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アキュフェーズ E-600 新発売 製品概要

newインテグレーテッド・アンプ E-600  

       ¥ 748,000 税込み      2013年11月中旬発売

更に進化した「AAVAボリューム」
そのほか「ヘッドホーン出力」「位相切り替え」「EXT PRE 機能」を搭載し、
40周年記念モデルのエッセンスを限りなく注入した新世代リファレンス・インテグレーテッド・アンプです。

ボリュームノブは、セパレート上位機種と同じものを搭載。
アルミブロックからの削り出し、自社開発のボリュームセンサー機構により、
「AAVAボリューム」にフィーリング良く伝えられます。

「AAVAボリューム」の性能を左右する要素である
入力のバッファーアンプに高性能アンプを5個並列に接続し、高SN比化を図っています。

インスツルメンテーション・アンプ方式を採用、入力信号経路をフルバランス伝送化すると共に高能率スピーカーを使用する場合、残留ノイズの低減に威力を発揮するゲイン・コントロールが可能。

パワーアンプ部分には、MCSから更に進化した『MCS(Multiple Circuit Summing-up)+回路』を採用して低雑音化を図っています。

出力素子は、パワーMOSFETを使用し、3パラレル・プッシュプル駆動で、
低負荷インピーダンスの駆動能力を大幅に向上させ、
理想的にスピーカーを「低電圧駆動」しています。

純A級による150W/1Ω(音楽信号に限る)、120W/2Ω、60W/4Ω、30W/8Ω×2のリニア・パワーを保証。

プロテクションにMOSFETスイッチを搭載、ダンピングファクターは従来比2.5倍の500を実現。

プリ部とパワー部の電源はそれぞれ専用電源をもち、
大電力容量電源トロイダル・トランスと、大容量フィルター・コンデンサー2個による強力電源部です。

POWER INボタンにより、プリ部、パワー部を独立したアンプとして使用できます。

オプションボードはPNONO用(AD-30)、DAC用(DAC-40)、ライン入力用(LINE-10)などから2枚増設可能。

ご注文承り中! 売れてきています!11/28PM現在、年内納品は間に合います。

11/28 追記

試聴いたしました。

音は実に懐が深くてパワフルです。

しかも雑味が無いという点ではセパレートをも凌駕しているかも知れません。

低域の押し出しも吹き上がるように凄く、仕上がりは歴代プリメインの中でも圧倒的です。

ものすごいプリメインの登場です。

おなじみになったプロテクションにMOSFETスイッチ基板

定格電流:240A仕様のMOSFETスイッチなどによって
従来比2.5倍のダンピングファクター500を実現。

ボリューム・ユニットは プリアンプ C-2820に搭載されているものと同等の自社製ハンド・クラフト品。

外観についてはひとつだけ、

一番上の写真、フロント・パネルの閉まった状態のサブ・パネルをご覧ください。

なんと 型式が刻印されています。
プリントではありません。

プリアンプC-3800 など40周年記念モデルには 採用されているのですが、
当店のリファレンスでもあるプリアンプ C-2820 メーカー希望価格 ¥1,26,0.000税込み
にも入っていません。
刻印はそのカテゴリのフラグシップのみということでしょうか・・(涙)

指でなぞった感じはほぼいっしょなのですが、
少し離れて字を見ると刻印のほうが少し濃いです。 

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

アキュフェーズ プリアンプ C-2120 発表

new プリアンプ「C-2120」新発売。 価格517,000円(税別 470,000円)。      2013年7月中旬

オプション・ボード ディジタル入力ボード DAC-40、価格88,000円(税別 80,000円)。
アナログ・ディスク入力ボード AD-30 価格 66,000円(税別 60,000円)。
ライン入力ボード LINE-10 価格 8,800円(税別 8,000円)。      2013年7月中旬 
 

 

アキュフェーズ新製品資料より

創業 40 周年記念モデルとして発売した、最高峰のプリアンプ C-3800 は、全世界のオーディオ・ファイルから絶賛のお言葉を頂戴し、性能・音質ともプリアンプの標準機としての揺るぎない支持を得ることができました。『Balanced AAVA』を搭載し、入力から出力まで完全バランス構成を実現した C-3800、この思想・技術を受け継いだ兄弟機のプリアンプ C-2820、C-2420 が既に誕生し、高い評価を頂いています。 


今回ご案内いたします新製品『ステレオ・コントロール・センターC-2120』は、これら C-3800 などの卓越した設計テクノロジーを導入し、C-2110 全回路の完成度を高めてフルモデル・チェンジ、さまざまなソースに対応する機能性と高音質を目指した自信作で、プリアンプのボリュームゾーンをなす製品です。 


アナログ・プリアンプの概念を根本から変えた革新的技術:『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』はプリアンプ C-2800 に初めて搭載、それ以後アキュフェーズは、AAVA 技術を常に進化させてきました。AAVA は、あくまで純粋なアナログ処理によるボリューム・コントロールです。

従来の可変抵抗器を追放することにより、
①圧倒的な高 SN比 
②超低ひずみ率 
③音量調整による周波数特性の変化や音質変化が少ない
④左右の音量誤差(連動誤差)が極小
⑤左右のクロストークが極小
 などボリューム・コントロールの性能・音質上の諸問題を解決し、今までのボリューム概念を一変させました。
さらに 重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部品類で構成されているため、機械的摩耗が 
なく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。そして、パネル面のボリューム・ノブを回して(音量ボリューム値)その位置を検出しますので、通常のアンプと同一感覚で操作できます。

C-2120 はトランス、フィルター・コンデンサーなど電源部を左右独立構成、さらにライン入力、バランス出力、AAVA などの回路を構成しているユニット・アンプ群を左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置、しっかりと固定しました。
このモノ・コンストラクションにより、チャンネル間の電気的・物理的干渉を防止しています。

本機の大部分は《ボリュームと一体化したラインアンプ》が占めていますが、プリアンプとして多くの機能を搭載、高音質設計のトーンコントロールを初めコンペンセーターなどの音質調整機能、レコー ダー機能も備えています。

入・出力端子に直結し最短距離で信号切り替えができるロジック・リレーコントロール、接続を変えることなく簡単に他のプリアンプを活用することができる『EXT PRE』機能、外装にアルミ押し出し材を使用した重厚なリモート・コマンダーも付属しています。

また、オプション関係の拡張性を高め、192kHz/24 ビットまでのハイビット・ハイサンプリングに対応した USB 端子付き『ディジタル入力ボード:DAC-40』を新しく開発、PCにダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して高音質な音楽再生を可能にします。

また、OPTICAL、COAXIAL、USB の各端子を選択できる『DAC 入力切替ボタン』を装備し機能性を追求、ロックしたディジタル信号のサンプリング周波数を数値表示できる機能もプリアンプとして初めて装備しました。

アナログ・レコードの再生にも新開発の『アナログ・ディスク入力ボード:AD-30』を用意、MC/MM カートリッジに対応するゲイン(MC: 66dB、MM:40dB)と MC 負荷インピーダン(30Ω/100Ω/300Ω)を見直して、MC/MM あらゆるカートリッジに対応したハイグレードなレコード再生が可能です。

本機のデザインは、左右に入力セレクターと音量ボリューム・ノブを設け、ファンクションのほとんどをヒンジド・パネルに収納、ゴールド調のパネルフェースを基調にしています。 
またサイドパネル面はアルミ素材に落ち着きのある光沢塗装仕上げを行い、高級感あふれる 
優美な雰囲気を醸し出しています。

アナログ高級プリアンプとして、全素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求したC-2120 は、あらゆるソースに柔軟に対応し、いきいきと潤いに満ちた深い表現力で音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。


1.画期的な AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)方式ボリューム・コントロール
 

プリアンプの主な機能は入力の選択と音量調節です。
この中で音量調整機能は性能と音質を左右する最も重要な部分です。
一般的に音量調節は可変抵抗器を使用して、その機械的回転と接触により抵抗値を変化させて音の大きさを調節しますが、本機に搭載している『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』は、アキュフェーズの特許技術で全く新しい概念のボリューム・コントロール方式です。音楽信号が可変抵抗器を通らないため、インピーダンス変化の影響を受けません。これにより、高 SN 比、低ひずみ率で、音質変化もほとんどなく音量を変えることができます。 

■ AAVA の動作原理 
AAVA は、入力した音楽信号を《V-I(電圧-電流)変換アンプ》で、《1/2、1/22、・・、1/215、1/216》の『16 種類の重み付けされた電流』に変換します。16 種類の電流は、それぞれ 16 個の電流スイッチによって ON/OFF、その組み合わせで音量が決まります。切換制御は、心臓部である CPU(マイクロ・プロセッサー)によってコントロールされます。
これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。
さらに終段で、合成電流を《I-V(電流-電圧)変換器》によって電圧に戻します。
このように、内部は電流モードで動作しますので、電流スイッチの ON 抵抗による影響をほとんど受けません。 


■ 合計 18 個の『V-I 変換アンプ』を搭載。入力部は、バッファー・アンプをディスクリート化で強力ドライブ 
 AAVA の雑音特性を左右する要素の一つに入力のバッファー・アンプがあります。このバッファーアンプに低雑音素子を使用したディスクリートアンプをバランス構成とすることで一層の高 S/N 化を図っています。

■ AAVA は回路構成がシンプル 
 AAVA は、増幅器とボリューム調整とが一体化した新しい概念の電子回路で、音楽信号にとって大変シンプルな構成になっています。このため、性能や音質の経年変化による劣化が少なく、長期に亘って高信頼性を保持します。

■ AAVA はアナログ処理 
 AAVA は、音楽信号を『電圧→電流』に変換、電流をスイッチで切り替えてゲインをコントロール、再び『電流→電圧』に変換する純粋なアナログ処理です。電流スイッチの切り替えは、CPU(マイクロ・プロセッサー)でタイミングや組み合わせを精密に行います。

■ 音量を変えても、高 SN 比・低ひずみ率を維持し、周波数特性や音質の変化が少ない

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでもボリュームを絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。

■ ボリューム・コントロールの分解能

 AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音 
量を可変します。16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わ 
せが可能です。さらに上位 2 ビット分を並列接続し、片チャンネルあたり 18 個のアンプを 
使用することで実用域での大幅な性能向上を実現しています。


■ 操作感覚は従来ボリュームと同じ

 実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲインを選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

■ 左右の連動誤差やクロストークから解放 
可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。
また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもこの部分では発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。 

■ アッテネーターや左右のバランス・コントロールも AAVA 
左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。 

■ プリアンプ本体の増幅度(ゲイン)を正確に表示 
 AAVA は、入力から出力までのプリアンプ全体の増幅度(ゲイン)をボリューム・ノブの回転により、正確に変化させることができ、その数値(dB)をパネル中央部のディスプレイ部に表示します。 

2.入力ポジションに対応した位相設定が可能 
 

C-2120 内部では入力信号と出力信号は同相ですが、接続する入力や出力機器によっては位相を逆にしたいことがあります。このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を変えることができ、さらに入力セレクター、レコーダーなど全ての入力ポジションに対応し、入力端子毎に位相の設定が可能です。『INV』LED の《点灯(逆相)/消灯(正相)》で確認できます。特にバランス接続の場合、入・出力の接続コネクターの極性に合わせて簡単に設定することができます。

3.高音質・長期安定性に優れた、ロジック・リレーコントロール信号切替回路 

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しています。これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接点抵抗・高耐久性の極めて質の高いものです。 


4.プリアンプのゲインを選択可能 

当社のプリアンプの標準利得は 18dB ですが、本機は全体の利得を《12dB、18dB、24dB》の 3 種類から選択することができます。フロントパネルに切替スイッチを用意していますから、スピーカーの能率等を含めて再生系のトータル・ゲインを整え、ユーザーのニーズに合わせた最適なゲインを選択してお使いいただけます。 

5.ユニット・アンプ化した回路は左右独立構成 

本機の主なアンプ回路は、入力バッファー、AAVA、バランス出力、ヘッドフォーンアンプなどの左右合計 5 ユニット・アンプ群で構成されています。各ユニット・アンプは、ガラス基材のマザーボード上に、左右完全に独立構成で配置しました。これらのユニット・アンプは、相互干渉しないように金属によるフレーム構造によりしっかり保持され、電気的干渉、物理的振動を抑制しています。 

6.左右独立させた、モノ・コンストラクション構成の理想電源 
 

電源部にも贅を尽くしました。電源回路はエネルギー源と同時に、ここから供給される負荷電流も音質に大きな影響を与え、電源の質も非常に重要になります。
本機は、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、高音質タイプを搭載、電源トランスともに左右を独立させたモノ・コンストラクションで余裕ある強力な電源部を構成しています。
同時に内部の構造・配置的にも左右チャンネルを分離、更に全ユニット・アンプに広帯域低インピーダンス電源を搭載し、アンプ間の相互干渉を徹底的に防止し、電気的特性や音質の向上を可能にしました。

7.音質重視の専用ヘッドフォーン・アンプ回路を内蔵 
 

ヘッドフォーンでの鑑賞もリスニングの重要なファクターです。本機は、音質に配慮し、シングルエンド・プッシュプル(パワーアンプなどと同構成)の本格的なヘッドフォーン専用のアンプを設け音質に配慮しました。、ヘッドフォーン出力はメインボリュームで可変することができます。

8.音質重視の加算型アクティブ・フィルター方式トーン・コントロール 
 

プログラム・ソースのエネルギーバランスは千差万別であり、スピーカー・システム、リスニング・ルームによっても大きくバランスが変わりますが、いつも自分の好みのエネルギー・バランスに整えて鑑賞したいものです。 
本機は、本格的なグラフィック・イコライザーに使用される加算型アクティブ・フィルター方式のトーン・コントロールを搭載しました。 


この原理は右図の通りで、本来のフラット信号はストレートに通過し、必要に応じて F1、F2 で特性を作り、フラットな信号から増減させる方式で音質的に大変優れています。

BASS/TREBLE コントロールノブが中央にあるときは、フィルター回路が接地されて外れます。

低音部は 40Hz/100Hz を切り替えて BASS コントロール(最大±10dB)、高音部は 8kHz/20kHz を切り替えて TREBLE コントロール最大±10dB)が可能です。 


9.その他の機能 

レコーダーを接続し、録音・再生ができるように『レコーダー・スイッチ』、『モノ/ステレオ切り替えボタン』、表示の消灯ができる『ディスプレイ ON/OFF ボタン』を装備しています。

音質調整機能として、小音量時の量感不足を補うため、低音の量感を増す『コンペンセーター』を装備しました。

また、瞬時に音量を下げる『アッテネーター』や『ゲイン切替』スイッチなどを装備しています。

10.外部プリアンプとの切り替えができる『EXT PRE』機能 

 OUTPUT スイッチで『EXT PRE』ポジションに切り替えて、接続ケーブルを変えることなく、他のプリアンプなどを活用することができます。例えばホームシアターなどの場合、外部プロセッサーのフロント L/R の出力を接続しておけば、本機をパスして直接パワーアンプに入力することが可能です。

11.合計 10 系統の入力端子と 4 系統の出力端子 


プログラムソースの多様化に備えて、多くの入・出力端子を装備しました。入力は RCAフォノジャックが 8 系統(CD、TUNER、LINE 3 系統、レコーダー、そしてオプションの2 系統)、それにバランス入力が CD およびラインの計 2 系統と豊富です。出力は、RCAピンジャック 2 系統とバランス 1 系統、レコーダーの合計 4 系統を備えています。



12.リアパネルに 2 枚のオプション・ボードが増設可能 
 

オプションを簡単に挿入できるスロットをリアパネルに 2 枚分装備していますので、空いているスロットに任意のボードを増設することができます。

■ アナログ・ディスク入力ボード AD-30:アナログ・レコードを演奏する場合に使用します。MC/MM 型どちらのカートリッジにも対応します。

■ ディジタル入力ボード DAC-40:COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)、USB の 入力端 子を装備 し、CD プレ ーヤーや PC 等 と接続 し て 192kHz/24bit (COAXIAL・USB)、96kHz/24bit(OPTICAL)までのディジタル信号を入力できます。

■ ライン入力ボード LINE-10:C-2120 本体のライン入力が不足する場合に使用します。 


13.オプションボード《USB 端子付ディジタル入力ボード:DAC-40》を増設して、ディジタル入力でハイグレードな音楽再生が可能

DAC-40 は、最新の高音質・高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載したオプションのディジタル入力ボードです。C-2120 のオプション・スロットへ増設すると、ディジタル信号を直接入力することができ、ハイグレードなサウンドを楽しむことができます。

入力端子は、USB(タイプ B)、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)の 3 種類を装備し、サンプリング周波数は、COAXIAL・USB:192kHz/24bit 、OPTICAL:96kHz/24bit までの高品位音源に対応します。この中で USB 端子は、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して、高音質な音楽再生が可能です。 

C-2120 では DAC-40 の入力を選択できる 
DAC 入力切替ボタンとロックしたディジタル信号のサンプリング周波数を表示する機能を装備しています。

*USB 端子と PC を接続して演奏するには DAC-40 に付属する USB ユーティリティ(CD)を PC にインストールする必要があります。

14.アルミ光沢仕上げの精緻なサイドパネル
 

正面パネルは、アキュフェーズの伝統であるシャンペンゴールド色のアルミにヘアラインを施し、サイドパネル面は、アルミ素材に落ち着いた光沢塗装仕上げとしました。精緻で優美な雰囲気を醸し出し、リスニングルームの雰囲気を一段と引き立てます。 

C-2120 には、ディジタル入力ボード DAC-40、アナログ・ディスク入力ボード AD-30、ライン入力ボード LINE-10 の 3 種類のオプション・ボードが用意されています。用途に応じてリアパネルのオプション用スロットに増設してください。

・空いているスロットに、任意のオプション・ボードを増設することができます。

・ディジタル入力ボード DAC-30/DAC-20/DAC-10、アナログ・ディスク入力ボードAD-20/AD-10/AD-9 、 ラ イ ン 入 力 ボ ー ド LINE-9 も 使 用 で き ま す 。
 た だ し 、DAC-30/DAC-20/DAC-10 は入力の選択及びサンプリング周波数表示はできません。また、AD-10/AD-9 を使用する場合、C–2120 パネル面の MC/MM 切替ボタンは動作しないため、ボード上での設定が必要になります。 


 

7/6追記

6/3 にC-2120 、P-4200が当店で聴けました。

4日まえにアキュフェーズ本社試聴室ではじめてブラインドテストで聴きましたが、その時の印象と大きく変わることは無かったです。

とくに低音の迫力とリアリティが魅力の新製品のセットです。


C-2120試聴機には

オプションボード《USB 端子付ディジタル入力ボード:DAC-40》が組み込まれており、

コアキシャル・デジタル入力してみるとプリの表示部に「192kHz/24bit」とサンプリング入力が表示されます。



8月にこのセットの試聴会も予定しております。

是非ご参加ください。

その際 DAC-40のUSB入力や実力も更にテストしてみたいと思います。

 

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2011 年末のご挨拶   2011/12
アキュフェーズ 電源 PS-1220 納品 2014/9

アキュフェーズ 公開クリニック&試聴会のご案内

アキュフェーズ 公開クリニック&試聴会(主力機種が勢ぞろい!)


日時  5月11日(土)
       5月12日() 盛況のうちに終了いたしました。

場所  サウンドマック当店にて

二日間はアキュフェーズの
技術、サービス、営業 3名のスタッフが常駐しており、
アキュフェーズ製品 修理/点検を
お客様立ち会いのもとで行わせて頂きます。

クリニックは事前にご予約が必要となります。 
⇒スタッフまでメール、TELなどでお申し込みください。  
 
公開クリニック当日特別価格 (事前ご予約が必要となります。)

保証期間内 :無償    
保証期間外 :有償    
     
CDプレーヤー(DP-○○○) 
3年以上5年未満   ¥3,000+部品代  

CDプレーヤー以外の製品  
5年以上10年未満   ¥5,000+部品代  
10年以上20年未満   ¥8,000+部品代  
20年以上   ¥15,000+部品代  
 上記金額には消費税は含まれません     当日、終了いたしました。

注意事項     
(A)  当日は保証書とメンテナンス製品をお持ちください。      
(B)  保証期間内であっても保証登録のない場合は有償になります。         
(C)  当日修理が不可能な場合は本社送りとさせて頂きます。  
(D)  修理はお客様立ち会いのもとで行わせて頂きます。  

 1件に付き約1時間かかります。 
一部の旧製品の症状によっては修理不能の場合もございます。
二日間のご予約数も限りが御座いますので、お申し込み時にお尋ねください。

4/20 追記
ご予約を承りましてまだ数日ですが、
既に12日()のご予約が結構入って埋まってきています。

11日(土)ご希望ご予約はまだまだ今からですが、
12日()ご希望の方がいらっしゃいましたらお早めにどうぞ!

4/27追記
主力製品 試聴機器続々入荷!

ご試聴の方は、予約は必要ございません。
本日からでもどうぞお立ち寄りください。

CDプレーヤー
DP-410、 DP-550、 DP-900 DC-901

プリアンプ
C-2420C-2820C-3800


パワーアンプ
A-46P-6100A-65A-200  

プリメイン
E-460 、 E-560E-360PS-1220ほか引き続き入荷予定
 
お好きな組み合わせでどうぞ!



5/11 AM 始まりました。
 
スナップ
サービスの高橋さんがDP-75のメカを外しています。



DP-75のCDトランスポートが外されました。

本体はメカ部がすっぽり抜けています。
いつもは、あまり見れない光景です。



トランスポートの上カバーも外されメカ部が裸状態に・・

動作部をクリーニングした後、
消耗する部品(ベルトなど)の磨耗した状態と新品部品をオーナー様の前で比較・・



消耗した部品は見ただけで全然変わり果てています。

この後、電源部、アンプ部のコンデンサー二つとロードスイッチを交換。
測定後、組み立てとスムースに進みます。
最後に音だし、チェック、ばっちりです。

それにしても、こんなに手際のよいサービスマンの方は初めてお目に掛かりました。
しかもタフな方です。本日も何台こなされたでしょうか・・

加えて高橋さんは大のカープファンらしく、
関東圏から広島のマツダ・スタジアムまで2泊3日の強行軍でよく来られるそうです。
親しみがわきます。(笑)

5/12   スナップ

本日の一台目はE-350
目立った症状はメーターのランプが暗くなったとのこと・・



ランプ基板修理とランプ交換後
オーディオアナライザーでひずみ率ほか検査



高橋さんは回路動作の解説までオーナー様に細かく説明をされていて
まさにプレゼンテーションもお出来になるスーパー・サービスマンです。



オシロでスイッチのガリオームなど検査

 


使用年数の経ったアンプは、音だけ聴いたのでは分からないのですがオシロスコープで見ると劣化してきている部分がよく判ります。
 

▼こちらはC-3800A-46DP-550など只今、大ヒットモデルを設計、もしくは携わっておられる
田尾さんによる解説付き 試聴ルームとさせていただきました。

スタッフとの雑談のなかにも、比較的リーズナブルなアンプのなかでは
A-46をBTLで使用すると更にすごい! と我が子のようなA-46にも愛情が溢れます。





何故BTLがよいのか・・も設計に素人の私たちにアース電流の行く先、
信号増幅時の電流の向きなどを図に描いて説明いただきました。
バランスのような動作をするということです。

BTLは本当にメリットだけなのか、 動作時の高調波歪について、
聞きかじりの古い定石で食い下がってみましたが、
実際に実測でも悪くなるデーターは無いそうです。

もちろん、
ダンピング・ファクターの件も織り込み済みですが、
最終はオーナー様のお好みということで。
 

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 C-2420 発表

new プリアンプ  C-2420 発表

11月末発売  メーカー希望価格 748,000円 税別680,000円

10/23に製品が来ますので、改めてご紹介したいと思います。


プリアンプ C-2420

上位機種C-2820の特徴、パフォーマンスをそのままに コストダウン!

PRE出力の表示メーターが前面にはっきり表示されますが、音楽に集中したい方は2段階で無表示にも出来ます。

その後、リモコンもしくはボリュームで音量を可変したときにだけ、数秒表示されて、また無点灯に戻ります。



以下 アキュフェーズ新製品資料より

今回ご案内いたします新製品 『プレシジョン・ステレオ・コントロールセンターC-2420』は、
アキュフェーズの研ぎ澄まされた感性と C-3800 および C-2820 で開発された技術を導入することにより、 
C-2420 全回路の完成度を高めてフルモデル・チェンジしました。

先進技術の導入により、フラッグシップに迫る性能と音質を目指した自信作で、プリアンプの新時代を築き上げてまいります。 

 2002 年に発売したプリアンプ C-2800 は、アナログ・プリアンプの概念を根本から変えた 
革新的技術:『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』を初めて搭載、それ以後アキュフェーズは、AAVA 技術を常に進化させ磨き上げてまいりました。AAVA は、あくまで純粋なアナログ処理によるボリューム・コントロールです。

従来の可変抵抗器を追放することにより、
①圧倒的な高 SN 比 ②超低ひずみ率 ③音量調整による周波数特性の変化や音質変化が少ない ④左右の音量誤差(連動誤差)が極小 ⑤左右のクロストークが 極小 などボリューム・コントロールの性能・音質上の諸問題を解決し、今までのボリューム概念を一変させました。



さらに重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部品類で構成されているため、機械的摩耗がなく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。
そして、パネル面のボリューム・ノブを回して(音量ボリューム値)その位置を検出しますので、通常のアンプと同一感覚で操作できます。

今回 C-2420 ではボリューム・ノブに直結した音量検出機構に C-2820 と同じアルミブロックから切削加工した高剛性・高精度の《ボリュームセンサー》を搭載し、操作フィーリングや精度の大幅な向上を図りました。 


 C-2420 はトランス、フィルター・コンデンサーなど電源部を左右独立構成、さらにライン入力、バランス出力、AAVA などの回路を構成しているユニット・アンプ群を左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置、しっかりと固定しました。



このモノ・コンストラクションにより、チャンネル間の電気的・物理的干渉を防止しています。

本機の大部分は《ボリュームと一体化したラインアンプ》が占めていますが、プリアンプとして多くの機能を搭載、高音質設計のトーンコントロールを初めコンペンセーターやサブソニック・フィルター 
などの音質調整機能、レコーダー機能も備えています。



入・出力端子に直結し最短距離で信号切り替えができるロジック・リレーコントロール、接続を変えることなく簡単に他のプリアンプを活用することができる『EXT PRE』機能、外装にアルミ押し出し材を使用したリモート・コマンダーも付属しています。 

さらに、別売フォノイコライザー・ユニット AD-2820 をフルに活用できる機能スイッチ をサブパネル内に装備し、リアパネル側のオプション・スロットに挿入することにより、 
MC/MM あらゆるカートリッジに対応したアナログ・レコードの再生が可能となります。 


 本機のデザインは、左右に入力セレクターと音量ボリューム・ノブを設け、ファンクションのほとんどをヒンジド・パネルに収納、ゴールド調のパネルフェースを基調にしています。 

またサイドパネル面は本木目で仕上げ、優美で暖かい雰囲気を醸し出しています。

アナログ高級プリアンプとして、全素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求した C-2420 は、いきいきと潤いに満ちた深い表現力で音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。 

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プリアンプの主な機能は入力の選択と音量調節です。この中で音量調整機能は性能と音質を左右する最も重要な部分です。
一般的に音量調節は可変抵抗器を使用して、その機械的回転と接触により抵抗値を変化させて音の大きさを調節しますが、本機に搭載している 『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』は、アキュフェーズの特許技術で全 く新しい概念のボリューム・コントロール方式です。
音楽信号が可変抵抗器を通らないため、インピーダンス変化の影響を受けません。
これにより、高 SN 比、低ひずみ率で、音質変化もほとんどなく音量を変えることができます。

AAVA は、入力した音楽信号を《V-I(電圧-電流)変換アンプ》で、《1/2、1/22、・・、1/215、1/216》の『16 種類の重み付けされた電流』に変換します。
16 種類の電流は、それぞれ 16 個の電流スイッチによって ON/OFF、その組み合わせで音量が決まります。
切換制御は、心臓部である CPU(マイクロ・プロセッサー)によってコントロールされます。
これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。

さらに終段で、合成電流を《I-V(電流-電圧)変換器》によって電圧に戻します。
このように、内部は電流モードで動作しますので、電流スイッチの ON 抵抗による影響をほとんど受けません。

16 種類の電流に変換する《V-I 変換アンプ》は、増幅度の高い 1/2 と 1/22のアンプはそれぞれパラレル構成で、合計 18 個としています。
これにより非常に低雑音の電流源を作り出すことができ、一層の高 S/N 化を図っています。 

AAVA は、増幅器とボリューム調整とが一体化した新しい概念の電子回路で、音楽信号にとって大変シンプルな構成になっています。
このため、性能や音質の経年変化による劣化が少なく、長期に亘って高信頼性を保持します。 

AAVA は、音楽信号を『電圧→電流』に変換、電流をスイッチで切り替えてゲインをコントロール、再び『電流→電圧』に変換する純粋なアナログ処理です。
電流スイッチの切り替えは、CPU(マイクロ・プロセッサー)でタイミングや組み合わせを精密に行います。

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。



AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでもボリュームを絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。 
AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わせが可能です。

 
実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲインを選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

パネル面のボリューム・ノブを回して音量レベルのポジションを検出、この信号が CPUに伝達され、ノブ位置に相当する音量になるように CPU がコントロールして電流スイッチを切り替え、AAVA のゲインを選択します。
この自社開発による『ボリュームセンサー機構』は、アルミブロックから削り出して超精密かつ重量級に仕上げ、ノブ回転時の質感・フィーリングを極め、より緻密な位置検出と滑らかで重厚な操作フィーリングを実現しています。
また、内部はモーターによる電動機構を設け、リモート・コントロールが可能です。

可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、 微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもほとんど発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。

左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。

AAVA は、入力から出力までのプリアンプ全体の増幅度(ゲイン)をボリューム・ノブの回転により、正確に変化させることができ、その数値(dB)をパネル中央部のディスプレイ部に表示します。

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しています。
これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。
これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接点抵抗・高耐久性の極めて質の高いものです。

C-2420 内部では入力信号と出力信号は同相ですが、接続する入力や出力機器によっては 位相を逆にしたいことがあります。
このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を変えることができ、さらに入力セレクター、レコーダーなど全ての入力ポジションに対応し、入力端子毎に位相の設定が可能です。『INV』LED の《点灯(逆相)/消灯(正相)》で確認できます。
特にバランス接続の場合、入・出力の接続コネクターの極性に合わせて簡単に設定することができます。

当社のプリアンプの標準利得は 18dB ですが、本機は全体の利得を《12dB、18dB、24dB》 の 3 種類から選択することができます。
フロントパネルに切替スイッチを用意していますから、スピーカーの能率等を含めて再生系のトータル・ゲインを整え、ユーザーのニーズに合わせた最適なゲインを選択してお使いいただけます。

本機の主なアンプ回路は、入力バッファー、AAVA、バランス出力、ヘッドフォーンアンプなどの左右合計 6 ユニット・アンプ群で構成されています。
各ユニット・アンプは、ガラス基材のマザーボード上に、左右完全に独立構成で配置しました。
これらのユニット・アンプは、相互干渉しないようにスチールと 8mm 厚の硬質アルミによるフレーム構造によりしっかり保持され、電気的干渉、物理的振動を抑制しています。

電源部にも贅を尽くしました。
電源回路はエネルギー源と同時に、ここから供給される負荷電流も音質に大きな影響を与え、電源の質も非常に重要になります。
本機は、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、10,000μF の大容量・高音質タイプを 4 個搭載、電源トランスともに左右を独立させたモノ・コンストラクションで余裕ある強力な電源部を構成しています。
同時に内部の構造・配置的にも左右チャンネルを分離、更に全ユニット・アンプに広帯域低インピーダンス電源を搭載し、アンプ間の相互干渉を徹底的に防止し、電気的特性や音質の向上を可能にしました。 


プログラム・ソースのエネルギーバランスは千差万別であり、スピーカー・システム、リスニング・ルームによっても大きくバランスが変わりますが、いつも自分の好みのエネルギー・バランスに整えて鑑賞したいものです。 
本機は、本格的なグラフィック・イコライザーに使用される加算型アクティブ・フィルター方式 のトーン・コントロールを搭載しました。 



この原理は右図の通りで、本来のフラット信号はストレートに通過し、必要に応じて F1、F2 で特性を作り、フラットな信号から増減させる方式で音質的に大変優れています。さらに低インピーダンス化し、低雑音化を図りました。

ヘッドフォーンもリスニングの重要なファクターです。
本機は、パワートランジスタを終段に使用した、本格的なヘッドフォーン専用のアンプを設け音質に配慮し、ボリュームでヘッドフォーン出力を可変することができます。また、ヘッドフォーンの感度にあわせて、ヘッドフォーン出力レベルを 2 段階(HIGH:基準に対して +10dB)に切り替えるスイッチ 
を装備、ボリュームの使用位置を使い易くしています。 
 

レコーダーを接続し、録音・再生ができるように『レコーダー・ボタン』、『モノ/ステレオ切り替えボタン』、表示の消灯ができる『ディスプレイ ON/OFF ボタン』を装備しています。 
 

音質調整機能として、小音量時の量感不足を補うため、低音の量感を増す『コンペンセーター』
を装備しました。 
 

さらに、音質を劣化させずに有害な超低域ノイズをカ ッ ト す る 、
本 格 的 な10Hz(-18dB/octave)の特性を持つサブソニック・フィルターを設けました。
アナログ・ディスクにソリがある場合には有効な機能です。 
 

OUTPUTS スイッチで『EXT PRE』ポジションに切り替えて、接続ケーブルを変えることなく、他のプリアンプなどを活用することができます。
例えばホームシアターなどの場合、外部プロセッサーのフロント L/R の出力を接続しておけば、本機をパスして直接パワーアンプに入力することが可能です。 

プログラムソースの多様化に備えて、多くの入・出力端子を装備しました。入力は RCAフォノジャックが 8 系統(CD、TUNER、LINE 3 系統、レコーダー、そしてオプションの アナログ・ディスク 2 系統)、それにバランス入力が CD およびラインの計 2 系統と豊富です。出力は、RCA ラインとバランスをそれぞれ 2 系統とレコーダーの合計 5 系統を備えています。 

正面パネルは、アキュフェーズの伝統であるシャンペンゴールド色のアルミにヘアラインを施し、サイドパネル面は、上品な本木目仕上げとしました。精緻で優美な雰囲気を醸し出し、リスニングルームの雰囲気を一段と引き立てます。

C-2420 は、CD などのライン専用構成です。
貴重なアナログ・レコードの再生には、C-2820と共通に使用できる、フォノイコライザー・ユニット AD-2820 をリアパネル側に増設することにより、レコード再生が可能となります。

AD-2820 は、プリント基板に《ガラス布フッ素樹脂基材》を採用し、頑丈なアルミケースに収納、外部からの影響を極小に押さえています。
入力端子と増幅回路を最短距離で接続し、極限の SN 比を実現しています。本体との接続は信頼性の高い DIN 規格のコネクターを採用しています。

右図がサーキット・ダイアグラムで、内部回路がバランス構成になっているのが大きな特徴です。MC/MM それぞれのカートリッジにマッチした専用入力回路を備え、あらゆるカートリッジに対して最も優れた性能を発揮するように考慮されています。MM 入力時はカートリッジの高出力インピーダンスに整合させるため、低雑音のFET(Q1, Q2, Q3, Q4,Q5, Q6)で構成しました。



一方 MC 入力時は、微小信号を低インピーダンスで受けるため、低雑音バイポーラ・トランジスター(Q7~Q10)による差動入力回路を構成、NFB ループの低インピーダンス化を図ることにより、雑音の少ない再生を可能にしました。

 MC の入力インピーダンスは『10/30/100/300Ω』の 4 種類を選択可能で、MM は 47kΩ固定です。また、利得もカートリッジの出力に合わせて MC では『60dB、70dB』を、MMは『30dB、40dB』を選択できます。
これらファンクションの切り替えは、フロントパネル面で行います。従って、操作フィーリングはフォノイコライザーを内蔵したプリアンプと全く変りありません。 

 《C-290V/ C-290 で使用した AD-290V/ AD-290》や《C-2810/ C-2800/C-2410/C-2400で使用した AD-2810/ AD-2800》とも互換性があり、そのまま C-2420 に使用することができます。

 但し、MC 入力インピーダンス:300Ωポジションは、旧製品にはその機能がないため動作しません。さらに『AD ゲイン切り替え』はノブの表示と異なり、MC:『62dB、68dB』、MM:『30dB、36dB』となります。 

また AD-2820 は、C-2820/C-2810/C-2800/C-2410/C-2400/C-290V/C-290 にも使用することができます。

但し、C-2820 以外は MC 入力インピーダンス:300Ωポジションは、それら製品のパネル面にポジション表示がないため使用できません。
さらに『AD ゲイン切り替え』はノブの表示と異なり、MC:『60dB、70dB』、MM:『30dB、40dB』となります。

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2012年 9月のイベント予定 1 Accuphase40周年記念モデル試聴会

9月1日(土)、2日(   講演時間  PM2:00~3:30
イベントは終了いたしましたが、9/9までフリーでご試聴いただけます。

Accuphase40周年記念フル・ラインナップ・モデル試聴会

使用機材 
A-200C-3800DP-900DC-901PS-1220DG-48 ほかに C-2820 、A-65

奮ってご参加ください。    

A-200用に PS-1220を右、左それぞれ2台準備しております。

お楽しみにしてください。

9/1 PM2:00 講演始まりました。

PM2:30  第一回講演中!

只今
満席ですが、予備席もご用意しておりますので、まだ3~4人は入室いただけます。

PM3:00
いっぱいいっぱい満室です。

PM3:35~
一応第一回が終了しました。 3人様が引き続き試聴されていますが、
新規のお客様がどんどん増えて、また満席に・・ 引き続き、急遽講演が始まりました。

DG-48
の実践の使いこなしなどにもスポットがあたっています。

今までの記事でも何度かご紹介してまいりました当店のお馴染み様の猛者の方々も続々とご来店・・

日頃お忙しくご活躍の方々ばかり、これだけのメンバーの方が同時間にご参加いただき・・
スタッフ目線ではある意味、機材にも増して壮観です。

講演も延長されたりイレギュラーとなりましたが、熱気は本日のピークを迎えました。

やはりアキュフェーズ試聴会はなにかが起こります。

2日() も講演時間  PM2:00~3:30となっております。
奮ってご参加ください。 ほかの時間帯は自由試聴です。

 

9/2  PM2:00 
二日目の講演、満席で始まりました。 昨日とは違い皆さん比較的ゆっくり聴いていただいています。

PM3:30 
講演終了しました。

PM3:35~
終了前後から 自由試聴ご希望のお馴染み様が愛聴盤を持参でお見えになり
引き続き試聴が始まっています。

ゆったり聴いていただけたおかげで生粋のアキュフェーズファンのTさんには
ジンマンのマーラー5番、ヴァントのブルックナー8番を全楽章聴いて頂けました。

 

結果的に常連様も丁度うまく土、に分かれて来場いただき、
土曜のように混乱しなくて良かったです。

有難うございました。

magnepan マグネパン MMG 展示開始いたしました。

magnepan new MMG 展示開始いたしました。

常時ご試聴いただけます。 (2014年11月現在は展示していません。)    

リアルな女性ボーカル、ヨーロッピアン・ジャズ、協奏曲、器楽曲、声楽、オラトリオなどが得意ではないでしょうか。

フラットスピーカーならではの定位感、ひずみの少ないHiFi音が特徴です。

ご都合のよい時間にどうぞご試聴ください。

よろしければ愛聴盤を是非お持ちください。

10/14追記

MMG は写真のとおり中級コーナーで鳴らし始めました。

価格がペアで¥168,000と有名輸入品にしては価格を安く設定されているためでもありました。

スピーカーが¥168,000ならアンプの予算も20万円~30万円という先入観もあったからです。

しかし今はトップ・エンドコーナーに鎮座しています。

となりの部屋に移動させて、アキュフェーズのC-2820A-65P-6100で鳴らしたところ
素晴らしい音で鳴り始めたからです。

クラシックを中心に奥行きが「グーーン」と数十メートル感じられ、雑味が全くなく、透明度も数十倍!
ある程度想像はしていましたが、それ以上、期待以上の大変身です。

この音を聴かされたら、みなさん欲が出て MMG より上のフラグシップに近い機種に挑戦してみたくなるのではないでしょうか・・

ただ現在のところ予算配分はスピーカー¥168,000、アンプ¥2,257,500です。
セットで考えると、悩ましい・・

アンプは選ぶけれど良いスピーカーです。

自身のCPは高くて、
価格も健気なのに、アンプにお金持ち(大浪費)を要求する不思議な名機です。
(独断で名機と言い切っちゃいました・・)

10/15追記

昨日、上記記事を追記して
また今日ですが、

本日、アキュフェーズDP-900、DC-901をご注文いただいた方(スーパーマニアです)に雑談がてらMMG を聴いてもらいました。

B&W N801を使用されていますご本人さんは、

「このタイプのスピーカーは低音が出んじゃろー」(native 広島弁)

笑っておられましたけれど、
LINNのDSでJazzをかけたところ力強く、太い、伸びやかなベースがでたところ、顔色が変わりました。

「・・ 思ったよりでるね」

価格を告げると、驚いたように 価格を聞き直されました。

magnepanは25年くらいまえ
箱形スピーカーを嫌う方を中心とした平面スピーカーブームの立役者でした。

magnepanは平面スピーカーのなかでもリーズナブルだったというのもあるかもしれません。
広島でも当店とライバルのお店が扱っておられました。

当店ではコンデンサー型の アコースタット、マーティン・ローガン、オールリボン型のアポジー などを常時展示してそれらを推奨しており、magnepanに関しては「×ぶー」でした。

当時のmagnepanは中域だけのAMラジオのような鳴り方で感心しなかったのですが・・

振動板技術の進化なのでしょうか?
それとも
当時は上記3つのフラット・スピーカーも完璧に鳴らせるアンプが無かったですから、
(一般論として平面スピーカーは周波数特性もフラットで自然な鳴り方をする良い面を持つ反面、低音のインピーダンスが1~2Ω近くになり・・・1~2Ωということは⇒ほとんどショートに近いスピーカーをドライブする⇒パワーアンプの電流がどんどん要求される⇒アンプの電源やパワー部がもたない⇒よい平面スピーカーの性能が発揮されない・・という負のスパイラル図式です。)

最近のアンプの性能が上がり、電源インピーダンスが低くなったことにより、スピーカーの低インピーダンスに対してもリニア・パワーが取り出せるようになったおかげでしょうか・・

一番リーズナブルなMMG を聴いただけでも、当時感じていた雑味も皆無、
低音でインピーダンスが1~2Ωに下がっていても、現在の良いアンプですとへっちゃらで全く崩れません。

超低音から超高音まで限界知らずにきれいに聴こえます。
抜群のアンサンブルです。
一番嫌いだったスピーカー(昔と同製品ではありませんが)に一番感心させられるって、何なんでしょう  技術の進歩と想像しても信じられません。

それからコンチェルトを15分くらい試聴

「すごいね」 「本当に この値段?」
「すごいでしょ」
「メーターでは3wくらい振れているね」

もう一度、価格の話題・・
私も価格についてだんだん不安になってきて、(胸張って、大嘘を書いているんじゃないかと)
株式会社ステラさんのHPをもう一度確認致しました。

確かに 税別 160,000 円 Pair となっています。 
何度も申し上げますとおり、本日もアンプはA-65で鳴らしました。

 

ステラ取り扱い製品 MAGNEPANなど6ブランド価格改定      2014/12

*常設展示