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アキュフェーズ40周年記念モデル、セット納品

アキュフェーズ40周年記念モデルを納品いたしました。

実際の納品は、ゴールデンウィーク前だったのですが、投稿が本日となりました。

納品にきた商品は
アキュフェーズ 
SACDトランスポート DP-900
デジタル・プロセッサーDC-901 、
プリアンプ C-3800
パワーアンプ A-65
クリーン電源 PS-1220
スピーカー B&W  802 Diamond  などです。

802 Diamond のセッティングは当店と同じ、キャスターを外して、ソフト・スパイク仕様とさせて頂きました。



オーナー様は以前から
スピーカーVictor SX-9000をご愛用されていまして、この度、B&W  802 Diamond  に換えられたのですが、
非常に気に入っていただき、よかったです。

全てのアンプ類を
ADKのラック(このラックは シンプル&豪華で好いのに、残念ながら現在はディスコン品です)
に収納して、セッティング終了、音だしも良好です。

これから少しずつエージングが始まってさらに良くなるのが想像できる音です。

有難う御座いました。

たまたま 3月末、4月と
アキュフェーズの高級機種を数多くお求めいただいた為、ブログ内容も、ストラヴィンスキー、レスピーギにあやかって
アキュフェーズ 三部作となりました。

オーナーの皆様、有難う御座いました。 そして楽しんでください。

*BW      B&W     *アキュフェーズ2009~   *クリーン電源
*スナップ   ADK記事   アキュフェーズ~2008    

アキュフェーズ総合カタログ

親子二代に亘るアキュフェーズ・ファン

本日の納品先は
当店のお馴染みさんの息子さんのお宅です。

今日はアキュフェーズ A-65
 をラック中央にセットさせて頂きました。



ほかにはアキュフェーズ C-290V や B&W N802などご使用です。
ラックの上のフィギアもいいね!

お馴染みさんであるお父様の方は、
さらに筋金入りのアキュフェーズ・ファンの方です。

ざっと思い出すだけでも
アキュフェーズDP-100、DC-101、
アキュフェーズC-2810、アキュフェーズC-27、
アキュフェーズT-1000、アキュフェーズA-50V、TANNOY Canterburyなどご愛用です。



親子二代に亘るアキュフェーズ・ファンでいらっしゃいます。

あっ、そういえば、
この前11日、12日のアキュフェーズ・フェアにご家族でお越し頂きましたけれど、
アキュフェーズ眼鏡拭き(CD拭き)もプレゼントしなかったかも・・(まだいっぱい余っていたような)
ついついお馴染みさんには反って忘れてしまいます。
今度お見えの時にお渡ししましょう・・

アキュフェーズ プリアンプ C-2120 発表

new プリアンプ「C-2120」新発売。 価格517,000円(税別 470,000円)。      2013年7月中旬

オプション・ボード ディジタル入力ボード DAC-40、価格88,000円(税別 80,000円)。
アナログ・ディスク入力ボード AD-30 価格 66,000円(税別 60,000円)。
ライン入力ボード LINE-10 価格 8,800円(税別 8,000円)。      2013年7月中旬 
 

 

アキュフェーズ新製品資料より

創業 40 周年記念モデルとして発売した、最高峰のプリアンプ C-3800 は、全世界のオーディオ・ファイルから絶賛のお言葉を頂戴し、性能・音質ともプリアンプの標準機としての揺るぎない支持を得ることができました。『Balanced AAVA』を搭載し、入力から出力まで完全バランス構成を実現した C-3800、この思想・技術を受け継いだ兄弟機のプリアンプ C-2820、C-2420 が既に誕生し、高い評価を頂いています。 


今回ご案内いたします新製品『ステレオ・コントロール・センターC-2120』は、これら C-3800 などの卓越した設計テクノロジーを導入し、C-2110 全回路の完成度を高めてフルモデル・チェンジ、さまざまなソースに対応する機能性と高音質を目指した自信作で、プリアンプのボリュームゾーンをなす製品です。 


アナログ・プリアンプの概念を根本から変えた革新的技術:『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』はプリアンプ C-2800 に初めて搭載、それ以後アキュフェーズは、AAVA 技術を常に進化させてきました。AAVA は、あくまで純粋なアナログ処理によるボリューム・コントロールです。

従来の可変抵抗器を追放することにより、
①圧倒的な高 SN比 
②超低ひずみ率 
③音量調整による周波数特性の変化や音質変化が少ない
④左右の音量誤差(連動誤差)が極小
⑤左右のクロストークが極小
 などボリューム・コントロールの性能・音質上の諸問題を解決し、今までのボリューム概念を一変させました。
さらに 重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部品類で構成されているため、機械的摩耗が 
なく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。そして、パネル面のボリューム・ノブを回して(音量ボリューム値)その位置を検出しますので、通常のアンプと同一感覚で操作できます。

C-2120 はトランス、フィルター・コンデンサーなど電源部を左右独立構成、さらにライン入力、バランス出力、AAVA などの回路を構成しているユニット・アンプ群を左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置、しっかりと固定しました。
このモノ・コンストラクションにより、チャンネル間の電気的・物理的干渉を防止しています。

本機の大部分は《ボリュームと一体化したラインアンプ》が占めていますが、プリアンプとして多くの機能を搭載、高音質設計のトーンコントロールを初めコンペンセーターなどの音質調整機能、レコー ダー機能も備えています。

入・出力端子に直結し最短距離で信号切り替えができるロジック・リレーコントロール、接続を変えることなく簡単に他のプリアンプを活用することができる『EXT PRE』機能、外装にアルミ押し出し材を使用した重厚なリモート・コマンダーも付属しています。

また、オプション関係の拡張性を高め、192kHz/24 ビットまでのハイビット・ハイサンプリングに対応した USB 端子付き『ディジタル入力ボード:DAC-40』を新しく開発、PCにダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して高音質な音楽再生を可能にします。

また、OPTICAL、COAXIAL、USB の各端子を選択できる『DAC 入力切替ボタン』を装備し機能性を追求、ロックしたディジタル信号のサンプリング周波数を数値表示できる機能もプリアンプとして初めて装備しました。

アナログ・レコードの再生にも新開発の『アナログ・ディスク入力ボード:AD-30』を用意、MC/MM カートリッジに対応するゲイン(MC: 66dB、MM:40dB)と MC 負荷インピーダン(30Ω/100Ω/300Ω)を見直して、MC/MM あらゆるカートリッジに対応したハイグレードなレコード再生が可能です。

本機のデザインは、左右に入力セレクターと音量ボリューム・ノブを設け、ファンクションのほとんどをヒンジド・パネルに収納、ゴールド調のパネルフェースを基調にしています。 
またサイドパネル面はアルミ素材に落ち着きのある光沢塗装仕上げを行い、高級感あふれる 
優美な雰囲気を醸し出しています。

アナログ高級プリアンプとして、全素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求したC-2120 は、あらゆるソースに柔軟に対応し、いきいきと潤いに満ちた深い表現力で音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。


1.画期的な AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)方式ボリューム・コントロール
 

プリアンプの主な機能は入力の選択と音量調節です。
この中で音量調整機能は性能と音質を左右する最も重要な部分です。
一般的に音量調節は可変抵抗器を使用して、その機械的回転と接触により抵抗値を変化させて音の大きさを調節しますが、本機に搭載している『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』は、アキュフェーズの特許技術で全く新しい概念のボリューム・コントロール方式です。音楽信号が可変抵抗器を通らないため、インピーダンス変化の影響を受けません。これにより、高 SN 比、低ひずみ率で、音質変化もほとんどなく音量を変えることができます。 

■ AAVA の動作原理 
AAVA は、入力した音楽信号を《V-I(電圧-電流)変換アンプ》で、《1/2、1/22、・・、1/215、1/216》の『16 種類の重み付けされた電流』に変換します。16 種類の電流は、それぞれ 16 個の電流スイッチによって ON/OFF、その組み合わせで音量が決まります。切換制御は、心臓部である CPU(マイクロ・プロセッサー)によってコントロールされます。
これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。
さらに終段で、合成電流を《I-V(電流-電圧)変換器》によって電圧に戻します。
このように、内部は電流モードで動作しますので、電流スイッチの ON 抵抗による影響をほとんど受けません。 


■ 合計 18 個の『V-I 変換アンプ』を搭載。入力部は、バッファー・アンプをディスクリート化で強力ドライブ 
 AAVA の雑音特性を左右する要素の一つに入力のバッファー・アンプがあります。このバッファーアンプに低雑音素子を使用したディスクリートアンプをバランス構成とすることで一層の高 S/N 化を図っています。

■ AAVA は回路構成がシンプル 
 AAVA は、増幅器とボリューム調整とが一体化した新しい概念の電子回路で、音楽信号にとって大変シンプルな構成になっています。このため、性能や音質の経年変化による劣化が少なく、長期に亘って高信頼性を保持します。

■ AAVA はアナログ処理 
 AAVA は、音楽信号を『電圧→電流』に変換、電流をスイッチで切り替えてゲインをコントロール、再び『電流→電圧』に変換する純粋なアナログ処理です。電流スイッチの切り替えは、CPU(マイクロ・プロセッサー)でタイミングや組み合わせを精密に行います。

■ 音量を変えても、高 SN 比・低ひずみ率を維持し、周波数特性や音質の変化が少ない

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでもボリュームを絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。

■ ボリューム・コントロールの分解能

 AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音 
量を可変します。16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わ 
せが可能です。さらに上位 2 ビット分を並列接続し、片チャンネルあたり 18 個のアンプを 
使用することで実用域での大幅な性能向上を実現しています。


■ 操作感覚は従来ボリュームと同じ

 実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲインを選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

■ 左右の連動誤差やクロストークから解放 
可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。
また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもこの部分では発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。 

■ アッテネーターや左右のバランス・コントロールも AAVA 
左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。 

■ プリアンプ本体の増幅度(ゲイン)を正確に表示 
 AAVA は、入力から出力までのプリアンプ全体の増幅度(ゲイン)をボリューム・ノブの回転により、正確に変化させることができ、その数値(dB)をパネル中央部のディスプレイ部に表示します。 

2.入力ポジションに対応した位相設定が可能 
 

C-2120 内部では入力信号と出力信号は同相ですが、接続する入力や出力機器によっては位相を逆にしたいことがあります。このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を変えることができ、さらに入力セレクター、レコーダーなど全ての入力ポジションに対応し、入力端子毎に位相の設定が可能です。『INV』LED の《点灯(逆相)/消灯(正相)》で確認できます。特にバランス接続の場合、入・出力の接続コネクターの極性に合わせて簡単に設定することができます。

3.高音質・長期安定性に優れた、ロジック・リレーコントロール信号切替回路 

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しています。これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接点抵抗・高耐久性の極めて質の高いものです。 


4.プリアンプのゲインを選択可能 

当社のプリアンプの標準利得は 18dB ですが、本機は全体の利得を《12dB、18dB、24dB》の 3 種類から選択することができます。フロントパネルに切替スイッチを用意していますから、スピーカーの能率等を含めて再生系のトータル・ゲインを整え、ユーザーのニーズに合わせた最適なゲインを選択してお使いいただけます。 

5.ユニット・アンプ化した回路は左右独立構成 

本機の主なアンプ回路は、入力バッファー、AAVA、バランス出力、ヘッドフォーンアンプなどの左右合計 5 ユニット・アンプ群で構成されています。各ユニット・アンプは、ガラス基材のマザーボード上に、左右完全に独立構成で配置しました。これらのユニット・アンプは、相互干渉しないように金属によるフレーム構造によりしっかり保持され、電気的干渉、物理的振動を抑制しています。 

6.左右独立させた、モノ・コンストラクション構成の理想電源 
 

電源部にも贅を尽くしました。電源回路はエネルギー源と同時に、ここから供給される負荷電流も音質に大きな影響を与え、電源の質も非常に重要になります。
本機は、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、高音質タイプを搭載、電源トランスともに左右を独立させたモノ・コンストラクションで余裕ある強力な電源部を構成しています。
同時に内部の構造・配置的にも左右チャンネルを分離、更に全ユニット・アンプに広帯域低インピーダンス電源を搭載し、アンプ間の相互干渉を徹底的に防止し、電気的特性や音質の向上を可能にしました。

7.音質重視の専用ヘッドフォーン・アンプ回路を内蔵 
 

ヘッドフォーンでの鑑賞もリスニングの重要なファクターです。本機は、音質に配慮し、シングルエンド・プッシュプル(パワーアンプなどと同構成)の本格的なヘッドフォーン専用のアンプを設け音質に配慮しました。、ヘッドフォーン出力はメインボリュームで可変することができます。

8.音質重視の加算型アクティブ・フィルター方式トーン・コントロール 
 

プログラム・ソースのエネルギーバランスは千差万別であり、スピーカー・システム、リスニング・ルームによっても大きくバランスが変わりますが、いつも自分の好みのエネルギー・バランスに整えて鑑賞したいものです。 
本機は、本格的なグラフィック・イコライザーに使用される加算型アクティブ・フィルター方式のトーン・コントロールを搭載しました。 


この原理は右図の通りで、本来のフラット信号はストレートに通過し、必要に応じて F1、F2 で特性を作り、フラットな信号から増減させる方式で音質的に大変優れています。

BASS/TREBLE コントロールノブが中央にあるときは、フィルター回路が接地されて外れます。

低音部は 40Hz/100Hz を切り替えて BASS コントロール(最大±10dB)、高音部は 8kHz/20kHz を切り替えて TREBLE コントロール最大±10dB)が可能です。 


9.その他の機能 

レコーダーを接続し、録音・再生ができるように『レコーダー・スイッチ』、『モノ/ステレオ切り替えボタン』、表示の消灯ができる『ディスプレイ ON/OFF ボタン』を装備しています。

音質調整機能として、小音量時の量感不足を補うため、低音の量感を増す『コンペンセーター』を装備しました。

また、瞬時に音量を下げる『アッテネーター』や『ゲイン切替』スイッチなどを装備しています。

10.外部プリアンプとの切り替えができる『EXT PRE』機能 

 OUTPUT スイッチで『EXT PRE』ポジションに切り替えて、接続ケーブルを変えることなく、他のプリアンプなどを活用することができます。例えばホームシアターなどの場合、外部プロセッサーのフロント L/R の出力を接続しておけば、本機をパスして直接パワーアンプに入力することが可能です。

11.合計 10 系統の入力端子と 4 系統の出力端子 


プログラムソースの多様化に備えて、多くの入・出力端子を装備しました。入力は RCAフォノジャックが 8 系統(CD、TUNER、LINE 3 系統、レコーダー、そしてオプションの2 系統)、それにバランス入力が CD およびラインの計 2 系統と豊富です。出力は、RCAピンジャック 2 系統とバランス 1 系統、レコーダーの合計 4 系統を備えています。



12.リアパネルに 2 枚のオプション・ボードが増設可能 
 

オプションを簡単に挿入できるスロットをリアパネルに 2 枚分装備していますので、空いているスロットに任意のボードを増設することができます。

■ アナログ・ディスク入力ボード AD-30:アナログ・レコードを演奏する場合に使用します。MC/MM 型どちらのカートリッジにも対応します。

■ ディジタル入力ボード DAC-40:COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)、USB の 入力端 子を装備 し、CD プレ ーヤーや PC 等 と接続 し て 192kHz/24bit (COAXIAL・USB)、96kHz/24bit(OPTICAL)までのディジタル信号を入力できます。

■ ライン入力ボード LINE-10:C-2120 本体のライン入力が不足する場合に使用します。 


13.オプションボード《USB 端子付ディジタル入力ボード:DAC-40》を増設して、ディジタル入力でハイグレードな音楽再生が可能

DAC-40 は、最新の高音質・高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載したオプションのディジタル入力ボードです。C-2120 のオプション・スロットへ増設すると、ディジタル信号を直接入力することができ、ハイグレードなサウンドを楽しむことができます。

入力端子は、USB(タイプ B)、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)の 3 種類を装備し、サンプリング周波数は、COAXIAL・USB:192kHz/24bit 、OPTICAL:96kHz/24bit までの高品位音源に対応します。この中で USB 端子は、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して、高音質な音楽再生が可能です。 

C-2120 では DAC-40 の入力を選択できる 
DAC 入力切替ボタンとロックしたディジタル信号のサンプリング周波数を表示する機能を装備しています。

*USB 端子と PC を接続して演奏するには DAC-40 に付属する USB ユーティリティ(CD)を PC にインストールする必要があります。

14.アルミ光沢仕上げの精緻なサイドパネル
 

正面パネルは、アキュフェーズの伝統であるシャンペンゴールド色のアルミにヘアラインを施し、サイドパネル面は、アルミ素材に落ち着いた光沢塗装仕上げとしました。精緻で優美な雰囲気を醸し出し、リスニングルームの雰囲気を一段と引き立てます。 

C-2120 には、ディジタル入力ボード DAC-40、アナログ・ディスク入力ボード AD-30、ライン入力ボード LINE-10 の 3 種類のオプション・ボードが用意されています。用途に応じてリアパネルのオプション用スロットに増設してください。

・空いているスロットに、任意のオプション・ボードを増設することができます。

・ディジタル入力ボード DAC-30/DAC-20/DAC-10、アナログ・ディスク入力ボードAD-20/AD-10/AD-9 、 ラ イ ン 入 力 ボ ー ド LINE-9 も 使 用 で き ま す 。
 た だ し 、DAC-30/DAC-20/DAC-10 は入力の選択及びサンプリング周波数表示はできません。また、AD-10/AD-9 を使用する場合、C–2120 パネル面の MC/MM 切替ボタンは動作しないため、ボード上での設定が必要になります。 


 

7/6追記

6/3 にC-2120 、P-4200が当店で聴けました。

4日まえにアキュフェーズ本社試聴室ではじめてブラインドテストで聴きましたが、その時の印象と大きく変わることは無かったです。

とくに低音の迫力とリアリティが魅力の新製品のセットです。


C-2120試聴機には

オプションボード《USB 端子付ディジタル入力ボード:DAC-40》が組み込まれており、

コアキシャル・デジタル入力してみるとプリの表示部に「192kHz/24bit」とサンプリング入力が表示されます。



8月にこのセットの試聴会も予定しております。

是非ご参加ください。

その際 DAC-40のUSB入力や実力も更にテストしてみたいと思います。

 

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2011 年末のご挨拶   2011/12
アキュフェーズ 電源 PS-1220 納品 2014/9

パワーアンプ壮観です

パワーアンプ壮観です。

と申しましても、
現在始まっています「アキュフェーズ試聴会」当店の会場ではございません。

本日は福山市のお馴染み様の納品に来ています。

オーナー様は
ピュア・オーディオ+ホームシアターもされていらっしゃるためアンプの数も沢山で、
こういった風に改めて写真に収めますと、壮観です。

コントロール部には
アキュフェーズC-3800PS-1220
CDプレーヤーにはESOTERIC P-03D-02G-0sなどが鎮座しています。



スピーカーは写っていませんが、写真下:左端にちらっとJBL K2 S-9800SEが見えます。
そう以前、新・ネットワーク交換の記事で、ご紹介したことのあるお宅です。


アキュフェーズ・パワーアンプ側は下取りさせていただいたM-2000×3台も記念写真に納まっていますが、
新パワーアンプ群 M-6000×3台、A-200×2台、PS-1220×3台とやはり豪快です。



こちらが本当のアキュフェーズ・フェアでしょうか?(笑)

オーナー様は
メインスピーカーはTANNOY Kingdom をご愛用ですが、
これからセッティング、調整、エージングと、どの様に鳴らしていかれるのでしょう・・
楽しみですね。

 

*JBL        *アキュフェーズ2009~    *TANNOY    

*ESOTERIC

JBL

ハーマンインターナショナル

 

*アキュフェーズ~2008

 

TANNOY    *スナップ

 アキュフェーズ総合カタログ

 

     

アキュフェーズ 公開クリニック&試聴会のご案内

アキュフェーズ 公開クリニック&試聴会(主力機種が勢ぞろい!)


日時  5月11日(土)
       5月12日() 盛況のうちに終了いたしました。

場所  サウンドマック当店にて

二日間はアキュフェーズの
技術、サービス、営業 3名のスタッフが常駐しており、
アキュフェーズ製品 修理/点検を
お客様立ち会いのもとで行わせて頂きます。

クリニックは事前にご予約が必要となります。 
⇒スタッフまでメール、TELなどでお申し込みください。  
 
公開クリニック当日特別価格 (事前ご予約が必要となります。)

保証期間内 :無償    
保証期間外 :有償    
     
CDプレーヤー(DP-○○○) 
3年以上5年未満   ¥3,000+部品代  

CDプレーヤー以外の製品  
5年以上10年未満   ¥5,000+部品代  
10年以上20年未満   ¥8,000+部品代  
20年以上   ¥15,000+部品代  
 上記金額には消費税は含まれません     当日、終了いたしました。

注意事項     
(A)  当日は保証書とメンテナンス製品をお持ちください。      
(B)  保証期間内であっても保証登録のない場合は有償になります。         
(C)  当日修理が不可能な場合は本社送りとさせて頂きます。  
(D)  修理はお客様立ち会いのもとで行わせて頂きます。  

 1件に付き約1時間かかります。 
一部の旧製品の症状によっては修理不能の場合もございます。
二日間のご予約数も限りが御座いますので、お申し込み時にお尋ねください。

4/20 追記
ご予約を承りましてまだ数日ですが、
既に12日()のご予約が結構入って埋まってきています。

11日(土)ご希望ご予約はまだまだ今からですが、
12日()ご希望の方がいらっしゃいましたらお早めにどうぞ!

4/27追記
主力製品 試聴機器続々入荷!

ご試聴の方は、予約は必要ございません。
本日からでもどうぞお立ち寄りください。

CDプレーヤー
DP-410、 DP-550、 DP-900 DC-901

プリアンプ
C-2420C-2820C-3800


パワーアンプ
A-46P-6100A-65A-200  

プリメイン
E-460 、 E-560E-360PS-1220ほか引き続き入荷予定
 
お好きな組み合わせでどうぞ!



5/11 AM 始まりました。
 
スナップ
サービスの高橋さんがDP-75のメカを外しています。



DP-75のCDトランスポートが外されました。

本体はメカ部がすっぽり抜けています。
いつもは、あまり見れない光景です。



トランスポートの上カバーも外されメカ部が裸状態に・・

動作部をクリーニングした後、
消耗する部品(ベルトなど)の磨耗した状態と新品部品をオーナー様の前で比較・・



消耗した部品は見ただけで全然変わり果てています。

この後、電源部、アンプ部のコンデンサー二つとロードスイッチを交換。
測定後、組み立てとスムースに進みます。
最後に音だし、チェック、ばっちりです。

それにしても、こんなに手際のよいサービスマンの方は初めてお目に掛かりました。
しかもタフな方です。本日も何台こなされたでしょうか・・

加えて高橋さんは大のカープファンらしく、
関東圏から広島のマツダ・スタジアムまで2泊3日の強行軍でよく来られるそうです。
親しみがわきます。(笑)

5/12   スナップ

本日の一台目はE-350
目立った症状はメーターのランプが暗くなったとのこと・・



ランプ基板修理とランプ交換後
オーディオアナライザーでひずみ率ほか検査



高橋さんは回路動作の解説までオーナー様に細かく説明をされていて
まさにプレゼンテーションもお出来になるスーパー・サービスマンです。



オシロでスイッチのガリオームなど検査

 


使用年数の経ったアンプは、音だけ聴いたのでは分からないのですがオシロスコープで見ると劣化してきている部分がよく判ります。
 

▼こちらはC-3800A-46DP-550など只今、大ヒットモデルを設計、もしくは携わっておられる
田尾さんによる解説付き 試聴ルームとさせていただきました。

スタッフとの雑談のなかにも、比較的リーズナブルなアンプのなかでは
A-46をBTLで使用すると更にすごい! と我が子のようなA-46にも愛情が溢れます。





何故BTLがよいのか・・も設計に素人の私たちにアース電流の行く先、
信号増幅時の電流の向きなどを図に描いて説明いただきました。
バランスのような動作をするということです。

BTLは本当にメリットだけなのか、 動作時の高調波歪について、
聞きかじりの古い定石で食い下がってみましたが、
実際に実測でも悪くなるデーターは無いそうです。

もちろん、
ダンピング・ファクターの件も織り込み済みですが、
最終はオーナー様のお好みということで。
 

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 E-260 発表

E-250をフルモデル・チェンジした
new プリメイン E-260

上位機種の「E-560/E-460/E-360」と同じ仕様の「AAVAボリューム」「ヘッドホーン出力」「位相切り替え」「EXT PRE 機能」を搭載し、エントリーモデルながら抜群のCP(コスト・パフォーマンス)を誇ります。

しかも音質は、ピントが合って、非常にまとまっていて、アキュフェーズ初めて・・という方にも魅力十分!過不足が無いです。  価格は319,000円 (税別 290,000円) となりました。





以下 アキュフェーズ新製品資料より

アキュフェーズの E-200 シリーズは、インテグレーテッド・アンプの中心的な存在として 
国内はもとより海外でも圧倒的な人気と信頼を得て、その技術の蓄積が E-210、E-211、 
E-212、E-213、E-250 と受け継がれてきました。

新製品 E-260 は、E-250 から大幅に改良 してフルモデル・チェンジ、これまで培った高度な設計テクノロジーを結集し、上位機種 E-560、E-460、E-360 と同じ『AAVA 方式ボリューム・コントロール』を搭載、音楽の持 つ個性や優れた潜在能力を引き出す高級インテグレーテッド・アンプとして誕生しました。 

 『AAVA』は、ボリューム(音量調整機能)の概念を根本から変えた革新的技術で、純粋 なアナログ回路による、高性能・高音質ボリューム・コントロール方式です。
現在、プリア ンプの最高峰 C-3800 をはじめ、プリアンプ及びプリメインアンプの心臓部に『AAVA』を 搭載して高い評価を頂いております。 

 『AAVA』は、増幅部と音量調整器を一体化、信号経路に可変抵抗器を使用しないため、よりシンプルで純度の高い増幅が可能です。



これにより、

①圧倒的な高 SN 比

②超低ひずみ率

③音量調整による、周波数特性の変化や音質変化がほとんどない

④左右の音量誤差(連動誤差)が極小

⑤左右のクロストークが極小、

などこれら多くの利点と同時に信号の高音質伝送を実現しています。

さらに重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部 品類で構成されていますから、機械的消耗がなく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。

そして、通常のアンプのように、パネル面のノブの位置を検出して音量を決定 しますので従来と同一感覚で操作できます。

さらに E-260 は、音量レベルをパネル中央デ ィスプレイ部に数値で表示できる機能を搭載し、数値を確認して常にお好みの音量で音楽をお楽しみいただけます。

インテグレーテッド・アンプは、操作性が良くスペースファクターに優れていますが、アンプ全体の増幅度が大きいため、入力側で受ける僅かな干渉や妨害も大きく増幅され、音質劣化の原因となります。
本機は、回路的にプリアンプ部とパワーアンプ部が分離されており、 性能・音質ともセパレート・アンプに匹敵するグレードを実現、スイッチ一つで簡単にプリ部とパワー部を分離し、それぞれ独立して活用できる『EXT PRE 機能』をこのクラスでは初めて装備しています。

さらに本機の効果的な活用法として、パワーアンプを 1 台追加してバイアンブ方式へのアップグレードや 2 系統のスピーカー端子を装備していますのでバイワイヤリング接続などが可能です。 

パワーアンプ部の構成には、最新のインスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)方式を採用して信号経路をバランス伝送化、カレント・フィードバック増幅回路を搭載して、電気的性能の更なる向上を図っています。
出力段は、大電力オーディオ用パワートランジスターを使用したパラレル・プッシュプル構成で、低負荷インピーダンスの駆動能力を大幅に向上させています。

これらの動作を支えるのが、大電力容量電源トランスと、大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源部です。
これにより、115W/4Ω×2、90W/8Ω×2のハイクォリティなパワーと出力回路の見直しによりダンピングファクター200を実現して駆動力の向上を図りました。 


 プリアンプ部は専用の電源回路を装備し、パワーアンプ部との干渉を防止、外来誘導雑音を受けにくいバランス入力端子を装備、入・出力端子の金プレート化など、音質・性能を練り上げ、音の純度を徹底的に磨き上げました。

また、トーン・コントロール回路、コンペンセーターなどの音質調整機能、レコーダーへの入出力機能も備えています。そして、ロジック・リレーコントロールによる信号切り替え、位相切り替え、操作に便利なリモート・コマンダーなどを装備、パーツ一つ一つの吟味と試聴を繰り返し、インテグレーテッド・アンプとして更に完成度を高めました。

また、オプション関係の拡張性を高め、USB 端子(タイプB)付き『ディジタル入力ボード:DAC-30』を用意、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USBケーブルで接続して高音質な音楽再生を可能にします。

アナログ・レコードの再生には、オプションで『アナログ・ディスク入力ボード:AD-20』を増設することにより、ハイグレードなレコード再生が可能です。

 E-260 はアルミ素材のサイドパネルを使用して外装をグレードアップ、パネル面は、両サイドに入力セレクターと音量ボリュームを設け、中央に大型アナログメーターを配置、伝統的なシャンペン・ゴールドパネルと相俟って精緻で優美な雰囲気を醸し出しています。 

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AAVA ボリュームについて詳しく追記:

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。
AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでも VR を絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。 

AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わせが可能です。

実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。
内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲイン 
を選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。

また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもほとんど発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。

左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。

AAVA の雑音を左右する要素の 1 つに入力のバッファー・アンプがあります。ここに高性能アンプを 5 個並列接続することで低負荷駆動能力を向上させ、高 S/N 化を計っています。

E-260 ではこのクラスの新しい機能として、ボリューム・ノブを最大に回した状態(MAX)を基準(0dB)として最小(MIN)まで、音量レベル(AAVA の減衰度)を、パネル中央部のディスプレイ部に数値で表示します。

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さらに詳しくパワー部について

E-260 のパワーアンプ部に、最新の『インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)』構成を導入しています。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子から出力段までの信号経路をバランス伝送化しています。
このため、機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての高い安定度・信頼性を実現しています。

インスツルメンテーション・アンプを構成するパワーアンプ部に、出力信号を電流で帰還するカレント・フィードバック増幅回路を採用しました。右図にその基本原理を示します。


初めに帰還側の入力端子のインピーダンスを下げて電流を検出します。
次に電流を I-V 変換器で『電流-電圧』変換し出力信号を作ります。帰還入力部分(図の電流加算部分)のインピーダンスが極めて低いので、位相回転が発生しにくく、その結果位相補償の必要は殆どありません。
このよう に、少量の NFB で諸特性を大幅に改善できるため、立ち上がり等の動特性に優れ、 
音質面でも自然なエネルギー応答を得ることができます。


この回路では、利得の大小による周波数特性の変化がほとんどありません。
右図に電流帰還増幅器の利得を変化させた場合の周波数特性を示します。
広い帯域にわたって一定の特性で、利得を増減しても周波数特性はほぼ同じ特性が得られています。

第1図が本機のパワーアンプ部のサーキット・ダイアグラムです。NPN パワートランジスター(Q11、Q13)、及び PNP パワートランジスター(Q12、Q14)をそれぞれパラレル接続した構成になっています。

 パワー・アンプに使用される半導体は、コレクター損失が大きく、高周波特性、耐破壊特性の良好な素子が選択されます。
本機にはさらに、電流増幅率リニアリティ、スイッチング等の諸特性に優れた、大電力オーディオ用パワートランジスターを採用しました。この素子をパラレル・プッシュプルで構成し、大型のヒートシンク上に取り付け、効率的な放熱処理をしています。このように十分な余裕度をもつ設計により、チャンネル当たり 115W/4Ω、105W/6Ω、90W/8Ωの大出力パワーアンプを実現しました。

 出力素子のパラレル接続は、単体による同一動作より、素子が受け持つ電流容量、出力インピーダンス、内部雑音を低くでき、また素子から発生する熱を分散させることができるので、負荷の変動に対して、非常に安定した動作が保証されます。
E-260 では大電力パワートランジスターを採用、さらに微小信号における、ひずみ率や SN 比が向上して、性能・音質向上にも大きく寄与しています。


アンプ回路や NFB 経路等の見直しにより、アンプの出力インピーダンスを更に小さくして、ダンピング・ファクター(DF)200 を実現、一層の音質向上に寄与しています。

ダンピング・ファクターは一般に、アンプの出力インピーダンス(Z)とスピーカー・インピー 
ダンス(R)の比(DF=R/Z)で表され、パワーアンプがスピーカーを駆動する場合に、その制動力を示す指標となります。
DF の数値が大きいほど、アンプがスピーカーをコントロールする能力が高く、低音に締まりが出てくるとされていますが、これはアンプの出力インピーダンスが小さいほど、スピーカーからの逆起電力を吸収して不要な振動を抑える役目をすることによります。 

また、アンプ自体の DF は変わりませんが、細いスピーカーケーブルを長く引き伸ばすと、ケーブルの持つインピーダンスが影響して駆動能力が悪化しますので、ケーブルの選択と長さにも十分注意が必要です。

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。
本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しました。これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。
これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接触抵抗・高耐久性の極めて信頼性の高いものです。 

電源部は、全エネルギーの供給源であり、この部分に十分な余裕がないと音質のみならず、基本特性までもが脅かされます。
本機は、大電力容量の大型電源トランスを使用しました。 

また、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、大容量 22,000μF のカスタム仕様品を 2個搭載しています。
このような大きな余裕度を誇る電源部により、力強い豊かな低音域の再生が可能となりました。

また小信号を扱うプリアンプ部にはトランス別巻線の専用電源回路を用いて、電源部を介したパワー部との干渉を防止しています。

同時に内部の構造・配置的にも、プリ/パワー部を分離、相互干渉のない良質な音質の維持を可能にしました。


プログラム・ソースの多様化に対応して、入力セレクター側で 7 系統(オプション 1 系統含む)、レコーダー1 系統を入力することができます。この内バランス(平衡)入力を、CD-BAL として 1 系統用意しています。

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス入力を設けました。バランス伝送の出力側は、同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。
入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、二つの入力に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされ消滅します。
機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。
バランス接続によりこの妨害からフリーになり、良質な信号伝送が可能になります。

バランス入力は接続する機器によっては位相が逆の場合があります。このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を反転させることができます。本機能はバランス入力ポジションのみ位相の設定が可能です。

ヘッドフォーンでの鑑賞もリスニングの重要なファクターです。E-260 では、新しくヘッドフォーン専用のアンプを装備し音質に配慮しました。
スピーカー切替スイッチでスピーカーへの出力を切り、メインボリュームでヘッドフォーン出力を可変することができます。

出力電力をモニターするパワーメーターを装備しました。このメーターは対数圧縮型ですから、広いダイナミックレンジを一度に見ることができ、しかもピークを捕捉していますので、時々刻々変化する音楽信号を正確に監視することが可能です。

プリアンプ部とパワーアンプ部を分離し、それぞれ独立アンプとして使用するための切替用『EXT PRE』ボタンとプリアンプ出力/パワーアンプ入力端子を備えています。
この端子間にディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続して、音場補正をした演奏が楽しめます。また、別系統のプリアンプや AV アンプを組み合わせてステレオ演奏を楽しむ、あるいはパワーアンプを追加してバイアンプ接続するなど、いろいろな活用方法があります。 

太いスピーカー・ケーブルにも対応できる、スピーカー端子を 2 系統装備、スピーカーA/Bの 2 系統を切り替えて使用することができます。
端子の素材は、真鍮無垢材の削り出し、さらにケーブルの端末処理がきれいで接続がスムースにできる、『Y ラグ』や『バナナ・プラグ』の挿入が可能となっています。 

E-260 には、ディジタル入力ボード DAC-30、アナログ・ディスク入力ボード AD-20、ライン入力ボード LINE-10 の 3 種類のオプション・ボードが用意されています。
オプションを簡単に挿入できるスロットをリアパネルに装備していますので、空いているスロットに、任意のボードを1枚増設することができます。
オプション・ボードを増設すると、ディジタル入力での演奏やアナログ・レコードの高品位再生が可能となります。 


DAC-30 は、最新の高音質・高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載したオプションのディジタル入力ボードです。

E-260 のオプション・スロットへ増設すると、ディジタル信号を直接入力することができ、ハイグレードなサウンドを可能にします。

入力端子は、USB(タイプ B)、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)の 3 種類を装備し、サンプリング周波数は、COAXIAL:192kHz/24bit 、USB と OPTICAL: 96kHz/24bit までの高品位音源に対応します。
この中で USB 端子は、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して、高音質な音楽再生が可能です。

入力セレクターで『OPTION』を選択すると、同時に複数の入力信号がある場合には、 COAXIAL → OPTICAL → USB の優先順位で自動ロックします。

複数入力信号の選択方法は、再生しない信号のケーブルを外すか、その機器の電源を切ってください。

バイアンプ方式は、LOW(低域)側と HIGH(中高域)側のスピーカー・ユニットを別々のアンプで駆動し、高音質の演奏を楽しむ接続方式です。本機のプリアンプ出力端子には、常時プリアンプの信号を出力していますので、パワーアンプを一台追加すると、バイアンプ接続へ簡単にアップグレードすることができます。また、アキュフェーズのパワーアンプの利得は、全て統一されて(28dB)いますからバイアンプ接続に便利です。
(プリメインとセパレート・パワー・アンプと併用しても、問題無くゲイン差が起こりません。)

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 DP-550 発表

new SACDプレーヤー DP-550 発表

12月発売  メーカー希望価格  638,000円(税別 580,000円)


10/23にプリアンプC-2420   プリメイン E-260  は当店で試聴できたのですが

SACDプレーヤー  DP-550 が聴けるのはもう少し先になりそうです。

SACD対応だけではなく、背面にUSB(タイプB)デジタル入力端子装備ほか、最新のDSDディスクも再生可だそうです。

攻めていますね・・


以下 アキュフェーズ新製品資料より

新製品 DP-550 は自社開発メカニズムを含め、これらの優れた技術を基に、これまで培った高度な技術と最新の技術を結集、高性能の一体型 SA-CD/CD プレーヤーを目指し、多くの試聴を繰り返して完成しました。

今までのアキュフェーズのプレーヤー同様、『2 チャンネルの音楽ソース』再生に特化、SA-CD および CD の音の魅力を100%引き出すことを目的としています。 

 高速で回転するディスクから、そこに刻まれた微小信号(情報)を読み取り、極めて純度の高いディジタル信号の復元を可能にするには、回転部分から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小に抑え、同時に共振をどのように排除するかが重要になります。

このため DP-550 は、《SA-CD ドライブ》本体を強固なシャーシでしっかり固定、ドライブのローディング・メカやメカ・ベースを高剛性構造とし、逆に《トラバース・メカニズム: ディスクの回転部分とピックアップ部分が一体となった心臓部》を積極的に軽量化、ローディング・メカからフローティングさせた分離構造としました。

そして大型ブリッジ・カバーが、土台となるメカ・ベースに固定され強固な一体化構造体を形成しています。

さらに 《SA-CD ドライブ》全体をシャーシに直接固定、3層構造のボトム・プレートと 4 個の鋳鉄製大型脚部がこの筐体全体をしっかりと支えています。 

 DP-550 のトランスポート部は、専用の DSP を使用したディジタル・サーボを搭載し、 DSD(Direct Stream Digital)方式で記録されている SA-CD ディジタル信号の高精度処理を実現しました。

重要な信号読み取りレーザー・ピックアップには、最新の 1 レンズ/ツイン・レーザーダイオード高速アクセス・メカニズムを搭載し、高精度の信号読み取りとアクセス時間の短縮を可能にしています。 

 DP-550 のディジタル・プロセッサー部は、独創的なディジタル処理による再生方式: MDS+(Multiple Delta Sigma+)を搭載しました。

この MDS+は、DSD 信号を直接複数個並列駆動の D/A コンバーターで変換し、それぞれのデータを変換後総加算することにより変換誤差の極小化を実現しているのが大きな特長です。 

D/A コンバーターは、最新デバイスの『ハイパーストリーム . DAC』(ES9008 : ESS テクノロジー社製)を 4 個並列駆動させる方法で、驚異的な変換精度を持ち、ひずみ率特性や雑音特性、小信号リニアリティなどの諸特性を大幅に改善することにより、SA-CD が持つ魅力的な音楽の表情を余すところなく描き出すことができます。 

DP-550 は、同一筐体の中でトランスポート部とプロセッサー部を分離し、それぞれが最高の性能となることを目指して設計されています。

プロセッサー部は、外部ディジタル機器を接続できるディジタル入力端子として HS-LINK、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光)、USB を装備し、ここに他機器からのディジタル信号を受けて高品位の音楽情報を再生することができます。

また、トランスポート出力端子は HS-LINK、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光)を装備していますので、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続して、ディジタル領域での音場補正が可能になります。 

 電源トランスの巻き線はディジタル/アナログ用を分離して独立、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化に対し万全の対策を施しています。

さらに、ディジタル方式による音量調整や、ライン/バランス独立構成の『Direct Balanced Filter 回路』、伝送途中の雑音排除能力に優れたバランス出力回路など高音質再生を可能にしました。

デザインは、ゴールド調のパネルフェースを基調とし、サイドパネル面はアルミニウムに 光沢塗装仕上げで、精緻で優美な雰囲気を醸し出しています。
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一体型 SA-CD/CD プレーヤーとして、全回路・素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求した DP-550 は、躍動感と潤いに満ちた音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。 

SA-CD は、データの記録密度が高いため、従来の CD より高速回転で読み取りが行われます。
このため、回転体から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小にする剛性の高い強固なシャーシ構造を採用し、高精度で安定した信号読み取りを可能にしています。

《SA-CD ドライブ》は、高剛性コンストラクションとして、自身の回転による振動は もちろん、外部の僅かな振動も受けにくくする制振構造を目指しました。
基本となるメカニカル・ベース部は、剛性の高い強固なシャーシ構造体で一体化しています。


 『トラバース・メカニズム』は、ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系のマウント部分を司るところで、超高速で回転しているディスクから、盤に刻まれた『ピット』情報を読み取り、微弱な電気信号に変換する心臓部として一番振動を嫌うところです。

この『トラバース・メカニズム』は、ドライブのローディング・メカニズムから分離して、振動などの影響を受けないようにフローティングされていることが理想です。

このため高剛性ドライブ本体とは対照的に、積極的に軽量化を図りました。
そして、『トラバース・メカニズム』とローディング・メカを機械的にアイソレートする緩衝材に着目、その材質や形状を厳選した新設計のシリコン系の粘性ダンパーを採用し、4 点フローティング方式でトラバース・メカを支えています。 

大型ブリッジ・カバーは土台となるメカ・ベースに 8 か所でしっかりと固定され、強固な 一体化構造体を形成しています。
ブリッジ形状は、高速で回転するディスクの回転音や振動音が外部に伝わらないように、回転時の空気振動や回転気流までも考慮しています。 

ディスクの回転時、100Hz 以下の周波数帯に共振点があると、ピックアップの音飛び現象が起き易くなり、音質に悪影響を与えます。
このため、この周波数帯に極力共振点のない設計が必要になります。
DP-550 では各部の共振周波数を分散させるなど DP-900 の技術とデータを基に全てを新規に開発したもので、DP-900 に迫る性能を実現いたしました。

『トラバース・メカニズム』と『ローディング・メカニズム』とのアイソレートを十分に行い、個々の部品は材質や構造を全面的に見直し、実際の試聴と数々の振動・共振試験を繰り返してデータを解析し、『ピックアップ』・『ベース』部の共振を最小限に抑えることに成功しました。

 振動・共振の研究の一例として右の図に DP-550 の振動試験装置における『ピックアップ』と本体の加速度測定グラフを示します。


第1図はボトム・プレートが1 枚の時の特性で、『ピックアップ』、『ベース』、『本体』3 か所における共振周波数が一致して振幅が増大している様子が分かります。

また各特性に激しく振動する鋭い波形部分がありますが,これは本体の共振が大きく、『ピックアップ』に振動が伝わっていることを示し、『プレイアビリティ』の劣化を引き起こす原因となります。

第 2 図はボトム・プレートを 3 層構造にした特性を示します。

『ピックアップ』、『ベース』、『本体』3 か所における共振周波数が異なる周波数に分散され各振幅が緩やかに改善されています。また、 各特性には激しく振動する部分がほとんどありません。

さらに《SA-CD ドライブ》を可能な限り低い位置に配置することにより、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感のある美しい骨格を形成しています。

DP-550 は、数々の振動解析を繰り返して開発された、3 層構造の重量級ボトム・プレートと全体を支える 4 個の鋳鉄製の大型脚部で限りなく低重心化を図り、フローティング構造の『トラバース・メカニズム』によって振動の影響を受けにくいトランスポート部を実現しました。 

 DP-550 専用に新しく設計されたディスク・トレイはアルミ・ブロックを削り出して、硬質アルマイト処理と梨地処理を施し、ハイエンド SA-CD/CD プレーヤーに相応しい、優美で精巧なディスク・トレイを造り上げました。
このトレイが専用モーターと複数のギアで精密にコントロールされ、スチール製ベアリングシャフトにより、静寂かつスムースに移動するローディング機構を実現しました。 

DP-550 では、より安定したディスクのチャッキングを実現するために、チャッキング用マグネット材料に磁束密度の高い『ネオジム』を新規に採用し、8 極着磁ヨークとすることで、ターンテーブルとディスクを均等かつ強固に固定し、ディスクの面ブレを低減しました。


 第 3 図に DP-550 の全体ブロック・ダイアグラムを示します。ピックアップで読み取った信号は、RF アンプで増幅され、RF プロセッサーに入ります。RF プロセッサーでは、SA-CD/CD それぞれの RF 信号よりクロック信号の抽出・同期・復調・エラー訂正処理を行います。


光学ピックアップや各種モーター系の制御には、専用のサーボ DSP を 
搭載したディジタル・サーボにより、SA-CD/CD それぞれに適した制御
を行い、高精度で安定した信号読み取りが可能です。
この後 SA-CD/CD ディジタル信号は、最新の《MDS+方式 D/A コンバーター》を搭載したディジタル・プロセッサー部に伝送されます。


 専用ピックアップから取り出された従来規格の CD 信号も、SA-CD 信号と同様な信号処理技術により、高精度 CD ディジタル信号の復調が可能です。 
 信号読み取り用レーザー・ピックアップには、1 つのレンズに発光波長 650nm(SA-CD 用)と 780nm(CD 用)の 2 種類のレーザー・ダイオードを配置した、1 レンズ/ツイン・レーザーダイオードを搭載しました。

SA-CD と CD で共用してピックアップ全体の小型化を図ることにより、SA-CD/CD の切替時間およびアクセス時間を短くすることができます。 
さらに、音質を劣化させる原因の一つである、ピックアップ制御用サーボ電流の変動を大幅に減らすことができ、高精度で信号を読み取り、ディスクの情報を十分に引き出すことが可能になりました。 

 HS-LINK は、アキュフェーズ・オリジナルの高品位ディジタル・オーディオ・インターフェースです。広範囲なディジタル・オーディオ信号の伝送に対応でき、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)方式により、専用 HS-LINK ケーブル 1 本で伝送します。
またHS-LINK は、送・受信の相互認証を行いながら、データの伝送ができる万全のセキュリティ機能を備えています。

著作権保護のため、HS-LINK で伝送したディジタル信号は、HS-LINK 以外では受信できません。

SA-CD 信号は、ディジタル・プロセッサー部に伝送されるのと同時に DSD デコーダーに入り、1bit オーディオ信号の復調処理後、HS-LINK 伝送用ディジタル信号(2.8224MHz/1bit)として、トランスポート出力端子の HS-LINK から出力されます。

HS-LINK は、専用 HS-LINK ケーブルで、SA-CD および CD 両方のディジタル信号を出力することができます。
また、CD のみのディジタル信号を出力する、同軸および光ファイバー出力端子を装備しています。
ディジタル・レコーダーを接続して CD のディジタル録音をする場合には、 この端子からの信号を使用してください。

HS-LINKからの SA-CD/CD ディジタル信号は、録音することができません。 

 DP-550 は SA-CD や CD に加えて、個人でパソコンなどを使って記録した DSF ファイルフォーマットによるサンプリング周波数 2.8224MHz/2 チャンネル DSD ディスクの再生が可能です。
この機能により幅広いソースに対応し、楽しみが広がります。


出力の D/A コンバーターに、驚異的な性能・音質を誇る『MDS+方式 D/A コンバーター』を搭載しました。 


 MDS+方式は、⊿Σ(デルタ・シグマ)型 D/A コンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図った画期的なコンバーターです。

図のように⊿Σ型 D/A コンバーターを複数個用意して、各コンバーターにすべて同一のディジタル信号を入力、各コンバーター出力を加算して全体の出力とします。


全体の出力では、信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消される可能性がありますので、単純加算した値よりも小さくなります。
従って、信号と変換誤差の比が大きくなり、変換精度や SN 比、ダイナミック・レンジ、リニアリティ、高調波ひずみなど、コンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上(コンバーター数を n とすると√n 倍向上)させることができます。

DP-550 では、4 回路の高性能『ハイパーストリーム. DAC』(ES9008:ESS テクノロジー社製)を並列動作させていますので、コンバーター1回路の場合に比較し、全体の性能は約 2(=√4)倍に向上します。


MDS 方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、 従来の⊿Σ型 D/A コンバーターで改善の難しかった出力信号にまとわりつく微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。


 DP-550 で採用した『MDS+方式』は次の図のように、MDS 方式における D/A コンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換する『I-V』(電流-電圧)変換回路の動作を改良し、さらに電流加算と電圧加算を組み合わせて、電流加算部の負担を軽くした回路方式です。



 この改良によって回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と 品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。 

 ディジタル・オーディオ・インターフェース IC に、AK4118(旭化成エレクトロニクス社製) を搭載しました。
この IC に搭載された高精度 PLL 回路は、ジッター量を大幅に削減したマスタークロックを生成し、DAC の変換精度を大幅に改善します。
AK4118 は、24 ビットまでのディジタル信号を復調できますので、いかなる入力に対しても、『MDS+方式』の能力を余すことなく発揮します。


 様々な情報を表示するディスプレイ部に視認性に優れた『7 セグメント』LED ディスプレイを採用し、曲番や演奏経過時間はもちろん、外部入力や SA-CD/CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。


本機では正確で音質劣化の少ないディジタル方式のレベル・コントロールを D/A コンバーター内部で行なうことにより雑音の発生を防ぎ、最大-80dB まで 1dB ステップのレベル調整を可能にしました。


 D/A コンバーター出力の高周波領域には、必ずイメージ・ノイズが発生します。本機のような広帯域システムでも、超高域のイメージ・ノイズは除去しなければなりません。

そのために、アナログ・フィルターが必要になります。

 本機のフィルター回路は、通過域の周波数特性が極めてフラットな 5 次のバターワース型アナログ・フィルターを搭載、ライン/バランス回路の動作時の干渉を防ぐため完全独立で構成した、理想的な LPF(Low Pass Filter)を採用しました。


さらにバランス出力の場合は、バランス合成回路とフィルター回路を、D/A コンバーターの出力からバランスのまま直接一段で構成しています。この構成が《+-》対称型になっているため、入・出力インピーダンスの《+-》も等しくなり、『MDS+出力』を理想的な形でバランス伝送することができます。

このフィルター回路は、カットオフ周波数の最適化とフラットな通過域特性により、厳選された素子と相まって、優れた音楽再生を可能にしました。


本機の高性能プロセッサー部を活用し、他のディジタル機器を高音質再生できる、ディジタル入力端子を装備しています。


同軸ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD、FM チューナーT-1100 など)を接続できます。

光ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD などを接続できます。 

PC(パーソナルコンピューター)と接続して PC にダウンロードした高品位(ハイレゾリューション)音源を高音質再生ができる USB 端子を装備しています。 

外部入力や SA-CD/CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。 


 USB 端子(タイプ B)と PC(パーソナル・コンピューター)を USB ケーブル(タイプB コネクター付)で接続します。 

PC にダウンロードした、192kHz/24bit までのハイレゾリューション・データの高品位音楽再生が可能。 

USB 端子を使用する場合、ご使用のPC に応じて、本機に付属している《CD-ROM:USB ユーティリティ CD》をインストールしてください。 

USB での音楽データの再生は、PC 上の OS や音楽再生ソフトウェアに依存します。 


 DP-550 の入力を外部機器接続に切り替えても、本機の SA-CD/CD トランスポート動作は 継続しています。
『トランスポート出力端子』と『ディジタル入力端子』の間に DG-48 をHS-LINK ケーブルで接続すれば、SA-CD/CD 信号をディジタルのままで音場補正が可能になります。 

 アナログ出力端子は、バランス用 XLR タイプとライン用 RCA タイプ・コネクターの 2 系統を装備しています。
バランス出力は、伝送途中の外来雑音によって誘発されたノイズを打消して音質の劣化を防止、ノイズフリーの高音質再生が可能です。 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス出力を設けました。バランス伝送の原理は、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。
この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされてしまいます。 

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。
バランス接続によりこの妨害から解放され、良質な信号伝送が可能になります。 また、本機はリアパネル側に、『バランス出力の位相切替スイッチ』を装備しています。工場出荷時の設定は《③番:(+) 》ですが、バランス接続する機器によっては位相が逆になり、合わせた方が好ましい場合があります。このような場合は、スイッチを《②番:(+) 》側に切り替えてください。尚、アキュフェーズ製品(一部プロ機器を除く)と接続する場合は、全て《③番:(+) 》ですから切り替えの必要はありません。


インシュレーターには、鋳鉄に特殊な熱処理を施すことで結晶構造を変化させて硬度をアップ、振動減衰特性の優れたハイカーボン鋳鉄を採用しました。
これにより外部からの振動を遮断し、高い制振性と静粛性を確保、微小信号への影響を防いでいます。


 本体の基本操作機能以外に、多くの機能を装備したリモート・コマンダーを付属しています。
外部機器の入力セレクター、レベル・コントロール、リピート演奏など多彩な機能を満載しています。

 外部ディジタル入力を持つ多機能な SA-CD/CD プレーヤーでありながら、複雑なボタン操作を排除、優美で洗練されたデザインに仕上げました。


 HS-LINK は、最新のディジタル伝送技術を応用した、アキュフェーズ独自の『超高品質ディジタル・オーディオ・インターフェース』です。
著作権保護のため送・受信の相互認証を行いながら、LVDS 方式により専用 HS-LINK ケーブル 1 本で、ディジタル・オーディオ・データの超高品位伝送が可能です。


SA-CD のディジタル信号および従来からのディジタル・オーディオ信号(CD、MD、CD-R など)の伝送が可能


サンプリング周波数 32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz

 (各 16~24bit 2ch PCM)

 176.4kHz、192kHz(各 24bit 2ch PCM)

 2.8224MHz (1bit 2ch DSD) 

伝送レート:400Mbps 以上(理論限界 1923 Mbps) 

伝送信号形式:低電圧バランス伝送の LVDS 
(Low Voltage Differential Signaling:TIA/EIA-644)


送・受信クロックは完全同期型


送信と受信が同時に行える完全双方向伝送


送・受信の相互認証により万全のセキュリティ


伝送ケーブル:

シールド付ツイスト・ペアー8 芯 OFC ケーブル(TIA/EIA-568A CAT.5 相当) 

DP-550 は、SA-CD/CD トランスポート部を活用できるトランスポート出力端子とディジ 
タル・プロセッサーを活用できるディジタル入力端子をそれぞれ独立して装備しています。 
この間に、ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続すれば、本機の SA-CD/CD 信号のデ 
ィジタル領域での音場補正が可能になります。 

11/30追記
DP-550は当店でも好調にご予約を承っており、
本日、初回生産分は予約完売となったそうです。

第2ロットは1月中旬~となります。


12/11 追記

 DP-550 がきました。

CDの音は非常に透明度があり、切れ込んで、パワフルでもあり、立体的です。



DSDディスクも再生してみました。

リモコンの「TIME」を何回か押すと・・表示がでました! 

DSDのサンプリング周波数 2.8224MHz!


この機はプロトですので、今日また持って帰られてしまいます。

12/22
年越し企画 アキュフェーズ 新製品 DP-550 集中試聴中! ~1/8
始まりました。 

是非、ご試聴ください。

*アキュフェーズ2009~   *クロック    アキュフェーズ総合カタログ
アキュフェーズ~2008   Accuphase 2009~記事    

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 C-2420 発表

new プリアンプ  C-2420 発表

11月末発売  メーカー希望価格 748,000円 税別680,000円

10/23に製品が来ますので、改めてご紹介したいと思います。


プリアンプ C-2420

上位機種C-2820の特徴、パフォーマンスをそのままに コストダウン!

PRE出力の表示メーターが前面にはっきり表示されますが、音楽に集中したい方は2段階で無表示にも出来ます。

その後、リモコンもしくはボリュームで音量を可変したときにだけ、数秒表示されて、また無点灯に戻ります。



以下 アキュフェーズ新製品資料より

今回ご案内いたします新製品 『プレシジョン・ステレオ・コントロールセンターC-2420』は、
アキュフェーズの研ぎ澄まされた感性と C-3800 および C-2820 で開発された技術を導入することにより、 
C-2420 全回路の完成度を高めてフルモデル・チェンジしました。

先進技術の導入により、フラッグシップに迫る性能と音質を目指した自信作で、プリアンプの新時代を築き上げてまいります。 

 2002 年に発売したプリアンプ C-2800 は、アナログ・プリアンプの概念を根本から変えた 
革新的技術:『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』を初めて搭載、それ以後アキュフェーズは、AAVA 技術を常に進化させ磨き上げてまいりました。AAVA は、あくまで純粋なアナログ処理によるボリューム・コントロールです。

従来の可変抵抗器を追放することにより、
①圧倒的な高 SN 比 ②超低ひずみ率 ③音量調整による周波数特性の変化や音質変化が少ない ④左右の音量誤差(連動誤差)が極小 ⑤左右のクロストークが 極小 などボリューム・コントロールの性能・音質上の諸問題を解決し、今までのボリューム概念を一変させました。



さらに重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部品類で構成されているため、機械的摩耗がなく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。
そして、パネル面のボリューム・ノブを回して(音量ボリューム値)その位置を検出しますので、通常のアンプと同一感覚で操作できます。

今回 C-2420 ではボリューム・ノブに直結した音量検出機構に C-2820 と同じアルミブロックから切削加工した高剛性・高精度の《ボリュームセンサー》を搭載し、操作フィーリングや精度の大幅な向上を図りました。 


 C-2420 はトランス、フィルター・コンデンサーなど電源部を左右独立構成、さらにライン入力、バランス出力、AAVA などの回路を構成しているユニット・アンプ群を左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置、しっかりと固定しました。



このモノ・コンストラクションにより、チャンネル間の電気的・物理的干渉を防止しています。

本機の大部分は《ボリュームと一体化したラインアンプ》が占めていますが、プリアンプとして多くの機能を搭載、高音質設計のトーンコントロールを初めコンペンセーターやサブソニック・フィルター 
などの音質調整機能、レコーダー機能も備えています。



入・出力端子に直結し最短距離で信号切り替えができるロジック・リレーコントロール、接続を変えることなく簡単に他のプリアンプを活用することができる『EXT PRE』機能、外装にアルミ押し出し材を使用したリモート・コマンダーも付属しています。 

さらに、別売フォノイコライザー・ユニット AD-2820 をフルに活用できる機能スイッチ をサブパネル内に装備し、リアパネル側のオプション・スロットに挿入することにより、 
MC/MM あらゆるカートリッジに対応したアナログ・レコードの再生が可能となります。 


 本機のデザインは、左右に入力セレクターと音量ボリューム・ノブを設け、ファンクションのほとんどをヒンジド・パネルに収納、ゴールド調のパネルフェースを基調にしています。 

またサイドパネル面は本木目で仕上げ、優美で暖かい雰囲気を醸し出しています。

アナログ高級プリアンプとして、全素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求した C-2420 は、いきいきと潤いに満ちた深い表現力で音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。 

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………

プリアンプの主な機能は入力の選択と音量調節です。この中で音量調整機能は性能と音質を左右する最も重要な部分です。
一般的に音量調節は可変抵抗器を使用して、その機械的回転と接触により抵抗値を変化させて音の大きさを調節しますが、本機に搭載している 『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』は、アキュフェーズの特許技術で全 く新しい概念のボリューム・コントロール方式です。
音楽信号が可変抵抗器を通らないため、インピーダンス変化の影響を受けません。
これにより、高 SN 比、低ひずみ率で、音質変化もほとんどなく音量を変えることができます。

AAVA は、入力した音楽信号を《V-I(電圧-電流)変換アンプ》で、《1/2、1/22、・・、1/215、1/216》の『16 種類の重み付けされた電流』に変換します。
16 種類の電流は、それぞれ 16 個の電流スイッチによって ON/OFF、その組み合わせで音量が決まります。
切換制御は、心臓部である CPU(マイクロ・プロセッサー)によってコントロールされます。
これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。

さらに終段で、合成電流を《I-V(電流-電圧)変換器》によって電圧に戻します。
このように、内部は電流モードで動作しますので、電流スイッチの ON 抵抗による影響をほとんど受けません。

16 種類の電流に変換する《V-I 変換アンプ》は、増幅度の高い 1/2 と 1/22のアンプはそれぞれパラレル構成で、合計 18 個としています。
これにより非常に低雑音の電流源を作り出すことができ、一層の高 S/N 化を図っています。 

AAVA は、増幅器とボリューム調整とが一体化した新しい概念の電子回路で、音楽信号にとって大変シンプルな構成になっています。
このため、性能や音質の経年変化による劣化が少なく、長期に亘って高信頼性を保持します。 

AAVA は、音楽信号を『電圧→電流』に変換、電流をスイッチで切り替えてゲインをコントロール、再び『電流→電圧』に変換する純粋なアナログ処理です。
電流スイッチの切り替えは、CPU(マイクロ・プロセッサー)でタイミングや組み合わせを精密に行います。

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。



AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでもボリュームを絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。 
AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わせが可能です。

 
実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲインを選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

パネル面のボリューム・ノブを回して音量レベルのポジションを検出、この信号が CPUに伝達され、ノブ位置に相当する音量になるように CPU がコントロールして電流スイッチを切り替え、AAVA のゲインを選択します。
この自社開発による『ボリュームセンサー機構』は、アルミブロックから削り出して超精密かつ重量級に仕上げ、ノブ回転時の質感・フィーリングを極め、より緻密な位置検出と滑らかで重厚な操作フィーリングを実現しています。
また、内部はモーターによる電動機構を設け、リモート・コントロールが可能です。

可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、 微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもほとんど発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。

左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。

AAVA は、入力から出力までのプリアンプ全体の増幅度(ゲイン)をボリューム・ノブの回転により、正確に変化させることができ、その数値(dB)をパネル中央部のディスプレイ部に表示します。

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しています。
これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。
これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接点抵抗・高耐久性の極めて質の高いものです。

C-2420 内部では入力信号と出力信号は同相ですが、接続する入力や出力機器によっては 位相を逆にしたいことがあります。
このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を変えることができ、さらに入力セレクター、レコーダーなど全ての入力ポジションに対応し、入力端子毎に位相の設定が可能です。『INV』LED の《点灯(逆相)/消灯(正相)》で確認できます。
特にバランス接続の場合、入・出力の接続コネクターの極性に合わせて簡単に設定することができます。

当社のプリアンプの標準利得は 18dB ですが、本機は全体の利得を《12dB、18dB、24dB》 の 3 種類から選択することができます。
フロントパネルに切替スイッチを用意していますから、スピーカーの能率等を含めて再生系のトータル・ゲインを整え、ユーザーのニーズに合わせた最適なゲインを選択してお使いいただけます。

本機の主なアンプ回路は、入力バッファー、AAVA、バランス出力、ヘッドフォーンアンプなどの左右合計 6 ユニット・アンプ群で構成されています。
各ユニット・アンプは、ガラス基材のマザーボード上に、左右完全に独立構成で配置しました。
これらのユニット・アンプは、相互干渉しないようにスチールと 8mm 厚の硬質アルミによるフレーム構造によりしっかり保持され、電気的干渉、物理的振動を抑制しています。

電源部にも贅を尽くしました。
電源回路はエネルギー源と同時に、ここから供給される負荷電流も音質に大きな影響を与え、電源の質も非常に重要になります。
本機は、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、10,000μF の大容量・高音質タイプを 4 個搭載、電源トランスともに左右を独立させたモノ・コンストラクションで余裕ある強力な電源部を構成しています。
同時に内部の構造・配置的にも左右チャンネルを分離、更に全ユニット・アンプに広帯域低インピーダンス電源を搭載し、アンプ間の相互干渉を徹底的に防止し、電気的特性や音質の向上を可能にしました。 


プログラム・ソースのエネルギーバランスは千差万別であり、スピーカー・システム、リスニング・ルームによっても大きくバランスが変わりますが、いつも自分の好みのエネルギー・バランスに整えて鑑賞したいものです。 
本機は、本格的なグラフィック・イコライザーに使用される加算型アクティブ・フィルター方式 のトーン・コントロールを搭載しました。 



この原理は右図の通りで、本来のフラット信号はストレートに通過し、必要に応じて F1、F2 で特性を作り、フラットな信号から増減させる方式で音質的に大変優れています。さらに低インピーダンス化し、低雑音化を図りました。

ヘッドフォーンもリスニングの重要なファクターです。
本機は、パワートランジスタを終段に使用した、本格的なヘッドフォーン専用のアンプを設け音質に配慮し、ボリュームでヘッドフォーン出力を可変することができます。また、ヘッドフォーンの感度にあわせて、ヘッドフォーン出力レベルを 2 段階(HIGH:基準に対して +10dB)に切り替えるスイッチ 
を装備、ボリュームの使用位置を使い易くしています。 
 

レコーダーを接続し、録音・再生ができるように『レコーダー・ボタン』、『モノ/ステレオ切り替えボタン』、表示の消灯ができる『ディスプレイ ON/OFF ボタン』を装備しています。 
 

音質調整機能として、小音量時の量感不足を補うため、低音の量感を増す『コンペンセーター』
を装備しました。 
 

さらに、音質を劣化させずに有害な超低域ノイズをカ ッ ト す る 、
本 格 的 な10Hz(-18dB/octave)の特性を持つサブソニック・フィルターを設けました。
アナログ・ディスクにソリがある場合には有効な機能です。 
 

OUTPUTS スイッチで『EXT PRE』ポジションに切り替えて、接続ケーブルを変えることなく、他のプリアンプなどを活用することができます。
例えばホームシアターなどの場合、外部プロセッサーのフロント L/R の出力を接続しておけば、本機をパスして直接パワーアンプに入力することが可能です。 

プログラムソースの多様化に備えて、多くの入・出力端子を装備しました。入力は RCAフォノジャックが 8 系統(CD、TUNER、LINE 3 系統、レコーダー、そしてオプションの アナログ・ディスク 2 系統)、それにバランス入力が CD およびラインの計 2 系統と豊富です。出力は、RCA ラインとバランスをそれぞれ 2 系統とレコーダーの合計 5 系統を備えています。 

正面パネルは、アキュフェーズの伝統であるシャンペンゴールド色のアルミにヘアラインを施し、サイドパネル面は、上品な本木目仕上げとしました。精緻で優美な雰囲気を醸し出し、リスニングルームの雰囲気を一段と引き立てます。

C-2420 は、CD などのライン専用構成です。
貴重なアナログ・レコードの再生には、C-2820と共通に使用できる、フォノイコライザー・ユニット AD-2820 をリアパネル側に増設することにより、レコード再生が可能となります。

AD-2820 は、プリント基板に《ガラス布フッ素樹脂基材》を採用し、頑丈なアルミケースに収納、外部からの影響を極小に押さえています。
入力端子と増幅回路を最短距離で接続し、極限の SN 比を実現しています。本体との接続は信頼性の高い DIN 規格のコネクターを採用しています。

右図がサーキット・ダイアグラムで、内部回路がバランス構成になっているのが大きな特徴です。MC/MM それぞれのカートリッジにマッチした専用入力回路を備え、あらゆるカートリッジに対して最も優れた性能を発揮するように考慮されています。MM 入力時はカートリッジの高出力インピーダンスに整合させるため、低雑音のFET(Q1, Q2, Q3, Q4,Q5, Q6)で構成しました。



一方 MC 入力時は、微小信号を低インピーダンスで受けるため、低雑音バイポーラ・トランジスター(Q7~Q10)による差動入力回路を構成、NFB ループの低インピーダンス化を図ることにより、雑音の少ない再生を可能にしました。

 MC の入力インピーダンスは『10/30/100/300Ω』の 4 種類を選択可能で、MM は 47kΩ固定です。また、利得もカートリッジの出力に合わせて MC では『60dB、70dB』を、MMは『30dB、40dB』を選択できます。
これらファンクションの切り替えは、フロントパネル面で行います。従って、操作フィーリングはフォノイコライザーを内蔵したプリアンプと全く変りありません。 

 《C-290V/ C-290 で使用した AD-290V/ AD-290》や《C-2810/ C-2800/C-2410/C-2400で使用した AD-2810/ AD-2800》とも互換性があり、そのまま C-2420 に使用することができます。

 但し、MC 入力インピーダンス:300Ωポジションは、旧製品にはその機能がないため動作しません。さらに『AD ゲイン切り替え』はノブの表示と異なり、MC:『62dB、68dB』、MM:『30dB、36dB』となります。 

また AD-2820 は、C-2820/C-2810/C-2800/C-2410/C-2400/C-290V/C-290 にも使用することができます。

但し、C-2820 以外は MC 入力インピーダンス:300Ωポジションは、それら製品のパネル面にポジション表示がないため使用できません。
さらに『AD ゲイン切り替え』はノブの表示と異なり、MC:『60dB、70dB』、MM:『30dB、40dB』となります。

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

ボブ・ジェームス クリスタル CD発売

ボブ・ジェームス「アローン」 クリスタルCD発売!

   メーカー希望価格  52,380円 税込み (税抜き47,619円)      

 

10/13~エピソード1


クリスタルCD試聴盤が当店に届きました! 

聴いていただいています。 

お馴染みのお客様に、

「これが音の良い5万円のガラスCDソフトですよ・・」とCDソフトを手渡しすると、

「へえー」といいながら、ガラス面を指で叩いてみて

「カーン カーン」と

本当だ!いい音がする・・

(そっちじゃないでしょう・・ 一応、心の中でつっこんでおきました。 )

 

10/15追記:エピソード2

クリスタルCD!お馴染み様から注文が入りました!

アキュフェーズ スーパーCDプレーヤーDP-900、DC-901のオーナーの方です。

当方でご紹介しておいて、こんなことを書くのは怒られますが、

ご注文いただいたのはちょっとびっくり!

最初に発売された頃のクリスタルCD一枚 20万円(カラヤン)よりは安くなったね・・ 

という声も少なからずありました。

音は本当に良いですよね。


同じように本日、

アキュフェーズスーパーCDプレーヤーDP-900、DC-901をご注文くださった

もう一方のお馴染み様 (アキュフェーズ900シリーズは今月は調子よく2セット注文がありました・・(^^♪)

その方にもクリスタルCDを聴いていただきました。

上記のクリスタルCDご注文の方もDP-900、DC-901のオーナー様です。

共通項があるということで・・


ESOTERIC K-03のトレイに

セットして置くとき 「ガチャ」と うすい花瓶を置いたような重量級の音がします。

・・・
「高音質と、演奏には感心した

でも一枚のソフトに5万円かけるのだったら、15枚色々な物を買うよ・・」と、

けんもほろろでした。 

二つ目のどじょうを期待してのデモンストレーションでしたが

やはり、みなさんそれぞれです。 (笑)

 

 *MarkLevinson *アキュフェーズ2009~

JBLハーマンインターナショナル

アキュフェーズ~2008

 Accuphase 2009~記事

 *ESOTERIC

 

Accuphase A-200、PS-1220試聴会盛況でした

9月に入って朝晩は少し涼しくなって来ました。
オーディオを楽しむのには良い季節の到来を感じます。

昨日、今日と開催をしました”Accuphase40周年記念モデル試聴会”ですが2日間とも大変盛況のうちに終了しました。
いつもながらアキュフェーズの試聴会は多くの皆様にご参加頂き賑わいます。
つい先ほどまで熱心に試聴されている方もおられました。

ご参加頂きました皆様有難うございました。


 

先日の写真から、ヴォイシングイコライザー「DG-48」(左下)と、クリーン電源「PS-1220」(奥)2個が追加されています。

写真は「A-200」に採用されているパーツを手に熱心に、そしてすごく丁寧に説明をして頂いた技術部の大貫氏です。

40周年記念モデル4機種から奏でられる音は、もちろん素晴らしいの一言ですが、クリーン電源「PS-1220」の効果に多くの方がビックリされていました。

下の写真は「PS-1220」のメーターですが、左は「A-200」を2台接続で右は1台のみの接続です。

    


 

ご覧のように「A-200」を2台接続するとメーターが1200VAまで振りきれてしまいます。
「A-200」恐るべし と言った感じです。

「A-200」をペアで使う場合は「PS-1220」もペア(2台)必要のようですね。

9日()まで聴けますので興味のある方はお問い合わせ下さい。

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
*クリーン電源   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ