本日はPS-1220 納品いたしました。
お馴染み様のところですが、
この方もアキュフェーズ ファン の方で
ここ何年かでも
C-3800、DP-900、DC-901、P-7000 などなど
6月にも
A-70 をお求めいただいたところです。
スピーカーはB&W Nautilus801
ウーハーとキャビネットが大きいスピーカーです。(二階に上げるのは結構大変でした。)
PS-1220 →ps-1220関連記事 は発売当時から
人気商品で当店での爆発的なヒット・モデルのひとつですが、ここへきてまた需要が盛り上がっているようです。
お客様のご意見を集約すると
時間によってステレオの鳴りが変わって困るということです。
特に休日の夕方は急に悪くなるとか・・ といったことで導入動機にされるようです。
この日、 PS-1220を入れていない状態で30秒ほどシンフォニーが鳴っていました。
その音を意識して記憶して・・
セットして パワーアンプを除くC-3800、DP-900、DC-901 の3機種を電源から取って見ることになりました。
鳴り始め「マーラー」から ・・
6秒 で効果が認められました。
すごい 先ほど鳴っていた時は重低音の低い部分を引き摺っていた感じで、逆に低音の高い周波数、中低音が強調されていたような・・
Nautilus 801 の実力から考えると物足りないような
低い周波数に壁があって重低音に下がる部分で留めている感じでしたが
PS-1220 が入って重低音が「スコーン」と底に抜けました。
耳で聴いているというよりも見える感覚です。
低音倍音が801 のセッティング位置より下にしかも奥にステージが広がりました。
そのステージも空気清浄機が効いてるがごとく透明度が高く、ほこりっぽさがなくなります。
PS-1220 は何度も試聴会でデモしておりますが
このようなハッキリした効果はオーナー様宅ならではです。
電話音だったり、空調音だったり、人の会話だったり、車の騒音など 当店では絶対的SNの点で無理があります。
オーナー様と同時体験でエージングの変化も楽しまさせて頂きました。
20分くらいから弦が積極的に鳴り始めました。
PS-1220のメーターによるとオーナー様宅では この時間は
電圧103V→改善100V、ひずみ率は3%→改善 約0%くらいでした。
このメーター画像は別の機会、「PS-1220まだ聴けますPartⅡ 」での参考画像です。
「マーラー」の後
「ブラームス」交響曲第1番、第3番ヴァント&北ドイツ放送交響楽団 を聴かせて頂きました。
ブラームス交響曲第1番 ヴァントというと個人的に シカゴ交響楽団を客演したときの演奏は熱気があって良いと思っていましたが
やはり常任である北ドイツ放送交響楽団はさらに洗練されていましたね。
特に「第1番」の冒頭部分はかつて誰の演奏からも聴いた事のないほどのテンポの速さにびっくりしましたが、
速いテンポのなかでの色彩感のある荘厳さがすばらしかったです。
(ほかのコンポ・システムでもこの様に再生してくれるのでしょうか!?・・)
PS-1220メーターについて詳しく →mac-roomクリーン電源記事
10/1追記
上記 「特に休日の夕方は急に悪くなるとか・・」
とご意見をご紹介いたしましたが、オーナー様が土曜日の夕方
メーターでひずみ率 をリアルに観察されたそうです。
18時くらいから3%からさらに悪くなって4%くらいになったそうです。
4%→約0%に クリーン電源ON
もうひとつ
不思議な現象があったのは
オーナー様がパワーアンプ A-70 もPS-1220 ON で
使用してみようとPS-1220の出力コンセントから
有名ブランド電源ケーブルを挿して延長してみたところ、
ひずみ計が振り切れたとのこと・・
容量は十分でいまのところ原因がはっきりしていないので
電源ケーブルブランドなども控えておきます。
挿した電源ケーブルのシールドが弱くて
ノイズを拾うアンテナ効果に なったとか考えられますが
接続するケーブルの良し悪しによっても歪率が大きく変化するようですね。
追記2015/2
またまたオーナー様からのご報告なのですが
PS-1220を入れていただく前、
実は「EXTONのCDソフトの二枚が時々一瞬音飛びする」と聞いていたのですが・・(原因分からず)
PS-1220が入ってから一度も症状が起きていないそうです。(原因分からず)不思議ですね
何かパルス系のノイズでも入っていて「悪さ」をしていたのでしょうか・・(根拠のない想像です)