KR Audio Electronics社
KR274B | ||
¥53,900(税込み) | ||
発売
ガラード401+オルトフォンSMG-212のプレーヤーを
セットにお馴染み様のお宅に伺いました。
このプレーヤーはDENON DL-102(モノラル・カートリッジ)
用にお求め頂きました。(アームが本来SPU用ですので一工夫)
右隣のハイゲインPHONOイコライザー内蔵プリメイン・アンプは
ご友人の方から、廉価に譲り受けられたそうです。
このアンプはトランスで埋め尽くされている有名な佐久間さんのアンプモデルに
ご友人が手を入れられたそうです。
モノラル仕様プリ+パワーアンプ(プリ・メイン)です。
SMG-212アームのPUケーブルから一本(片ch)だけ出力。
アンプの入力も1chのみです。
(1chでこのトランスの量もある意味すごいですが・・ざっと見て
電源トランス、アウトプット、チョーク、ほかは入力トランスとドライバー・トランスでしょうか)
スピーカーはテレフンケンELA L8 1262のフルレンジ
にコーラルH-100のツイーターをプラスされてコンデンサーと
アッテネーターだけの -6dB 正相カットネットワークとされてます。(-12dBだと逆相になります。)
こちらもモノラルです。
このシステムで、
最近オーナー様が熱心に集めておられる
モノラールJazz盤を聴き倒そうという 楽しい計画ですね・・
どのレコードも味わいがあって、感慨深いものがありました。
ただ懐かしい音というだけではないです。
テレフンケン1262もシステムに合った非常に良い音がしています。
お知り合いの方の腕前も確かなのでしょう、
ノイズレベルの面でも優秀でモノ・プリメインも拘って作っておられます。
以前お求めいただいたJBL101やマッキントッシュも
大事にお使い戴いています。
こちらはステレオ用。
デジタルオーディオももちろんお持ちです。
コーヒーをご馳走になりながら
モノラルLPを聴かせて頂いていると完全にJazz喫茶です。
部屋の天井近くにはキース・ジャレットのフォトフレームも・・。
(オーナー様は古いものを聴き過ぎてキース・ジャレットは最近薄く感じられるとか)
まぁMONOソースというだけで濃く聴こえますからね・・
それにしてもDENON DL-102は最近よく売れてきていたのですが、
やはり音の良いカートリッジだと思いました。
同じモノラル・カートリッジで人気の ortfon CG 25 Di MKIIとまたいつか聴き比べてみたいものです。(両方持っておられる方に聞くと、「両方良いよ」という答えしかないでしょうから・・)
2014 / 1/ 9 追記
この記事のオーナーTさんから
2014年初荷で
ortfon SPU Mono G MKII のご注文をいただきました。
上記のCG 25 Di MKIとは製品がちがいますが
SPUでありながら、内蔵トランスはついて無くても、MMポジションで使用できる高出力MCモノラル・カートリッジです。
「届きました。
とても図太い音でなりました。さすがSPUですね。
すてきな音です。
早い対応ありがとうございました。
またよろしくお願いします。」
とのことでした。
喜んでいただいて良かったです。
高出力MCとなるとコイルの巻き数なども多いのかと想像しますが
音は好いようですね。
PS:
実はこのカートリッジ、
還暦のお祝いに娘さんと息子さんが出し合ってプレゼントされたものでした。
オーナーさんの徳とはいえお幸せなお話ですね・・泣けます・・微笑
真空管ファンはご存知だと思いますが
アンプの音質に関してはパワー管よりも整流管274Bのほうが大きく音質を変えるというのも知られています。
本家WEの274Bは音は良いですけれど、現在の価格はとんでもない価格ですよね。
しかもチョークトランスを挟んでπ型整流回路の両端にリップルを下げてSNを良くするため
大きなコンデンサー(例えば10μ→47μ→100μなど)をいれたりすると
本家274Bはコンデンサーが放出するラッシュ・カレント(突入電流)によって特に壊れやすいのもご存知の方も多いと思います。
という訳でスーパーマニアの間でも普段聴かれるときには中国製274Bを使用される方も多いのです。
上記のようにWE274Bで心地よく聴いていても
一瞬で10万円以上が飛んでなくなると急に心地よくなくなりますので・・
アナログ・プレーヤーのご相談をいただいたので
ターンテーブルが AcousticSolid アコースティック・ソリッド ⇒pdf のSolid Classic Wood ソリッド・クラシック・ウッドMKⅡという機種に
アームはortofonオルトフォン RS-212D ⇒pdf をお奨めいたしました。
お客様 O様からするとすこし予算オーバーだったので、
セカンド・オピニオンやいろいろ他の機種も検討されたみたいですが、
当店での第一候補のプレーヤーにしていただきました。
箱からパーツを出すと、先ず手袋が同梱されています。
指紋や汚れが着かない様にという配慮でしょうか・・
(昔アインシュタインのアンプにも同梱されていました)
ベースを取り出して、センタースピンドルに純正オイルを垂らします。
それからターンテーブルをセンタースピンドルにゆっくり装着するのですが、ここが一番気をつけないといけないところで、
ショックを少しでも与えると取り返しがつかない場面です。
緊張するなかでの
35mmアルミ削り出し7.5Kgのターンテーブルは非常に重たく感じます。
装着したターンテーブルを手袋をした手で廻してみると実に滑らかにスムーズに回ります。
オイル注入量も完璧だったのでしょう。(ここはオーナーO様のお手柄です)
ここまで済めば、
アーム取り付け、モーター電源取り付け、ベルト掛けとさっさとかたづきます。
ベースのフットを回し、水準器で水平を調整して
アームにメイン・ウエイトを装着、高さ調整、針圧調整、アンチ・スケーティングを仮にセッティングします。
(仮にというのは、アンチスケーティングはアームの目盛り通りではなく、音質を聴きながら微調整したほうが結果が良いからです。)
モーターは、
「ドイツBerger Lahr 社 シンクロナスモーターを使用」とカタログには謳っていますが、
回り始めてランプが点滅、回転が安定するとランプが点灯するという、シンクロ制御の精度が非常に高く、且つ使い安いです。
最後の調整で、
O様がハウリング・マージンを調べたいとおっしゃって、レコードに針を乗せられましたが、
3日後に採って頂く様 お願いしました。
設置して直ぐに測ってもよいですが、ほとんどの場合時間が経つと変わるので、ある程度正確な、より優秀なデーターを採るために待っていただきました。
いよいよ
オーナー様ご使用のTANNOY Canterbury15と真空管アンプ6550PP(プッシュ・プル)で音だし。
レコードは懐かしのゲーリーカー
想像していたとおりの音がひびき亘り、O様の目もきらきら、御満足そうです。
とりあえず、何事もなく無事納品が出来て、結果もgood !よかったです。
実は、今回のアーム オルトフォンRS-212Dの前身のタイプRS-212S復刻を
私自身30年前から持っているのですが、RS-212Dになって価格も倍以上に上がりましたが、強度、加圧精度、信頼度、フィーリングも倍以上になっています。
ショートアームですが、良く出来たアームだと思います。
よかった・・微笑
*オルトフォン | *AcousticSolid | Acoustic Solid |
*TANNOY | TANNOY タンノイ | *真空管 |
本日は McIntosh MC275 の納品で
お得意様のお宅にお邪魔しております。
写真はいつもと違い,携帯で撮った写真です。
真ん中がMC275です。
KT-88、12AX7、12AT7をセットいたしましたが、まだ通電していません。
皆さんも既にご存知のように、
マッキントッシュの輸入元は昨年、マッキントッシュ・ジャパンからエレクトリに移行いたしました。
オーナー様ご使用のスピーカーは、
知る人ぞ知る、珍しいビンテージ・スピーカー アメリカ・タンノイのGRFウィンザーです。
(蛇足ですが1974年ハーマングループのタンノイではなく、さらに20年まえのものです。)
このスピーカーのユニットは15インチモニターゴールドですが
キャビネットは本国イギリス箱ほど薄く軽量ではなく、ドイツ箱ほど重厚ではなく、
丁度両者の中間くらいでJazzもクラシックも実に魅力ある音で鳴ります。
プリのC22 Limited Edition、マランツオリジナル7もご使用です。
パワーは以前トランジスターでも鳴らしておられましたが、
今回は試聴の末、MC275とされました。
*TANNOY | TANNOY タンノイ | *marantz | *McIntosh |
*真空管 | *コンデンサー | *Vintage |
右上の赤いアンプです。 本当にコンパクト・サイズです。
最近、よく寝室でのコンパクト・オーディオやスタイリッシュなリビングに置きたいというお客様がいらっしゃるので
そういったニーズの方に良さそうなアンプです。
CDソフトともサイズを比較してみてください。
写真では分かりにくいかも知れませんが、
フロントパネル中央に赤いLEDが光ります。・・ Rubyのイメージでしょうか
突然ですが、コンパクト・コンポーネント特集
以前にご紹介した
コンパクト・サイズ・コンポーネント記事 & メーカー(代理店)ホームリンク
CDプレーヤー
→Pro-Ject Audio
コンパクト・コンポ
→Pro-Ject Audio Box Comp Series
AURA |
AURA note V2 発売 2013/12 |
トライオード Ruby と Pro-Ject Audio CD Box をセットにしたイメージです。
(仕様サイズから実寸イメージしてみました)
アンプ
真空管のコンパクトアンプといえば
Carot One 真空管+デジタルパワーアンプのハイブリッドアンプ ERNESTOLOですが、
当店でも常時展示をしています。 よく売れています。
DMSシステム
EAR プリメイン EAR834 Custom 展示開始いたしました。
試聴 ご希望の方は係りまで
このまえ一台納品させていただきました。
そのオーナー様はサンバレーさんの巨大出力管パワーを購入されたばかりでしたが
EAR834 Custom と音質比較され、こちらの方が女性ボーカルなどしっくりくるということで
買い替えられました。
2021現在 EAR834 Custom は生産終了品です。
*EAR | *Clearaudio | *Nottingham | *真空管 | *常設展示 |
845パラシングル・モノラル・パワーアンプトライオード TRX-M845 をじっくり聴く
日時 6月2日(土)~3日(日) 大盛況のうちに終了いたしました。
製品ご案内: ㈱トライオード 山崎社長
アンプの試聴は勿論ですが真空管の事なら何でもお尋ね下さい。
new GOLDMUND 新製品プリアンプ「Mimesis27.8」 も広島初お披露目いたします。
デジタルソースから「Mimesis27.8」内臓のDACを使用して、透明度の高い音で鳴っています。
特に女性の声は引き込まれます。
B&W 802 DiamondやAccuphase A-65などと比較して見ていただいてお分かりのように、一台がとにかく大きいです。
(サイズ : 横580×奥行440×高300mm 重量 : 55kg) モノラル・アンプ メーカー希望価格¥1,500,000 (Pair価格)
明日からイベントが始まります。
上記のHi-endアンプ以外にも Triode 新製品の真空管CDプレーヤーTRV-CD5SE、真空管DAC TRV-DAC1.0SE も聴いて頂けます。
是非、奮ってご参加ください。
6/4 後記
土、日を通じて多数ご来場いただき有り難うございました。
久々の真空管イベントでしたので、
また845が透明度を持って良く鳴ってくれましたので盛り上がりました。
出力管はスイッチひとつで845から211に替える事ができます。
211を沢山コレクションされておられるお客様は845 モノラルアンプでこの価格は、予想より安いと仰っていました。
真空管アンプはノイズが多いと思っておられる方が多かったのですが、
良い意味で期待を裏切られた方も多かったようです。
ゴールドムンド DAC内蔵プリアンプ「Mimesis27.8」は、当試聴会の後に専門雑誌社を廻るそうです。
それくらいの「ほやほや」新製品でした。
ご来場いただいた方も、当店もラッキーでしたね。
音は、当店がプリ、パワーでリファレンス常時展示していた頃(約12年前27me)のMimesisよりも厚みのある音でスムース、非常に良い印象をうけました。
*TRIODE | *845 |