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今後、発売される新製品 TRV-845SE

 

 

ご存知、送信管211と同等管で
オーディオ用途に人気の高い845のシングルアンプです。

エコ・ポイント? には程遠い30A、プレート電圧1000V級と、まさにマニア向けといえますでしょうか。
奇麗に明るく光るタングステンヒーターもLED電球とは対極です。    

中央の電源トランスは30Aを充分に供給できるよう大型に、
両側のアウトプットトランスはシングルアンプに起こりうる一次側の直流磁化を防ぐためのコアギャップを大きく取らなくてはいけない為、プッシュプルアンプのアウトプットトランスよりも大型になっています。

それでも、845のアンプにしてはコンパクトにデザインされています。

山崎さん(株 トライオード社長)曰く、トランス調達にいちばんご苦労されたとか。

ドライブ段はトランスではなく真空管で、
ドライブ管は一見300Bのようにも見えますが、実は2A3です。音質面から採用されたようです。

電源の平滑回路はWチョークの ダブル π型フィルターですが、チョークトランスは中に納まっているので外からは見えません。

 

*TRIODE   *300B   *845

2008 ラスト試聴会 LUXMAN D-08 OCTAVE V80

12/28() 、29(月)

new 新製品 LUXMAN フラグシップSACDプレーヤー D-08 集中試聴中!       


 


LUXMAN フラグシップSACDプレーヤー D-08に加えESOTERIC コントロールアンプC-03も、

たまたま揃いHi-Endの豪華な組み合わせとなりました。






ESOTERIC C-03もなぜか同社のA-100との組み合わせよりも、アキュフェーズA-45との組み合わせの方が好い印象で
D-08を含む異なったメーカー3社の組み合わせが
HELICON400MKⅡLimitedEdition802D を実に心地よい音で鳴らしてくれます。




各メーカーのフラグシップ機が集まるとバリエーションを変えても、どの組み合わせも唸らされて、
実に楽しくてよいですね。 流石だと思います。


’08前半はシアターアンプ関連製品に 
’08後半はオーディオメーカーのHi-End 製品に粒ぞろいの力作が多く見られます。

S評論家先生などにも、毎回褒められた事もなく試聴時間さえ割いて貰えないとぼやいていた各社の製品が、

今年の製品はべた褒め、もしくは離れず3時間も聴いてもらった・・とか噂を聞きます。

メーカー挙げての真剣な製品からのエネルギーは先生のみならず、

オーディオファイルの皆様にもびんびん伝わってくると思います。
 





純A級2W/8Ωのハイパワーを実現した 新型ヘッドホーンアンプ P-200 も試聴中!

年末で終了いたしました。
 



 ’08 総括 いままで紹介できなかった製品 



OCTAVE オクターブ社の真空管式プリメインアンプ「V80

OCTAVE 社のアンプは最近専門誌で絶賛され、賞も獲って多く取り上げられているようです。



高価ですが素性の良い音です。

このアンプは出力管を何種類か交換出来、バイアス検出も表示窓で一瞬に行えます。



FOSTEXから フラグシップ機として登場した G-2000 

当店では GX250 価格ゾーンが人気で売れてます。

*LUXMAN   *真空管    *Vintage    *OCTAVE
*ヘッドホーン            

LUXMAN正規取扱店 プレミアム保証サービス 

avantgarde アバンギャルド NANO 試聴会

[受注生産品]


12/13(土)、12/14()、12/15(月)終了いたしました。
  
フリータイム試聴
 
2007年09月18日以来のavantgarde NANOの試聴会です。

前回2回の試聴会とはソースもアプローチも変わりました。
理由のひとつは、多分Accuphaseのプリアンプのグレードアップによるものなのかも知れません。


前回の当記事で 「異様な熱気」「興奮度」とか書いております。

確かにご試聴されたお客様の心の内はその様な形容詞も当てはまるかと思いますが、
 avantgarde NANOが今回鳴らしてくれた音は、
ハードな音をリアルに鳴らすといったものより、残響音が異常に静かに「音が染み入る」 といった趣きでした。
また、このスピーカーの懐の深さを知らされることになりました。

500mmのドライバーは以前ご紹介したようにネットワークなしのアンプ・ダイレクトで鳴っており、

ウーハーのネットワーク・クロスは300Hzですが、ドライバーホーンのカットオフ周波数は230Hzとなっています。
本来カットオフ周波数あたりのホーンの形状はもっと長くして滑らかな角度にしないとホーン臭さが出てしまうものなのですが、
大口径ドライバーやコンピュータの精密解析に裏付けられたカーブと、最新の加工精度が高難度な技術を実現させています。


内側でも厚さ均一に塗装されたホーン(聞く所によると日本の技術とか・・)
最近の8Ωスピーカーには珍しい高能率104dB などこのクラスとしてはやはりすばらしいドライバーですね。

ブックシェルフご使用のお客様からは帰って聴けなくなるとか、
マルチアンプご使用のオーナーからはこの羨ましいカット・オフ・ホーン、
500mmのドライバーを自宅で使ってみたい・・などの感想がでています。

WEスピーカーやWEアンプ、シーメンス・オイロダイン、SPレコード1000枚を含む蓄音機をご自宅でご使用の方からも、長いため息と羨望も含みながら アンプを含めた本日の音質を褒めて頂きました。
「とにかく、自然だ、まいった」という
最上級のお褒め言葉を頂きました。

今回一番活躍してくれたソフトは「吾亦紅/すぎもとまさと」でした。

蓄音機もたしかに良いですが、
ラッパがよかったら、
32bit処理デジタル音、トランジスターアンプ (エレクトロニクス←ビンテージ・ファンの方々がこう形容される)も意外と悪く御座いませんでしょう・・。 

エレクトロニクスだと腕も疲れませんし・・

  *avantgarde   *ESOTERIC  
  *真空管   *Vintage  

 

LINN リン KLIMAX DS!来たる!

4/5(土)、  4/6(

192kHz/24bit再生に対応した次世代のDSプレーヤー
AKURATE DS  KLIMAX DS



新型 MAJIKシリーズも初お披露目です。
new   
MAJIK 140
MAJIK-I
MAJIK LP12 
 
評判の最新CDプレーヤー AKURATE CD との比較も行ないます。
 
いづれも広島初お披露目です。奮ってご参加ください。  



イベント後記

先立って東京のホテルで行なわれた発表会には行くことが出来なかった為、
噂でしか知らなかったDS・・

当店で初めて耳にするDSはやはり凄かった。

デジタルオーディオの殻を破る音質で、
個人的にも久々に触手が伸びそうな製品ですが、
なにせ安くはない!というのが欠点でしょうか・・

音質比較すると
CD とDSの音質はアナログ時代の表現で、
誤解を恐れずに書いてしまうとLP再生 対 2トラ38再生 のような違いに聴こえました。

もちろんLPの音が悪いわけでは無いのですが、
擦れ音を感じさせなくて音程のピッチが安定していて神経質にならず、
低音から高音までエネルギーがフラットでバランス好く、
ダイナミックレンジ広大で物理特性が良い、
迫力があってうるさくならないといったイメージです。



ここからは余談になりますが、

DSプレーヤーの音を聴いてみると 
デジタル創成期の26年前、
ソニー研修所で聴かせていただいた民生用PCMデジタルオーディオプロセッサー
PCM-F1+ ベーターマックスF1 (Uマチックだったかも知れません)の音を思い出しました。

研修室の舞台には幕が閉じていて、
音が鳴り出した瞬間、
信じられないことに、幕の後ろの舞台上にフルオーケストラが実物大で現れました(音による登場だけですが)・・

音量も実物大でまるで生演奏を目の前で聴いているようでした。

そして演奏が終わって幕を開けてみると、
なんと左右に1本ずつ1ペアの中型ブックシェルフスピーカー(ソニーSS-G5) だけだったという演出でした。

たしかソニーからの世界初のCDプレーヤー CDP-101 の
お披露目を兼ねた研修会 だったと思います。

まだ、アナログ全盛の時代
その頃の私は ・・デジタル音?・・
DENONのPCM録音LP?Compact disc player  それって何?というかんじで

新しい規格だといわれても・・
ソフトも無いし、市場から受け入れられるのかな・・などと思っていました。

(そんなことよりも個人的には、アナログプレーヤーで、間接ドライブの高音質ターンテーブル・モーターは目処が立ったので・・ 私自身プライベートでロングも含め当時5本のアームを使用していましたが、帯に短し襷になんとかで、ユニバーサルアームにも限界を感じ、何とかリニアトラッキングアームの理想的なものができないか・・
サウザー・エンジニアリングのアームをなんとかダイナミックバランスに改造するには針圧加圧用スプリングを何処に装着すればカートリッジのトラッカビリティが理想的かなどと・・)
そんなことばかり・・ 毎日考えている頃でした。


さて 研修会場にてCDP-101 の初のお披露!
世界初のCDP-101 でCDソフト が鳴りました!

しかしCDを再生して音を聴かせてみても、
全国から研修会に来ていた皆さん、私たちがあまり音質に驚かない様子に
講師の方が 軽く切れて プチッ・・ (失礼)
 
これでどうだとばかり、前述の PCMレコーダーの再生となった記憶があります。
 (確かに、こちらのデジタル記録音には驚かされました。)


26年が経て、
DSプレーヤーはそのPCMデジタルオーディオプロセッサーの 超ハイサンプリング、超高 bit 現代版 といった印象です。

表情も表現も 非常に細やかで、
ニュアンスが当時のPCMの機械(当時はもしかしたら水晶クロックなどではなくて PLLサーボか何かで同期をとっていたのではないかと思いますが)
 とは全然違います。


この DSプレーヤー の音を二日間
プリメインのMAJIK-Iと MAJIK 140 で鳴らしていたのですが、
いくら試聴ソースが良いからといっても、ダイナミックレンジの広いDSの音の良さを存分に出してくれたこのMAJIKシリーズの
アンプもスピーカーも小型なのに大した物だと思いますね。

「DSを実際にどう使用するのか」判りやすく解説してある記事が御座いますのでこちらをご覧ください。 →「KLIMAX DS攻略」第1話 3ページ 

特別配布DSニュース(pdf)ご希望の方は、スタッフまで


PS:
脱線ついでにページをお借りして 
ソニー研修所での思い出を補足いたします。

CDP-101、PCM-F1 の試聴に使用したアンプは、なんと研究用、試聴用に製作された(否・・製作途中?)の真空管シングルアンプで、出力管は 845 か 300B だったか忘れましたが、内部の部品 主に高音質コンデンサー等をテストする為、裏返しにセッティングされており、 トランスも真空管も逆さ吊りになっていて、さらに底板 を取り払ってそこからケースに入りきらない部品がまるで枝垂桜のようにぶら下がっていたのを覚えています。

なんでも角型メタライズド・ポリプロピレン系と思われるコンデンサーはその当時まだ日本では手に入らない、超高価(金額も覚えていますがあまりにも常識はずれなので書けません)なものだそうで、NASAの方から特別に入手したとか・・(どこまで書いて良いのかちょっと心配しながら書いていますが・・)

逆さにぶら下がっている出力管、トランスなどの本体よりも。 外に垂れ下がっているパーツ(おそらくは高性能抵抗ほかカップリング、カソードパスコン、電源パスコン、電源フイルターなどのコンデンサーが何十個も・・)の方が 3倍 近いボリュウムだった 印象があります。

当時の ソニー本社2号館の開東閣よりに隣接していた研修所もいまはもう無いのでしょうね

・・ 懐かしく寂しい限りです。



余談中のさらに余談:

現在、ソニー本社は品川駅をまたいで港南に移っているようですね。

三菱グループ所有の開東閣(カイトウカク)は研修の休憩中、こんなお屋敷は一生、中に入ることは叶わないだろうな・・と思いながら石柱に顔をくっつけるようにして研修所方向から庭を覗き込んでいましたが・・それから10年経って、なんと三菱電機の3管プロジェクターの新製品発表が開東閣で行なわれ、招待され行ってきました。 ホーム・シアターも取り扱っておくものですね。

正面玄関から車で入りました(当たり前・・笑)
滅多にしないタイを締めて、有名なテラスの芝でお茶をいただきましたが、感動していない振りをしてました。笑

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*真空管    *300B     *845    *コンデンサー  
*クロック    *LP12    Vintage     

 

DYNAUDIO 『Sapphire-サファイア-』 試聴会のご案内

3/10(月)フリーリスニング~3/15(土)、16()試聴会
盛況のうちに終了いたしました。

Dynaudio
30周年記念1,000ペア世界限定モデル  

『Sapphire-サファイア』  メーカー希望小売価格 ¥2,310,000 (税込 Pair) 試聴会を行います。 

試聴アンプご紹介   LUXMAN
コントロールアンプ C-800fステレオパワーアンプ M-800A

他に DYNAUDIO社モニター用  MIRAD 真空管パワーアンプ「A-2000」¥570.000(税別)も聴いていただけます。

広島初お披露目です。奮ってご参加ください。

おかげさまで、大盛況のうちに終了いたしました。

ソフトドーム特有の朗々としたスケールの大きな鳴り方に皆さん感心しきりでした。

イメージとしては、年配の方が沢山お見えになったかなと思っていましたが、お問い合わせ、ご予約などは比較的お若い方だったようです。

サファイアは当店で現在2ペアご予約・入荷待ちいただいておりますが、

全体で1000ペアで終了となっておりまして、最新情報に寄りますともう二桁台で受付終了に近いそうです。

ご注文される方はなるべくお急ぎください。

写真左にあるLUXMAN M-800A のパワーメーターはホームの説明にあるように炎のような表示で、ろうそくか暖炉の炎といった味わいです。

最後の方で使用したスピーカーケーブルの下に敷くカルダスのウッドブロックは効きました。 

~数ヶ月後 追記

ようやく入荷いたしました。 やはり 梱包も大きい・・ 

*LUXMAN   *DYNAUDIO   *真空管    Vintage 

LUXMAN正規取扱店 プレミアム保証サービス 

Pioneer フェア開催

3/1(土)、2() 

★液晶とプラズマの違い、黒が黒いって?
速い動きに強いって?ブルーレイとDVDの違い等など、
どんなことでもお答えします! プラズマTV最新技術説明会。  

パイオニアマーケティング?より 鈴木氏、山下氏 来店

★人気のプラズマTV KUROのフルラインナップ展示による比較視聴会。

PDP-6010HD  PDP-5010HD  PDP-508HX  PDP-428HX



★広島初登場!! 早くも予約殺到中!
話題の人気アンプ SC-LX90
オールEXシリーズスピーカー による最新HDフォーマットサウンド体験会。

★会場特別価格、5年保証、ご成約記念品、特別クレジット ほか特典満載のセール開催!

当日は混雑が予想されますので、指定駐車場をご利用ください。

会場設営に際し、北側 Entrance入り口が塞がりましたので、正面Entranceからご来店ください。 

宜しくお願いいたします。

  盛況のうちに終了いたしました。

最新・各社大型TVの画質比較、電力計による省エネ比較も御覧頂けます。 
同じ50インチでも上の他社モデル、下のKUROでは電力計の数字が倍近く違っています。画質もすっきり



本日広島はお天気も良く、出足好調です。 (スギ花粉注意!) 



「LOVEちゃん」  (一歳 雌 ) も見比べて、PDP-5010HD にしちゃいました。



常連さんは試聴室で休憩中



シアタールームではSC-LX90、オールスターEXシリーズスピーカー 炸裂!



当店では輸入版のブルーレイ Legends of Jazz with Ramsey Lewis Showcase(16bit 48kHz)が密かなブームで、よくかけてご試聴戴くのですが・・

この中の They Can’t Take That Away From Me – Jane Monheit, John Pizzarelli  を特別シアタールームの中で再生していまして、常連のJazz好きオーディオマニアの皆様に随分評判で、数人の方が耳を疑ったくらい音が良かったと興奮されております。

褒めていただいた(猛者の)方々のご自宅のシステムは半端ではなく・・
本当に、映像処理もするマルチ・チャンネル・アンプ + EXシリーズスピーカーが  耳を疑うくらい音が良かったのか・・

ご自宅で使用されているWadia + MARK LEVINSONプリ、パワー + avantgarde、
JBL 2インチドライバー2本のダブルドライバー、JBL38cm×片チャンネル4本、ステレオで8本のオールホーンシステムや、
もうひとかたのESOTERIC X-01Limited、REVOX H2、Marantz SC-5/bb-5プリアンプ、 JBLチャンネルデバイダー5234×2、WE300B-PPの3wayマルチ(WE300BはWE オールド、WE ベルマーク、WE(2005)MP×2、STC 4300A MP×2、4300B MP×2やGDチタンプレートMP×2、GDカーボンプレートMP×2、CETRON300BMP×2などなど)
+ WE 555 + エール音響 1710 + TAD1601b、JENSEN G-610CG  Concert Master 
などの組み合わせをあっさり凌駕しちゃったのかなー?

社交辞令には聞こえなかったけれど、一瞬 本当かと、勘違いしたりします。

基本的にはやはりEXシリーズスピーカーSC-LX90でバイアンプで駆動させたことによる成功だったのでしょう。
(機能でいえば特にフルバンドフェイズコントロールが効きました。 ON、OFFではかなりの差が・・ ONにすると情報量が圧倒的に増え、複数の演奏者の音がきれいに分離し、もやもやが消え3D的に鳴り始めます。)

・・が
後に判ったのは、皆さんからお褒めいただいた試聴盤
は前述のブルーレイソフトではなく、
パイオニアさんがイベント用に持参したドルビー社のデモソフトでした。
音源はたぶん同じですがサウンドを16bit 48kHz → 24bit/96kHzにアップデートされたものでした。

・・比べると確かに違います。

残念ながら、 このドルビー社のデモソフト内のThey Can’t Take That Away From Me – Jane Monheit, John Pizzarelli の2分間を除いて、Legends of Jazz (全編) 24bit/96kHz  のソフトは、この世に存在しておりません。

前者のブルーレイソフトLegends of Jazz (全編) も絵は抜群!
音も相当良いですが、Chris Botti Dave Brubeck Ramsey Lewis など他にも多数の名人が観た人に拍手をさせずには置かないほどの演奏をしてくれていますので、音のスペックにも更なる欲が出てしまいます。

(唯一個人的に心配だったのは、私のかつてのアイドルだった Benny Golson のプレイが少しお年を召されたのかな?と・・)

Clark Terry   Dave Valentin のパフォーマンスについては
今のままでも、どんなソースでも十分笑えます(・・ 元へ、今のままでも最高! ご機嫌に楽しいです。) 


 イベントで初めて SC-LX90 を聴いたときは、

このアンプを何処かでAVアンプの範疇と考えていた部分が多分にありましたが、
ある専門誌で開発設計者の鹿山公二氏のプロフィール、開発のアプローチを読んで驚きました。

このアンプは本気でHiFi 2chステレオ のオーディオを意識し、
更に「それを超えて行きたいのだ」という意欲満々で設計されているということがよく判りました。

鹿山氏ご自身も真空管アンプやTADなどのHiFi機器オーナーだそうで、
それにも増してご自宅でも会社でも常にどうしたら本当の正しい音に近づけて行けるのかを模索されているそうです。
イベントでも効果の大きかった フルバンドフェイズコントロール もその賜物だということです。

SC-LX90 は確かに映像処理機能もあるマルチアンプですが、多機能なHiFiアンプと位置づけてカチンコでテストする機会を設けてみたいですね。


 
イベントの後書きのつもりで気軽に書いてきましたが、調べるにつれSC-LX90 は大変なアンプのようです。
我が不明を恥じるばかりです。

イベント当日は、忙しくて山下さん(パイオニアマーケティング)にアンプについて詳しく聞けなかったのですが、後日またお会いできたのですこし細部について聞くことが出来ました。

まず出力デバイスは、第五世代の出力素子といわれるほどの優れた特性を持つICEpower という素子でSC-LX90のなかでも紹介されていますが、難しくて分かり難い部分もあります。
 ICEpower 採用に関してはパイオニア社内でも議論があったようですが、開発設計者の鹿山氏からの強い要望で採用されたようです。

 ICEpower を早くに採用したアンプに Jef Rowland  Model 304C などがありますが、
デバイスを使用するコツについては各社のノウハウ、工夫がそれぞれあるようです。

 ICEpower の開発経緯について太陽インターナショナルさんのJef Rowland  Model 304Cのページが参考になります。

もうひとつ触れておかないといけない音の秘密にウォルフソン社製の高性能D/Aコンバーターの存在があります。

「世界の高級オーディオをはじめ、録音スタジオのプロ用デジタルミキサーなどにも使用されているウォルフソン社製の高性能D/Aコンバーター。そのプロのサウンドエンジニアも認めた高い性能のさらなる進化を求めてウォルフソン社が開発した最新のフラッグシップD/Aコンバーター「WM8741」を搭載しました。」
というのがSC-LX90 高音質技術ページからの抜粋ですが、
このウォルフソン社製の「WM8741」も次世代の非常に音のよいDAC素子として認知されてきており、LINNのKLIMAX DSなどでも要の素子として紹介されています。


参考:ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスからのプレスリリース  (2008年01月11日15時) →本文Wolfsonの WM8741 DAC、Linnの新製品Akurate DSに採用、究極のオーディオ環境を実現、音楽の未来像を提案

という訳で、
SC-LX90が盛り沢山すぎて、細かく紹介していると話が広がりすぎてしまい・・

SONY,SHARPとも違うデジタルアンプ部での独特のサンプリングの採り方や、
アナログ・デバイセズ社製 SHARCRプロセッサなど高画質映像処理機能の方まで書けないくらいです。

CPの高さも含め、大変なアンプであることがようやく判りかけてきました。
ご予約頂いているお客様からは、今頃何を言ってるの?と言われそうですが・・

 

*PIONEER       *MarkLevinson      

 *JBL

    

*BW      *TAD
*Jeff Rowland

  

JBLハーマン

 

  *ソニー    *LINN     *avantgarde

ソニー プロジェクター ラインナップ

*BRAVIA      *ブルーレイ     SHARP       *marantz     *McIntosh
KIKUCHI      *JVC_PJ      *ソニーPJ      *PANASONIC 
*真空管      *300B      *コンデンサー         *Vintage 

Melody 試聴会

1月 25日(金)夕方 ~ 26日(土)    19:00 終了 

ブランド  オーストラリア Melody  TRNホーム

試聴 予定機種
H845 —–845 シングル   モノブロック パワーアンプ
M2A3 —-2A3  プッシュプル モノブロック パワーアンプ
1688 signature–プリ/ラインアンプ
H300B —300B シングル プリ・メインアンプ  
SP9 —–KT88 プッシュプル プリ・メインアンプ
Eastern Electric 社  MniMax phonoイコライザーアンプ
Eastern Electric 社  MniMax preアンプ

アンプ試聴以外に
直熱 3極出力管 2A3 比較試聴などのスペシャルプログラムもあります。

Melody ??

元々は測定器メーカー。永年蓄積した信頼性やノウハウで職人が丁寧に仕上げた美しい配線。
真空管アンプを知り尽くした回路設計や部品の選択。

例えばJENSEN製のOilやフイルムコンデンサー、
MusiCap製Film&Foil Polypropylen CAP、抵抗はPhilipsやDale。
勿論 Made in Japanの高級パーツも数多く使用。

言うなれば「世界のパーツの良いとこ取り」で仕上げた欲張りなアンプともいえそうです。


特にH845は、あるお客様にお買い上げ頂きましたがアバンギャルド「TRIO」が非常にパワフル且つバランスよく鳴っております。

一聴の価値多いにあると思いますよ。輸入元TRNの小林社長にご来店頂き色んなお話が聞けると思いますので是非お立ち寄り下さい。

それにしても寒い日が続きますねえ。明日も広島市内での最高気温が5度位とか、お体ご自愛して下さいね。
 

 ——-スペシャルプログラム

同じ型名の真空管でもメーカーで音質が異なる・・・?
よく耳にする言葉ですが実際はどうなんだろ~~と言う疑問にお答えします。パワー管を交換して比較試聴します。

当店で常時ご試聴可
300Bプッシュプル・モノブロック・パワーアンプ SHW300B


 

昨日、今日と開催しましたMelody社の真空管アンプ試聴会は多くの皆様にご参加いただき大変盛り上がりました。

ご参加の皆様有難うございました。
また、TRNの小林社長、マインズカンパニーの坂本さんお疲れ様でした。

これでも取り扱い製品の一部です


 

写真手前の両サイドが「M2A3 モノブロックパワーアンプ」¥630.000(ペア税込)
その内側の両サイドが「H845 モノブロックパワーアンプ」¥1.575.000(ペア税込)
真中が「SHW 1688 プリアンプ」¥556.500(税込)
左ラックの上が「SP9 KT88 プリメインアンプ」¥336.000(税込)
その下が「H300B プリメインアンプ」¥420.000(税込)
右ラックの2台が「SHW300B モノブロックパワーアンプ」¥588.000(税込)


今回はSHW 1688とH845・M2A3をメインに試聴しましたが、
中でも興味深かったのがM2A3を使って数社の2A3真空管の比較試聴です。

RCAの1930年頃製造の一枚プレート真空管の音がす晴らしかったです。

奥行き感や高さ表現などが絶妙で、繊細感もあり、聴いていて一番ほっとしました。

ただ、現在では希少で価格もかなり高価らしいです。

(秋葉原の、ある真空管専門店に聞いてみた所、ペアで¥135.000とか、どっひゃ~)



マニアにはたまらない?
 

それと、H845の音はう~んさすが!と言う感じです。

ダイナミックレンジが広く、図太くてパワフルな音です。どんなスピーカーでも楽にドライブしてくれそうな感じですね。

商品は今日搬出しました(明日は山口だそうです)が機会があればまた実施したいですね。


2/12追記

この日、もうひとつ皆さんに好評だったのが、
LINN LP12 + ortfon SPU-GE + EasternElectric MniMax phonoイコライザーアンプによる
ナログLPによる試聴でした。

2週間たった現在でも非常に良かったと、語り種にして頂いています。

*真空管   *300B   *845   *コンデンサー     *Vintage 
*オルトフォン   *SPU   *AcousticSolid     *Melody   *LP12

その他の真空管 関連ブログは
左メニューの「>   真空管アンプ」からどうぞ

LUXMANアンプ試聴 600、800シリーズ

本日、LUXMANのコントロールアンプ「C-800f」・「C-600f」と
純A級ステレオパワーアンプ「M-800A」・「M-600A」のデモ機が届きましたのでちょっとご案内を。


 

まずは、今月中旬に発売されたばかりのコントロールアンプC-800f¥1.050.000(税込)と昨年秋に発売の純A級ステレオパワーアンプM-800A¥1.050.000(税込)の組み合わせ

写真の左下がC-800fで右下がM-800Aです。


それぞれC-1000f・B-1000fのテクノロジーを惜しげもなく投入して設計されており
その完成度の高さは目をみはるものがあります。

音は、非常にゆったりとしてすごく余裕があり、鳴り急ぐ感じは全然ありません。
B&Wの802Dが朗々となってくれます。

おそらく他の大型スピーカーも余裕を持って鳴らす能力を持っていると思います。
 

写真左上がコントロールアンプ「C-600f」¥525.000(税込)
写真右下が純A級ステレオパワーアンプ「M-600A」¥525.000(税込)
両機種とも11月中旬発売予定のようです。



基本設計は上記のC-800f・M-800Aを継承しているようですがそれぞれに若干のコストダウンがされているようです。

(それは仕方ないですよね)

音は、C-800f・M-800Aの組み合わせに比べて少し明瞭活発な音、と言う感じがしました。

(どちらにしてもコストパフォーマンスは高そうです)

こちらの機種の詳しい内容は、10月19日LUXMANのホームページにアップされました。(こちらから)

LUXMANのアンプの試聴は久しぶりでしたが、いわゆるラックストーンと言うんでしょうか、ゆったりとした気分にさせられる時間でした

試聴はじめの朗々とした表情から、
M-800AをM-600Aにチェンジしてたりした1時間10分経過したあたりから全然別のアンプの音に変わりました。

さらっとした切れ込みが加わり、お仕着せがましい音が全然無くなり、
全体のバランスが非常に良くなり、柔らかで透明でフラットで美しい音に・・

最近でも、始めの印象とエージングで、ここまで変化した音を経験したことがありません。


*LUXMAN   *真空管    Vintage 

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avantgarde アバンギャルドの新モデルNANO、ESOTERIC最新モデル X-01D2 同時試聴会


avantgarde NANO [受注生産品]




new ESOTERIC 一体型フラグシップ最新モデル X-01D2  同時試聴会




12/9(土)
  一部 14:00~16:00 
  二部 17:30~19:30     終了いたしました。

  講師 原田正冶(エソテリック専任講師) 


説明会は一日しか無かったのですが、

準備をしていた前日、翌々日の月曜まで熱心にご来店頂き、大勢のお聴きになられた方からの評判、反響は大きかったです。

意外性、衝撃度、興奮度をバロメーターにすると、今年のNO.1試聴会だったかも知れません。


  

イベントの日は都合で来られないとおっしゃって
試聴会前日、休診時間にトンボ帰りでご試聴いただいた先生ほか・・
何故かavantgardeはドクターの方に人気があります。


当店が閉店後 
PM9:00までご熱心に試聴して頂いた方には、
お気に入って頂き、NANOではなくDUOのほうをお求め頂きました。
 

新モデル NANO はavantgardeのなかでは小ぶりで、
低音の迫力はDUOなどに譲りますが中高域は繋がりがより滑らかになっていています。
 

NANO が
メイン試聴室のドア越しに鳴り始めますと、
東京の Blue Noteや jam session などのライブハウスの入り口で生演奏を聴いているようで、
ブラス、シンバル、バスドラムが良いのは勿論ですが、コーラス等入ってきたらゾクゾクしてきます。


一年半前、

武蔵野市のTEAC ESOTERIC COMPANYにMETA PRIMO の研修に行った際に、
ESOTERICのスタッフの方とご一緒させていただいて
有名な吉祥寺の寺島さんのお店「メグ」でDUO を聴かせて頂いて、
非常に感心致しましたが、
(みなさんお登りよろしく寺島さんと2ショット撮影して頂いたりしました。)

今回のイベントの音は、手前味噌ですが、
その日の「メグ」さんでの音を中高域の生々しさだけは上回ったかもしれません。
 



NANO(ミッドホーンドライバーにネットワークを要しないダイレクト感)は勿論のこと
 

ESOTERIC X-01D2        当店に常設展示有り

専門誌でも賞を獲得されたようですが、DSD信号をPCMに変換せず、
ダイレクト出力回路で非常にフレッシュな音質。

Accuphase C-2400        当店に常設展示有り

このプリのアッテネーターの透明度も効きました・・

毎日聴いているプリでして馴れ合いになっていましたが、
今回テストしてパッシヴ型アッテネーターよりも透明度が高いのには改めてびっくりしました。


パワーアンプに使用した Melody  300B P-P MONO         当店に常設展示有り
それぞれが非常に力を出して、しかもマッチングしていたとも思います。

途中色々なアンプに組み替えもチャレンジしてみましたけれども、この組み合わせは魅力的でした。


当店で avantgardeの TRIOをお求め頂いている方も、御自宅での

真空管アンプ複数 / 比較試聴でMelodyの845 モノラルの特注パワーアンプにされたようです。

もしかしたらavantgardeとMelodyは相性が良いのかも知れません。

ちょっとしたシステム変更でも激しく再生音が変化するのは avantgardeに共通したポテンシャルです。


PS:ノウハウその1、NANOの下に見える細く長い線はアース線です。


2007/2/12  追記

このイベントで結局 avantgardeを2セットご発注頂きまして、
(準・受注生産品であるため数枚の契約書にサインを頂くのですが・・)

当店もTRIODUO複数セット、UNONANOとバラエティに富んだ実績が出来ました。



NANOホーンのカラーバリエーション5色のうち、
ご発注のなかで偶々黒、銀、青と実績履歴があり、BINGOゲームではないですが残るは2色です。(笑)

Jazzラウンジ30・40(サーティ・フォーティ)さんにも NANO を導入頂きました。
(ホーンの色はシルバー)。

オーナーマスターのT様とは、28年以上のお付き合いとなっていますが気さくな楽しい方です。

まだ設置したばかりでエージングは今からではないかと思いますが
 avantgarde NANOをWadia、MARK LEVINSONで鳴らしておられます。

*avantgarde   アキュフェーズ2009~ アキュフェーズ総合カタログ  
*ESOTERIC   *アキュフェーズ~2008 Accuphase  

*真空管

 

*Melody   Melody
(TRN  Eastern Electric)
  *常設展示
*300B   *845   コンデンサー      Vintage 

Western Electric 300B シングルアンプ Melody H300B-WE試聴会

本日~4/30(

Melody
ウエスターンエレクトリック 300Bの 8.8w+8.8wシングルアンプ

Melody H300B-WE    

低周波増幅、位相反転 真空管 6SL7GT、6SN7GT

整流管 274B 

B+回路に遅延回路を採用していますので整流管のベース接続が同一の傍熱管の5AR4や直熱管の5UAGなどを使用して整流管による音色の違いをお楽しみいただくことができます。
 
当店に常設展示しておりますTANNOY  Yorkminster、 ALTECホーンシステム等々で鳴らしてみたいと思います。     
 

*真空管

 

*Melody   Melody
(TRN  Eastern Electric)
*TANNOY   TANNOY  タンノイ   *300B