本日は McIntosh MC275 の納品で
お得意様のお宅にお邪魔しております。
写真はいつもと違い,携帯で撮った写真です。
真ん中がMC275です。
KT-88、12AX7、12AT7をセットいたしましたが、まだ通電していません。
皆さんも既にご存知のように、
マッキントッシュの輸入元は昨年、マッキントッシュ・ジャパンからエレクトリに移行いたしました。
オーナー様ご使用のスピーカーは、
知る人ぞ知る、珍しいビンテージ・スピーカー アメリカ・タンノイのGRFウィンザーです。
(蛇足ですが1974年ハーマングループのタンノイではなく、さらに20年まえのものです。)
このスピーカーのユニットは15インチモニターゴールドですが
キャビネットは本国イギリス箱ほど薄く軽量ではなく、ドイツ箱ほど重厚ではなく、
丁度両者の中間くらいでJazzもクラシックも実に魅力ある音で鳴ります。
プリのC22 Limited Edition、マランツオリジナル7もご使用です。
パワーは以前トランジスターでも鳴らしておられましたが、
今回は試聴の末、MC275とされました。
昨日、
当店ではあまり馴染みのなかったオーディオメーカー
”VIVID AUDIO”ビビッド オーディオのスピーカーシステム「G2 GIYA」¥4,830,000(ペア税込)と、
EINSTEIN アインシュタインの真空管アンプ「The Tube Ⅱ」¥1,995,000(税込)、
「The Final Cut MK 60 Ⅱ」¥3,780,000(ペア税込)の弩級システムを聴く事ができました。
以前、広島にいらっしゃって
懇意にしていただいていたお客様が
今回わざわざ鹿児島からご試聴に来ていただきました。
九州新幹線が開通したとは言え遠くまで有難い事です。
何でもすごく気に入られたようです。
目を引くのは、この独特の流麗なデザインのスピーカー。
軽量でありながら十分な強度を持つグラスファイバー強化樹脂製のキャビネットにオールアルミのユニットを搭載しているそうです。
上がプリアンプで その下がモノラルのパワーアンプです。
スピーカーの独特なデザインから、かなりキャラクターの強い音かと思いきや、何の何の変な癖など全く感じないすごくナチュラルな音にビックリです。
アンプを、いつも聴いているAccuphaseの「C-2810」、「A-65」に切り替えて聴いてみましたが、個人的にはEINSTEINのアンプが好印象でした。
スナップ
追記:
その後このライン・ナップでお求め頂き、鹿児島まで納品、セッッティングに伺いました。
廿日市市のO様のご自宅に「Olive 4HD」を納品してきました。
この度は有難うございました。
一階の広々とした空間にALTECを中心とした4ウェイマルチシステムを構築されています。
将来は(定年を迎えるころですかね)心地良いJAZZが流れる喫茶店でもできそうなスペースです。
カウンターまで設置していますのでその気大いにありかな?
チャンネルデバイダー、ボイシングイコライザー、パワーアンプ4台は全てアキュフェーズで統一されています。
スピーカーとは離れたカウンターの傍にソース系の機器とプリアンプを設置されています。
写真左の上から2番目が「Olive 4HD」で、2階にインターネットのモデム、
ルーターなどを設置しているので一階には無線LANにてチャレンジしてみました。
マエストロのダウンロードに少し苦労しました(私のちょっとしたミスでした)が何とかクリアできました。
リッピングした音には、かなりご満足して頂いたようですのでこれから大いに楽しんで下さいね。
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12/28(日) 、29(月)
new 新製品 LUXMAN フラグシップSACDプレーヤー D-08 集中試聴中!
LUXMAN フラグシップSACDプレーヤー D-08に加えESOTERIC コントロールアンプC-03も、
たまたま揃いHi-Endの豪華な組み合わせとなりました。
ESOTERIC C-03もなぜか同社のA-100との組み合わせよりも、アキュフェーズA-45との組み合わせの方が好い印象で
D-08を含む異なったメーカー3社の組み合わせが
HELICON400MKⅡLimitedEditionや802D を実に心地よい音で鳴らしてくれます。
各メーカーのフラグシップ機が集まるとバリエーションを変えても、どの組み合わせも唸らされて、
実に楽しくてよいですね。 流石だと思います。
’08前半はシアターアンプ関連製品に
’08後半はオーディオメーカーのHi-End 製品に粒ぞろいの力作が多く見られます。
S評論家先生などにも、毎回褒められた事もなく試聴時間さえ割いて貰えないとぼやいていた各社の製品が、
今年の製品はべた褒め、もしくは離れず3時間も聴いてもらった・・とか噂を聞きます。
メーカー挙げての真剣な製品からのエネルギーは先生のみならず、
オーディオファイルの皆様にもびんびん伝わってくると思います。
純A級2W/8Ωのハイパワーを実現した 新型ヘッドホーンアンプ P-200 も試聴中!
年末で終了いたしました。
’08 総括 いままで紹介できなかった製品
OCTAVE オクターブ社の真空管式プリメインアンプ「V80」
OCTAVE 社のアンプは最近専門誌で絶賛され、賞も獲って多く取り上げられているようです。
高価ですが素性の良い音です。
このアンプは出力管を何種類か交換出来、バイアス検出も表示窓で一瞬に行えます。
FOSTEXから フラグシップ機として登場した G-2000
当店では GX250 価格ゾーンが人気で売れてます。
LUXMAN正規取扱店 プレミアム保証サービス
[受注生産品]
12/13(土)、12/14(日)、12/15(月)終了いたしました。
フリータイム試聴
2007年09月18日以来のavantgarde NANOの試聴会です。
前回2回の試聴会とはソースもアプローチも変わりました。
理由のひとつは、多分Accuphaseのプリアンプのグレードアップによるものなのかも知れません。
前回の当記事で 「異様な熱気」「興奮度」とか書いております。
確かにご試聴されたお客様の心の内はその様な形容詞も当てはまるかと思いますが、
avantgarde NANOが今回鳴らしてくれた音は、
ハードな音をリアルに鳴らすといったものより、残響音が異常に静かに「音が染み入る」 といった趣きでした。
また、このスピーカーの懐の深さを知らされることになりました。
500mmのドライバーは以前ご紹介したようにネットワークなしのアンプ・ダイレクトで鳴っており、
ウーハーのネットワーク・クロスは300Hzですが、ドライバーホーンのカットオフ周波数は230Hzとなっています。
本来カットオフ周波数あたりのホーンの形状はもっと長くして滑らかな角度にしないとホーン臭さが出てしまうものなのですが、
大口径ドライバーやコンピュータの精密解析に裏付けられたカーブと、最新の加工精度が高難度な技術を実現させています。
内側でも厚さ均一に塗装されたホーン(聞く所によると日本の技術とか・・)
最近の8Ωスピーカーには珍しい高能率104dB などこのクラスとしてはやはりすばらしいドライバーですね。
ブックシェルフご使用のお客様からは帰って聴けなくなるとか、
マルチアンプご使用のオーナーからはこの羨ましいカット・オフ・ホーン、
500mmのドライバーを自宅で使ってみたい・・などの感想がでています。
WEスピーカーやWEアンプ、シーメンス・オイロダイン、SPレコード1000枚を含む蓄音機をご自宅でご使用の方からも、長いため息と羨望も含みながら アンプを含めた本日の音質を褒めて頂きました。
「とにかく、自然だ、まいった」という
最上級のお褒め言葉を頂きました。
今回一番活躍してくれたソフトは「吾亦紅/すぎもとまさと」でした。
蓄音機もたしかに良いですが、
ラッパがよかったら、
32bit処理デジタル音、トランジスターアンプ (エレクトロニクス←ビンテージ・ファンの方々がこう形容される)も意外と悪く御座いませんでしょう・・。
エレクトロニクスだと腕も疲れませんし・・
本日、午後2時と午後5時からの2回開催しました”Micropure新製品試聴会”は大好評にて終了しました。
多くのお客様にご参加頂き有難うございました。
中にはわざわざ姫路から新幹線で参加された方もいらっしゃいました。(ほんと有り難いことです)
特に2時からの二回目の講演はスタートを少し早めるくらい多くのお客様でいっぱいでした。
試聴は「CZ-302ES」、「CZ-201ES」、「CZ-310ES」の3機種をで行いましたが、
多くの方が音質の良さに驚かれていたようです。
アンケートでも「サイズからは想像もできない音でビックリです」といったようなご意見が多くありました。
同社のスピーカーの潜在能力の高さに脱帽といった印象です。
今回の試聴会の講師をして頂いた福田様、
マイクロピュア(株)の杉山社長様、宇都様、お世話になり有難うございました。