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LINN 最新DSの試聴会を開催します

日時 日(土)、日() 

ご案内、説明に
LINNジャパン 小泉氏 に来店頂きます。

フリータイム試聴ですので、ご都合のよい時間にお立ち寄りください。

使用機器 LINNNEW「AKURATE DS/K」、「MAJIK DS
            オリオスペック社リッピングNAS「RMS-SSD500」ほか    

2日に亘って盛況でした!

ラック上・左上 AKURATE DS/K
ラック上・右上 MAJIK DS
ラック内・左下 OLIOSPEC社 RMS-SSD500

今回のDS試聴会は更に深く
DSプレーヤー、CDプレーヤーなどの比較のみならず、無料、有料のリッピングソフトによる音質の違い、SSD(フラッシュ・メモリ・タイプ)NAS(Network Attached Storage)
とハードディスクタイプNASとの音質差、耐久性なども検証しながら非常に興味深い試聴会となりました。

新製品AKURATE DS/Kが試聴の中心でしたが、
今回もKLIMAX DSなどのご注文をいただいたようです。

有難う御座いました。

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JODELICA TUNING STAND 本日入荷!

JODELICA TUNING STAND(ジョデリカ チューニング スタンド)を御紹介いたします。

 

電源プラグなどでお馴染みになりつつあるJODELICAブランドのスピーカースタンドです。

常時 展示開始いたしました。

最小表面積、フロアーとの振動アイソレーション、共振周波数分散、スピーカーシステムとスタンドの合成振動を一点でメカニカルアースすることを目的として製作されました。

真ん中のゴールド色のCONE FD05(メカニカル・グランド・コーン)によって微細な音質調整もできます。 

 

LINN MAJIK109 をセットしてみましたが、
JODELICA TUNING STANDによって新しい命を吹き込まれたように、
鳴り始めました。

普通のスタンドに設置した時のようなボンボンという低音の響きがなくなり、透明度と奥行きが凄く、解像度が見えるように出てきて、最近はやりの3Dのような立体感、そして
バックの楽器がボーカルを邪魔しないというか・・
他のスタンドでは無かったほど、ソフトにボーカルに集約しイメージされます。

ひとつ隣りに MAJIK140 を置いていまして、
同じMAJIKシリーズで109はただ、140のウーハーが無くなってキャビネット容積が小さくなった製品と勝手に捉えていましたが・・

JODELICA TUNING STANDに設置されたMAJIK140との組み合わせは、
まるで別メーカーのスピーカーのような新たなパフォーマンスを聴かせてくれます。

JODELICA TUNING STAND
メーカー希望 税別価格¥88,000 Pair → 2012 / 6 / 21より¥118,000 Pairに価格改定 

写真のMAJIK109  左chの奥にあるスピーカースタンドは
TAOC AST-50HB  メーカー希望 税別価格¥80,000 Pair

TiGLON MGT-60W 
メーカー希望 税別価格¥85,000 Pair 
です。

それぞれ比較御試聴いただけます。

KRIPTON KX-3Pなどのスピーカーには、
エネルギッシュなスタンドTiGLON MGT-60W などが良い方向になると思います。

JODELICA 電源アクセサリー試聴    2009/9    

LINN CDプレーヤーの生産を完了

LINN  PRODUCTSがCDプレーヤーの生産を本年末を持って完了すると、本日世界一斉に発表しました。

1992年「KARIK&NUMERIK」を世に出してから約17年間に渡り、そのクォリティの高いサウンドで当店でも多くのお客様にお買い上げ頂きましたが残念です。

DS(デジタル ストリーミング)プレーヤーに特化するようです。

完了する製品は以下です。

  AKURATE  CD
  MAJIK  CD
  CLASSIK  MUSIC
  CLASSIK  MOVIE
  UNIDISK  1.1
  UNIDISK  SC
(UNIDISK  1.1及びUNIDISK  SCはアメリカマーケットでは受注生産と言う形で継続するそうです)

ここ数年DSの売り上げがCDの売り上げを上回っているそうで、これも時代の流れなのでしょうか・・・

なお、高音質で人気のLINN  RECORDSレーベルのCD/SACDソフトの生産は当面継続するそうです。

本ニュースの詳しい内容はこちらをどうぞ

それでもCDは永遠?なれ・・・                      

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LINN リン DSプレーヤー!秋の試聴会のご案内

10/18(土)、  10/19() 当店試聴室にて
終了いたしました。

192kHz/24bit再生に対応した次世代のDSプレーヤー
DS 全モデル比較試聴実現! 

MAJIK DSAKURATE DSKLIMAX DS



そのほか
AKURATE CDAKURATE KONTROLAKURATE 4200 も同時ご試聴ください。

リンジャパン小泉氏来店    

DSプレーヤー ってなにをやってるの?

CDプレーヤーを再生しているとき、CDソフトからリアルタイムで今読み取って、今D-A変換され、その信号を大きくして今スピーカーを鳴らす・・
そして、今その音を聴いている。

何十年のCDプレーヤーの歴史のなかで、私たちは知っています。

当初、情報量が少なすぎると言われたCDソフトの規格でさえ、100%は読み取れてはいないことを・・
最初の段階、CDソフトからCDトランスポートが信号を読み取る際に生じる読み取りエラー、高速回転による振動、エラー回避のためのサーボ電流の増減がアース電流の電位差を生んでいる事実、
それらのノイズなどによって音が変わってしまったり、ピックアップレンズのガラスかプラスティックかなどトレイメカの材質や電源によっても音が大きく変化することを・・

一旦取り出した信号をコンバーターに送り込まれるまでにも時間軸ひずみ(ジッター)などによって音が悪くなっていくということも良く知られている事実です。


すべてはリアルタイムでプレーヤーの音を聴いている為に起こっていることです。

そのため、より高精度なプレーヤーを求めると、上記の全ての不確定要素を取り除くため大変なコスト高にもなってしまうのです。


DSは、聴いている時に、慌てて信号を読み取ったりすることを止めたようです。
CDソフト、もしくはダウンロードされた音楽データーを1ファイルデーターとしてハードディスクに完全に欠落の無い情報で保管し、聞く際に確実に取り出してやるという方法です。
云わば、点から線への発想の転換でしょうか。

頭では原理はわかる、でも果たして Hi-End のプレーヤーと言えるだろうか・・などの意見もありました。
でも、ほとんどの方の場合が音を聴かれるまでの杞憂に終わられたようです。

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LINN KLIMAX KONTROL SE 発売!

ゲインも約10dBアップしています。

当店でアップグレードされたお客様は抜群に音がチェンジしたとの評価です。

ご感想の全文を、許可を頂きまして下記に掲載させて頂きました。

 


本日、電話でお願いしました件ですが、

「KLIMAX KONTROL SE」への「アップグレード・キット」の予約をお願いします。
【KLIMAX KONTROL の新旧比較】
いやあ、凄かった。
音の傾向は変わらないが、スピード・キレ、SPが消えたような空間的な広がり、定位など申し分ない。
パッシブからアクティブにしたとき以上のものを感じました。
LINN小泉さんへは「DSよりSEへのアップグレードを優先する」とお伝えください。
東京インターナショナルオーディオショウへは、今週土曜日の午後に行く予定です。
マックでの試聴会では、「MAJIK DS」「AKURATE DS」の比較試聴もお願いしたい。
よろしくお願いします。
 

H  (お名前はイニシャルとさせて頂きました)

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アナログレコード良いですね

㈱ナスペックが新たに取り扱いをする事になりました

オーストリアPro-Ject(プロジェクト)社のアナログプレーヤー「6-PerspeX」¥283.500(税込)を聴く機会がありました。

 

 


写真上が本製品ですがどこかで見たようなトーンアームが装着されています。(写真をクリックして拡大してみて下さい)
そうです、お隣のLINN「MAJIK LP12」と同じカーボン製アームです。
まあ、本家ですから不思議ではないか?

JENNIFWE WARNES「THE WELL」のLPレコード(重量盤ですごくしっかりしています。もちろん輸入盤です)とSACDとで比較してみましたが明らかに違いが確認できました。
前者の方が音に厚みがあり、一音一音がはっきり聴き取れるので気持ちの良い音です。
やっぱアナログレコード良いですねえ!!

他に「RPM9.1」¥304.500もラインナップされています。

更に、ボックスコンポーネントなるコンパクトなフォノイコライザーやヘッドホンアンプもラインナップされています。


左が「Phono Box Ⅱ」¥26.250(税込)で右が「Phono Box SE Ⅱ」¥52.500(税込)です。
詳しくはこちら

同シリーズは今後アンプなどのコンポーネントも製品化される予定だそうですので要注目ですね。

アナログオーディオ・サイト

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アンダンテ・ラルゴのオーディオテーブル

Andante Largo(アンダンテ・ラルゴ)と聞いて

”ああ、オーディオ用テーブルのブランドね”とピンときた方は少ないかもしれませんね。

元LINNジャパンの鈴木氏が運営するブランドで

オーディオ用HiFiテーブルやドイツHannl(ハンル)社のレコードクリーナー「Mera」(メラ)などを扱っています。

本日、鈴木氏が何年ぶりでしょうか当店にやって来まして色々お話を伺いました。

(相変わらず丁寧で分かりやすいお話でした)

”リジッドテーブル”はLight(軽量)、Rigid(堅牢)、Small(小型)で

「プレーヤー台は軽量で堅牢を理想とする」という鈴木氏の理念で設計されており、

LP、CDプレーヤー等のSOURCE機器やプリアンプ等のコントロール機器のポテンシャルを最大限に発揮させてくれるそうです。

 




写真上がチタンフレーム採用の「ALT-12T」¥280.000(税込)で下が

同じくチタンフレーム採用の「ALT-SUBT」¥140.000(税込)です。

写真上のようにLINN「MAJIK LP12」を「ALT-12T」の上、クァドラスパイア「Q4S」の上、

オリジナルの重量級ボードの上とそれぞれ比較してみましたが、かなりの差がありました。

「Q4S」では付帯音がまとわりつく感じで、重量級ボードでは重心が下がりすぎて団子状態になり、「ALT-12T」が音のぬけが良く開放的で心地よい感じの印象でした。

 

他にも製品がラインナップされていますのでこちら

なお、当店でも取り扱いが可能となりましたので興味のある方はお問い合わせ下さい。

ドイツHannl(ハンル)社のレコードクリーナー「Mera」(メラ)

 

 

リジッドテーブル 常設・展示始めました。



 ¥170,000
 ¥180,000 リジッドテーブルの標準モデル。   パイプ部は硬質アルミを採用。

  S-Board 又はK-Boardが付属  

 
アナログプレーヤーを設置して他ラックと音質比較試聴をしていただくと、
響きのよさでお求めいただいております。 
 
*LINN    *レコードクリーナー    *QUADRASPIRE     
*常設展示    *LP12    *Andante Largo    

 公式サイト

LINN MAJIK LP12 試聴会!

 MAJIK LP12 常設展示はじめました。

新入荷致しましたので、 オールタイム試聴会を行なっています。

たまにはアナログレコードもどうぞ、聴いてみて下さい。




 アームほか組立作業   スプリング、電源ほか調整



オイル注入後、インナー、アウター取り付け



作業はこの後 部屋を暗くしてストロボをあてて回転微調整。



きたない作業場でごめんなさい。

Mapleフィニッシュもきれいです。 

 

2019追記:

このMapleフィニッシュはお馴染み様からのご注文品だったのですが

現在Mapleフィニッシュは無くなっているようです。

MAJIK LP12 カラーラインナップ:Wallnut / Oak / Cherry / Black / Rosenut

LINN製品カタログpdfを見るかぎり、上記の色に一番近いのは「Oak」でしょうか・・

 

 

追記:2019年
MAJIK LP12 のアームが変更になりました。 

価格は据え置きです。(良心的ですね)

 

 

追記:2020年09月29日

LINN「MAJIK LP12」の仕様変更を発表。
2020年11月より新型トーンアームや高精度な軸受け「KAROUSEL」を標準搭載いたします。
それに伴ってメーカー希望価格も572,000円(税込み)、520,000円(税抜)となります。
 
従来仕様のモデルは国内在庫限り

 

2023.7.7 現在 LINN「MAJIK LP12」の価格は

MMモデル ¥726,000(税込)、MCモデル ¥770,000(税込)です。

カラーラインナップ:Wallnut/Oak/Cherry/Black/Rosenut です。

 

LINNは2017年、姉妹会社である「キャッスルプレシジョン・エンジニアリング」で行われていた
KLIMAXシリーズなどの超高精度金属切削を、自らの管理下でフレキシブルに行える様
LINN PRODUCTS工場内に導入。
動画サイトで紹介されています。


また、さらなる高密度表面実装を可能にするためサーフェスマウントマシンを一新しました。

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LINN試聴会準備できました

明日5日(土)、明後日6日()開催の”LINN新製品お披露目試聴会”の準備ができました。

 


 

機器のセットアップは勿論ですがLANケーブルやルーターの設置と結構時間がかかりました。

 


 

写真上がKLIMAX DSで下がAKURATE DSですがやはり音質に差があるようです。

 


 

一番上がMAJIK LP12で真中がAKURATE CD、下がMAJIK CDです。

アンプはMAJIK-IでスピーカーはMAJIK 140ですがそれぞれの機器の音質差は充分に確認できます。

CDソフトをリッピングしてHDDに保存し、DS経由での音と、CDソフト自体の再生音でかなりの差が確認できますし2機種のDSの音質差も確認できます。

是非、多くの皆様に体験して頂きたいと思います。

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LINN リン KLIMAX DS!来たる!

4/5(土)、  4/6(

192kHz/24bit再生に対応した次世代のDSプレーヤー
AKURATE DS  KLIMAX DS



新型 MAJIKシリーズも初お披露目です。
new   
MAJIK 140
MAJIK-I
MAJIK LP12 
 
評判の最新CDプレーヤー AKURATE CD との比較も行ないます。
 
いづれも広島初お披露目です。奮ってご参加ください。  



イベント後記

先立って東京のホテルで行なわれた発表会には行くことが出来なかった為、
噂でしか知らなかったDS・・

当店で初めて耳にするDSはやはり凄かった。

デジタルオーディオの殻を破る音質で、
個人的にも久々に触手が伸びそうな製品ですが、
なにせ安くはない!というのが欠点でしょうか・・

音質比較すると
CD とDSの音質はアナログ時代の表現で、
誤解を恐れずに書いてしまうとLP再生 対 2トラ38再生 のような違いに聴こえました。

もちろんLPの音が悪いわけでは無いのですが、
擦れ音を感じさせなくて音程のピッチが安定していて神経質にならず、
低音から高音までエネルギーがフラットでバランス好く、
ダイナミックレンジ広大で物理特性が良い、
迫力があってうるさくならないといったイメージです。



ここからは余談になりますが、

DSプレーヤーの音を聴いてみると 
デジタル創成期の26年前、
ソニー研修所で聴かせていただいた民生用PCMデジタルオーディオプロセッサー
PCM-F1+ ベーターマックスF1 (Uマチックだったかも知れません)の音を思い出しました。

研修室の舞台には幕が閉じていて、
音が鳴り出した瞬間、
信じられないことに、幕の後ろの舞台上にフルオーケストラが実物大で現れました(音による登場だけですが)・・

音量も実物大でまるで生演奏を目の前で聴いているようでした。

そして演奏が終わって幕を開けてみると、
なんと左右に1本ずつ1ペアの中型ブックシェルフスピーカー(ソニーSS-G5) だけだったという演出でした。

たしかソニーからの世界初のCDプレーヤー CDP-101 の
お披露目を兼ねた研修会 だったと思います。

まだ、アナログ全盛の時代
その頃の私は ・・デジタル音?・・
DENONのPCM録音LP?Compact disc player  それって何?というかんじで

新しい規格だといわれても・・
ソフトも無いし、市場から受け入れられるのかな・・などと思っていました。

(そんなことよりも個人的には、アナログプレーヤーで、間接ドライブの高音質ターンテーブル・モーターは目処が立ったので・・ 私自身プライベートでロングも含め当時5本のアームを使用していましたが、帯に短し襷になんとかで、ユニバーサルアームにも限界を感じ、何とかリニアトラッキングアームの理想的なものができないか・・
サウザー・エンジニアリングのアームをなんとかダイナミックバランスに改造するには針圧加圧用スプリングを何処に装着すればカートリッジのトラッカビリティが理想的かなどと・・)
そんなことばかり・・ 毎日考えている頃でした。


さて 研修会場にてCDP-101 の初のお披露!
世界初のCDP-101 でCDソフト が鳴りました!

しかしCDを再生して音を聴かせてみても、
全国から研修会に来ていた皆さん、私たちがあまり音質に驚かない様子に
講師の方が 軽く切れて プチッ・・ (失礼)
 
これでどうだとばかり、前述の PCMレコーダーの再生となった記憶があります。
 (確かに、こちらのデジタル記録音には驚かされました。)


26年が経て、
DSプレーヤーはそのPCMデジタルオーディオプロセッサーの 超ハイサンプリング、超高 bit 現代版 といった印象です。

表情も表現も 非常に細やかで、
ニュアンスが当時のPCMの機械(当時はもしかしたら水晶クロックなどではなくて PLLサーボか何かで同期をとっていたのではないかと思いますが)
 とは全然違います。


この DSプレーヤー の音を二日間
プリメインのMAJIK-Iと MAJIK 140 で鳴らしていたのですが、
いくら試聴ソースが良いからといっても、ダイナミックレンジの広いDSの音の良さを存分に出してくれたこのMAJIKシリーズの
アンプもスピーカーも小型なのに大した物だと思いますね。

「DSを実際にどう使用するのか」判りやすく解説してある記事が御座いますのでこちらをご覧ください。 →「KLIMAX DS攻略」第1話 3ページ 

特別配布DSニュース(pdf)ご希望の方は、スタッフまで


PS:
脱線ついでにページをお借りして 
ソニー研修所での思い出を補足いたします。

CDP-101、PCM-F1 の試聴に使用したアンプは、なんと研究用、試聴用に製作された(否・・製作途中?)の真空管シングルアンプで、出力管は 845 か 300B だったか忘れましたが、内部の部品 主に高音質コンデンサー等をテストする為、裏返しにセッティングされており、 トランスも真空管も逆さ吊りになっていて、さらに底板 を取り払ってそこからケースに入りきらない部品がまるで枝垂桜のようにぶら下がっていたのを覚えています。

なんでも角型メタライズド・ポリプロピレン系と思われるコンデンサーはその当時まだ日本では手に入らない、超高価(金額も覚えていますがあまりにも常識はずれなので書けません)なものだそうで、NASAの方から特別に入手したとか・・(どこまで書いて良いのかちょっと心配しながら書いていますが・・)

逆さにぶら下がっている出力管、トランスなどの本体よりも。 外に垂れ下がっているパーツ(おそらくは高性能抵抗ほかカップリング、カソードパスコン、電源パスコン、電源フイルターなどのコンデンサーが何十個も・・)の方が 3倍 近いボリュウムだった 印象があります。

当時の ソニー本社2号館の開東閣よりに隣接していた研修所もいまはもう無いのでしょうね

・・ 懐かしく寂しい限りです。



余談中のさらに余談:

現在、ソニー本社は品川駅をまたいで港南に移っているようですね。

三菱グループ所有の開東閣(カイトウカク)は研修の休憩中、こんなお屋敷は一生、中に入ることは叶わないだろうな・・と思いながら石柱に顔をくっつけるようにして研修所方向から庭を覗き込んでいましたが・・それから10年経って、なんと三菱電機の3管プロジェクターの新製品発表が開東閣で行なわれ、招待され行ってきました。 ホーム・シアターも取り扱っておくものですね。

正面玄関から車で入りました(当たり前・・笑)
滅多にしないタイを締めて、有名なテラスの芝でお茶をいただきましたが、感動していない振りをしてました。笑

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