の 32bit 「ハイパーストリームTM DAC」ESSテクノロジー社製ES9018を片チャンネル 2個(計 16回路)並列動作させていますので、コンバーター 1回路の場合に比較し、全体の性能は約 4 ( =√16 )倍に向上します。


MDS方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、従来の⊿∑ 型D/Aコンバーターで解消の難しかった出力信号にまとわり付く微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。

DC-901で採用した「MDS方式」はD/Aコンバーターの電流信号を電圧信号に変換する「I-V」変換回路をディスクリートで構成し、動作をさらに改良した新しい回路となっていますので、従来のものと比較して 回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。


DC-901のフィルター回路は 通過域の周波数特性が極めてフラットな 5次バターワース型アナログ・フィルターを搭載。ライン/バランス回路の干渉を防ぐため、それぞれの出力が完全に独立した構成としております。


USB(Type B)、HS-LINK、XLRバランス、同軸×2、光×2のデジタル入力。

同軸、光のデジタル出力、RCAアンバランス、XLRバランスのアナログ出力。

デジタルイコライザーDG-48と接続可能なEXTERNAL DSP端子も備え拡張可能。

リニアPCM信号は、192kHz/24ビットまでサポート(光入力のみ96kHz/24ビット)。
USB伝送は、USB 2.0 High Speed(480Mbps)に準拠。 

以上 アキュフェーズ新製品資料より
 
*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
クリーン電源   アキュフェーズ総合カタログ    *Vintage

 

ONKYO から15年ぶりにピュアオーディオ・セパレートアンプ発売

 
NEW CDプレーヤー C-7000R ¥160,000(税別)
NEW プリアンプ P-3000R  ¥180,000(税別)
NEW パワーアンプ M-5000R  ¥260,000(税別)

 

最高32bit /192kHz (同軸 AES/EBU入力→24bit /192kHz、

光入力 →24bit /96kHz、USB入力→32bit /192kHz) DACを積んでいるプリアンプと

24bit /192kHz DACが搭載されているCDプレーヤーです。

どちらのDACもバーブラウン製で、

プリアンプにはPCM1795、 
CDプレーヤーにはPCM1796のプレミアム品

とされているPCM1792が搭載されているようなので、

CDプレーヤーのアナログ出力と 同軸デジタル出力のP-3000R受けと音質比較をしてみました。

エネルギッシュさのCDアナログ出力

まとまりの同軸デジタル出力P-3000R受けといった印象です。

ほかにOlive 4HD
 の同軸出力での音質も確認いたしました。
なかなか良い感じです。

今回の試聴は発売前のプロトタイプで行なったものなのですが、(パワーアンプM-5000Rのパワーメーター感度が大きすぎるので再調整されるとか)ほかは大きくは変わらないと思います。

全体の音質はまろやかで、高域にかけてはノイズレベルが少なくすっきりした印象です。
トップエンド製品と比較すると、低域のさらに低い方を望みたい部分もありますが、PCオーディオやプリメインからのグレードアップにはコスト的にも丁度良い製品に仕上がるのではないでしょうか。

デザインはヨーロッパを意識してか、左右シンメトリで、ボタンは真ん中が奥に引っ込んでいるドーム型となっています。

指が入りやすくスムースです。

*ONKYO       

ONKYO オンキョー REFERENCE Hi-Fi 試聴会 開催  2012/7

North Star Design ノーススター・デザイン Essensio (エッセンシオ)

 North Star Design ノース・スター・デザイン

NEW   Essensio  (エッセンシオ) 

        192kHz/32bit  USB DAC  

  メーカー希望価格¥160,000- (税別)  新発売 !

 

まだまだソフトの方はほとんど無いのですが
他 DACと比較して
珍しく USB DAC 入力 (注:USBver2.0出力に対応) で192kHz/32bit アップサンプリング対応となっています。

ということで 人気上昇中!  売れてきています。



ナスペック取扱製品 価格改定 2015/2